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さとちん@のブログ一覧

2022年07月02日 イイね!

廃線偵察活動

上官殿!

本日は「廃線」の報告をさせていただきます!!

(上官殿)な・な・な・・・・・・

(二等兵)???

(上官殿)は、「敗戦」だと!!!
き、貴様!我ら大日本帝国が負けるはずが・・・

(二等兵)ち、違います!その敗戦ではございません!!
廃止された鉄道路線の事でございます!!!

(上官殿)ち、違うのか・・・ε=(´▽`;) ホッ
そういえば、以前も廃線について報告を受けた気がするぞ。

(二等兵)さすがです、上官殿!
昨年2021年2月に「相模線 西寒川支線」、2018年6月に「豊橋鉄道 田口線」に関しての報告をさせていただいております。

(上官殿)両方とも興味深い報告であったな。では今回も頼む。






今回偵察を行うのは「青梅線
もちろん青梅線は、いまもバリバリ営業中の現役路線ですが、かつてこの路線には様々な支線が存在していました。

東京都立川市にある「陸上自衛隊 立川飛行場


元は1922年に開設された、旧日本軍の「立川陸軍飛行場
戦後となった1945年から1977年までは「米軍 立川基地


かつての立川飛行場周辺には軍事工場などへの専用線が存在し、燃料や資材などの物資輸送に使われて来ました。

青梅線の中神駅から分岐していた引込線は、1969年頃まで運用され、1978年に廃止されています。


今回は、その「中神引込線」の廃線跡を辿って行くのであります! (`Д´)ゞ ビシッ!



中神駅
偵察始点となるのは、東京都昭島市にあるJR青梅線の駅です。


中神駅の北側には、引込線に続く側線がありました。


現在は駐輪場・駐車場として使われています。





砂川街道踏切
中神駅の東側にある踏切を過ぎると、引込線は北側にカーブし


国営昭和記念公園」の北西端あたりに向かっていました。


立体化された交差点の先は宅地化され、線路の痕跡は見られません。




中神引込線通り
宅地化された箇所を越えると合流します。


1978年の廃止後も線路が撤去されず、1998年頃まで放置されていたらしいのですが、


2000年頃に道路として再整備されたよう。


道路の対向車線側が、線路だった部分です。


右側に見える青い舗装の方が、引込線があった所。


しばらく進むと、道が二手に分かれます。
中神引込線は、ここで線路が分岐していました。


しかもここには何と、当時の線路の一部が残されています。


錘(おもり)付き転換機
線路のポイント切り替え装置のことです。


残された線路の側面を見てみると、どうやら1957年に製造された事が分かる。


昭島市が設置した案内板では、当時の線路の形がよく分かります。


さて先に進もう。
分岐した南側の廃線跡を辿ります。

進み始めてすぐ、不自然な光景に気付くワタクシ二等兵。
↓の光景を見て気付いたのだが、皆さまは何が不自然か気付きましたか?


答えは、、、この記事の最後に!(笑)



富士見通り
富士見通りとの交差点で、廃線跡を利用した道路は途切れます。


近くには、陸軍航空工廠があったことを示す石碑。


陸軍航空工廠があった場所は、国際法務総合センターなどになっています。
そしてその前に立つ「富士見通りバス停


このバス停、付近に米軍基地の洗濯工場の出入り口があり、1990年まで「ランドリーゲート」という名称でした。




むさしの公園
中神引込線はこの公園内を通っていましたが、線路の痕跡を見つけることは出来ません。


と思いきや!
むさしの公園を二分する道路を渡り、反対側へ行ってみると・・・

そこには何と線路跡が!


