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さとちん@のブログ一覧

2023年09月16日 イイね!

中国地方偵察活動 広島編(後編)

上官殿!

過去5回に亘り行って来ました、中国地方における偵察活動。
ついに最終報告となります!!! (`Д´)ゞ ビシッ!

■報告まとめと予定
移動日+京都編(宇治市内 聖地巡礼)
岡山編(鷲羽山~倉敷美観地区~岡山市内~美咲町)
鳥取編(鳥取砂丘~魚見台~境港市内)
島根編(中海堤防道路~宍道湖~ベタ踏み坂)
広島編(前編)(大久野島)
広島編(後編)←今回






5日目 8月14日(月)
《国道185号》
三原駅近くにて夜営(=宿泊)したワタクシ二等兵。
国道185号を東に進みます。


20分ほど走り、今回の中国地方偵察活動、最終目的地に到着。




《尾道市 山手地区》
”文学の街” ”映画の街” などの別称を持つ都市ですが、今回は ”坂の街” としての尾道の偵察活動を行います。

山と海に挟まれた狭い土地に、国道2号山陰本線が走っており、その山陰本線を横切る踏切は、住宅へ上がるための階段へと続いている。
その斜度もかなり急で、驚くばかりです。


線路沿いを少し歩き、何となく良さげな?場所から、”坂の街”への潜入開始!


おっ!何かいい感じだぞ!!


突然視界が開け、何と交差点登場。
どの方向に進んでも階段ですが、さてどちらに進もう?


ここで今回の偵察活動のコンセプト。
それは・・・



「楽しく迷子になる」



この地区の特徴である、迷路のように入り組んだ路地。


それを思うがままに歩き、


先が分からない状態でどんな風景に出会えるか、ワクワクしながら進行するというもの。


一見無謀な作戦にも見えますが、それでも全く問題なし!
入り組んだ路地や坂道には無数の魅力的なポイントがあり、シャッターチャンスに困ることはありません。


そして坂を上って振り返ると、映画やCMなどで使われそうな風景が拡がる。



このまま上ってもいいが、ひねくれ者のワタクシ二等兵、直ぐに脇道へと侵入。


これが功を奏し、素晴らしい眺望に出会える事になります。



《天寧寺 三重塔》


国の重要指定文化財に指定されている三重塔と、海、尾道大橋の3つを同時に撮ることができました。
ちなみにこの天寧寺までは結構上る事になるので、このあたりで美しい景色を見ながら休憩してみるといいかもしれません。

ワタクシ二等兵もここでひと休憩の後、三重塔の裏を通る細道を下ります。
すると道の真ん中にどーん!と居座る、にゃんこ登場。


(。´・ω・)ん?
何か看板に書いてあるぞ??



《猫の細道》


その名の通り野良猫が多く住み着いており、猫のアートも楽しめることから、猫好きの間で人気のスポットとなっている場所。

・・・と言うのは後で知ったので、にゃんこが細道の入口に居てくれなかったら、通り過ぎていたかも。
にゃんこ、ありがとう!
ちなみに撮影しても触っても、全く逃げない子でした (○´д`○) カワイイ


にゃんこに感謝しつつ、猫の細道へと突入開始。


もともと、絵師であり芸術家の園山春二氏が生み出した「福石猫」をこの路地に置き始めたことが猫の細道のきっかけで、路地にはアートっぽい雰囲気も漂う。


その「福石猫
まんまる石に猫の顔が描かれていて、ひとつひとつ顔が違っているらしい。


また近隣にはカフェや美術館などがあります。
こちらは「梟(フクロウ)の館


溢れ出るジブリ感。
この外観にグッとくる人は、店内もささるハズ。
梟のコレクションが、ところ狭しと飾られてます(店内撮影禁止)



猫の細道を後にし、更に偵察を進めます。
観光地化されていない住宅地へと入るため、ワタクシ二等兵は右側の路地を選択。


すると再び・・・



にゃんこ登場!


