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さとちん@のブログ一覧

2015年10月12日 イイね!

秋季山岳訓練

秋季山岳訓練上官殿!

10月に突入してからは気温も下がり、秋の気配が濃厚となると共に、冬の訪れを実感し始めるようになりました。
そこで本格的な冬が訪れる前に、山岳訓練を行いたいと考えております。

平地ではまだまだの紅葉も、山岳地域、特に高山では見頃を迎えております。
9月下旬に訓練を行うつもりでしたが、その時期に訪れる予定であった3000m級の山の稜線は既に見頃は過ぎているため、訓練地を再考する必要がございます。

はっ!
今回は谷川岳を計画しております!!

谷川岳は群馬・新潟の県境の三国山脈にある山で、周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉岳などと合わせて谷川連峰と呼ばれています。
また山頂はトマの耳(標高1,963m)、オキの耳(標高1,977m)と2つのピークがあります。

統計が開始された1931年から、2012年までに805名の死者を出しており、この飛び抜けた数は、日本のみならず世界の山のワースト記録としてギネス認定されています。
遭難者が多い要因は、日本三大岩場「一ノ倉沢」の岩登りによる事故が多いことや、日本海と太平洋を隔てる山であるという地理的要因から、非常に天候が変わりやすいことなど。
この様に遭難者が多いことから、「魔の山」「人喰い山」と言う有り難くない通称があります。

今回の登山ルートですが、日本三大急登のひとつ、西黒尾根ルートを登り。。。

上官殿??








単独で訓練して参ります!!(泣)


谷川岳にはいくつもの登山コースがあり、日本三大急登と言われる西黒尾根ルートもそのひとつ。

日本三大急登とは、一般的に以下と言われています。
1.北アルプス・ブナ立尾根
2.南アルプス・黒戸尾根
3.谷川岳・西黒尾根

はたしてどれほどの急登なのか…。


午前6時、谷川岳登山の拠点となる谷川岳ベースプラザを出発。


国道291号を歩くこと1〜2分、ここで車両通行止めとなります。


ゲート手前にある、谷川岳登山指導センターにて登山届を提出。
しばらく進むと、西黒尾根登山口に到着。
画像で見ても分かる通り、最初からかなりの急登です。


最初は樹林帯の中、つづら折りの急登が続く。
なかなか骨のある急登だが、ルートを見失うような事はありません。


1時間も登れば、紅葉が見え始める。
相変わらずの急登ですが、登るにつれ色づく木々に励まされながら進みます。






登山口から1時間30分程、山の稜線に出ます。


左手にはロープウェイの終点、天神平が。


ここからはいよいよ岩場。 鎖場が連続して出て来ます。
とは言え岩場に慣れていれば、鎖を使わずとも三点支持で登れます。


一つ目の鎖場をクリアし稜線を歩き続けると・・・


ついに谷川岳の全容、そして西黒尾根核心部が見えて来ます。
標高は決して高くはない谷川岳ですが、実にアルペン的な山容ですね。


目的地とそこへ向かうルートを確認し、ヤル気倍増!
歩く足取りも、若干軽くなったような気がww


ヤル気が出た所で、また岩場に遭遇。
ここから先の岩場は、どこもなかなかの迫力ですが、やはり岩場に慣れていれば鎖に頼らず、三点支持でクリア出来ます。


前方を見渡せば、ラクダの背という小ピークが見えて来ます。
前進!!


一般的に森林限界は2500mだが、谷川岳はその厳しい気象条件により1600mくらいになっています。
この先は森林限界を超えて素晴らしい展望が。

これから挑む西黒尾根核心部。
地形も切り立った岩場の尾根道が多く、歩いていてもスリリング。
アルプス同様、アルペン的で素晴らしい山だ!


実際にはこんな感じ。
切り立った岩場。


高度感もなかなか。


左右が切れ落ちた尾根道。


でまた岩場。
右へ迂回する方が多かったのですが、ここも慣れていれば直線的に登れます。


そして氷河跡と言われる地帯へ。
勾配も緩やかになり、広大な笹原が広がります。


穏やかに登ってゆくと、前方に大きな道標が現れました。


雑誌や漫画などでよく載っている道標。 ここが天神尾根との合流点。


ここから谷川岳の2つの頂上のうちのひとつ、トマの耳(1963m)はすぐそこ。
休憩せず、そのまま向かう。


トマの耳に向かって歩いている途中、ロープウェイを使える天神尾根ルートからの団体登山者が登って来ているのが見えたので、足早に向こう側に見えるオキの耳(1977m)に向かいます。


