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さとちん@のブログ一覧

2023年07月15日 イイね!

無法地帯?偵察活動

上官殿!

先日ワタクシ二等兵の諜報部隊から、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」のアジトである横浜市内に、とんでもない無法地帯があるとの情報が入りました!!

そのような状態を放置するのは、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」、そして何より上官殿の沽券に関わることですので、早急に偵察を行いたく存じます!!!

(上官殿)分かった。 ただし危険を感じたら直ぐに退避するように!

はっ!!! (`Д´)ゞ ビシッ!






今回偵察に訪れたのは、横浜市内のとある立体駐車場。


詳しい場所は書けませんが、横浜の中心地からほど近い所にあり、誰もが知るような観光地が、すぐ近くに多数あります。

またこの立体駐車場は、すぐそばにある大型家電量販店や、皆さまお馴染みのカー用品チェーン店、大手バイクショップなどとも提携しており、周囲はかなり賑やかです。

そんな場所が、なぜ無法地帯なのか?

それは駐車場内へ足を踏み入れることで、徐々に分かって来ます。






出入口のゲート横を通過すると、直ぐに目に入るのは・・・


そして「不法投棄 放置車両 禁止!」表示から、右に目を移すと・・・




もうお気づきの方もいるでしょう。
そうです! ここは・・・



放置車両だらけの立体駐車場



放置されている数も多いのだが、ここの特徴は放置されている車両にもある。
下の階から順に追っていこう。

1台目 スズキ ワゴンR
出入口のすぐの所に置かれている。
車体の汚れがひどく、かなり長期間放置されていると思われます。


2台目 スズキ パレット
前後ともにナンバーが付いたままです。


3台目 メルセデスベンツ S500
何とベンツのSクラスが置きっぱなし。
汚れもそれ程なく、最近放置されたと思われます。


フロントウィンドウに残されている文書も、つい最近の日付です。


4台目 シボレー カプリスワゴン
懐かしいですね。
かなりの長期放置なのでしょうか? 全体的に汚れ具合がすごいです。
椅子まで不法投棄されていますね。




その上のフロアの一角が、非常に闇深い。
これ全部、3台とも放置車両です。


5台目 トヨタ ハリアー
リヤに回り込むとレスサスマークに変えられていました。
たぶんフロントもレクサスにしていたのでしょうが、盗まれてしまっています。


6台目 レクサス LS460
グリルも無く、全体的にひどい状態です。


左フロントには、事故と思われる破損あり。


何とトランクはオープン状態。


おまけにトランク周りには、やたらガムテープが貼ってあります。
いったい何がこのクルマにあったのでしょうか・・・


7台目 トヨタ クラウン アスリート
なんと210系、しかもハイブリッドモデル。
その汚れ具合から、かなりの長期放置と思われます。


助手席の窓ガラスが割られています。
室内はすごくキレイで、革シートの香りが感じられるほど。


まだまだ新しいクルマなのに、何があったのでしょうか?


8台目 トヨタ プリウス
状態としては、このプリウスが極端にひどい。


窓ガラスは全て割られ、ドアすらも取り外されている。


ボディサイドはバイナルで装飾されており、現役当時はカスタムカーだったようだ。
それにしても何でこのクルマだけが、他の放置車両と比べて極端に破壊されているのか? 謎は深まる。


9台目 BMW Z3
なんと二桁ナンバーです。
オーナーは相当大事に、そして長く乗っていたのでしょうが・・・何故?