やはり道の上にどーん!と居座り、撮影しても触っても全く逃げない (○´д`○) カワイイ


にゃんこを一通り愛でて満足。
結構急な下りの細道を進行していきます。


すると、思わずビックリの光景が!






郵便配達MEN登場!


当たり前!と言えばその通りの日常風景なのだが、何せこの細道。その上に急坂。
ご苦労様です!! (`Д´)ゞ ビシッ!




《ネコノテパン工場》
日本で一番小さなパン屋さん
左側に見える一軒家のような建物で、人ひとりが入れるぐらいのこじんまりとしたサイズが可愛らしいお店です。


パンもどれも小さめサイズで、これなら色々な種類が食べられそう。
会計をする際店員さんが「この袋みると猫ちゃん飛びついてきちゃうので気を付けてください」とおっしゃってました。


上官殿への献上品(=お土産)として、アーモンドクロワッサン(左)とクルミ練乳クリームバゲット(右)を購入。


本当にどのパンもやさしい甘さと、香ばしい小麦の香りでとても美味しそう。
特に急な坂を上り下りした後の疲れた体には、ぴったりではないでしょうか。



さて、ネコノテパン工場を後にすると、そろそろこの中国地方偵察の活動限界時間を迎えようとしている。


と言うのも先月8月のお盆時期、西日本には偵察当時は強い勢力をもつ台風7号が接近。
実際にこの翌日の8月15日には、土砂崩れや停電・交通機関の運休など、多くの被害をもたらしています。

我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」も上官殿と相談の上、8月14日午前には偵察活動を終了する予定になっており、まだまだ「楽しく迷子になる」を続けたいが、さすがにやむを得ない。
これにて、尾道市 山手地区の偵察活動を終える事にした。


ただ帰る前に、もう一カ所だけ・・・



《尾道ラーメン 一(はじめ)》


ここ尾道には行列のできる有名店・老舗ラーメン店が複数あり、ワタクシ二等兵が訪れたのは11時台だったが、既に20人以上の長い行列が。
このお店は昨年オープンした新店のようで、ワタクシ二等兵が進入した時点での待ちは数組。

これは偵察せねば!
スタンダードな尾道ラーメンを注文。


硬めに茹でた平麺と、しっかり味がするのにくどくないスープ。
メンマは長い一本で、穂先と根本の両方の食感が味わえるのが良き。
背脂はやや少なめかもしれませんが、粒が大きく存在感はあります。
結局スープまで、全部いただきました。
ごちそうさまです(*^^*)



さて乙三三式車両改に乗り込み、いよいよ広島県、そして中国地方を離れる時がやって来た。

これからの長い帰路に向けて気合を入れ直し、尾道を出発!
前方に「楽しみながら迷子」した山手地区を見ながら、信号を右折し国道2号を岡山方面へ。
と思ったら、乙三三式車両改のフロントガラスに雨粒が!!


そして尾道から10分の所にある福山西ICに到着した時には、既に雨となっていた。
まさにギリギリのタイミングまで偵察を行っていた事になる。


ここから我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地まで、距離721km。時間にして約10時間30分(休憩なしで)

帰路は淡々と進行し、基地に無事到着。
ちなみに、この偵察活動での乙三三式車両改の走行距離は、2,127km。




上官殿!
長かったようで、振り返ってみればあっという間だった中国地方偵察活動。
正直、他にも偵察をしたい場所はあったので、満足かと言われればそういう訳ではございません。
もし次に行く機会があれば、今回訪れる事が叶わなかった偵察地も含めて、再度の機会をお与えいただければ幸いでございます!!

(上官殿)まぁ台風も接近している中では、最善に近い偵察活動が行えなのではないか。

ありがとうございます! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)ところで・・・

・・・・・・?

(上官殿)今回報告を行った数々の上手そうな店には、後で連れて行ってくれるのだろう?

・・・・・・???

(上官殿)二等兵だけが楽しむ訳ではないよな?