オキの耳(1977m)到着。


おお〜! 素晴らしい!!
頂上からの万太郎山(1954m)方面。 縦走路が見えます。


本当はここで早めの昼食を摂る予定だったが、休日という事もあり登山者が多く、そのまま下山する事にしました。
同じ道を通っても何なので、帰りは谷川登山で最もポピュラーな天神尾根ルートへ。


再び紅葉の中の道を進みます。
昼前なのでまだまだ登ってくる多くの登山者とすれ違い、時間がかかります。




熊穴沢避難小屋に到着。
ここまで来れば、あともう少し。


天神平から望む谷川岳。
ここにはロープウェイで来る事が出来るので、紅葉目当ての多くの観光客が。


以上、報告を終わります!!



<オマケ>
谷川岳からの帰路、今や全国区となった永井食堂へ。


当然、もつ煮定食をオーダー。
ごはんの量は、これで普通盛りです。


登山による疲れ、そして満腹感全開の中、眠気と戦いながらの帰り道となりました。。。
Posted at 2015/10/12 01:33:42 | コメント(4) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2015年10月04日 イイね!

お台場における二次元偵察活動

お台場における二次元偵察活動上官殿!

ワタクシ二等兵、今年7月に我が「陸上自走隊 埼玉方面隊」初となる、二次元の偵察活動を行って参りました!
結果として我が隊の偵察活動範囲を拡げ、大日本帝国偵察部隊における上官殿の地位も更に向上した事と思われます!!

そしてこの10月に、以前偵察を行ったものより更に大規模な会合が行われているとの情報をキャッチしました。
隊の為、何より上官殿への貢献の為、ぜひ偵察の機会を与えて頂きたく!

はっ!!
ご承諾、ありがとうございます!!


秋晴れの空の下、一路お台場へ。
会場には、多くの偵察対象車両が展示されています。

会場入口には、SUPER GT参戦中のグッドスマイルレーシングのメルセデスが。



他にも多くの高級外車が痛車化。

ランボルギーニ ガヤルド


アウディ R8


フェラーリ 360と355





みんともさんも、多数出展。

シャナPさん


ミヤビックさん


梅ちんさん


SHIGE@Zさん



今回個人的に目を惹かれたのが、デレマス勢。















ラブライバー達
















運転席側と助手席側で、左右非対称のキャラ設定。
にこ×まきは、最近同人誌でよく見かける組み合わせ。




おっと!
登山趣味のワタクシとしては、ヤマノススメは外せません。



先日実写版がテレビ放映されていた、”あの花”


ニセコイ、小咲タン


冴えカノ、詩羽先輩


現在、劇場版公開中のWUG。
この偵察活動のあと、すぐ近くの台場メディアージュにてちゃっかり視聴。



その他。気になったクルマ達。








アカギの痛車。。。
お主、なかなかやるな。。。



ちなみに偵察を終えた後に見に行った、Wake Up, Girls!の劇場版での劇場特典。
封筒を渡されたので何かな?と思い封を開けると・・・








原画でした!
しかも、みにゃみの入浴シーン!!
もちろん封筒によって中身は様々なので、これは当りかも。

非常に有意義な偵察となりました。
Posted at 2015/10/05 00:20:14 | コメント(1) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2015年09月21日 イイね!

日本一○○○

上官殿!

我らが大日本帝国は現在、シルバーウィークと呼ばれる秋の大型連休に突入しております!

國民もやれ五連休だの、海外だの、行楽だのと、非常に浮き足立っている中、ワタクシ二等兵、偵察資金を得るべく仕事に勤しんでおります!!

休みは本日1日だけなのですが、上官殿は公務にて不在、隊員見習一号・二号も共に修練活動(部活です)にて不在と、我が「陸上自走隊 埼玉方面隊」は本日、ワタクシ二等兵一人で自宅警護を行っています。

毎週の任務である基地清掃は既に完了、天候にも恵まれている本日は、まさに偵察日和。

しかし伊太利亜製高速偵察機材である四五六式車両を手放して、一台となった我が隊の全天候型偵察機材 SG式車両は、公務により上官殿がご使用中。

さて、どうしようか・・・



・・・・・・・・・・



・・・・・・・・・・


そうだ!
たまにはプライベートで電車に乗ってみよう!