パッと見キレイだったので、一回通り過ぎてしまいました。
が、車止めに溜まったゴミと、この汚れが長期放置を物語っています。


10台目 マツダ MPV
フロントはナンバーが外されていますが・・・


リヤは付いたままです。


11台目 ダイハツ ムーブ
宙に浮いている状態。


そして次、12台目が最後です。
最後を飾るのは・・・






12台目 トヨタ センチュリー
まさかの超高級車登場。


やっぱりセンチュリーは大きいですね。
後ろが支柱とギリギリです。


ボディやライト類も全く色褪せてなく、室内もキレイです。
まだまだ普通に乗れそうで、春日部ナンバーが前後とも付いたまま・・・




下から上まで歩いても、わずか5分程度。
決して大型ではなく、周辺も商業施設で賑やか。その商業施設とも提携している立体駐車場が、なぜこんな事になっているのか。

我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」は、これからも引き続き監視を行い、大日本帝国の治安向上に努めて参ります!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(おわり)
Posted at 2023/07/15 23:22:48 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2023年07月09日 イイね!

未発見聖地探索活動 回答編

上官殿ぉぉぉぉぉぉ!-Д✧) カッ!!



(上官殿)おお、びっくりした。 どうした二等兵?

昨年7月に公開された「映画ゆるキャン△
その映画を見た際の記憶だけで行った新しい聖地探索が、どのくらい正確に偵察出来ているのか。
具体的には、事前に偵察したカットの正確性が8割以上なら、乙三三式車両改に装着するサーキット走行用タイヤの購入許可をいただけるとの、お約束をいただいたのであります!
2022年7月報告 → 【未発見聖地探索活動】

(上官殿)ああ・・・確かに約束をしたな。覚えているぞ。

先日ついに「映画ゆるキャン△」のBlu-rayが届きましたので、早速検証を行っていきたいと思います!! (`Д´)ゞ ビシッ!

※注意!ネタバレあります Σ(oдΟ;)







2018年の1期、2021年の2期で放送されたテレビアニメでは、まだ10代だった主人公達。
映画 ゆるキャン△」は、20代となり社会人となった「その後」を描いています。

この物語の中心人物は2人。
”各務原 なでしこ”


東京のアウトドア用品店で働く彼女の勤務先そして自宅は、映画公開前の特典映像で既に特定済み(キ・モ・イ)
2022年4月報告 → 【なでしこ勤務先・自宅周辺・キャンプ場】
2022年1月報告 → 【なでしこ自宅】

そしてもう一人の中心人物、”志摩 リン”
名古屋で働いているという設定です。


ここからは映画を見た記憶を頼りにした、昨年7月撮影の画像との比較をしていきます。
もちろん「聖地はここです」「ここを舞台にしています」のような公式の事前案内は、一切ありません。



《名鉄 一宮駅》
社会人になったリンちゃんが一人暮らししている最寄駅。
映画ではオープニングに一瞬(1秒くらい)登場しました。


こちらが映画を見た記憶だけを頼りに、昨年7月に撮影したカット。


場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)ほぼ正面からなら完璧

こんな感じで検証して行きます。



《地下鉄桜通線 丸の内駅 4番出口》
リンちゃんの勤める会社「しゃちほこ出版」がある最寄駅。



場所:○(正解)
画角:○(一致)



その「しゃちほこ出版」ビル外観。



場所:???
結構探したのですが同じ風景を見つけられず、それっぽい所を撮影しました。
そもそもモデルがあるかも不明なので、ここは審査対象外。



《コーヒーショップKAKO 花車本店》
リンちゃんが仕事の合間に立ち寄ったお店。
食べていたのは、「シャンティールージュスペシャル」



場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)食べ物なので何とも・・・



《ナナちゃん人形》
後述の”大垣 千明”が何の前触れもなく「いま名古屋にいるんだが」と連絡して来た時の背景で登場。



場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)もう少し煽り(下から撮影)が必要



《名古屋高速 名駅入口》
作中で酔っ払った千明が勢いで、名古屋からタクシーで山梨まで行った時に登場した高速入口。



場所:○(正解)
画角:×(不一致)さすがにここは無理・・・



《ナップス 浜松店》
山梨に行く前に、リンちゃんがバイクのメンテで立ち寄った店。
ここは、なでしこの親友 アヤちゃん(土岐綾乃)の勤務先でもあります。



場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)も少し正面からでしたね



さてここからはゆるキャン△の聖地、山梨県です。

”大垣 千明”


