• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

さとちん@のブログ一覧

2023年07月29日 イイね!

廃線偵察活動

上官殿!

5月の大型連休以降、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」活動費用捻出のための仕事が多忙を極め、夜営(=宿泊)での偵察活動すら行えず、出来る範囲での活動を継続して参りました!!

やっとワタクシ二等兵の仕事も落ち着きを見せ始めた為、早速夜営を伴う偵察活動を行いたく、申し出をさせていただきます!!!

(上官殿)まぁ久しぶりだし、よかろう。 どんな偵察を行うつもりだ?

(二等兵)「廃線」であります! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)な・な・な・・・・・・

(二等兵)???

(上官殿)は、「敗戦」だと!!!
き、貴様!我ら大日本帝国が負けるはずが・・・

(二等兵)ち、違います!その敗戦ではございません!! 廃止された鉄道路線の事でございます!!!

(上官殿)ち、違うのか・・・ε= (´▽`;) ホッ



という訳で、久しぶりの夜営(=宿泊)を伴う偵察活動を行うため、早速移動開始。 東名高速道路を西へ進行。


今回廃線探索を行うのは「豊橋鉄道 田口線

田口線は1929年(昭和4年)に開業し、1968年(昭和43年)に廃止。
廃止から50年以上が経過、かつては木材運搬路線として活躍した田口線、その廃線跡を辿ります。






《本長篠駅》
愛知県新城市にある、JR駅です。


現在この駅はJR飯田線のみが発着していますが、かつては豊橋鉄道 田口線の始発駅でした。



駅舎に近いホームが田口線。
手前のホームが、現在も営業中の飯田線です。



かつて引かれていた線路は、既に撤去済み。




駅の北側の道路に移動、向こうには飯田線の架線が見えますね。
ここで飯田線と分岐し、赤矢印の方向に進行。


線路跡は現在、道路に転用されています。
何てことない生活道路で、かつて鉄道路線だった事を偲ばせるような光景は見られません。


ところがしばらく進むと、早速遺構が姿を現します。




《内金トンネル》
そのまま車道として転用された、現役のトンネルです。


トンネルを抜けると、いよいよ山の中へと入って行きます。(赤矢印方面に進行)


愛宕神社の前を通過し、


森の中へと廃線跡は消えていきます。




《大井川橋梁跡》
廃線跡が森に消えた所から、愛知県道32号に戻ると直ぐに現れる巨大鉄道遺構。


かつてはこの上を、電車が行き来していました。





《三河大草駅跡》
先ほどの橋梁跡の先にある、とんでもなく山の中にある駅。 誰が利用したんだろ?


大草トンネルを抜け、三河大草駅へと入線する電車。



当時の駅表示。



駅を出発。先ほどの大井川橋梁方面に向かう。





《大草トンネル》
トンネル内に侵入。
三河大草駅側はおいしい状態に・・・ではなく倒木で遮られ大変な事に。(特に問題なく乗り越えられます)


中は半素堀りと言ったところか?
壁には碍子が残っていて、鉄道トンネルらしさがまだある。


通り抜けて来ました。


こちら側には、架線跡が一ヶ所だけ残されています。


大草トンネルから伸びる道は、築堤だった所。
手前には道もあって、県道32号から直接ここに来れます。
この道を通って来た方が楽ですね。 なぜこちら側に駅を造らなかったのだろう?




《富保トンネル》
中は全てコンクリートで巻かれていて、路面も固く締まっており、こちらは普段から車が通ってるみたいです。


ここから次のトンネルまでも築堤がありますが・・・築堤と言うには広すぎます。 林業関係で今も使っていると思われ、後から広げたのかもしれません。
廃線跡は、前方に見える山へと一直線に進んで行きます。