ここで再び分岐しています。


この付近は、車両の停車場だったとのこと。


小高い丘を越えると、また新たな線路跡が。


かつて米軍に物資輸送をしていた車両が停車していた場所は、公園内の休憩所に姿を変えています。


実は中神引込線はここで終わりではなく、手前の残堀川を越えた先まで続いていました。


向こうに見えるのが、先ほどの休憩所。




泉町西公園
当時の線路が、部分的に残されています。


ここが中神引込線の末端にて、偵察活動は終了。



周囲の景色は当時と大きく変わり、かつて鉄道が走っていた事を想像するのは難しい。
変化は決して悪い事ではなく、むしろ変化することが自然現象と言える。

ただし、そこに鉄道が走っていたという事実は変わらない。
変わらないが、人々の記憶に残っているかどうかは別の話。
だからこそ自治体は線路跡を部分的に残し、案内板を設置し、地域が歩んできた歴史を後世に伝えようとしている。

ワタクシ二等兵も、関わって来た全ての事を記憶しておくのは不可能。
故にこういった偵察機会を度々設け、大日本帝国国民への周知活動を行うのも、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の重要な使命でもある。



答え合わせ
まずは分岐した南側の廃線跡を辿ります。
進み始めてすぐ、不自然な光景に気付くワタクシ二等兵。
↓の光景を見て気付いたのだが、皆さまは何が不自然か気付きましたか?


住宅の出入り口は道路側にあるのが一般的。
ですが、中神引込線通りは元々鉄道敷地であったため『道路に向けて背を向けて立っているところ』でした!!


(おわり)
Posted at 2022/07/02 22:22:47 | コメント(6) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2022年06月26日 イイね!

夏季山岳訓練

上官殿!

親愛なる大日本帝国の梅雨明けはまだまだですが、各偵察部隊の活動が梅雨により停滞している今こそ、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」が積極的に活動を行う事を進言させていただきます!!

これにより上官殿の偵察実績だけでなく、軍部における上官殿の地位・存在感が更に向上し、より強固な体制を築けるものと想定致します!!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)そうかそうか(○´艸`○)ウヒヒ♪
では訓練を行って来るがよい!



今回の山岳訓練の地として選択したのは「中倉山

登山地図にルートが掲載されたのは2020年版からという、ここ数年で人気の出て来たお山です。標高は1,539M。

栃木県の足尾銅山の近くにそびえる山ですが、この一帯はかつて銅の精錬による煙害が著しく、中倉山の北東斜面は木々を失い、荒々しい姿を見せています。

なぜ近年人気が出て来たかの理由は、気持ちよく歩ける展望抜群の稜線と、その稜線にポツンと立つブナの大木にあります。

(ワタクシ二等兵撮影、奥は中倉山 山頂)

このブナの木は『孤高のブナ』と呼ばれ、たった1本、煙害にも負けずに育った逞しい姿を見に、多くの登山者が訪れるようになりました。



日光宇都宮道路 清滝IC
そんな『孤高のブナ』に会いに、ワタクシ二等兵は早朝に基地を出発。
首都高から東北自動車道に入り、宇都宮ICで日光宇都宮道路に侵入。終点の清滝ICまで進みます。




銅親水公園 大畑沢駐車場
国道120号~国道122号へと進み、栃木県道250号を北へ。
行き止まりとなる直前にある銅親水公園の駐車場に、乙三三式車両改を駐車します。


ここから登山口を目指すわけですが、中倉山の標高は1,539Mとそれほど高くなく、その登山道中でも技術的に難しい所はありません。
ただし、この山の稜線に立ち『孤高のブナ』を見るための行程は、かなり厳しいものになります。

それを表す標準コースタイムですが、往復で5~6時間。
その主な理由が登山口からの標高差で、何と910Mもある。

単純計算で、東京スカイツリー(634M)の上に更に東京タワー(333M)を乗っけたくらいの高さを登っていく事になります。
名古屋で言えば、ミッドランドスクエアやJRセントラルタワーズ4個分。
大阪で言えば、あべのハルカス3個分の高さを登ると言った方が、イメージが湧きやすいと思います。

加えて駐車場から登山口まで、平坦ではあるものの、1時間近くの林道歩きが必要。なかなかハードです。




中倉山 登山口》(8:50)
ワタクシ二等兵、林道歩きはサクサク進み、駐車場から30分で登山口に到着。


今日は新しく購入した登山靴のテストも兼ねている。
コースタイムだけでなく、足元も気にしつつスタート!