え?でも中国地・・・

(上官殿)行・く・よ・な?


(おわり)
Posted at 2023/09/16 23:12:41 | コメント(8) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2023年09月09日 イイね!

中国地方偵察活動 広島編(前編)

上官殿!

今週も引き続き、中国地方における偵察活動報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!

■報告まとめと予定
移動日+京都編(宇治市内 聖地巡礼)
岡山編(鷲羽山~倉敷美観地区~岡山市内~美咲町)
鳥取編(鳥取砂丘~魚見台~境港市内)
島根編(中海堤防道路~宍道湖~ベタ踏み坂)
広島編(前編)←今回
広島編(後編)





4日目 8月13日(日)
《松江自動車道》
いよいよこの旅、じゃないこの偵察活動最後の目的地となる、広島県へ向けて進行開始。
中国地方を縦断するこの松江道は、島根~広島というかなり長い区間が、何と無料という太っ腹!


そしてついに、広島県に侵入成功!


その後、尾道自動車道を経由し、山陽道 本郷ICで下道へ。
目指したのはこちら。



《忠海港》
広島県竹原市にある、地方港湾です。


ここからフェリーに乗って、とある島へと移動します。
その島とは「大久野島」、別名「うさぎの島


面積は0.7㎢・周囲4.3kmという小さな島ですが、そこに生息するうさぎの数は、500羽とも600羽とも言われています。
もふもふ好きにとっては、夢のような場所ですね。


現在は島自体が”休暇村”となっており、宿泊施設やキャンプ場、海水浴場・プール、更には温泉まであるレジャー・レクリエーション島です。

しかしこの島、「うさぎの島」とはもう一つ別名があります。
それは・・・






「地図から消された島」



この島はある時期、本当に日本地図上から姿を消していました。
では一体なぜ、この島は地図上から消されてしまったのか?

それは大日本帝国陸軍が、この島で秘密裏に毒ガスを製造していたからなのです。
1927年(昭和2年)、毒ガスの開発に成功した陸軍は、これを大量生産できる場所を探していました。
そこで万が一事故が起こっても被害が少なく、かつ秘密も守れるという理由からこの島が選ばれました。
当時この島には、民家が7件・10人の島民がいたのですが、何の説明もなく強制退去させられ、この島について口外を禁止したそうです。

そして軍事機密保持のため、大久野島は地図から消される事になります。





《大久野島》
忠海港からフェリーに乗船。
大きな鉄塔が立っているのが、目指す大久野島です。


お盆時期ということもあり、フェリーは乗船率100%以上。
島に着いてからも、多くの観光客が行き交っています。


どうやって偵察を行おうか木陰で考えていると、早速うさぎが近寄って来た! (○´д`○) カワイイ


木陰にも一羽。


↑の黒い子を撮影中も、近づいて来た子がワタクシ二等兵の足を ”はむはむ” している。
ああ~!かわいいんじゃぁーーー!!!

おっと、イカンイカン。
本来の目的を忘れ、うさぎを愛で続けてしまうところだった!

まず最初は、フェリー乗降地からほど近い所にあるこちらを偵察。




《発電場跡》


毒ガス製造工場を中心に、島に点在した各施設に電力を共有していました。


建物へは立入禁止です。


保存のための改修工事は一切行われていないので、いつ崩落してもおかしくありません。ただただ朽ち果てるのを待つ運命・・・
原爆ドームのような戦争遺跡にならないのは残念ですが、いろいろな諸事情があるのでしょう。




《重油タンク跡》
発電場のディーゼル発電機を動かすためのものですが、今は木の中に隠されるように佇んでいます。


撮影していると、うさぎ登場。
\ エサくれ /




《火薬庫跡》
かつては公開されていましたが、2018年の西日本豪雨により損壊。
現在は立ち入り禁止となっています。


撮影していると、またうさぎ登場。
\ エサくれ /


ワタクシ二等兵がしゃがむと、うさぎも近寄って来る。(○´д`○) カワイイ
\ エサくれ /




しばらく進むと、右側に道があるのに気づいた。


案内板も無く、観光のための道ではなさそう。
立ち入り禁止の表示も無いが、結構急な下り坂だ。どうする?