《峰トンネル》


中は真っ暗。 先に進むには、気合いと根性が必要です。
ワタクシ二等兵は両方持って無いので、ここで撤退。




《鳳来寺駅跡》
現在は駐車場となっている場所に、駅舎がありました。
線路があったのは、向こう側に見える道路に沿ってです。


駅舎。2階は豊橋鉄道の本社が入っていました。



本長篠方面から駅舎を見る。



本長篠方面の軌道敷内からのショット。



鳳来寺小学校のあたりから、廃線跡はサイクリングロードに転用されています。




《玖老勢(くろぜ)駅跡》
いまは駐車場となった所に、かつては駅舎が建っていたそう。


駅表示。
後ろの民家が、当時とほぼ一致します。



正面に見えるお山の形が一緒なので、ここで間違いないですね。





《三河大石駅跡》
道路の線形が、当時とかなり近いです。



駅表示と待合室。
現在は路線バスの待合室として活躍を続けています。



本長篠行きの電車、三河大石駅を発車。





《三河海老駅跡》
現在は私有地となっているようなので、敷地外からの撮影のみ。





《滝上駅跡》


住宅地の背後にある山の中に、ひっそりと佇んでいます。





《長原前駅跡》
国道257号の新清嶺橋を渡ったすぐ後の脇道を入り、この茂りきった緑の先にあるトンネルを抜けると辿り着くが・・・


真夏に半袖半ズボンで藪漕ぎをしたくないので、偵察は見送り。
↓現役当時




《清崎駅》
いまの国道257号上に、駅のホームがありました。
ちなみに右手白い建物の奥には田口鉄道職員の宿舎があり、職員用の井戸がまだ残っています。



このすぐ近くにある「道の駅したら」には、田口線で運行されていた車両が保管されています。


そしていよいよ、豊橋鉄道 田口線の終点、三河田口駅跡へと向かう。
国道257号に別れを告げ、田口線跡は橋の架かる直進方向。
町道143号 平野松戸線へ入ります。




《第三寒狭川橋梁》


↓建設当時の様子




《田内トンネル》
トンネル入口に ”3km先 通行止め” という看板が出されています。


実はここから先、現在建設中の「設楽ダム」が完成すると水没する区間。
目指している田口線の終点である三河田口駅跡も同様で、残念ながら既に工事のため周辺は立入禁止となっている。



《第四寒狭川鉄橋》
パッと見は狭く見えますが、そこは元鉄道路線。
幅員3.0MまでOKなので、幅広の乙三三式車両改でもラクラク通過。


そして看板の予告通り、行き止まり。
引き返し反対側から、三河田口駅の出来る限り近くまでアプローチしてみる。




《三河田口駅跡 入口》
国道257号まで戻り北上、設楽警察署手前の細道へ。
しばらく道沿いに走ると、最も三河田口駅跡に近づくことが出来る。
閉鎖されている道の先、数百メートルほどで駅跡があるが、現在立ち入りは出来ない。


ちなみにこの辺りは、現在建設中の「設楽ダム」が完成すると完全に水の下に沈むエリアだ。
案内標識からも直進方面は削除され、通って来た道も町道表記が消されている。


ワタクシ二等兵が、もうこの場所でこの景色を目にすることは、恐らく無いだろう。 休憩がてら、ほろ苦い缶コーヒーをゆっくり飲み、この地を後にする。

走り出すとすぐ、ダムの建設現場が見えて来た。
あの高さに橋が架けられるという事だろう、下から見ると凄まじい高さ。
つまりここも、水没するエリアと言える。


ちょうどあの巨大な建造物の下あたりに、50年以上前に廃止となった小さな駅があった。
あと50年もすれば、間違いなく水没しているであろうこの地に鉄道駅があった事は、ほとんどの人が覚えていないだろう。

忘れてしまうのは人間として当然の事ながら、一抹の寂しさを感じ、乙三三式車両改のステアリングを思わず握りしめた、ワタクシ二等兵だった。



《在りし日の三河田口駅》




↓廃線後


(おわり)
Posted at 2023/07/29 22:44:37 | コメント(8) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2023年07月15日 イイね!

無法地帯?偵察活動

上官殿!

先日ワタクシ二等兵の諜報部隊から、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」のアジトである横浜市内に、とんでもない無法地帯があるとの情報が入りました!!

そのような状態を放置するのは、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」、そして何より上官殿の沽券に関わることですので、早急に偵察を行いたく存じます!!!

(上官殿)分かった。 ただし危険を感じたら直ぐに退避するように!

はっ!!! (`Д´)ゞ ビシッ!






今回偵察に訪れたのは、横浜市内のとある立体駐車場。


詳しい場所は書けませんが、横浜の中心地からほど近い所にあり、誰もが知るような観光地が、すぐ近くに多数あります。

またこの立体駐車場は、すぐそばにある大型家電量販店や、皆さまお馴染みのカー用品チェーン店、大手バイクショップなどとも提携しており、周囲はかなり賑やかです。

そんな場所が、なぜ無法地帯なのか?

