上官殿!
今週も引き続き、中国地方における偵察活動報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!
■報告まとめと予定
移動日+京都編(宇治市内 聖地巡礼)
岡山編(鷲羽山~倉敷美観地区~岡山市内~美咲町)
鳥取編 ←今回
島根編
広島編 前編
広島編 後編
3日目 【8月12日(土)】
《鳥取自動車道》
岡山県での偵察活動を終え、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」は
鳥取自動車道を北上し、
鳥取県への侵入に成功!
鳥取ICにて下道に降り、鳥取市街へと向かう。
時間はちょうどお昼どきという事もあり、最初に向かったのはこちら。
《鳥取港海鮮市場 かろいち》
賀露港に隣接し、獲れたての新鮮な魚介類が手に入る鳥取市民の台所。
非常に活気があります。
この市場には、海鮮料理や軽食のお店もアリ。
ただしワタクシ二等兵はお店には入らず、主に貝類や甲殻類などを取り扱っているお店が作った、甘えび丼を購入。
え!?
何ですかこれはぁぁぁ!?
ぷりっぷりの鮮度の高い海老なのに、1~2回噛むだけで簡単に身がほぐれ、そして溶けていく。
にも関わらず海老の甘みはしっかりと感じられ、醤油と上手く絡んでご飯も進む。
量は決して多くないが、それを十二分にカバーするお味でした!
満足したワタクシ二等兵、ここからほど近い場所にある駐車場に移動。
お腹が満足したら、次はやっぱり皆さんご存じの「スナバ」で一息入れよう!
・・・・・・・・・・
ん?
スナバ?? スタバじゃなく???
《鳥取砂丘》
とにかく見渡す限りの砂!
そんな事は当たり前なのですが、何か感動。
ちなみに海岸線までは、結構距離があります。
特に真夏日であったこの日、太陽光の照り返しもあり、大汗かきながらヒイヒイ歩いて行きました。
その先にある、目が覚めるような青い海。
まるで砂漠のような風景の向こうに見える、真っ青な海。
砂丘自体の風景にも感嘆しましたが、砂と海とのコントラストの方がワタクシ二等兵には印象的な、鳥取砂丘でした。
「スナバ」の偵察を終えた、ワタクシ二等兵。(一息はつけなかった、むしろ疲れた)
今度は鳥取県の西端、米子方面へと移動して行きます。
近くには
山陰道(無料)も並走しており、ほとんどのクルマがそちらへと進むのですが、そちらは山の中を走っており、眺望は望めない。
という訳でワタクシ二等兵と乙三三式車両改は、迷うことなく海沿いを走る
国道9号を選択。
《国道9号》
海沿いの快走路。
山の中を走る
山陰道にクルマが流れているせいか、ひとケタ国道にしては交通量も少なめです。
途中、海沿いのコンビニにて休憩。
今度こそコーヒーを飲みながら一息ついていると、軽トラを駆る現地方面隊の隊員(オッチャン)から話し掛けられる。
「(乙三三式車両改を見ながら)兄ちゃん横浜から来たのかい!これからどこ行くの?」
「米子方面に行く予定であります!(`Д´)ゞ ビシッ!」
「そうかい。この先ほとんどの車が山陰道に進むけど、そのまま(国道9号を)直進しな! そうすると展望台があって、良い景色だよ!! 砂丘まで見えるしよ!!!」
と言い残し、現地方面隊の隊員は颯爽と軽トラに乗り込み、走り去って行った。
せっかくいただいた地元民からのアドバイス、行ってみよう!
《魚見台》
言われなかったら間違いなく通り過ぎているくらいの、小さな展望地です。
ただし、ここから見える景色は、間違いなく”絶景”。
そして特筆すべきは、その美しい海の色。
これだけ鮮やかだと、○○ブルーとかの名前が付いていても全くおかしくない。
そして現地方面隊の隊員が言っていた通り、鳥取砂丘も遠くに見える。
期せずして、素晴らしい偵察活動を行う事が出来た。
オッチャン、ありがとう!!!
再び
国道9号を西へ。
ちょうど現地のFMラジオで、mihimaru GTの "気分上々↑↑” が流れ始め、ワタクシ二等兵も、更に気分上々↑↑↑↑↑↑
途中でふと、カーナビで何となく見覚えのある施設名称を目にする。
通過しても良かったが、頻繁に来れる場所でもないので、念のため偵察活動実施。
そしてその施設を見た瞬間、名称に見覚えがあった理由が判明。
《御来屋駅(みくりやえき)》
駅舎は何と、山陰本線が開通した1902年(明治35年)当時、120年以上前のものを、現在も使用。
当然ながら山陰地方最古の駅舎で、登録有形文化財になっています。
またアンティークな駅舎内にある荷置き台・荷物運賃表などは、開通当時のものがそのまま残っています。
上官殿!
やはりこういった ”寄り道偵察活動” が、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の持ち味。
決して計画性が無い訳ではありませんぞぉぉぉぉー!!(心の声)
声に出来ない心の叫びはさておき、再び
国道9号を西進。
この交差点を右折して、境港方面へと進みます。
《境港駅》
JR境線の終着駅です。
ここ境港は、漫画家
水木しげる先生が育った地であり、駅前には先生の代表作「
ゲゲゲの鬼太郎」の大きな看板や、
モニュメントが設置されています。
またちょうど入線して来た境線で運行されている電車も、ゲゲゲの鬼太郎コラボ車両。
猫娘を見ると、2~3代前のデザインのようです。
ちなみに現在の猫娘のデザイン。
性格もツンデレ設定となり、まさにラノベヒロイン。 フィギュアも発売されています。
近くには水木しげる先生にまつわる施設が数多く存在するので、今回はその代表的な場所を偵察します。
その途中にある公衆トイレのサイン、カワイイ。
《水木しげるロード》
鳥取砂丘と並ぶ県の二大観光地ですが、実はこの名前、商店街の呼び名です。
端(境港駅)から端(水木しげる記念館)までは800mと、地方都市の商店街としては、かなり長い。
その入口の一番目立つ所にいるのは、当然この方。
今年はちょうど、水木しげるロード誕生30周年との事で、夕方にも関わらず多くの人で賑わっています。
そんな中、道のど真ん中にデッカイ鳥さんが!
とは言え人間には全く近寄って来ないので、どう見ても人馴れしている感じではない。これも妖怪の仕業?
これにて鳥取編は終了。
次回は山陰地方のもう一つの偵察地、島根編となります!
(つづく)