《山梨県庁 別館》
彼女の勤務先。



場所:○(正解)
画角:○(一致)



”犬山 あおい”


《鰍沢中部小学校跡》
あおいの勤務先。作中では鰍沢富士見小学校となっています。



場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)画角を広く取り過ぎた






場所:○(正解)
画角:○(一致)



画角が全く逆でした・・・



場所:○(正解)
画角:×(不一致)



《鰍沢小学校》
あおいの新しい赴任先として、エンディングの途中に一瞬(1秒くらい)登場。



場所:○(正解)
画角:×(不一致)ただし再現するには学校敷地内に入らないと無理



”斉藤 恵那”


《ノア動物病院 城東センター》
恵那ちゃんの勤務先。
”横浜のペットサロン”との設定ですが、モデルとなった動物病院は山梨にあります・・・



場所:○(正解)
画角:○(一致)



《オギノ 富士川店》
ドラマでも登場しましたが、映画でも買い出しの場所として登場。
店内も散策しましたが、お徳用サーモンは売ってませんでした、残念。



場所:○(正解)
画角:△(許容範囲内)もう少し引きで撮るべきでした



そして、我ながらよく見つけたな~と思う場所がコチラ。






《一宮市内 某所》
リンちゃんが一人暮らしをしている場所。
駐車場・空き地のところに、作中ではアパートが建っている感じです。



場所:○(正解)
画角:○(一致)

リンちゃんのお家はネットでも全く出回ってないので、場所は秘密。
目星をつけた場所周辺を1時間30分近く、とにかく歩き回って見つけました。



上官殿!
いかがでしょうか!!

聖地として特定した場所に誤りは無し。
画角が完全に一致する所、および許容範囲内まで含めれば、記憶だけを頼りにした偵察としては十分な成果だと思われます!!! ( ー̀ωー́ )✧ドヤッ!

(上官殿)まぁ・・・これは認めざるを得ないな。

おお!!!

(上官殿)乙三三式車両改に装着するサーキット走行用タイヤ、購入を許可する。

上官殿!ありがとうございます!!

(上官殿)(。´・ω・)ん?

どうされましたか? 上官殿??

(上官殿)でも二等兵、今年の初めもサーキット走行用タイヤを買っていなかったか?

・・・・・・・・・・

(上官殿)おい、二等兵・・・いない・・・

(おわり)
Posted at 2023/07/09 19:55:56 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日次報告 | 日記
2023年07月01日 イイね!

乙三三式車両改による走行訓練

上官殿!

我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」において、高速運転訓練場(訳:サーキット)での運転訓練は、寒くなる初冬まで行わない事としております!!

(上官殿)そうだな。 乙三三式車両改への負担を考慮し、気温の高い春季~秋季は避け、冬季から春季の間に走行訓練を行っているな。

ですが最近、晴天下がほとんどで、難しい状況下での訓練を実施していない事に気がつきました!
そこで梅雨の時期である6月に走行訓練を行いたく、ご許可をいただけないでしょうか!!

(上官殿)ふむ・・・分かった。ただし、くれぐれも事故を起こさぬように!

はっ! (`Д´)ゞ ビシッ!






《筑波サーキット コース2000》
今回もワタクシ二等兵のホームコースである、筑波サーキット。


ワタクシ二等兵の目論見通り、路面はウェット。
おまけに雨が降ったり止んだりの、難しいコンディションです。

今回はタイム狙いではないため、乙三三式車両改は前回まで複数回に亘り報告を行った 遠地自走偵察訓練(訳:北海道自走旅) から、何一つ変えていません。

さてさて、こんなコンディションにも関わらずエントリーして来たのは、どんな車両だろうか。



うおっ!めっちゃロータス多いな!!
数えたらロータスだけで6台もいた。


やっぱカッコイイ、NSX。
NAエンジンらしい、カン高いイイ音をまき散らしていました。


ワタクシ二等兵と、同じ走行会で見かける事が多いハチロク。
ストレートスピードは乙三三式車両改より早く(泣)、コーナーももちろん速い。


こうして他のエントリー車両を偵察している最中も、雨が降ったり止んだり。
いっそ派手に雨が降ってくれた方が走りやすいが、今回は難しい路面状況での訓練が目的。

ふふふ・・・腕が鳴るぜ!!