それは駐車場内へ足を踏み入れることで、徐々に分かって来ます。






出入口のゲート横を通過すると、直ぐに目に入るのは・・・


そして「不法投棄 放置車両 禁止!」表示から、右に目を移すと・・・




もうお気づきの方もいるでしょう。
そうです! ここは・・・



放置車両だらけの立体駐車場



放置されている数も多いのだが、ここの特徴は放置されている車両にもある。
下の階から順に追っていこう。

1台目 スズキ ワゴンR
出入口のすぐの所に置かれている。
車体の汚れがひどく、かなり長期間放置されていると思われます。


2台目 スズキ パレット
前後ともにナンバーが付いたままです。


3台目 メルセデスベンツ S500
何とベンツのSクラスが置きっぱなし。
汚れもそれ程なく、最近放置されたと思われます。


フロントウィンドウに残されている文書も、つい最近の日付です。


4台目 シボレー カプリスワゴン
懐かしいですね。
かなりの長期放置なのでしょうか? 全体的に汚れ具合がすごいです。
椅子まで不法投棄されていますね。




その上のフロアの一角が、非常に闇深い。
これ全部、3台とも放置車両です。


5台目 トヨタ ハリアー
リヤに回り込むとレスサスマークに変えられていました。
たぶんフロントもレクサスにしていたのでしょうが、盗まれてしまっています。


6台目 レクサス LS460
グリルも無く、全体的にひどい状態です。


左フロントには、事故と思われる破損あり。


何とトランクはオープン状態。


おまけにトランク周りには、やたらガムテープが貼ってあります。
いったい何がこのクルマにあったのでしょうか・・・


7台目 トヨタ クラウン アスリート
なんと210系、しかもハイブリッドモデル。
その汚れ具合から、かなりの長期放置と思われます。


助手席の窓ガラスが割られています。
室内はすごくキレイで、革シートの香りが感じられるほど。


まだまだ新しいクルマなのに、何があったのでしょうか?


8台目 トヨタ プリウス
状態としては、このプリウスが極端にひどい。


窓ガラスは全て割られ、ドアすらも取り外されている。


ボディサイドはバイナルで装飾されており、現役当時はカスタムカーだったようだ。
それにしても何でこのクルマだけが、他の放置車両と比べて極端に破壊されているのか? 謎は深まる。


9台目 BMW Z3
なんと二桁ナンバーです。
オーナーは相当大事に、そして長く乗っていたのでしょうが・・・何故?


パッと見キレイだったので、一回通り過ぎてしまいました。
が、車止めに溜まったゴミと、この汚れが長期放置を物語っています。


10台目 マツダ MPV
フロントはナンバーが外されていますが・・・


リヤは付いたままです。


11台目 ダイハツ ムーブ
宙に浮いている状態。


そして次、12台目が最後です。
最後を飾るのは・・・






12台目 トヨタ センチュリー
まさかの超高級車登場。


やっぱりセンチュリーは大きいですね。
後ろが支柱とギリギリです。


ボディやライト類も全く色褪せてなく、室内もキレイです。
まだまだ普通に乗れそうで、春日部ナンバーが前後とも付いたまま・・・




下から上まで歩いても、わずか5分程度。
決して大型ではなく、周辺も商業施設で賑やか。その商業施設とも提携している立体駐車場が、なぜこんな事になっているのか。

我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」は、これからも引き続き監視を行い、大日本帝国の治安向上に努めて参ります!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(おわり)
Posted at 2023/07/15 23:22:48 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2023年07月09日 イイね!

未発見聖地探索活動 回答編

上官殿ぉぉぉぉぉぉ!-Д✧) カッ!!



(上官殿)おお、びっくりした。 どうした二等兵?

昨年7月に公開された「映画ゆるキャン△
その映画を見た際の記憶だけで行った新しい聖地探索が、どのくらい正確に偵察出来ているのか。
具体的には、事前に偵察したカットの正確性が8割以上なら、乙三三式車両改に装着するサーキット走行用タイヤの購入許可をいただけるとの、お約束をいただいたのであります!
2022年7月報告 → 【未発見聖地探索活動】

(上官殿)ああ・・・確かに約束をしたな。覚えているぞ。

先日ついに「映画ゆるキャン△」のBlu-rayが届きましたので、早速検証を行っていきたいと思います!! (`Д´)ゞ ビシッ!