普段仕事では電車を多用しているが、休日に遊びに・・・もとい偵察活動を行うのに、電車はほとんど使用した事がない。。。

よし! 本日は鉄道による偵察活動を実施致しよう!!
という訳で、今回は鉄分多めですので、あらかじめご了承をww


さっそく最寄駅へ。
いつも仕事へ向かう方面とは逆の電車に乗り込む。

はずが、無意識のうちにいつものホームに足が向かい、途中で気がつき引き返す。
前途多難?

いきなりミスコースの危機だったが、無事予定の電車に乗り込み、JR高崎駅に到着。
ここで上越線に乗り換え。

さてと乗る電車は・・・あれだな!


おお! 懐かしい!!
この車両とカラーリング、まだ現役だったのですね。

当たり前ダロ!!
と鉄道好きの方から怒られそうですが、電車については素人なので・・・
大目に見てやって下さい。

基地周辺の空は雲に覆われていましたが、新潟との県境が近づくにつれ天候も徐々に回復。


晴天の水上駅に到着。
ここで、奥に見える長岡行に乗り換え。


途中「モグラ駅」として有名な地下駅、土合に停車。


この駅を有名にしているのは、その超越した駅の構造。
地下にあるこの下り線のホームからは、長さ338m、462段もある階段をクリアしないと地上に出られないと言う、恐るべき試練が待ち構えている。
ただし今回は偵察訓練ではないので、そのまま通過。

越後湯沢駅にて、ほくほく線に乗り換え。


このほくほく線の車両、驚く事に運転席と乗客とを遮る壁がない!
運転士の操作や計器までも丸見え!!


さらにワンマン運行の為、車内アナウンスや無人駅での乗越し精算まで、全部ひとりで行っていました。
う〜ん、大変だ!!

更に運転席とを隔てる壁がない事で、全面展望も非常に良好。
何かと見所の多い路線でした。


そして、最後の乗り換え。
犀潟駅で信越本線に。


犀潟駅から30分ほどで、ついに到着!!








日本一海に近い駅、「青海川駅」です。
この景色を見て40を過ぎたワタクシ二等兵、思わず「ウケるー」と言ってしまう程、変な高揚感に包まれました。



この通り、本当に海のすぐ横にホームがあり、電車のドアが開いただけで潮の香りが漂います。
なおこの駅は無人駅ですので、出入りは事実上自由に出来ます。



上官殿!

鉄道を使用した偵察活動、いかがでしょうか!!
偵察地の土産物も準備しておりますので、早速献上致します!!



あれ?



あれれ??



すみません上官殿。
確かにそこに置いたのですが見当たらず・・・・・・



ん? 上官殿!?



ああ・・・

既に食されていたのですね・・・
Posted at 2015/09/23 08:22:08 | コメント(3) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2015年08月29日 イイね!

酷道走破訓練

上官殿!

”国道”と聞いて、上官殿はどのような道をイメージされますでしょうか?

主要都市を結ぶ幹線道路、距離が長い、旅行のときに通る道。
行き交う多数の車、道幅が確保された道路、走行には特段の支障もない整備状況。
これが一般的な感想と思われます。

そもそも国道とは、全国的な幹線道路網を構成する道路として、道路法に基づき国が政令で指定するもの。
新設はもちろん、維持・修繕・災害復旧その他管理も原則、国土交通大臣が行う事になっており(指定区間外を除く)、まさに「国が管理している」道路です。

しかし、中には国道として指定されているにも関わらず、前出のイメージとはかけ離れた国道も存在します。
そういった一般的なイメージとは正反対の国道は、「酷道」と呼ばれています。

酷道は各地に存在していますが、今回は我が『陸上自走隊 埼玉方面隊』基地から一番近い、国道299号にて走破訓練を行って参りましたので、報告をさせて頂きます!!


