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さとちん@のブログ一覧

2024年12月31日 イイね!

乙三三式車両改による走行訓練(もてぎ試験場)

上官殿!

本年もついに年の瀬となり、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」における令和六年最後の偵察活動報告となります!!

(上官殿)うむ、今年も多くの偵察活動を行ったな。では報告を頼む。

はっ! (`Д´)ゞ ビシッ!
ワタクシ二等兵の冬季重点訓練項目である・・・

(上官殿)走行訓練か?

さすが上官殿!素晴らしい洞察でございます!!

(上官殿)(ΦωΦ)フフフ・・・

ただし今回はいつもの筑波ではなく、栃木にある ”もてぎ試験場” において訓練を行うのであります!

(上官殿)もてぎ試験場か・・・懐かしいな。二等兵もそこで訓練を行うのは久しぶりであろう。

はい!最後に走ったのは15年前になります!!






《モビリティリゾートもてぎ》
今回15年ぶりに訪れる事になった ”もてぎ試験場” こと、かつての「ツインリンクもてぎ


直線と直線をタイトな中低速コーナーで結んだ、典型的な「ストップ・アンド・ゴー」レイアウト(全長4.8km)


つまり、ブレーキに非常に厳しいコース。

特にコース最長の直線(760m)である ”ダウンヒルストレート(↑画像右下の直線)” は、各車の最高速を叩き出す場所。
しかしその直線で高低差30 mを一気に駆け下った先にある90°コーナーは、床を踏み抜くくらいの勢いでブレーキングをする、結構コワいポイントとなります。

訪れるのが久しぶりなうえに、コースを走ったのは片手で数えられる程。
走り慣れた筑波サーキットとは違う高速コースなので、「初めて走ります!」くらいの謙虚な気持ちで走行訓練に臨もうではないか!




訓練当日の12月30日の朝は、さすがに寒い。
まぁその方が走行訓練としては適した条件なので良いのだが、パドックの雰囲気がいつもと違う。

その理由は明白、参加車両。


やはり国際コースだけあって、参加車両はパワーのあるマシンが多め。そして外車勢も多い。

メルセデスAMG GT S
4ℓツインターボ、510ps、最高速310km/hの弩級マシン。


アウディ TT-RS
2.5ℓターボで400ps、最高速は280km/h。


ポルシェ911 カレラS
この方とは、富士スピードウェイで何度か一緒に走っています。
他にもポルシェが2台、合計3台のエントリーあり。


BMW 330i M Sport
3シリーズの最新モデル。


BMW M3
かなり手が入っている、E92型M3。
走行1本目の最速マシンでした。


国産勢も負けていません。

35GT-R
走行2本目の最速マシン。
さすが番長!お見それしました!!


34GT-R
カラーリングがかっけえ。


S2000
ホンダのホームコースだけあって、7台の大量エントリー。


写真を撮り忘れたが、これ以外にもロータス エキシージロータス エリーゼNSXの姿もある。

う~む・・・
今回もバックミラー越しに追いついてくるクルマが見えたら、すぐ譲ろう!

いつも通りの超弱気な意思を固め、いざスタート!


今回も寒い時期でのタイヤの温まりを考慮して、30分×2本の走行スケジュールです。
序盤はクルマもタイヤもワタクシ二等兵もウォームアップのため、いつもより更に謙虚な気持ちで行こう!



さすがに1本目は正直コワいので、全力の5割程度で手探り。

結果、エントリー50台中25番目。
まぁそんな所だろう。

そして2本目は、1本目のタイムが速い順に整列。
速い人から順にコースインとなります。


ワタクシ二等兵は、どうやら前のチューンドFC3Sとタイムが近いらしい。
参考にさせてもらいますぜ!!!


最初は、ワタクシ二等兵より申告タイムが速いFCについていく。
1本目より少しだけコーナーで頑張るが、それでも全力はコワくて出せない。

なんせ15年ぶりのコース。
加えて年末にクラッシュしたくないですからね(笑)

ただコーナーの突っ込みは、明らかに乙三三式車両改の方が速く、追いついて詰まってしまう。

あれ?ワタクシ二等兵より速いはずじゃ・・・??