登山道に入ると、いきなり急登が続きます。
急登と言っても大きな段差がある訳ではなく、なかなかの勾配の道が地味に続くのです。


これといった休憩ポイントも、水場もありません。
徐々にボディーブローが効いてくる感じです(笑)


途中にこんな感じの、ぐるぐるになった木や倒木があったりする箇所を通るのが、唯一の楽しみ?


緑が生い茂る夏季は日陰も多いのですが、その分暑い!!
急登も相まって想像以上に汗をカキカキ、ようやく尾根が近くなってきました。


尾根上に出た所は、ちょっとしたビューポイント。
これまで樹林帯続きだったのもあって、うひょーって叫んでしまうほど見晴らしの良いポイントでした。




見晴らしの良いビューポイントを後にし、中倉山山頂へ進みます。


山頂が近づくにつれ、徐々に周辺の木々が減っていくのが分かる。


一気に視界が開けて、なだらかな稜線に出ます。
中倉山山頂が見えて来ました!




中倉山 山頂》(11:15)
コースタイムは3時間を見込んでいたが、2時間30分で到着。


山頂は遮るものがなく、360°の眺望が楽しめます。


これから進む方向の稜線。いいですね~。ワクワクします。
こういう開放感のあるなだらかな稜線が大好物な、ワタクシ二等兵。思わず走り出したくなります。


稜線をしばらく進むと、眼下に『孤高のブナ』が見えて来ましたぁ!!!
ちなみにこれまでの登りで疲れたので、走るのは止めました(笑)




孤高のブナ》(11:25)


ようやく会えました ヾ(〃^∇^)ノ♪
樹齢100年以上あるそうで、煙害で環境が悪化した中でも生き抜いてきた、中倉山の象徴的な存在になっています。

少し下の方から撮ってみました。
これからも長く生き抜いて欲しいものです。


『孤高のブナ』の下に見える、緩やかな草原で早めの昼食。



下山開始》(12:00)
帰りは中倉山山頂は通らず、巻き道で下山していきます。


登りで通ったルートに合流、急登を今度は下っていきます。
結構ぬかるんでいる所があったので、滑らないように慎重に。



中倉山 登山口》(13:10)
コケずに無事に登山口まで戻ってきました!


ここからはまた、長い林道歩き。
終わった感と疲労、加えて代わり映えのしない景色に足が重くなる。
道端の色鮮やかな植物だけが、心の癒し?でした。




(上官殿)どうであった?山岳訓練は。

はっ!(`Д´)ゞ ビシッ!
初めて登った「中倉山」でしたが、想像以上に素敵な山でありました!!
特に眺望抜群の稜線を歩き、『孤高のブナ』は一見の価値ありです!!!

それほど危険箇所は無い印象だったので、装備をしっかりしていれば、初心者でも体力があれば登れる山ですね。

(上官殿)私でもか?

はっはっはっ!笑
上官殿では無理ですよ!!笑笑
だって階段ちょっと上がったらお疲れになるじゃな・・・

(上官殿)


あっ・・・・・・・(꒪ཫ꒪; )ヤバイ

(おわり)
Posted at 2022/06/26 05:49:39 | コメント(11) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2022年06月11日 イイね!

乙三三式車両改による走行訓練

上官殿!

我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」において、高速運転訓練場(訳:サーキット)での運転訓練は、寒くなる初冬まで行わない事としております!!

(上官殿)そうだな。 乙三三式車両改への負担を考慮し、気温の高い春季~秋季は山岳訓練などを中心に行い、冬から春の間に走行訓練を行っているな。

ですが今回、走行訓練を主催している団体から「走行枠が空いているので参加してくれないか?」とのお誘いがあったのであります!