・・・・・・・・・・

ウソです。今回もいつも通り安全に。




そして、走り始めてすぐ。

うぉぉぉぉぉ!めっちゃ滑るでえ!!

パラパラっと雨が降ったせいで、路面はオイルと埃が浮いている状態。

ちょっとでも多めにアクセルを入れようものなら、直ぐにリヤが滑り出す。
コーナー入口で丁寧に荷重移動しないと、簡単にフロントが逃げていく。

こ、これは・・・



すごく良い訓練になる!!!



実は遠地自走偵察訓練(訳:北海道自走旅)の直前に、乙三三式車両改にもともと装備されているVDC(ビークルダイナミクスコントロール)という電子制御を、完全にカットする機能を追加。(矢印下が新たに取り付けた電子制御カットのボタン)


なので乙三三式車両改の素の動きが体感できるうえ、電子制御でのごまかしが効かない為、ワタクシ二等兵の拙いテクニックが明らかになってしまうのです!!



13分×3回の走行時間で、スピンは至る所であったが大きなクラッシュはなく、無事終了。


今回のウエットコンディションでのベストタイムは、1分12秒341


これが速いのか遅いのかはワカラン。
が、良い訓練になったのは間違いない。

これでワタクシ二等兵による走行訓練は、気温の下がる冬季までお休み。
そして冬季までに実施したい訓練は数多くあるので、帰ったら上官殿に報告せねば!

上官殿~!

・・・・・・・・・・

あれ?いない??

おっと、上官殿からLINEだ。

「いま〇〇のイタリアンレストランにいる」

あら、そうなのですね。
ではワタクシ二等兵の夕食はどうしようかな・・・
お、また上官殿からLINEが。

「サイフを持って来ていないので、至急来るように」
「ちなみに、もうすぐ食事も終わる」

・・・・・・・・・・

上官殿ぉ・・・・・・

(おわり)
Posted at 2023/07/01 20:05:01 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2023年06月17日 イイね!

遠地自走偵察活動 其の五

上官殿!

過去4回に亘り行って来ました、北海道における遠地自走偵察活動報告。
ついに最終報告となります!!! (`Д´)ゞ ビシッ!

■報告まとめ
其の壱 大洗港~苫小牧~日高~余市~積丹~札幌
其の弐 札幌~小樽~日本海オロロンライン~稚内
其の参 稚内~サロマ湖~帯広
其の四 帯広~浦河~三国峠~幌加~帯広
其の五 帯広~新ひだか~新冠~苫小牧~大洗港 ←今回






6日目【5月5日(金)】
《帯広駅前》
朝7時台に出発。
天気予報では曇りだったものの、良い天気!


帯広広尾自動車道(無料)から国道236号へと進み、昨日と同じ浦河町方面を目指します。



《国道236号》
広尾町~浦河町の区間は、2つの町の間にそびえる日高山脈をぶち抜く唯一のルートであり、ワタクシ二等兵のお気に入り。

走りやすく、


それでいて素晴らしい眺望を見ることが出来る。


日高山脈が近づくと適度なワインディングとなり、走りも楽しめます。
国道なので道路も整備されており、交通量も比較的少ないのがウレシイ。


日高山脈の下をぶち抜く野塚トンネル。長さが4.2kmもあります。


トンネルを抜けると、そこは浦河町
峠道を下りきると、景色はこれまでと大きく変わり、サラブレッドを生産する牧場が道の左右に広がります。




《本桐牧場》


創業100年を超える老舗で、サラブレッドの生産から育成・調教まで幅広く手掛ける有名牧場です。
ただし現在、牧場関係者以外で立ち入れるのは、引退馬協会の一部の方のみですので、ご注意ください。