などと考えていたら、FCはラインを譲ってくれたので、有難く前に出さしてもらった。
2本目の走行が終了し、ワタクシ二等兵のタイムを確認してみると、



1本目より、2秒短縮されてる!!



なるほど、だから前に詰まってしまったのですね。
納得して走行訓練は無事終了。


それにしても、すっごく楽しかった!!!
久しぶりというのもありますが、コース自体がすごくチャレンジングなので、走っていても比較的楽しいコースでした (#^^#)




さて、令和六年の偵察活動はこれにて最後となります。
フォロワーの皆さま、コメントをいただいた皆様、イイね!を付けてくれた皆さま、そして本ブログを覗いてくれた皆さま、全ての皆さまに感謝いたします。

その全ての皆さまに良き年が訪れますように。
良いお年を!

(おわり)
Posted at 2024/12/31 13:34:53 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2024年12月21日 イイね!

大都会にひっそりと残る戦争遺跡

上官殿!
大変申し訳ございませぇぇぇーーーん!!


(上官殿)おぅ!? 二等兵、何だ急に!?!?

今年の秋口に、とある「戦争遺跡」の偵察を行ったのですが、いろいろあってまだ報告出来ておりませんでした!!!

(上官殿)戦跡か・・・確かにそれは軍部に顔向けが出来ないな・・・至急報告書を整えよ!






《東京メトロ副都心線 西早稲田駅》
今回は新宿区の”戸山地区”にある戦跡の偵察です。




江戸時代、この辺りは ”尾張徳川家” の下屋敷があり、13万6000坪という広大な敷地の約8割を「戸山荘」という庭園が占めていました。

明治時代になると政府に接収され、1873年(明治6年)に「陸軍戸山学校」が置かれます。


上が現在、下が1936~1942年頃の航空写真。



赤枠内に、細長い建物がいくつもあるのが分かります。


これは、長さ300mもある ”射撃場


流れ弾の危険性や騒音問題が近隣の住民から上がったため、射撃場の建物は分厚いコンクリートで覆われいました。





《陸軍大久保小銃射撃場 跡地》
現在この辺りは「早稲田大学 西早稲田キャンパス」がとなっており、


51号館」が建っているのが、正にその射撃場があった場所です。


またキャンパスの直ぐそばには、射撃場の土塁跡があります。(土が盛られているところ)


こちらの木が生い茂っている場所も、土塁跡。
長さ300mの屋内射撃場は1928年(昭和3年)完成なので、それより以前に使われていたと思われます。


そして↑の場所には、土塁跡以外にも、とある戦跡が残されています。
どこだか分かりますか?










ここ


寄ってみましょう。
何やら石碑?っぽいのがあるのが分かります。


更に寄ってみましょう。
その正体は・・・










陸軍の境界石


普通に歩いていたら、まず気付くことは無いでしょう。
都会の、それも民家のガレージの片隅にポツンと佇む、戦前の歴史。
こういうのが、戦跡偵察の醍醐味と言えます。

続いて、戸山ハイツに隣接する「箱根山」に向かいます。




《箱根山》
石碑には「陸軍戸山学校址」の文字が刻まれています。


そしてこの石碑の向かいには「軍楽隊 野外音楽堂跡


軍楽隊は、式典などで演奏活動を行う組織。
フルートメーカー「ムラマツ」創業者の村松孝一氏や、芥川龍之介の三男で作曲家だった芥川也寸志氏らが所属していました。

こちらは1915年(大正4年)、野外音楽堂での開園式の様子です。


むちゃくちゃ人が集まってますね (´▽`*)

野外音楽堂から上に進むと、白い建物が見えて来ます。
正面へ回りましょう。




《戸山教会・戸山幼稚園》


一見何の変哲もなさそうですが、門の前にある階段から既に違和感が。




《陸軍戸山学校 将校集会所跡》
この半地下式の石造り部分が、将校集会所の跡とされています。



今度は箱根山を西に進み、若松住宅を目指します。




《陸軍軍医学校 跡地》


跡地には、かつて公務員宿舎として利用されていた若松住宅がそびえ立っていますが、現在は廃墟となっており、立ち入りは出来ません。


この廃墟となった若松住宅の麓にも、戦跡が残されています。
分かりますか?