(上官殿)ふむ・・・ ただし先月の大型連休中に、私も二等兵もそれぞれ旅行・・・ではない、偵察活動を行っている事もあり、隊の予算は大丈夫なのか?
今月は少しは節約・・・

半額での走行訓練となります!!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)よし、許可しよう。

(灬º 艸º灬) チョロイ






急遽の走行訓練。
今回も「筑波サーキット コース2000」が訓練地となります。


ただし今にも雨が降り出しそうな空模様。
何とか走行終了まで、もってくれればいいのだが。


今回の走行会は、グリップ走行が2クラス・ドリフト走行が1クラス。
グリップ走行の方は、今回も過去のベストタイムにより「A」「B」にクラス分けされており、もちろんワタクシ二等兵は「A」クラスです (ΦωΦ)フフフ・・・

さて、恒例のマシンチェック。
今回同じクラスで走ることになったマシン達の中でも、ひときわ目を引く集団が。

RAUH-Welt(ラウヴェルト)

※向こう側に写っているのはグリップ Bクラスのエントリー車両です

走り屋系ポルシェ乗りの世界では知らない人は居ないと言えるほどの超有名人、中井啓氏が代表を務める、日本屈指のポルシェ チューニングショップ。

フロントウィンドウで主張するショップ名のハチマキは、カンバン車の証し。


それが4台も!腕が鳴るぜ!!(震え声)



もちろんそれ以外にも、性能では軽く乙三三式車両改を上回るであろう車両が多数。

ロータス エリーゼ


インプレッサ(GDB)
ワイドボディ化されてます。


RX-7(FD3S)35GT-R
FDの方は、こちらもワイドボディ化。


・・・・・・・・・・

速そうなクルマばかりだな・・・(いつもの弱気)

加えて何故かワタクシ二等兵の並んでいる列には、エゲつなさそうな車両がズラリ。


お誘いいただいた主催者の方に「ちょっとキツくない?」と聞いてみると、「ポルシェ軍団と一緒に走れそうな、知っている人を並べたんだよー (*´꒳`*)ニコ‐」と笑顔で回答。

・・・・・・・・・・

よし!
これを最後に、初冬になるまでしばらく走行訓練はしないしな!!
ここはいっちょ気合を入れて!!!



無理せず!壊さず!ジャマをせず!
※いつも通り




結果。。。。。。
今回はちょっと不完全燃焼気味。

ポルシェ軍団の間には割って入れたものの、順位的にはAクラスのちょうど真ん中。


気温が高く、タイヤの空気圧がすぐ上がってしまい、フィーリングが悪い。
またタイヤ自体も、普段使いしているそのままなので、グリップ力が落ちている。


この冬を前に、タイヤは買い替えだなー

ちなみに冬季~初春までの期間に装着している、サーキット走行向けのハイグリップタイヤを購入したのは2年前。
まぁその期間は、月1~2くらいでサーキットに行ってるし、普段使いもしているから、こんなモンだろう。

上官殿~、タイヤを買い替えようと思うの・・・・・・

(上官殿)せ・つ・や・く!!!


(おわり)
Posted at 2022/06/11 21:21:47 | コメント(6) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2022年06月04日 イイね!

遠地自走偵察訓練 其の四

上官殿!

過去3回に亘り行って来ました、北海道における遠地自走偵察活動報告。
ついに最終報告となります!!! (`Д´)ゞ ビシッ!

■ここまでの報告まとめ
其の壱 大洗港~苫小牧~浦河~襟裳~静内
其の弐 札幌~日本海オロロンライン~稚内
其の参 稚内(宗谷岬)~宗谷丘陵~美瑛
其の四 帯広~新冠~浦河~苫小牧~仙台港 ←今回






5日目【5月7日(土)】
道東自動車道
宿をとった帯広を出発。
曇り予報だったものの、良い天気!