敷地内にある「チャイナロック」像。


20世紀、とりわけ戦後の日本のサラブレッド馬産を代表する大種牡馬の1頭で、あの昭和の大名馬「ハイセイコー」の父でもあります。
そのチャイナロック号が余生を過ごし、生涯を終えたのがここ本桐牧場です。

この超有名牧場にも、ワタクシ二等兵の支援する引退馬がいます。

タイキフォーチュン


GIレース初出走となった1996年のNHKマイルカップで、いきなりの勝利。
しかもこのレースでレコードタイムを叩き出します。
このレースを実況したアナウンサーは勝ちタイムに驚愕し、解説者に「これは・・・電光掲示板、間違ってないですよね!?」と確認を求める程でした。

そんなフォーチュンも今年で30歳。
人間で言えば90歳前後となった彼ですが、ここ本桐牧場は生産牧場でもあるので周囲は賑やか。

道を挟んだすぐ向かいには、元気のいい仔馬たちがワチャワチャしてます。
(ワタクシ二等兵撮影)




《ノーザンレイク》


ここ数年SNSでその知名度を大きく伸ばし、一般見学は2ヶ月先の予約が一瞬で埋まる人気牧場です。
ただしこちらも牧場関係者以外で立ち入れるのは、引退馬協会の一部の方・一般見学で予約済の方のみですので、ご注意ください。


ここにもワタクシ二等兵の支援する引退馬が。

メイショウドトウ


2001年の宝塚記念を制した、GIホース。
威風堂々とした名前に反して、おっとりとした穏やかな性格で、大変に人懐っこい子です。
何もしなくてもドトウの方から人に近寄って来るので、撮られる写真のほとんどが顔のどアップという、珍しいサラブレッドです。

また大変な食いしん坊としても有名。
(ドトウにニンジンをあげる二等兵)


これまで同じ牧場で一緒に過ごして来た「タイキシャトル」が昨年亡くなり、前回報告した「ナイスネイチャ」も先月この世を去ったことから、このドトウが次の引退馬の顔と呼ぶべき存在となりそうです。



そしてこの牧場で、何と新型フェアレディZに乗っている方と遭遇!
「どこかでお話ししましょう!」という事で、移動開始。




《桜舞馬公園(オウマイホースパーク)》


大阪在住、敦賀(福井県)からフェーリーで来たというこの方、何と納車された二週間後にここまで来た強者でした。
走行距離もまだ800kmくらいなので、慣らし運転中。
北海道にクルマを持ち込んでの慣らし運転、ある意味ゼイタク。

運転席にも座らせてもらいました。
乙三三式車両改と違い、デジタルのパネルエリアが非常に広く、進化を感じさせます。


そのまま2台でツーリングがてら、同じ目的地へ。



《ビッグレッドファーム》


こちらは関係者でなくとも見学可能な施設です。
お目当てはコチラ。

ゴールドシップ


ウソのような本当の話から都市伝説レベルまで、とにかく話題に尽きないお馬さん。
黄金船” ”不沈艦” ”猛獣ゴルシ” など、多くの愛称を持つ。

また大人気アニメ&アプリゲーム「ウマ娘」では、実馬の性格通り、かなり破天荒なキャラクターとして設定されたが、馬主から「実馬はもっと変だ」という笑い話のようなクレームが入ったことで有名。

実績もとんでもなく、GIだけで6勝。
通算27戦のうち、一番人気が15回・二番人気が10回、引退式は4万人もの観客に見守られるなど、高い人気を誇っています。




そしてこれにて、北海道旅行・・・じゃない偵察活動は、ついに全て完了。


牧場の中を通る道を選び、苫小牧港へ向けて乙三三式車両改を走らせます。




《苫小牧西港フェリーターミナル》


18:45に出港し、大洗港には翌日14:00の到着です。


今回もいつも通り、乙三三式車両改のようなシャコタンは、アップダウンの多い船内での移動が限られる面倒なクルマなので、最後の方に乗船となります。


そしてついに出港。
長いようで短かった、満足ではあったがまだまだ居たい気持ちもある、北海道における偵察活動。
いろいろな思いを抱え、北海道の地が離れていきます。


ありがとう、北海道!