国道299号は長野県茅野市を起点とし、群馬県を通り、埼玉県入間市を終点とする一般国道。
ほとんどは国道らしい整備された区間ですが、群馬・長野県境の十石峠は、元は林道という成り立ちを持っており、その期待(?)を裏切らない酷道っぷりを発揮しているとの事。

その酷道区間を目指し、まずは国道140号を秩父方面に進攻。
秩父駅を通過すると、国道299号との交差点に遭遇。 ここを右折します。


秩父市街を抜けた所で一部急勾配となっている区間もありますが、概ね以下のような快走路を進みます。


左手に見えてくる、巨大な東京電力の秩父開閉所を通過すると、やや道路状況に変化が。

集落では2車線道路


そうでない区間はセンターラインなし


と、志賀坂峠に向けて広狭が混在している道を進みます。
狭路区間は快走出来るとは言えませんが、交通量が少ない事もあって走りにくいとは感じない。
また既に山間地域に突入しているが、勾配・カーブともに緩やかなので、まだ酷道とは程遠い状況です。

志賀坂トンネルを抜けると、志賀坂峠に到着。
木々に視界を遮られているので、特にこれと言って見るものはありませんが、酷道訓練報告としては「連続雨量120mmで通行止め」の群馬県からのお知らせが、峠に華を添えています。


峠を離れると、一般的には急勾配・急カーブの範疇に入ると思われる道を下って行きます。
が、道路そのものの状態は比較的整備されており、センターラインのない箇所も道路幅は乗用車が難なくすれ違いできます。

視界が開け始めると、国道462号との交差点に突き当たります。
ここを左折。


左折するとすぐに、集落内の狭路を走らされます。
狭い所では乗用車同士のすれ違いすら出来ない上に、対向車も多い。
狭路区間は長くはないものの、交通量が多い事と、大型車両も通る区間である為、通り抜けるのに難儀する区間です。


この後は、しばらく快走路が続く。
道沿いには神流町恐竜センターといった施設もあり、行楽と思われる車も走っています。


神流川を渡った先で、国道299号の旧道と交差。
そしてその先ではスッパリと1車線がなくなってしまいます。


ここから600mほど走ると、群馬県道45号との交差点が現れます。
右折すると塩之沢峠を経て南牧村・下仁田町に至る事ができ、酷道299号のハイライトとも言える十石峠を迂回する最後の地点です。
ここまではそれなりの数の車が走っていましたが、ほとんどの車は県道へと進んで行きます。
当然ワタクシ二等兵は直進。


交差点の先には、十石峠に向かう者に大型車に対しての警告看板が立っています。
”通行は御遠慮下さい”という、何とも微妙な言い回し。


2〜3分で、ゲート登場。
怪しさ全開、この画像だけ見れば、ここが天下の国道と思う人は少ないはず。

警告看板には、遅すぎる”大型車通行不能”の文字が。
ここで言われても、周囲に大型車が転回出来るような場所はありません。

いよいよ酷道区間に突入です。



ここから先は台風による土砂崩れで、1999年から2004年まで、5年間も通行止めとなっていた区間。
国道なのに。

現在も降雨により、たびたび通行止めとなる区間。
国道なのに。

12月下旬から4月上旬まで、1年の1/4以上が通行止めという区間。
国道なのに。

ゲートを通過すると、道路状況は激変。
道幅は一気に1車線となり、路面も凹凸が目立って来ます。




右側の法面では砂防ダムを建設中。
工事で出た土を、端ではあるが路上に積まれると言う、国道らしからぬ扱いを受けている。


その先には小崩落現場が。
右側土の法面が崩落しているが、木の柵を設置するのみで、修繕の意思なし。


そんな状況ではあるが国道標識はきっちり立てられており、改めてここが国道だと認識させらます。
左斜め前方を指し示す補助矢印があるが、この状況を見れば右に進む者はいないと思われる。


カーブの連続する狭路をひたすら進みます。
関東最凶の酷道と名高い十石峠ですが、ガードレールの設置率は比較的高く、カーブミラーもそれなりに設置されています。
交通量は極少ですが、この区間で対向車に出会うと当然すれ違い出来ないので、どちらかが離合出来る場所まで後退する事になります。


神経をすり減らしながら狭路を走っていると、群馬・長野県境の十石峠に到着。
峠には車10台ほどが停められる駐車場にトイレ、展望台まであり、これまでの道路状況からは想像できないほどの設備が備わっています。
いつもはほとんど車の通らない峠ですが、週末のせいか数台の車が停まっていました。


長野側は当然下りとなります。
整備状況・道幅ともに、群馬県側とほぼ同等です。






酷道区間、長野側端点。
ここから先は、再びセンターラインのある快走路へと戻ります。


以上、報告を終わります!!


<オマケ>
国道462号から、下久保ダムへ。
SG式車両と比べると、その巨大さが分かります。


ただしここへは、ご覧のような超急勾配をクリアする必要があるので、特に冬期はお気をつけ下さい。



Posted at 2015/08/29 22:15:14 | コメント(4) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2015年08月13日 イイね!