日高自動車道
千歳恵庭JCTで道央自動車道へ。
苫小牧東JCTから日高自動車道に進み、この北海道 偵察活動初日に向かった浦河方面へ。


目指したのは、新冠町にあるこちらの牧場。



ノーザンレイク
ワタクシ二等兵が支援している引退馬のうち、2頭がここに繋養されています。


直近だと、昨年11月に訪問
ただし現在、牧場関係者以外で立ち入れるのは引退馬協会の会員を含めた一部の方のみですので、ご注意ください。




会いに来たうちの1頭「タイキシャトル


「マイルの鬼」という二つ名を持ち、国内外のGIレースで5勝。
1998年に年度代表馬に選出されています。

引退した1999年には、史上25頭目の顕彰馬に選出された歴史に残る名馬です。(顕彰馬とは、スポーツで言う所の殿堂入りに相当)
更に2000年にJRAが発表した「20世紀の名馬100」では、何と16位にランク付けされています。


そんなタイキシャトル、現役時代はかなり気難しい性格だったらしく、周囲が気持ちよく走ってもらうためにいろいろ手を尽くしていたらしいです。

28歳(人間だと80代くらい)となった今、イタズラ好きは変わらずですが、現役時代に比べるとだいぶ大人しくなったようです。
↓昨年11月、ワタクシ二等兵の自撮り動画




もう1頭「メイショウドトウ


2001年の宝塚記念を制した、G1ホースです。

威風堂々とした名前に反して、おっとりとした穏やかな性格で、賢く人懐っこい馬。サラブレッドの、それもG1を勝つような馬で、これほど大人しいのは大変珍しい。


ちなみにメイショウドトウの買付価格は500万円と、サラブレッドとしては破格の安さ。
しかし現役中は27戦10勝、9億2133万4000円もの賞金を稼ぎ、掲示板に乗らなかった(5着以内に入れなかった)レースはたったの3回という、大変に馬主孝行な子。

そして引退した今でも、先に登場の「ナイスネイチャ」「タイキシャトル」とともに引退馬の顔と呼ぶべき存在となり、競馬業界にもファンにも孝行しています。


牧場の方と話し込んでしまい、思ったより長居してしまった。
正直カワイイ子たちをもっと見ていたいが、次の目的地に向かわねば!

次の目的地に向かう途中、野生のキツネにじっと見つめられる。
キツネ「何だこのうるさいクルマは・・・?」




うらかわ優駿ビレッジAERU
こちらも昨年11月以来、通算3回目の訪問。


会いに来たのは「ウイニングチケット


1993年の「東京優駿(日本ダービー)」という、ホースマン憧れのビッグレースに勝ったG1ホースです。

32歳という超高齢(人間換算でおよそ90代)であるにも関わらず、AERUスタッフ皆さんの努力もあって、異様なほどの健康体であることでも有名。
腰こそ落ちているものの、黒光りする精悍な馬体を維持しており、元気よく牧場を駆け回ったり、砂浴びで寝転んだ状態から素早く立ち上がったりしている様子を見ることができます。
↓ワタクシ二等兵撮影


人間にも他の馬にも友好的で、大変懐っこく素直な性格な一方、繊細なところがあるのか、人間に叱られると管理面で支障が出るレベルでイジケてしまうというカワイイところも。
↓ワタクシ二等兵撮影


また同じ隣の放牧地にいる「スズカフェニックス


こちらも2007年「高松宮記念」、武豊騎手の騎乗で制したG1ホースです。
このスズカの仲良しコンビとして、ファンにはお馴染みだった「タイムパラドックス」(左側)


残念ながら今年2022年2月10日、24歳で永眠となりました。
昨年訪れて元気な姿を見てから、わずか3か月後のことです。


彼のいた馬房に用意されている祭壇に手を合わせ、記帳。


最後の目的を達成し、長かった北海道における偵察活動は、いよいよ帰路へと向かいます。




苫小牧フェリーターミナル
ついに北海道との別れの地、苫小牧港に到着。
偵察活動期間中はずっと晴天だったが、苫小牧港に着いた途端に雲行きが怪しくなった。まぁ後はフェリー乗船だけだから問題ない。


帰りは、フェリーの最寄港である大洗行きが予約できなかったため、仙台行きに乗船となります。


今回もシャコタンである乙三三式車両改の乗船は、最後のほう。


出港時間で北海道を離れる頃には、外は雨。
やはり普段のワタクシ二等兵の行いが良い・・・ではなく、上官殿の神懸ったお力のおかげであろう!!!