ここです!


寄ってみましょう。










”医療” と書かれた軍医学校の車止め




《東京陸軍第一病院 跡地》
道を挟んで向かい側にあるのは「国立国際医療研究センター


ここはかつて「東京陸軍第一病院」でした。


先ほどの画像をよく見て見ると、何か不自然なところがあります。
分かりますか?











そう、ここです!


これは・・・










陸軍第一病院と軍医学校を結んでいた地下道跡


近くに行くと、通路っぽいのがよく分かります。
何やら塞いだ感に溢れてますね。


実はコレ、なかなか見つからなかったのですが・・・
見つけた時は、めちゃくちゃテンションが上がりました(笑)



《陸軍軍医学校 跡地》
国立感染症研究所
この施設も、軍医学校跡地に建てられています。
最近だと新型コロナウイルスの研究などで、一時期頻繁にメディアに登場しましたが・・・


1989年(平成元年)、この施設を建設中に、大量の人骨が発見されています。



戦時中、細菌や毒ガスの研究をしていた通称「731部隊


その「731部隊」と関係の深い「防疫研究所」があったことから、生体実験の犠牲者ではないかとの意見もあります。(真偽は未だ不明)


研究所内には納骨施設があり、特別に見せていただくことが出来ました。(許可を得ています)


亡くなった方へのご冥福をお祈りいたします。







という訳で、新宿・戸山地区の戦争遺跡を偵察してまいりました!(`Д´)ゞ ビシッ
言われないと分からないようなものも多いのですが、思った以上に残っていて驚きです。

西早稲田駅への帰り道。
何気ない日常風景の中にも、しっかりと戦跡は残っています

こちらは学習院女子大学の周囲を囲む、レンガ壁。


学習院女子大の敷地内には、かつての「近衛騎兵連隊宿舎」と「炊事所」が残っており、このレンガ壁もその当時から現存しているもの。




ワタクシ二等兵、そして我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」は、車両での移動を主として偵察活動を行っている。
が、こうした徒歩での偵察活動では、普段「だた通り過ぎてしまう」だけの風景に注目する機会を与えてくれます。



上官殿!
やはり偵察の基本は徒歩ですね!!

(上官殿)確かに情報収集は、足で稼ぐのが基本だからな。

その通りでございます!!!
今度は上官殿もいかがでしょうか!?

(上官殿)う~ん・・・

基地(=自宅)がお好きなのはもちろん存じておりますが、たまには外出された方がよろしいかと。

(上官殿)・・・・・・

運動不足が過ぎると体調を崩しやすくなるだけではなく、見た目もいろいろ不健康に・・・あ

(上官殿)・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

(上官殿)二等兵・・・

(((( ;゚д゚))) ヒッ!!!

(上官殿)いろいろ話し合いが必要なようだな・・・


(おわり)
Posted at 2024/12/21 21:14:03 | コメント(6) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2024年12月14日 イイね!

乙三三式車両改による走行訓練

上官殿!

当初は暖冬が懸念されておりましたが、最近はしっかり冬らしくなって参りました!!
今期ももちろん走行訓練を行いたいと存じます!!!

(上官殿)今年は走行訓練用のタイヤを、新たに購入しなくて良いのか?

お気遣いありがとうございます!(`Д´)ゞ ビシッ!
昨年購入したタイヤがまだ使えそうなので、ひとまず新規購入の予定はございません!!