北アルプス山岳訓練(後編)

上官殿!

前編では、栂池〜白馬乗鞍岳〜白馬大池までの訓練報告をさせて頂きました!
続けて後編では、白馬大池〜小蓮華山〜白馬岳〜大雪渓までの訓練報告を致します!!


今日の予定は、天候に恵まれれば迫力ある白馬岳への道を楽しめる絶景ルート。
それだけに人気も高く、日が高くなれば混み始めてしまうので、朝のうちに白馬岳まで行軍をします。

午前4時15分に、宿泊していた白馬大池山荘を出発。


夜から朝へ時間が流れる中、少しずつ明るくなる稜線を歩きます。
30分くらい歩いた所で、日の出を迎えました。


眼下に広がるキレイな雲海を横目に、コマクサが咲く道を進みます。




途中、船越ノ頭という小さなピークを通過すると、最初に目指す小蓮華山へのルートが見えて来ます。
画像右側の一番高い所が頂上です。


勾配はそれほどではないのですが、長い上りが続く。
日もだいぶ高くなったせいか、自分の影が山肌に映り込みます。




白馬大池から2時間ほどで、小蓮華山(標高 2769m)の山頂に到着。
地元ではかつて大日岳と呼ばれ、霊山として崇められたとの事です。


小蓮華山から三国境までは、なだらかに下って、また登り返します。
”三国境”は、長野・富山・新潟に境を接した場所。
また、日本海に抜けるルートが分岐する峠でもあります。

三国境手前の稜線から眺める、白馬岳山頂一帯。
手前の一番高い所が、白馬岳山頂です。
画像左側には、昨年訓練を行った鹿島槍ヶ岳。
天気が良ければこうしたアルペン気分が思う存分味わえます。



白馬岳山頂までは目のやり場に困るほどの大展望が続きます。




左(長野側)


右(日本海側)


小蓮華山から三国境へは、30分ほどで到着。
看板向こうに見える数人のパーティーは、日本海側へ抜けるルートを進んで行きました。


三国境から白馬岳山頂までは、1時間ほどの登り。
ちょっと急ですが、展望に助けられ頑張ります。




白馬岳(標高 2932m)山頂。
広く展望に優れていて、360度の大展望を満喫出来ます。




これまで歩いて来たルートも見る事が出来、ちょっとした達成感に浸ります。


頂上での眺望を堪能し、下り始めるとすぐに、白馬山荘が見えて来ます。


この山小屋とは思えない巨大な白馬山荘。
日本最大の収容人数を誇り、かつ日本最古の山小屋でもあります。
開設はなんと1906年(明治39年)というから驚きです。

ただし泊まる予定はないので前をスルーし、大雪渓へと下って行きます。


ここからの下りは、これまでと大きく風景が変わります。

こんなお花畑の中や、


豪快に流れる雪解け水を横断しながら、高度を下げます。


ただしこの辺りの勾配はかなり厳しく、登山道の状態もガレたりザレたりしているので、慎重に通過。

白馬岳山頂から1時間30分ほど下れば、前方に大雪渓が見えて来ます。
ここは過去に何度か崩落があった地点に近く、落石も頻繁に起こっているので注意。


ここでアイゼン(登山靴の靴裏につける鉄の爪)を装着、1時間ちょっとの間、ひたすらこの雪渓を下って行きます。
画像では分かりにくいのですが、雪渓はコースが決められており、ベンガラという赤い粉が撒かれています。
雪渓にはクレバス(雪面の裂け目)があり、ここに落ちたら大ケガをする可能性が高いので、赤いラインからは絶対外れないようにしましょう。




大雪渓の終点。
登山道の終点からも登りで40〜50分ほどなので、フツーに家族連れもいます。


10分ほど下れば、白馬尻小屋に着きます。
ここを過ぎると林道歩きになり展望はない為、存分に楽しんでおきます。


後は猿倉のバスターミナルまで林道を下って行くのですが、登山道から出た事による終わった感が全開なので、ある意味一番ここがツライかも・・・


上官殿!
以上で今回の訓練報告を終わります!!

はっ!!
ワタクシ二等兵の見た目がキタナイでありますか!?

山荘には当然風呂はないので、確かにキレイではありませんが・・・・・・






上官殿?






上官殿!?










ひええええええええええ〜。
すぐ清潔にして参ります!
しばしお待ちを〜!!(泣)
Posted at 2015/08/13 15:52:36 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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