帰りの航海も順調に進み・・・




6日目【5月8日(日)】
仙台港フェリーターミナル
定刻10:00に到着!


ここから陸路で、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地を目指します。


時は大型連休最終日。
各高速道路は、偵察活動を行った部隊の帰任で大渋滞するものと思われたが・・・

何と仙台→横浜まで、5時間30分程度で到着。
道中の渋滞は皆無、途中でゆっくり昼食を摂ってもこれだけの余裕なので、やはり上官殿が、大日本帝国上層部に話を通しておいていただいたのであろう!!!

基地に帰着したら、すぐに上官殿に感謝の言葉を申し上げよう!
そして稚内から直送した、いくら・うにを上官殿と共にいただこうではないか!!



上官殿!
ワタクシ二等兵、北海道における遠地自走偵察活動から、ただいま戻りました!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)うむ、ご苦労であった。

上官殿のお力により天候にも恵まれ、充実した偵察活動でありました!!!

(上官殿)うむ?そ、そうか。良かったな?

はっ! (`Д´)ゞ ビシッ!
ところで上官殿、ワタクシが稚内より直送した献上品は届いておりますでしょうか?

(上官殿)ああ、美味かったぞ。

そうでしたか!
ではワタクシ二等兵も早速・・・

(上官殿)ん?もう無いぞ??

そうですか、もう無い・・・って、え!?

(上官殿)え!?

・・・・・・・・・・

(上官殿)・・・・・・・・・・

(おわり)

Posted at 2022/06/04 21:12:40 | コメント(7) | トラックバック(0) | 日記
2022年05月28日 イイね!

遠地自走偵察活動 其の参

上官殿!

今週も引き続き、北海道における遠地自走偵察活動報告をさせていただきます!!
いよいよ報告も折り返しとなりましたが、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」、そして上官殿にふさわしい意義ある報告を行う事を心掛けます!!! (`Д´)ゞ ビシッ!

■ここまでの報告まとめ
其の壱 大洗港~苫小牧~浦河~襟裳~静内
其の弐 札幌~日本海オロロンライン~稚内(宗谷岬)
其の参 稚内(宗谷岬)~宗谷丘陵~美瑛 ←今回
其の四 帯広~新冠~浦河~苫小牧~仙台港






4日目【5月6日(金)】
宗谷岬
前回ついに到達した、宗谷岬。


日本最北端の地が折り返し地点となり、ここから南下していく事になります。
さぁ早速南下開始!
・・・と言いたい所ですが、この日本最北端の地でまだまだやるべき事が。



出光 宗谷岬SS
まずは宗谷岬のすぐそばにある、日本最北端のガソリンスタンドで給油。


ここで給油すると、日本最北端給油証明書と貝殻のキーホルダーがもらえます。
やっぱり何だかうれしい (嬉〃∀〃)ゞエヘ♪




宗谷丘陵
日本最北端の地に広がる丘陵地帯。
特徴的な緩やかな起伏は、約2万年前の氷河期に由来するものらしいです。


宗谷岬から道一本入るだけ絶景スポットなのだが、びっくりするくらい人がいない。




白い道
その宗谷丘陵を貫く、宗谷丘陵フットパスコースの一部。


青い空と海、緑の草花と白い道のコントラストが素晴らしく、まるで日本ではないかのような景観が楽しめます。


ちなみに”白”の正体は、稚内の名産である“ホタテ”の貝殻を砕いて敷き詰めているため。


ホントに日本っぽくない。
↓の画像、なんかゲームの映像っぽいなーと思いました。(もちろん加工一切なし)




稚内港
来た道を戻り、稚内市街へ。


忘れないうちに上官殿と、ワタクシ二等兵の父上母上へのお土産を購入せねば!