7日目 【5月6日(土)】
《大洗港フェリーターミナル》
いよいよ入港!
聖地巡礼により、ワタクシ二等兵にはお馴染みの景色が広がる。


乙三三式車両改に乗り込み、下船の順番を待ちます。


ふとナビを見ると、位置情報がまだ北海道のままになってました。
毎回こんな感じですね。


下船完了。
さぁ!基地に帰還するぞ!!




北関東自動車道から常磐自動車道首都高速を経て、無事我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地に到着。

この遠地自走偵察活動の走行距離は、大洗~苫小牧は往復共にフェリーを使用したにも関わらず、2,650km


間もなく16万kmに達しようとしている乙三三式車両改ですが、偵察活動中もトラブルは何も無く、快調そのものでした。
これからもしっかりメンテして、今回のようなロングランだけでなく、キャンプに酷道走破にサーキット走行にと、共に歩んで行きたいと思います。

おっと、上官殿のメンテ(失礼)もしておかねば!



上官殿!
ワタクシ二等兵が稚内の地より贈った献上品(お土産・ホタテとイクラ)はいかがでしたでしょうか!!

(上官殿)ああ、美味かったぞ。

ところで今回の献上は量を多めにしたので、早速ワタクシ二等兵も賞味したいの・・・あれ?上官殿がいない・・・



・・・・・・・・・・ん!?



古紙回収のために纏められた古新聞の間から僅かに見える ”ホタテ” ”イクラ” の空き箱・・・



ムォォォォォォォォォォォー!!



これが大日本帝国陸軍の精神鍛錬でありますか!!
上官殿の愛のムチ、確かに受け止めております!!

でも現実って、厳しいです。。。。。。

(おわり)
Posted at 2023/06/17 21:31:43 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2023年06月11日 イイね!

遠地自走偵察活動 其の四

上官殿!

今週も引き続き、北海道における遠地自走偵察活動報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!

■報告まとめと予定
其の壱 大洗港~苫小牧~日高~余市~積丹~札幌
其の弐 札幌~小樽~日本海オロロンライン~稚内
其の参 稚内~サロマ湖~帯広
其の四 帯広~浦河~三国峠~幌加~帯広 ←今回
其の五 帯広~三石~新冠~苫小牧~大洗港






5日目【5月4日(木)】
《帯広市》
朝7時台に出発。
無料の帯広広尾自動車道に乗り、北海道南部にある浦河町を目指します。




《渡辺牧場》
競走馬を引退し、更に種牡馬・繫殖牝馬(子孫を残す)としても引退した馬たちを支援する認定NPO法人「引退馬協会」の会員であるワタクシ二等兵。
其の壱でも紹介しましたが、ここ渡辺牧場にも支援している子がいます。


ただし現在、牧場関係者以外で立ち入れるのは、引退馬協会の一部の方のみですので、ご注意ください。


ナイスネイチャ


中央競馬(JRA)、それも最高位のG1レース戦線で長らく活躍。
安定して上位入賞するレースが多い事から”ブロンズコレクター”として人気を博しました。


更に、2000年にJRAが発表した「20世紀の名馬100」には、多くのG1レース勝利馬たちがトップ100から外れる中、71位に選出。
まさに ”記録より記憶に残る” アイドルホースです。
↓新しい馬券種類「ワイド」のキャンペーンキャラクターに選出