※注意!ネタバレあります Σ(oдΟ;)







2018年の1期、2021年の2期で放送されたテレビアニメでは、まだ10代だった主人公達。
映画 ゆるキャン△」は、20代となり社会人となった「その後」を描いています。

この物語の中心人物は2人。
”各務原 なでしこ”


東京のアウトドア用品店で働く彼女の勤務先そして自宅は、映画公開前の特典映像で既に特定済み(キ・モ・イ)
2022年4月報告 → 【なでしこ勤務先・自宅周辺・キャンプ場】
2022年1月報告 → 【なでしこ自宅】

そしてもう一人の中心人物、”志摩 リン”
名古屋で働いているという設定です。


ここからは映画を見た記憶を頼りにした、昨年7月撮影の画像との比較をしていきます。
もちろん「聖地はここです」「ここを舞台にしています」のような公式の事前案内は、一切ありません。



《名鉄 一宮駅》
社会人になったリンちゃんが一人暮らししている最寄駅。
映画ではオープニングに一瞬(1秒くらい)登場しました。


こちらが映画を見た記憶だけを頼りに、昨年7月に撮影したカット。


場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)ほぼ正面からなら完璧

こんな感じで検証して行きます。



《地下鉄桜通線 丸の内駅 4番出口》
リンちゃんの勤める会社「しゃちほこ出版」がある最寄駅。



場所:○(正解)
画角:○(一致)



その「しゃちほこ出版」ビル外観。



場所:???
結構探したのですが同じ風景を見つけられず、それっぽい所を撮影しました。
そもそもモデルがあるかも不明なので、ここは審査対象外。



《コーヒーショップKAKO 花車本店》
リンちゃんが仕事の合間に立ち寄ったお店。
食べていたのは、「シャンティールージュスペシャル」



場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)食べ物なので何とも・・・



《ナナちゃん人形》
後述の”大垣 千明”が何の前触れもなく「いま名古屋にいるんだが」と連絡して来た時の背景で登場。



場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)もう少し煽り(下から撮影)が必要



《名古屋高速 名駅入口》
作中で酔っ払った千明が勢いで、名古屋からタクシーで山梨まで行った時に登場した高速入口。



場所:○(正解)
画角:×(不一致)さすがにここは無理・・・



《ナップス 浜松店》
山梨に行く前に、リンちゃんがバイクのメンテで立ち寄った店。
ここは、なでしこの親友 アヤちゃん(土岐綾乃)の勤務先でもあります。



場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)も少し正面からでしたね



さてここからはゆるキャン△の聖地、山梨県です。

”大垣 千明”


《山梨県庁 別館》
彼女の勤務先。



場所:○(正解)
画角:○(一致)



”犬山 あおい”


《鰍沢中部小学校跡》
あおいの勤務先。作中では鰍沢富士見小学校となっています。



場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)画角を広く取り過ぎた






場所:○(正解)
画角:○(一致)



画角が全く逆でした・・・



場所:○(正解)
画角:×(不一致)



《鰍沢小学校》
あおいの新しい赴任先として、エンディングの途中に一瞬(1秒くらい)登場。



場所:○(正解)
画角:×(不一致)ただし再現するには学校敷地内に入らないと無理



”斉藤 恵那”


《ノア動物病院 城東センター》
恵那ちゃんの勤務先。
”横浜のペットサロン”との設定ですが、モデルとなった動物病院は山梨にあります・・・



場所:○(正解)
画角:○(一致)



《オギノ 富士川店》
ドラマでも登場しましたが、映画でも買い出しの場所として登場。
店内も散策しましたが、お徳用サーモンは売ってませんでした、残念。



場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)もう少し引きで撮るべきでした



そして、我ながらよく見つけたな~と思う場所がコチラ。






《一宮市内 某所》
リンちゃんが一人暮らしをしている場所。
駐車場・空き地のところに、作中ではアパートが建っている感じです。



場所:○(正解)
画角:○(一致)

リンちゃんのお家はネットでも全く出回ってないので、場所は秘密。
目星をつけた場所周辺を1時間30分近く、とにかく歩き回って見つけました。



上官殿!
いかがでしょうか!!