当然、何の迷いもなく突入開始。


しばらく下り続けると、海岸が見えて来た。


キレイな砂浜に到着。
3~4人の足跡があり、ワタクシ二等兵のようなモノ好きが、ここ数日で何人か居たようだ。


砂浜の奥は、つい漂着したゴミに目が行ってしまうが、よく見ると石垣があったり、


井戸があったりと、今は姿も形も無いが、かつては何らかの施設があったと見られる。


案内されている遺跡だけでなく、偵察するべき場所という勘が働けば迷いなく行動する。
これが我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の神髄なのであります!(๑• ̀д•́ )✧ ドヤッ!

意気猛々に下って来た坂を今度は上り、観光路に復帰すると、そこには ”でろーん” とリラックスしまくりの、うさぎ達が・・・


何か一気に疲れた・・・しかし大久野島偵察は、まだ始まったばかり。
歩を進めると、前方に何やら建造物が見えて来た。



《北部砲台跡》


ここには ”12cm速射加農砲” が4門、設置されていました。


軍事施設ということもあり、とにかく綺麗に隙間なく作られています。
今ほど重機や加工機が発達してない当時、製造や運搬の手間を考えると「すごい・・・」と思ってしまう。


こちらは先ほどの施設から少し進んだ所にある、もう一つの北部砲台


”24cm速射加農砲”という、先の施設より大きな砲台が4門設置されていた場所です。


24cm加農砲 ※参考


先ほどの施設(12cm速射加農砲設置)は比較的目立つ場所にあったのに対し、こちら(24cm速射加農砲設置)は山の中に隠れるように建設されている。


また北部砲台には、毒ガスタンクも設置されており、重要拠点だった事が伺えます。(今も残るタンクの台座)


当時の画像もある案内板。


その先にあるトンネルをくぐると・・・




《発電機関舎・地下兵舎跡》


兵舎跡とはなっていますが、一番西にあるこちらは毒ガス工場稼働時代は倉庫として利用され、エチレンガスを作るための、純度の高いエチルアルコールを保管していたとの事。


大久野島を訪れるほとんどが、リゾート・レクリエーション目的でやって来るため、それら施設が集中する島南部と真逆に位置する北部周辺に足を運ぶ人は少ない。

加えてこれから向かおうとしている「中部砲台跡」は、この島で最も高い場所にあり、またアクセスにも時間がかかるため、この日目指す人は皆無。
私と同じタイミングで「発電機関舎・地下兵舎跡」を偵察していたカップルも、中部砲台へと向かう道の入口を見て、引き返していった。


だがしかし!
登山訓練も行っているワタクシ二等兵には、ハイキングコースだ!!

という根拠が有るような無いような自信を胸に、中部砲台跡へと繋がる道を上り始める。


・・・・・・・・・・

・・・・・・・(;´Д`)ハァハァ

・・・・・・・・・・

・・・・・・・ (·:゚д゚:·) ハァハァ

けっこうキツイ・・・
前に見える大久野島のランドマーク、巨大鉄塔付近が頂上です。


途中でひと休み、振り返ってみる。
海に突き出た半島のような所は、かつて「北部監視所」があったところ。


砂浜で海水浴をしているキャッキャウフフ声がここまで聞こえ、ワタクシ二等兵との落差が余計に疲労を感じさせるが、上官殿のお姿と「これは偵察活動、そして訓練である!」と自身に言い聞かせる。

やっと到着。
フェリーから見てもデカイ鉄塔だと思ったが、下から見上げると、とてつもなく高い。


実はこれ、日本で一番高い送電鉄塔らしく、高さは何と226m!
新宿三井ビル(55階)の高さが223.6mなので、数字からもその高さが分かると思います。



《中部砲台跡》


この砲台には、28cm瑠弾砲が6門設置されていました。
現在も、4門の台座跡が残っています。


かつては中部砲台入口にゲートがあり、その横にたて屋があって、監視員や毒ガス工場担当者がいたそうです。


検査工室で働いていた人の証言によると、中部砲台のどこかに1㎡位に毒ガスをまき、土壌がどうなるか実験していた場所があったと言うことですが、その場所は確認できていません。

大久野島で一番の高地だけあって、ここからの眺望はなかなかのモノです。


ちょっと朽ち気味ではあるが、木のベンチがあったため休憩していると、ここでもうさぎ登場。
\ エサくれ /


しばし眺めていると、ぴょこんとワタクシ二等兵の隣にやって来た。
ああ~!かわいいんじゃぁーーー!!!


カワイイうさぎに元気をもらい、行動再開!


島南部のリゾート・レクリエーション施設が集まる区域へと下って行きます。


眼下に見える、リゾート施設。
はしゃぐ声がここまで聞こえてきますが、かつてはこの区域こそが ”毒ガス製造工場” (当時は工室)があった場所です。





《退避壕跡》
偵察する予定は無かったが、偶然発見。
ガイド・地図には載っていませんが、調べたところ従業員のための退避壕らしいです。





《野ざらしタンク跡》
こちらも山の中に、突然姿を見せます。


台座は全部で32個あります。
8個のタンク、全部で400t の毒ガスが貯蔵されていました。


そしてやっと下界に到着。
ちなみにここの広場も、かつて「A2工室」と呼ばれたドイツ式イペリットガス製造工場や、製品倉庫があった場所です。




《休暇島 大久野島》


現在は多数の観光客が出入りするこの場所。
当時は「A3工室」と呼ばれた工場が建ち、そこでは ”死の露” と呼ばれ、強力な毒性を持つルイサイトを製造していました。
作業はかなりの危険を伴うため、ここで働く工員の給与を、6割加給したとの記録があるほど。



《検査工室跡》
毒ガスの濃度含有試験などをしていた場所。




《研究室跡》
毒ガス工場時代に使用されていた建物では、発電場に次ぎ大きなもので、重要な遺跡です。


ここは毒ガス製品の管理や機密書類の保管、さらにはイペリットの試験薬をつくるなど毒ガスの検査などをしており、陸軍造兵廠の研究室も置かれていました。



先ほどの休暇村施設の辺りから急に人が増え始め、それと同調するようにしばらく見かけなかった、うさぎ達も増え始めた。


それば同時に、大久野島での偵察活動の終わりを迎える事を意味する。


木陰でチルっているうさぎを見て、偵察の疲れを癒しつつ、島を離れることにした。





後で知ったのですが、この大久野島で毒ガスが製造されていた事、化学染があった実態はひた隠しにされ、何と1984年に報道がされるまで、ほとんど世間に知られていませんでした。

周囲4kmの小さな土地に、光と影を抱いた大久野島。

学校の教科書では決して語られる事のない事実が、この大久野島にはあるのをこの目で確認した上で、大久野島 偵察活動を終えたいと思います。


(広島編 後編につづく)
Posted at 2023/09/09 23:31:10 | コメント(9) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2023年09月02日 イイね!

中国地方偵察活動 島根編

上官殿!

今週も引き続き、中国地方における偵察活動報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!

■報告まとめと予定
移動日+京都編(宇治市内 聖地巡礼)
岡山編(鷲羽山~倉敷美観地区~岡山市内~美咲町)
鳥取編(鳥取砂丘~魚見台~境港市内)
島根編 ←今回
広島編 前編
広島編 後編






3日目 【8月12日(土)】
《国道431号》
鳥取県境港市での偵察活動を終え、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」は次なる偵察地、島根県へと向かいます。
偵察活動を行った水木しげるロードの近くにある「境水道大橋」を渡る途中で、島根県への侵入に成功!!


中海へと繋がる境水道のすぐ横を走る、走っていて気持ちのよい国道431号を進行します。


その途中で1枚。
対岸にビルが見えますが、あの辺りに境港駅・水木しげるロードがあります。




《中海堤防道路》
正式名称は「島根県道338号 美保関八束松江線
日本で5番目に大きい湖「中海」に浮かぶ島を結んでいるルートです。

しかも島同士を橋で結んでいるのではなく、堤防のように埋め立てをして、その上に道路を通しているのが大きな特徴。


湖面と道路の高さにあまり差がなく、まるで湖の中を道が走っているかのような錯覚に陥る、異世界に繋がるかのような道路です。


↓ナビ画面




《宍道湖》
先ほどの中海の近くにある、日本で7番目に大きい湖。


松江市街から直ぐの所にあり、周囲にはホテルや旅館が立ち並ぶ一大観光地です。
アクセスが良い事もあり、地元民もジョギングや散歩で訪れる人も大変多く・・・



・・・・・・・・・・



カップルも訪れます・・・


泣きそうになるのを我慢し、さぁボッチで夕食だ!( இωஇ )ちくせう



《レストラン西洋軒》
1932年(昭和7年)創業、今年で91年を迎える老舗の洋食屋さんです。


営業終了間近だった為ゆっくりは出来ないが、ワタクシ二等兵が食べたいメニューは既に決まっている。
それは・・・



松江のソウルフード、カツライス!



ご飯にカツを載せてドミグラスソースをかけたもので、ここ西洋軒が発祥の店だそう。
サラダも付いているのが嬉しいです。


ポークカツの肉も厚い!
そしてやっぱドミグラスソースとポークカツの相性の良さ、美味しかったです (*´༥` *)モグモグ







4日目 8月13日(日)
《島根県 松江市》
夜営地(=宿泊地)を出発。今日も連日の快晴、偵察日和!!!
ここを右折し、昨日通ってきた道を戻ります。




《中海堤防道路》
昨日は夕暮れ時でしたが、天気の良い日中に走ると更にいい景色。


走っているだけで、元気をもらえるような気がします。
こういった広い水辺が好きなのは、やはり出身が海なし県民(群馬県)の性なのか・・・


中海に元気をもらって到着した偵察地がコチラ。



《江島大橋》


橋の正式名称よりも、通称名の方が有名です。



通称:ベタ踏み坂



島根側の取り付け部が極端な急勾配に見えることから、ダイハツ タントカスタムのCMに登場して、有名になった場所です。


ただ道路の勾配は、道路構造令により最大12%と定められており、島根側の勾配6.1%は基準の半分、度に換算すると約3度くらいでしかない。


実際に通行してみましたが、乙三三式車両改はもちろん、軽自動車であってもアクセルをそこまで踏み込む必要はないと思われ、人によってはガッカリするかもです。


よくこの橋が、ジェットコースターのような急勾配になっている画像がありますが、これは対岸にある”大根島”から望遠レンズで撮影したもの。
望遠レンズで見たときに起きる、圧縮効果によるものです。
↓こんな感じ


この橋を越えると、再び鳥取県へと侵入。




《国道431号》
偵察済みである境港駅や、水木しげるロードは通過。
昨日通った境水道大橋を渡り、


あっという間に島根県に再侵入。


再び国道431号を、西へ進んで行きます。




《松江市美保関町 下宇部尾公民館付近》
ちょっと気になった風景があったので、いつもの寄り道。


気になったのは小さな港にある、小さな一直線に伸びる堤防。








国道走行時、一瞬目に入っただけの場所なので、観光地でも何でもありません。
ただこうして改めて見ても、すごくフォトジェニックな場所ですね。


こうした風景に思いがけず出会えるのが、(ほぼ)ノープラン 偵察活動の優れた点なのであります! (`Д´)ゞ ビシッ!




その後は松江市街を抜け、


次の偵察地、広島県へと向かうのであります!


(つづく)
Posted at 2023/09/02 23:12:42 | コメント(6) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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