また存命中のJRA重賞(G1・G2・G3)勝ち馬の最長寿記録を更新し続けており、2023年5月時点で35歳。 人間でいうと100歳越えのご長寿馬でもありました。
(左:メテオシャワー 中:二等兵 右:ナイスネイチャ)


本来とても臆病な動物であるお馬さんですが、ワタクシ二等兵の目の前でウトウト。
何度も会っているので、人間で言う所の「子供のころ盆と正月だけ会う親戚のオジサン」のような感じで、一応は覚えてもらえているのでしょうか。
(ワタクシ二等兵撮影)


ナイスネイチャがウトウトし始めたので、牧場を後にし再び帯広方面へと移動。


糠平湖」近くの駐車スペースに、乙三三式車両改を駐車します。




《タウシュベツ川橋梁》


有名な建造物なので、知っている方も多いと思います。
2008年までは、糠平三股林道を経由し徒歩で橋梁のすぐ近くまで行くことが出来ましたが、2023年現在、許可を得た車両以外は林道の通行が禁止されています。

だがしかし!
こんな遠くから眺めただけでは、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の沽券に関わる。そして何より、上官殿の鉄拳制裁が、ワタクシ二等兵に下されるのは間違いない。(っ・д・)≡⊃)3゚)∵グフッ!

だがしかししかし!
いくら上官殿の鉄拳制裁が待っているとはいえ、通行を禁止されている区間に無理やり侵入するのは、それこそ我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」、そして上官殿を貶めてしまう事になる。

だがしかししかししかし!
タウシュベツ川橋梁は「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」の一部。
そう!まだまだ他にも魅力的な橋梁はあるのです!!



《第二音更川陸橋》
1936年完成、断崖絶壁に沿った川を渡らない陸橋です。
とてもきれいな石積み護岸が続き、天然素材とコンクリートが自然と調和している美しい景観を見れます。


《第四音更川橋梁》
1936年完成、音更川に架かるところは撤去されています。
残ったアーチ橋には木が生い茂り、年月を感じさせますね。


そしてワタクシ二等兵のイチオシは、国道273号の国道橋からよく見えるコチラ。

《第五音更川橋梁》
国道橋と高さがそれほど変わらず、非常に見やすい橋です。


右奥、車が走っている辺りが、その国道橋。
そして道から外れたところに、下に降りれそうなスペースがあります。(赤矢印)


こんな時のために・・・長靴装着!


人1人分くらいが歩ける程度の道を辿ると、前方に見えて来ました。


下から見上げる「第五音更川橋梁


近くで見ると、かなりの迫力。
士幌線のこの区間が廃止となってから40年以上。所々崩れ落ちている姿が、皮肉にも遺構としてより輝くことになった。


第五音更川橋梁の下をくぐり、反対側へ。
音更川のきれいな流れと橋梁、周囲の木々など、紅葉の季節にきたら相当フォトジェニックな画像となるだろう。


橋梁の偵察を終えて戻っていると、ふと「かつての線路跡はどうなっているのだろう」と思い始めた。
ただし線路は先ほどの橋梁の高さ、つまり歩ける道からはかなり高い所を通っている。 当然、線路跡へ辿り着けそうな斜面はどこも傾斜がキツく、登るのはいいが降りる時に困りそうな所ばかり。

そんな中、ワタクシ二等兵でもかろうじて登り降り出来そうな場所を発見。


立入禁止の表示等が無いのを確認し、ヨイショヨイショと登りだす。


到着。
当然ながら遺構は何も無いが、山の中を突き抜ける整地された様子を見ると、これがひと目で線路跡というのが分かる。


第五音更川橋梁の手前まで行ってみる。(もちろんここから先は立入禁止)
路線が廃止され、人の手が加えられなくなってから40年以上。 それでもここまで保てているのは驚きである。