(上官殿)そうか。まぁ安全にも関わる事だから、必要に応じて遠慮なく申し出るが良い。(そして颯爽と去っていく)



・・・・・・・・・・



じょ、上官殿が優しい!?







《筑波サーキット コース2000》
走行訓練シーズンのスタートは、ワタクシ二等兵のホームコースであるココ。


冬晴れの天候にも恵まれ、走り日和!
やっぱりサーキットは良い。来ただけで気分が上がります。

今回の走行会は、過去のベストタイムにより「A」「B」にクラス分けされています。
1~18のゼッケンを付けているのが、「A」クラスの走行車両。
ワタクシ二等兵は、もちろん「A」クラスですよ (ΦωΦ)フフフ・・・


さて、恒例のマシンチェック。
今回同じクラスで走ることになったマシンの中でも、ひときわ目を引くのが・・・



ルノー アルピーヌ軍団!!!
同じクラスだけで3台。
Bクラスも含めると、合計5台のエントリーがあった。


もちろんこのアルピーヌ軍団以外にも、間もなく17万kmのライトチューン(車検対応マフラー・車高調・クラッチ強化・ブレーキ強化)である乙三三式車両改を、性能で軽く上回るであろう車両が多数。

ポルシェ 911カレラ4S(997型)
このクルマは、どこかの走行会で一緒に走った事があります。
ストレート撃速(当社比)


ポルシェ 911ターボ(996型)
BMW M4(F82)

かなり速そうな911ターボ、実際も鬼速(当社比)
左のM4もSタイヤ装着と、気合が入っている。


・・・・・・・・・・

速そうなクルマが多いな・・・

よし!
ここはいっちょ気合を入れて!!






無理せず!壊さず!ジャマをせず!
※いつも通り

せめてもの強がりで、もちろん性能は乙三三式車両改を上回る、ポルシェケイマンSの後ろにクルマを並べる。




1本目
前回の走行訓練から半年近く空いているので、かなり慎重に。


ここ最近の平均タイムより、2秒弱プラス。
まぁこんなもんでしょう。

ピットに戻ってタイヤの内圧を図ると、走行前とあまり変わっていない。
2本目は少しだけペースを上げよう。



2本目


1本目よりちょっとだけコーナーで頑張ってみる。
久しぶりという事もあり、乙三三式車両改との一体感はまだまだだが、タイムはここ最近の平均より1秒落ちにアップ。


それにしても・・・
252psのルノー アルピーヌに、ストレートでどんどん引き離される乙三三式車両改。
悲しいぜ・・・



3本目


朝方は寒かったのだが、この頃にはジャンパーを羽織らずとも大丈夫なくらい、暖かくなって来た。
走行車両同士のクラッシュなどもあり、赤旗中断。
走行時間は半分程度となったがこのタイミングでピットに入った車両もあり、逆に走りやすい環境に。
この日のベストを記録。(と言っても毎年の平均タイムくらい)


タイム的には特段見るべきものは無いが、久しぶりの走行訓練。
トラブルもなく、楽しむことが出来た。




上官殿!
ワタクシ二等兵、ただいま走行訓練から帰任致しました!!

(上官殿)ご苦労。実りある訓練だったか?

はっ!(`Д´)ゞ ビシッ!
タイムは平均的ではありましたが、これから本格化する走行訓練シーズンに向け、よき暖機運転の機会となりました!!

(上官殿)それは何よりだな。そうだ二等兵、久々の走行訓練で疲れたであろう。ケーキを作ったので食べるか? (´。✪ω✪。`)✧*。キラキラ

え!?

(上官殿)???

じょ、上官殿が優しい!?




その理由は次の日、ブランドショップに連行されるまで分かりませんでした・・・

(おわり)
Posted at 2024/12/14 21:28:05 | コメント(4) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2024年11月30日 イイね!

秋季夜営訓練

上官殿!

今回は久々に野営訓練を行いたいと思うのでありますが、いかがでしょうか?

(上官殿)野営は偵察活動の基本だからな。よかろう、許可する。

ありがとうございます!!
ところで・・・

(上官殿)?