同じものをそれぞれ直送。これでスッキリ ε=( ̄。 ̄;A フゥ…




樺太食堂
前日夕日を見に訪れた、ノシャップ岬のすぐ近くの食堂。
もともと北海道を訪れたライダー達がゲストハウスなどで、オススメの偵察スポットや、おいしい食事処の情報交換をしていた中で、その評判が広まったお店です。


このお店の名物と言えばコレ!
「うにだけうに丼」








稚内のウニは、良質な利尻昆布を食べているため臭みや苦みがなく、北海道で獲れる他のウニと比べても評価が高いという。
稚内産のムラサキウニのみを使用しており、元漁師であるオーナーさんが毎朝市場に買い付けに行った新鮮なウニです。

腹も気持ちも満足した所で、ついに南下開始!
目的地まで273km。ナビでは夕方到着と出ていますが、多分14時~15時くらいには着くと思われる。


北海道では、(下道でも)100km=1時間計算で十分。
もちろん、北海道でしかありえないが(笑)



日本海オロロンライン
行きに通った絶景ロード。
どこまで行っても真っすぐな、手付かずの自然の中を貫く道です。


オトンルイ風力発電所
ここも行きで報告をした偵察施設。
28基ものでっかい風車が、何と3.1kmにわたり、道のすぐそばで横並びになっています。




羽幌町
行きでは反対車線だったので、帰りは絶対に撮ってやろうと思った、羽幌町入口にそびえるランドマーク?




美瑛町
パッチワークの路で有名な「北瑛の丘
見頃は夏季ですが、5月のこの時期でもその景色には圧倒されます。


セブンスターの木
丘の上にポツンとそびえる大きなカシワの木。
1975年にセブンスターの観光パッケージに採用された事が起源とされています。


親子の木
大小3本のカシワの木が、丘の真ん中で仲良く親子で寄り添っているように見える事から、こう呼ばれています。


次の目的地に移動。
緑の中を貫く道、そのバックには雪を被った山々。美瑛は、どこもかしこも絵になります。


ケンとメリーの木
ニッサン スカイラインのテレビCM「ケンとメリーのスカイライン」に登場した、絶景の丘にひょろりと立つポプラの一本木。


↓実際のCM




これで美瑛町の偵察活動は完了!
本日の宿である帯広へ向かうため、国道237号へと戻る。

走り始めて数分、右側に一瞬見えた気になる景色。
そこは国道から外れた、丘の向こうに消えていく上り勾配のキツイ道。あまりに一瞬だったので一度は通り過ぎてしまったが、気になりUターン。

戻っては来たものの、丘の向こうに消えていく上り勾配のキツイ道に向かう交差点には、何の案内看板も出ていない。道も勾配はキツイが、それ以外の特徴は無い。
空振りしても大したロスにはならないし、まぁいいか・・・と試しに進んでみる。すぐに丘の上に辿り着き、丘の向こう側の視界が開けた。
すると・・・






ジェットコースターの道


うおおおおお!何かスゴイぞ!!
調べると、その距離は何と8kmもある直線道路であり、おまけに高低差は最高で750mもあるらしい。

走ると本当にジェットコースターみたいで楽しい。(2往復もしてしまった・・・)




思わぬ所で時間を食ってしまったが、これも自由偵察活動の醍醐味だろう。
宿への到着時刻が若干遅れてしまったが、無事に帯広市に到着。

ついに次回報告が、遠地自走偵察活動の最終報告となるのであります! (`Д´)ゞ ビシッ!


(つづく)
Posted at 2022/05/28 23:21:35 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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