さて、かつてこの第五音更川橋梁の南側すぐの所に駅があり、現在でもホーム(旅客用・貨物用共に)及びポイントを含む線路が残っています。



《幌加駅跡》


昭和20年代は木材の搬出基地として、昭和30年代は洞爺丸台風(青函連絡船「洞爺丸」が転覆)後の風倒木の処理でも活躍し、350人が暮らしていました。
豊かな森に戻りつつある現在からは想像のつかない、活気ある町があったのです。
(ほぼ同じ場所から撮影)



しっかり保存活動も行われているため、現在は現役当時の士幌線の様子を伝える、数少ない遺構となっています。


廃線巡りはここまで。
乙三三式車両改に乗り込み、幌加から更に北へと向かいます。




《三国峠》
北海道の国道で最も高い所を通るのですが、それよりもこの三国峠、このカットの写真が有名ではないでしょうか。


木々が色づく紅葉の時期、または一面真っ白の冬季に来ると、より素晴らしい一枚になるかもしれません。

今日の夜営地(宿泊地)は、昨日と同様に帯広。
三国峠から再び南下を開始。

・・・・・・・・・・

する途中にちょっと寄り道。



《十勝牧場 白樺並木》
これも有名な観光地。
当日はお空も曇り、時間も夕方という事もありイマイチ冴えない画像となっていますが、天候・季節があえばかなり良い写真が撮れますね。




さてさて、寄り道も終えて無事に帯広市内へ。
今日の夕ごはんは、帯広名物のひとつである ”豚丼”

行く店も決めてあるし、時間もまだ19時を少し過ぎたくらい。
美味しいものを食べて、明日に備えるぞい!


・・・・・・・・・・

えっ???
閉まってる??????

スマホを開く。

調べる。

閉店時間19時。

・・・・・・・・・・



ドカドカドカーーーン!!!



ここまでの活動報告から、事前にしっかり計画を立ててからの偵察活動だと思っている方もいるかも知れない。
しかしそれは・・・


間違いだ!!!



実際今回の遠地自走偵察活動で事前に決めているのは、予約を必要とする "往復のフェリー” ”宿泊する夜営地(ホテル)” ”訪れる牧場”のみ。

今回の報告で言えば、長靴を履いてまで探索した ”第五音更川橋梁”も、遺構として保存されている ”幌加駅跡”も、その周辺の橋梁遺構も、全て偶然見つけたもの。

そう!
ワタクシ二等兵、偵察部隊としては致命的と言える「計画性」が、旅行・・・ではない偵察活動時には、ほとんど無いのである!!(๑• ̀д•́ )✧ドヤッ

とは言え頭の中が豚丼一色だった、ワタクシ二等兵。
北海道偵察時には多大にお世話になるセイコーマートにて豚丼を購入し、心のスキマを埋めるのであった・・・




《追伸》
今回の偵察活動報告の中にもありました ナイスネイチャですが、ワタクシ二等兵の訪問からわずか三週間後の5月30日、訃報が届きました。

既に5月中旬から体調を崩し始め、食べる量も極端に減少。
ナイスネイチャがこの世に生を受けた時から関わっている牧場の皆さま(渡辺牧場はナイスネイチャの生まれ故郷)が、考えられるあらゆる手を尽くしましたが、35歳、人間換算だと100歳越えのナイスネイチャには、持ち直すだけの体力が無かったようです。

5月30日、ここ数日眠ることすら出来なかったナイスネイチャ。
この日は「疲れたなぁ」と放牧地の青草の上で自ら横たわり、青空とそよ風の中、鎮静剤と麻酔薬を使った上で安らかに息を引き取りました。

以下のURLは、ナイスネイチャを長年支え、献身的なケアを続けてこられた渡辺はるみさんによるご報告です。
ナイスネイチャの食が落ち、体調が変化した5月以降の闘病記録が綴られていますので、興味があるかたはぜひご覧ください。(引退馬協会のサイトです)
https://t.co/STr9XuqKZU



(つづく)
Posted at 2023/06/11 17:41:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

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