上官殿も、ご一緒にいかがでしょうか?
もちろん屋内派(インドア派)というのは存じ上げておりますが、上官殿が現場にて訓練を視察するだけでも、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の士気も上が・・・いない・・・

今回も残念ながら、ワタクシ二等兵の単独偵察となるようだ。



前日仕事からの帰宅が夜遅くなったため、当日朝に準備開始。
しかしその当日は、天気の良い週末。

我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」基地から西へ向かう東名高速道路は、既に大渋滞。


3時間後、やっと到着!






《ふもとっぱら》
キャンパーの聖地とも言われる場所で、とにかく広い!
敷地面積は、東京ドーム約5個分ほど。


しかもこの広い敷地は基本的にフリーサイト、つまりどこでもテントを張ることが可能。
皆、思い思いの場所にテントを張っています。


ワタクシ二等兵も乙三三式車両改を止め、テントを張り、野営準備完了!


さっそく富士山をツマミに、まずは一杯。


夕方4時を過ぎると肌寒くなってきたので、焚き火を開始します。







松    竹




すみません・・・
ちょっと言ってみたかっただけです・・・

気を取り直して、本日のおゆはん。
やはり・・・



肉!


ワタクシ二等兵は単純なので、肉があれば概ね幸せ。
ワインを燃料にして、食が進みます。


満腹とワイン1本のおかげで、グッスリ就寝。



で翌朝。
富士山には雲が結構かかっており、山の稜線からの日の出を見るのは難しそう。


日の出はいずれやって来るので、それまでのんびり、カレー麵で朝ごはん。


コーヒーをすすりながら、しばし待つ。
そして・・・








この時期は寒暖差から、低い場所に霧が発生する事が多い。
結構幻想的なので、個人的に好きです (´▽`*)


キャンプ場で迎える朝は、やっぱ良き・・・
9時を過ぎ、青空も見え始めたキャンプ場を後にします。


もちろん、ワタクシ二等兵がこのまま帰るはずはありません!






《国道139号》
東名高速方面へと南下せず、逆に北上。
山梨県へと侵入します。




《国道139号 旧旧道》
いろいろ有名な「青木ヶ原樹海」を突き抜ける国道139号
現役道の二世代前、旧旧道を偵察します。
※現道からの入口を撮り忘れたため、2020年7月偵察時の画像を使用


紅葉が鮮やかな、青木ヶ原樹海の中へと進行開始。


最初は道らしき跡を追うことが出来たが、進めば進むほど道の痕跡が無くなってくる。


古地図とコンパスを頼りに、樹海の中の国道139号 旧旧道を進んでいると、とんでもないブツが現れたのだ!!!

それは・・・










樹海の中にポツンと道路標識




こ、これは・・・

ここが間違いなく、かつて車が行き交う国道だった事の証し。
しかし、すごい違和感。



樹海の中に、ポツンと取り残された警戒標識。
現国道を行き交う車両の音を遠くに聞きながら過ごす彼は、どんな気持ちなのであろうか。

誰にも見られる事の無くなった役目を終えた警戒標識は、今日も樹海の中で静かに佇み続ける。


(おわり)
Posted at 2024/11/30 16:34:27 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2024年11月09日 イイね!

北海道偵察活動 完結編

上官殿!

過去3回に亘り行って来た北海道における偵察活動、今回で最終報告となります!!(`Д´)ゞ ビシッ!