聖地として特定した場所に誤りは無し。
画角が完全に一致する所、および許容範囲内まで含めれば、記憶だけを頼りにした偵察としては十分な成果だと思われます!!! ( ー̀ωー́ )✧ドヤッ!

(上官殿)まぁ・・・これは認めざるを得ないな。

おお!!!

(上官殿)乙三三式車両改に装着するサーキット走行用タイヤ、購入を許可する。

上官殿!ありがとうございます!!

(上官殿)(。´・ω・)ん?

どうされましたか? 上官殿??

(上官殿)でも二等兵、今年の初めもサーキット走行用タイヤを買っていなかったか?

・・・・・・・・・・

(上官殿)おい、二等兵・・・いない・・・

(おわり)
Posted at 2023/07/09 19:55:56 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日次報告 | 日記
2023年07月01日 イイね!

乙三三式車両改による走行訓練

上官殿!

我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」において、高速運転訓練場(訳:サーキット)での運転訓練は、寒くなる初冬まで行わない事としております!!

(上官殿)そうだな。 乙三三式車両改への負担を考慮し、気温の高い春季~秋季は避け、冬季から春季の間に走行訓練を行っているな。

ですが最近、晴天下がほとんどで、難しい状況下での訓練を実施していない事に気がつきました!
そこで梅雨の時期である6月に走行訓練を行いたく、ご許可をいただけないでしょうか!!

(上官殿)ふむ・・・分かった。ただし、くれぐれも事故を起こさぬように!

はっ! (`Д´)ゞ ビシッ!






《筑波サーキット コース2000》
今回もワタクシ二等兵のホームコースである、筑波サーキット。


ワタクシ二等兵の目論見通り、路面はウェット。
おまけに雨が降ったり止んだりの、難しいコンディションです。

今回はタイム狙いではないため、乙三三式車両改は前回まで複数回に亘り報告を行った 遠地自走偵察訓練(訳:北海道自走旅) から、何一つ変えていません。

さてさて、こんなコンディションにも関わらずエントリーして来たのは、どんな車両だろうか。



うおっ!めっちゃロータス多いな!!
数えたらロータスだけで6台もいた。


やっぱカッコイイ、NSX。
NAエンジンらしい、カン高いイイ音をまき散らしていました。


ワタクシ二等兵と、同じ走行会で見かける事が多いハチロク。
ストレートスピードは乙三三式車両改より早く(泣)、コーナーももちろん速い。


こうして他のエントリー車両を偵察している最中も、雨が降ったり止んだり。
いっそ派手に雨が降ってくれた方が走りやすいが、今回は難しい路面状況での訓練が目的。

ふふふ・・・腕が鳴るぜ!!

・・・・・・・・・・

ウソです。今回もいつも通り安全に。




そして、走り始めてすぐ。

うぉぉぉぉぉ!めっちゃ滑るでえ!!

パラパラっと雨が降ったせいで、路面はオイルと埃が浮いている状態。

ちょっとでも多めにアクセルを入れようものなら、直ぐにリヤが滑り出す。
コーナー入口で丁寧に荷重移動しないと、簡単にフロントが逃げていく。

こ、これは・・・



すごく良い訓練になる!!!



実は遠地自走偵察訓練(訳:北海道自走旅)の直前に、乙三三式車両改にもともと装備されているVDC(ビークルダイナミクスコントロール)という電子制御を、完全にカットする機能を追加。(矢印下が新たに取り付けた電子制御カットのボタン)


なので乙三三式車両改の素の動きが体感できるうえ、電子制御でのごまかしが効かない為、ワタクシ二等兵の拙いテクニックが明らかになってしまうのです!!



13分×3回の走行時間で、スピンは至る所であったが大きなクラッシュはなく、無事終了。


今回のウエットコンディションでのベストタイムは、1分12秒341


これが速いのか遅いのかはワカラン。
が、良い訓練になったのは間違いない。

これでワタクシ二等兵による走行訓練は、気温の下がる冬季までお休み。
そして冬季までに実施したい訓練は数多くあるので、帰ったら上官殿に報告せねば!

上官殿~!

・・・・・・・・・・

あれ?いない??

おっと、上官殿からLINEだ。

「いま〇〇のイタリアンレストランにいる」

あら、そうなのですね。
ではワタクシ二等兵の夕食はどうしようかな・・・
お、また上官殿からLINEが。

「サイフを持って来ていないので、至急来るように」
「ちなみに、もうすぐ食事も終わる」

・・・・・・・・・・

上官殿ぉ・・・・・・

(おわり)
Posted at 2023/07/01 20:05:01 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2023年06月17日 イイね!

遠地自走偵察活動 其の五

上官殿!

過去4回に亘り行って来ました、北海道における遠地自走偵察活動報告。
ついに最終報告となります!!! (`Д´)ゞ ビシッ!

■報告まとめ
其の壱 大洗港~苫小牧~日高~余市~積丹~札幌
其の弐 札幌~小樽~日本海オロロンライン~稚内
其の参 稚内~サロマ湖~帯広
其の四 帯広~浦河~三国峠~幌加~帯広
其の五 帯広~新ひだか~新冠~苫小牧~大洗港 ←今回






6日目【5月5日(金)】
《帯広駅前》
朝7時台に出発。
天気予報では曇りだったものの、良い天気!


帯広広尾自動車道(無料)から国道236号へと進み、昨日と同じ浦河町方面を目指します。



《国道236号》
広尾町~浦河町の区間は、2つの町の間にそびえる日高山脈をぶち抜く唯一のルートであり、ワタクシ二等兵のお気に入り。

走りやすく、


それでいて素晴らしい眺望を見ることが出来る。


日高山脈が近づくと適度なワインディングとなり、走りも楽しめます。
国道なので道路も整備されており、交通量も比較的少ないのがウレシイ。


日高山脈の下をぶち抜く野塚トンネル。長さが4.2kmもあります。


トンネルを抜けると、そこは浦河町
峠道を下りきると、景色はこれまでと大きく変わり、サラブレッドを生産する牧場が道の左右に広がります。




《本桐牧場》


創業100年を超える老舗で、サラブレッドの生産から育成・調教まで幅広く手掛ける有名牧場です。
ただし現在、牧場関係者以外で立ち入れるのは、引退馬協会の一部の方のみですので、ご注意ください。

敷地内にある「チャイナロック」像。


20世紀、とりわけ戦後の日本のサラブレッド馬産を代表する大種牡馬の1頭で、あの昭和の大名馬「ハイセイコー」の父でもあります。
そのチャイナロック号が余生を過ごし、生涯を終えたのがここ本桐牧場です。

この超有名牧場にも、ワタクシ二等兵の支援する引退馬がいます。

タイキフォーチュン


GIレース初出走となった1996年のNHKマイルカップで、いきなりの勝利。
しかもこのレースでレコードタイムを叩き出します。
このレースを実況したアナウンサーは勝ちタイムに驚愕し、解説者に「これは・・・電光掲示板、間違ってないですよね!?」と確認を求める程でした。

そんなフォーチュンも今年で30歳。
人間で言えば90歳前後となった彼ですが、ここ本桐牧場は生産牧場でもあるので周囲は賑やか。

道を挟んだすぐ向かいには、元気のいい仔馬たちがワチャワチャしてます。
(ワタクシ二等兵撮影)




《ノーザンレイク》


ここ数年SNSでその知名度を大きく伸ばし、一般見学は2ヶ月先の予約が一瞬で埋まる人気牧場です。
ただしこちらも牧場関係者以外で立ち入れるのは、引退馬協会の一部の方・一般見学で予約済の方のみですので、ご注意ください。


ここにもワタクシ二等兵の支援する引退馬が。

メイショウドトウ


2001年の宝塚記念を制した、GIホース。
威風堂々とした名前に反して、おっとりとした穏やかな性格で、大変に人懐っこい子です。
何もしなくてもドトウの方から人に近寄って来るので、撮られる写真のほとんどが顔のどアップという、珍しいサラブレッドです。

また大変な食いしん坊としても有名。
(ドトウにニンジンをあげる二等兵)


これまで同じ牧場で一緒に過ごして来た「タイキシャトル」が昨年亡くなり、前回報告した「ナイスネイチャ」も先月この世を去ったことから、このドトウが次の引退馬の顔と呼ぶべき存在となりそうです。



そしてこの牧場で、何と新型フェアレディZに乗っている方と遭遇!
「どこかでお話ししましょう!」という事で、移動開始。




《桜舞馬公園(オウマイホースパーク)》


大阪在住、敦賀(福井県)からフェーリーで来たというこの方、何と納車された二週間後にここまで来た強者でした。
走行距離もまだ800kmくらいなので、慣らし運転中。
北海道にクルマを持ち込んでの慣らし運転、ある意味ゼイタク。