■報告まとめ
函館編 (函館山~八幡坂など夜景坂めぐり~赤レンガ倉庫~朝市)
有珠山編(旧国道230号水没エリア~西山散策路)
お馬さん編
完結編  ←今回






5日目【10月14日(月)】
《日高本線 浦河駅跡》
お馬さん巡りを終えた、ワタクシ二等兵。
2日間滞在した浦河町を、早朝に出発。


牧場の中を突き抜ける国道236号を北上し、帯広方面へ向かいます。


帯広・広尾自動車道から、帯広JCTにて道東自動車道へ。
阿寒ICにて下道へ。




《オンネトー》
アイヌ語で「年老いた大きな沼」の意味。


向こうには雌阿寒岳(左側)と阿寒富士(右側)がそびえ立つ。
太陽の位置や季節によって色を変える事で有名。


五色沼の異名を持っています。




次の偵察地へ向かうべく、10月中旬だが既に色づき始めている木々を間を走る国道241号を東進。


国道243号に入りしばらく北上すると、周囲の風景が変わってきます。




《美幌峠(びほろとうげ)》


標高525m。
網走と釧路を分ける、北海道屈指の絶景峠。


ここから見える「屈斜路湖(くっしゃろこ)」は最高!
北海道に来たら、一度は目指したいワインディングロードです。


屈斜路湖は道内2位の面積があり、カルデラ湖としては日本一の大きさ。
周辺には美幌峠の他にも津山峠、湖畔には無料の露天風呂群と魅力がいっぱいです。




《摩周湖》
カルデラ湖としては世界一の透明度と、「霧の摩周湖」という別名の通り霧が多い事から、神秘の湖と呼ばれています。


この日は天候に恵まれ、濃い青色に彩られた湖面がよく見えますね。




次なる偵察地へ向かうべく、道道150号を開陽台方面へ向かうワタクシ二等兵。


しかし何と・・・










パンクゥゥゥゥゥゥーーー!


しかもこの車両、スペアタイヤはメーカーオプション扱いで積載されていない。
パンク修理キットはあったので使用するも、タイヤの破損個所が大きいようで役に立たず。
そして止まったのは、こんな草原のど真ん中。


どうにも出来ないので、レンタカー会社に連絡し積載車を手配。
運良くスマホのアンテナは立っていた。不幸中の幸い。
周囲に何も目印のない場所だったが、暗くなる前に積載車も到着。

やれやれ・・・
キレイな夕日が余計に目に染みるぜ・・・


中標津からバスに乗り、夜営地(=宿)として予約していた根室の街に到着。







6日目【10月15日(火)】
移動のアシを失ったワタクシ二等兵。
他にも行きたい所があったが、残念ながらこれで偵察活動は終了・・・






しません!ィェ━ヽ(*´∇`)人(´∇`*)━ィ!!






せっかく日本最東端の街に居るのですから、クルマが無くとも、自分の脚で偵察活動を行うのであります!!!(`Д´)ゞ ビシッ!

根室駅から歩いて向かったのはコチラ。



《東根室駅》
日本最東端の鉄道駅」です。


最北端 稚内駅のように街中でもなく、


最南端 西大山駅のように眺望に優れているでもなく、


ちょっと寂しい感じ。
そしてホームは、なんと木造。


しばらく居ると、この感じがかえってイイように感じてきた・・・
これが、”わびさび” というものだろう(違う)




《根室駅》
歩いて戻って来ました。
この日の夕方の飛行機に乗る必要があるため、ここから鉄路にて、まずは釧路へと向かいます。


駅舎の中に入ると、何やら行列が。
どうやら根室駅は、到着した列車の乗客が全員降車した後に、改札が開いてホームに入れる仕組みの様です。


こちらのディーゼル車両に乗車。


いろいろあった日本最東端の地、根室を後にします。




《釧路駅》


ここから特急に乗り、一気に「南千歳駅」まで行き、空港へ。




上官殿!
以上で北海道における偵察活動報告は終了となります!!

(上官殿)うむ、ご苦労であった。ところで・・・

・・・・・・?

(上官殿)((pq・ε・`*))モジモジ

ああ!戦利品(お土産)でございますね!

(上官殿)そうだ!まさか忘れていないだろうな・・・

もちろんです!こちらです!!





(上官殿)!!!!!!!!!! よくやったぞ、二等兵!

ワタクシ二等兵が帰還した時を遥かに上回る、会心の笑顔でした。。。。。。

(おわり)
Posted at 2024/11/09 22:49:22 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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