運転席にも座らせてもらいました。
乙三三式車両改と違い、デジタルのパネルエリアが非常に広く、進化を感じさせます。


そのまま2台でツーリングがてら、同じ目的地へ。



《ビッグレッドファーム》


こちらは関係者でなくとも見学可能な施設です。
お目当てはコチラ。

ゴールドシップ


ウソのような本当の話から都市伝説レベルまで、とにかく話題に尽きないお馬さん。
黄金船” ”不沈艦” ”猛獣ゴルシ” など、多くの愛称を持つ。

また大人気アニメ&アプリゲーム「ウマ娘」では、実馬の性格通り、かなり破天荒なキャラクターとして設定されたが、馬主から「実馬はもっと変だ」という笑い話のようなクレームが入ったことで有名。

実績もとんでもなく、GIだけで6勝。
通算27戦のうち、一番人気が15回・二番人気が10回、引退式は4万人もの観客に見守られるなど、高い人気を誇っています。




そしてこれにて、北海道旅行・・・じゃない偵察活動は、ついに全て完了。


牧場の中を通る道を選び、苫小牧港へ向けて乙三三式車両改を走らせます。




《苫小牧西港フェリーターミナル》


18:45に出港し、大洗港には翌日14:00の到着です。


今回もいつも通り、乙三三式車両改のようなシャコタンは、アップダウンの多い船内での移動が限られる面倒なクルマなので、最後の方に乗船となります。


そしてついに出港。
長いようで短かった、満足ではあったがまだまだ居たい気持ちもある、北海道における偵察活動。
いろいろな思いを抱え、北海道の地が離れていきます。


ありがとう、北海道!






7日目 【5月6日(土)】
《大洗港フェリーターミナル》
いよいよ入港!
聖地巡礼により、ワタクシ二等兵にはお馴染みの景色が広がる。


乙三三式車両改に乗り込み、下船の順番を待ちます。


ふとナビを見ると、位置情報がまだ北海道のままになってました。
毎回こんな感じですね。


下船完了。
さぁ!基地に帰還するぞ!!




北関東自動車道から常磐自動車道首都高速を経て、無事我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地に到着。

この遠地自走偵察活動の走行距離は、大洗~苫小牧は往復共にフェリーを使用したにも関わらず、2,650km


間もなく16万kmに達しようとしている乙三三式車両改ですが、偵察活動中もトラブルは何も無く、快調そのものでした。
これからもしっかりメンテして、今回のようなロングランだけでなく、キャンプに酷道走破にサーキット走行にと、共に歩んで行きたいと思います。

おっと、上官殿のメンテ(失礼)もしておかねば!



上官殿!
ワタクシ二等兵が稚内の地より贈った献上品(お土産・ホタテとイクラ)はいかがでしたでしょうか!!

(上官殿)ああ、美味かったぞ。

ところで今回の献上は量を多めにしたので、早速ワタクシ二等兵も賞味したいの・・・あれ?上官殿がいない・・・



・・・・・・・・・・ん!?



古紙回収のために纏められた古新聞の間から僅かに見える ”ホタテ” ”イクラ” の空き箱・・・



ムォォォォォォォォォォォー!!



これが大日本帝国陸軍の精神鍛錬でありますか!!
上官殿の愛のムチ、確かに受け止めております!!

でも現実って、厳しいです。。。。。。

(おわり)
Posted at 2023/06/17 21:31:43 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     1 2
3456789
10 111213141516
171819202122 23
24252627282930
31      

愛車一覧

日産 フェアレディZ 日産 フェアレディZ
2020年5月に配備。実は初めての日産車。そしてフェラーリ様以降、およそ4年ぶりとなるM ...
スバル フォレスター スバル フォレスター
2013年6月に納車。20万キロを突破したSF式フォレスターの後を受けて、我が「陸上自走 ...
BMW 3シリーズ クーペ BMW 3シリーズ クーペ
2018年9月に配備。友人の付き合いでクルマを探しに行ったはずが、一目惚れして衝動買い。 ...
スバル フォレスター スバル フォレスター
2001年12月に納車。我が「陸上自走隊 埼玉方面隊」の主力車両です。 走行距離はついに ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation