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さとちん@のブログ一覧

2024年11月02日 イイね!

北海道偵察活動 お馬さん編

上官殿!

今週も引き続き、北海道における偵察活動報告をさせていただきます!!(`Д´)ゞ ビシッ!

■報告まとめ
函館編 (函館山~八幡坂など夜景坂めぐり~赤レンガ倉庫~朝市)
有珠山編(旧国道230号水没エリア~西山散策路)
お馬さん編  ←今回






3日目【10月12日(土)】
《北海道 浦河町》
今回も偵察の主目的であり、ワタクシ二等兵にとってはお楽しみの時間でもある、お馬さん巡りが始まります! ワクo(´∇`*o)(o*´∇`)oワク


競走馬を引退し、更に種牡馬・繫殖牝馬(子孫を残す)としても引退した馬たちを支援する認定NPO法人「引退馬協会」の会員である、ワタクシ二等兵。
まず最初は、昨年から新たに支援を始めたばかりの子に会いに行きます。



《Calm Days Farm》
牧場関係者以外で立ち入れるのは、引退馬協会の一部の方のみですので、ご注意ください。


牧場の方に挨拶し、早速放牧地へ。
さてさて、支援している子はどこかなー・・・いた!!

テイエムプリキュア


2005年のJRA賞最優秀2歳牝馬で、中央競馬における最高峰、GIレースも制しています。(獲得賞金 2億474万1000円)
そして ”プリキュア” という名前の通り牝馬、つまり女の子です。

この子の最も印象的なレースは、2009年 エリザベス女王杯(GI)
”大逃げ” を敢行し、一番人気の二冠馬 ブエナビスタから逃走。
1着は逃したものの、ブエナビスタに先着する2着でゴール。
※ずっと先頭付近にいる11番 ピンクのメンコ(お面)がプリキュア


そんな大観衆を沸かせたプリキュアも、今年で21歳。
人間でいう所の60代に相当する彼女。
生まれ故郷の北海道で、のんびり余生を過ごしています。


浦河町から新冠町(にいかっぷちょう)へ向けて、国道235号を西へ。




《ノーザンレイク》
こちらも牧場関係者以外で立ち入れるのは、引退馬協会の一部の方・一般見学で予約済の方のみですので、ご注意ください。


ここにも、ワタクシ二等兵が支援している引退馬が。

メイショウドトウ


2001年の宝塚記念を制した、GIホース。


ちなみにメイショウドトウの買付価格は500万円と、サラブレッドとしては破格の安さ。
しかし現役中は27戦10勝、9億2133万4000円もの賞金を稼ぎ、掲示板に乗らなかった(5着以内に入れなかった)レースはたったの3回という、大変に馬主孝行な子。


威風堂々とした名前に反して、おっとりとした穏やかな性格で、非常に人懐っこい事で有名。
ドットさん” の愛称で親しまれています。
↓ ワタクシ二等兵とドットさん(肩をモグモグされてます)


何もしなくてもドットさんの方から近寄って来るので、撮られる写真の多くが顔のドアップという、珍しいサラブレッドでもあります。


新冠町から日高町へ向けて、国道235号を更に西へ。



《ダーレー・ジャパン スタリオンコンプレックス》
今回初めてお邪魔する事になった、(子孫を残す)種牡馬を扱う生産牧場です。
見学期間および時間が限られていますので、ご注意ください。


ここでのお目当ては・・・

フリオーソ


通称「船橋の星

地方(船橋競馬場)所属のままで数々の中央(JRA)馬と渡り合い、地方競馬の記録を次々と塗り替えた競走馬です。(獲得賞金 8億4544万6000円)




《ブリーダーズ・スタリオン・ステーション》
先のダーレー・ジャパン同様の生産牧場ですが、こちらも見学期間および時間が限られていますので、ご注意ください。


ここには、超メジャーなお馬さんが多数在籍。

サトノダイヤモンド
2016年の菊花賞有馬記念と、GIレースを2勝。


ダイヤ型の流星(額の白い部分)が馬名にも反映された、約2億円の超良血馬。
馬主は、セガサミーホールディングス代表取締役会長である里見治氏です。

競走馬にかなりの投資を行っていたものの、最高峰であるGIレースの勝利までなかなか辿り着けなかった里見氏。
その里見氏、そして冠名「サトノ」に初めてのGI勝利をプレゼントしたのが、サトノダイヤモンドとなります。
(ワタクシ二等兵撮影)


キセキ
2017年 菊花賞(GI)優勝


シュヴァルグラン
2017年 ジャパンカップ(国際GI)に勝利。
馬主は「ハマの大魔神」こと、元プロ野球選手 佐々木主浩氏です。


リアルスティール
2016年のドバイターフ(海外GI)の勝者。
現役当時、個人的に好きだったお馬さんです。


ジャスタウェイ
2013年 天皇賞(秋)、2014年 ドバイデューティーフリー、安田記念とGIレースだけで3勝。


2014年度ワールド・ベスト・レースホース・ランキングで単独1位となり、日本調教馬として史上初めて同ランキング単独1位「世界一」を成し遂げた馬でもあります。






4日目【10月13日(日)】
《北海道 浦河町》
今日も、お馬さんづくしとなります。




《中村雅明牧場》
昨年に続き、2回目の訪問です。


ヒシミラクル


2002年 菊花賞、2003年 天皇賞(春)、宝塚記念とGIレースで3勝。


父は ”サッカーボーイ” という気性が荒い事で有名なお馬さんですが、当のヒシミラクルは現在25歳。
人間換算だと70代相当なので、だいぶ大人しく、そして懐っこくなったそうです。
(ワタクシ二等兵撮影)


↓ ワタクシ二等兵とヒシミラクル




《イーストスタッド》
こちらも昨年に続き、2回目の訪問となります。


ホッコータルマエ


2016年に日本競馬史上初のGI(ダートGI含む)レース10勝を達成した、歴史に残る名馬です。(獲得賞金 11億1459万1800円)


にも関わらず、幼少期から大人しく、優しい性格。
ストレスがあっても人にも馬にも当たらず、馬房に吊り下げられたプラスチックのリンゴのオモチャにヘディングしていたとのこと。


また非常にファンサ上手な、賢い子でもあります。
(ワタクシ二等兵 撮影)




今日も国道235号を西へ、目指すは新ひだか町
牧場へ向かう途中で昼食です。


11時開店の、このお店。
12時頃入店しましたが、ワタクシ二等兵の次の方で「ご飯が無くなりました」と早くもオーダーストップする人気のお店です。

ワタクシ二等兵は、ミックスフライ定食を注文。
揚げ物ひとつひとつがデカイ!


まずはソースでひと口。そして白メシをバクバク喰います。
モノと仕上げが素晴らしいので、結局どう喰っても白メシに合うのでしょう。


続いてマヨネーズで1個。ううっ、ビールがほしい・・・
サクリ食感にホワリ食感、タラの美味しさが引き出されている。実に旨いのであります!



《レックススタッド》
見学期間および時間が限られており、いつでも可能ではないのでご注意ください。


こちらで一番会いたかったのが・・・

タイトルホルダー
2021年 菊花賞、2022年 天皇賞(春)、2022年 宝塚記念で勝利。
獲得賞金は10億超え。


タイホくん」の愛称で親しまれ、2023年12月の有馬記念で引退したばかり。
去年の今頃はまだ現役馬だったので、まだ記憶に新しい方もいるのではないかと思います。


いつもパドックや本馬場で、遠くから見ていたタイホくん。
こんな近くで見れるとは・・・感激 。°(°´ᯅ`°)°。

他にも中央競馬で活躍した有名馬がたくさん。

ロゴタイプ
2012年 朝日杯フューチュリティステークス、2013年 皐月賞、2016年 安田記念と、GIレースだけで3勝。


スマートファルコン
ダート最強格の馬として知られており、獲得賞金も約10億円と超高額。
いつもちょっとだけ口が空いているのが、チャームポイント。


エイシンフラッシュ
2010年 日本ダービー、2011年 天皇賞(秋)と、G1レース2勝。


オメガパフューム
大井競馬場で開催される東京大賞典(GI)を2018年~2021年に4連覇するなど、同競馬場のレースに滅法強いことで知られ、「大井の帝王」と呼ばれていました。




《アロースタッド》
こちらも見学期間および見学時間が限られていますので、ご注意ください。


こちらも中央競馬で活躍した有名馬がズラリ。

トランセンド
ジャパンカップダート(GI)を2010年・2011年で2連覇。
更に2011年のフェブラリーステークス(GI)、マイルチャンピオンシップ南部杯(JpnI)と、GI 4勝の実績を誇る。


性格は、サラブレッドとしてはかなり大人しめ。
でもイタズラ好きらしい、カワイイ。


ステルヴィオ
2018年 マイルチャンピオンシップ勝者、一昨年2022年に引退したばかり。
つぶらな瞳がカワイイ。


ジャンダルム
2022年のスプリンターズステークス(GI)を勝利した短距離馬。
こちらも一昨年まで走っていた馬なので、記憶にある方もいるのではないでしょうか。
キリッ!としたお顔がカワイイ。


ダノンプレミアム
2017年 朝日杯フューチュリティステークス(GI)勝者。
ワタクシ二等兵の中では、この子の顔面偏差値が非常に高い。


また馬房から顔を出している事が非常に多く、カメラを構えると、ほぼ必ず目線もくれるなど、愛嬌もたっぷり!
あー、とにかくカワイイ。


カワイイを連呼し、これにてお馬さん巡りは終了。
明日からの偵察のため、国道235号を東へ。
再び浦河方面へと進行します。




《日高本線 大狩部(おおかりべ)駅跡》
日没が近かったので、お気に入りの廃駅に寄り道。


2021年に日高本線 鵡川駅~様似駅間の廃止に伴い、大狩部駅も廃駅となりした。

↓ 現役当時


廃止の6年も前、2015年の高波被害により運行を休止したのが直接の原因です。
偵察時も波が防波堤に打ち付けられ、かつて電車が通っていた所まで波しぶきが上がっていました。

↓ 現役当時


誰もいない廃駅でひとり日没を眺め、お馬さん偵察で慌ただしかった一日をゆっくり締めくくります。


(つづく)
Posted at 2024/11/02 21:24:17 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2024年10月26日 イイね!

北海道偵察活動 有珠山編

上官殿!

今週も引き続き、北海道における偵察活動報告をさせていただきます!!(`Д´)ゞ ビシッ!

■報告まとめ
函館編
有珠山編  ←今回






2日目【10月11日(金)】
函館での偵察活動を終え、国道5号を北上。


次の偵察地は「有珠山(うすざん)
記憶にある方も多いと思いますが、直近では2000年3月に噴火。

噴火口のすぐ近くには、洞爺湖温泉街を始めとする観光地・住宅・工場・学校など多くの人々の生活する場がありましたが、自治体の素早い初動と説明、そして何より住民の理解により、噴火前に周辺住民の避難が完了。
未曽有の大災害にも関わらず、死傷者を1人も出していないケースとして有名です。



《はじめに》
2000年の噴火では、有珠山の麓にある「金毘羅山(こんぴらやま)」と「西山(にしやま)」それぞれで噴火が起こりましたが、今回は「西山」の噴火により被害を受けたエリアです。


西山」はその名の通り、有珠山に西側に位置する標高543Mの小山。
2000年の噴火ではこの西山に幾つもの噴火口が開き、旧虻田町市街地や国道230号や町道、周辺集落に被害をもたらしました。


今回は、そんな噴火の爪痕をトレッキングコースとして整備した「西山散策路」を中心に偵察したいと思います。



《旧国道230号 水没エリア》
黄色マルが、今回の偵察開始地点。
道路が途切れていますが、かつては黄色矢印方面に国道230号が伸びていました。


この場所にはピンクが特徴的な建物がありますが、これはかつての「西胆振消防組合本部


そしてこの消防署の隣の風景が、西山散策路を代表する、国道の水没エリアです。


旧国道230号は、海に面する旧虻田町市街地に向け「下っている」道でした。

しかし、噴火の際に土地が大きく隆起。
下り坂が途中から上り坂に変わってしまったため、この一帯が窪地となり、やがて水が溜まるようになってしまったのです。


こちらは案内板に掲載されている、噴火直前の国道の姿。
道路の両側に立つ電柱と、奥に見える右カーブだけが、当時の痕跡を今に伝えています。



さて、散策路に行く前に旧消防署に寄ってみましょう。



《旧 西胆振消防組合本部》
こちらの建物は現在、「火山資料展示室」として使用されています。


ただし1階部分は水没しており、展示室となっている2階の床は、何と噴火の影響により傾いている(4%)との事。


実際にこの場に立つと、水没エリアに向かって、明らかに床が傾いているのを感じられます。


上の画像で言うと、奥から手前方向に傾いています。
やはり直接体験してみないと、伝わらないですね・・・

こちらは掲示されている、土地の隆起グラフ。
図の赤い部分が隆起したので、かつての下り坂の間に水が溜まるようになったのです。


隆起は最大で何と70M!
この赤い部分を上って下りるまでが、西山散策路のルートになります。



《西山散策路》
西山散策路は、水没した国道と並行して走っていて同じく壊滅した「町道 泉公園線」という道路沿いに整備されています。


かつての町道は、国道が水没している地点で合流していましたが、そこには今、白い車(マツダ ファミリア)がポツンと1台。


噴火当時マスコミが使用していたレンタカーだそうで、現在は屋根が潰れてしまっていますが、被災直後はしっかり形を保っていたとの事です。


水没エリアを横目に見つつ、旧町道 泉公園線を進行。
しばらく進むと、西山散策路の象徴的な部分に着きます。


階段状に破壊された道路。


一つ一つの小さい溝は「グラーベン(地溝)」と言い、


日本を東西に分けるフォッサマグナのミニチュア版と言われています。


地下から上昇したマグマの影響で、このようなグラーベン(地溝)の集合体が形成されたそうで、世界的にも珍しい光景だそうです。
※現地の案内板より噴火当時の様子


坂を上って行くにしたがって、旧町道は火山噴出物が堆積して通行出来なくなっていますが、その堆積物の合間には電柱や道路標識などが見え、ここが道路であった事を教えてくれます。


遊歩道の突き当りは大きな崖になっており、ここが西山火口のひとつ。


かつての町道に沿って歩いて来たので、ちょうど道の真ん中にパックリ火口が開いた。というのが分かるのではないでしょうか。


今では草木が生い茂っていますが、向こう側の崖をよく見ると、分断された水道管が飛び出ています。


隆起した場所の最高点(+70m)に到達。
手前には町道上に開いた大きな噴火口。
その脇の散策路と、噴火により破壊されたお菓子工場の廃墟が見えます。




《旧わかさいも本舗 泉工場》


土地の隆起と噴石の雨によって、完全に破壊。


この工場の目の前を町道が通っていましたが、土地の隆起により全くそう見えません。
右側で倒れている電柱だけが、かろうじて以前道路であった事を示しています。


現地案内板にあった、噴火当時の様子。

最初の噴火から1日後。
早くも国道230号の道路上に火口(左上)が開いていますが、町道の方はまだ何ともありません。(オレンジ色の大きい建物がお菓子工場)


ところが最初の噴火から7日後。
今度は町道の道路上に火口が開く。


こちらは、最初の噴火から13日後の写真です。
黄色のルートで町道は伸びていたので、その道路上に大きな噴火口が2つ。
左の噴火口は水道管が分断されていた場所で、右側の噴火口にお菓子工場がうっすらと見えています。


こう見ると、ホントに町道の道路上に、


そして工場のすぐ脇で火口が開いたのが分かる。


このまま下ると火口からだんだん離れていく為、町道が徐々に当時の姿に戻って来ます。



《倒壊民家》
旧町道との合流地点でいきなり現れるのは、倒壊した民家の・・・


門の部分です。
これだけ大きな門が付いているので、裕福なお宅だったのでしょうか。


その門の前には、朽ち果てた車両が。


前からじゃ分からなかったのですが、後ろに回って見ると、その独特のCピラーから ”ニッサン スカイライン” かな?


またステアリングやシート、シートベルトも社外品が取り付けられており、クルマ好きの方が所有していたと思われます。



その横には、大きなボックスカルバートが道路側に口を開けています。
手前の道路が陥没した為、地中にあったものが姿を現したようで、その証拠にボックスカルバートの上には道路の白い柵が載ったままになっています。


更に下って行くと、かつての町道が、ほぼそのままの姿を見せ始め、



そして左側に、なにやらポップなカラーリングの建物が見えて来ます。


この建物は・・・




《旧 洞爺湖幼稚園》


屋根も壁も、噴石によって穴だらけとなっています。


当時は入園式準備の時期でしたが、


事前の避難指示により、死傷者が出ることはありませんでした。


さて、西山散策路はこれにて終了ですが、火口側に戻って ”旧国道230号” の状況を少しだけ偵察したいと思います。




《旧 国道230号》
西山散策路の途中にある、こちらの入口から侵入。
注意書きにもある通り、足元はあまり良くないです。


左側には、これまた町道上に開いた噴火口があり、


右側には・・・( ,,`・ω・´)ンンン?






地面に埋ったパワーショベル!!!


噴火の前兆として発生した地割れにより水道管が損傷し、それを修復する工事を行っている最中に、最初の噴火が発生。
作業員は無事避難しましたが、残されたパワーショベルは、その後の噴火活動により地面に埋もれてしまったという訳です。

下の画像は、正にその最初の噴火があった当日の貴重なショット。


埋もれてしまったパワーショベル。
アパートは噴火により倒壊、瓦礫はやはり地面の下に埋もれています。
そしてアパートの向こうには、まだ破壊されていない、あのお菓子工場も見えます。


そしていよいよ、旧国道へ。



と、突然棒状のものがおっ立っている。
旧国道の道路脇にあった電柱だが、火山噴出物の堆積により、今はその上部のみが地表に出ています。


少し進むと、国道上に開いた噴火口が現れた事から、


ここから先が旧国道上のようだが、道らしい痕跡は見当たらない。


少し進むと、急に前面展望が開けた。
よく目を凝らして見ると・・・




道路の痕跡だ!!!


案内板も設置されており、かつて緩やかな下り坂だった国道が、とんでもない事になっているのが分かる。


しかしこれがかつて国道・・・
それも結構交通量もある230号だったとは、今の姿を見ると想像が出来ない。




長かった西山散策路の偵察も、これで終了となります。

やはりこういったものは、自分の眼で見てこそ価値がある。
学校の教科書では決して語られる事のない事実が、この西山にはあるのを確認した上で、今回の偵察活動を終えたいと思います。

(帰路、旧国道230号水没エリアを振り返って撮影)


(つづく)
Posted at 2024/10/26 20:58:06 | コメント(7) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2024年10月19日 イイね!

北海道偵察活動 函館編

上官殿!

10月の三連休直前に、北海道にて仕事の予定が入りました!!
今年北海道での活動を行えていないため、連休中に偵察を行いたいと思うのですが、いかがでしょうか!!!

(上官殿)うむ。先の ”離島偵察活動” の際に私も許可しているしな、よかろう。

ありがとうございます!
もちろんそれだけでなく、美味しい食事も偵察して参ります!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)ふっ・・・二等兵も分かって来たな ー ̄)ニヤリ






1日目【10月10日(木)】
《函館市内》
今回は飛行機にて北海道入り。
仕事終わりに予約していたレンタカー(一番手前、スズキ ソリオ)に乗り込み、函館へ。


夜営地(=宿)にチェックイン後、夕食がまだなので、まずはそちらから。
函館と言えば・・・



《ラッキーピエロ 函館駅前店》
やっぱココでしょう!


21時過ぎ(22時閉店)にも関わらず、オーダー待ちの行列が出来ていました。


と、店員さんからカードのようなものを渡される。
見てみると・・・


おお!
ワタクシ二等兵でオーダーストップですか!!
ギリギリセーフ!!!


何を食べようか全く考えてなかったので、ここは無難に・・・


チャイニーズチキンバーガー
まず大きさがデカい。
そして挟まれている甘いタレに浸けられた唐揚げが、マヨネーズとすっげえ合う! ŧ‹"ŧ‹"(*´ч`*)ŧ‹"ŧ‹"


ラッキーポテト
ミートソースとチーズが掛かっていて、一味違う。




腹も満たしたので、次に来る ”函館と言えば” は、やっぱ夜景!
という訳で、深夜の「函館山」へと向かいます。

なお函館山を上る道には通行規制があり、10月は16時~21時の間、バスやタクシー以外の車は通行禁止となります。
※注 時期によって異なる

上記時間帯はここから先には進めませんが、既に時間は22時過ぎ。
そのまま函館山頂上へと向かいます。




《函館山》


大日本帝国民の多くが見た事がある、超有名なショット。
やっぱり有名なのは、それだけの理由がありますね!

この日は風が強かったのが幸いして、むしろ街の灯りがよく見える。
実際に自分の眼で見ると、これより何倍も色鮮やかな、かつ幻想的な風景が広がります。


時間はもうすぐ23時。
これにて夜の探索を終え、夜営地(=宿)に戻り・・・



ません!!!



夜の函館には、こんな ”イイ感じ” の所がたくさん!


有名な偵察地も夜に来れば、昼間とはまた違った雰囲気を楽しめます。



《八幡坂(はちまんざか)》
函館を代表する坂。
左右の街灯が坂道を照らし、先にある函館湾とそこに浮かぶ摩周丸まで、しっかりと見えます。




《大三坂(だいさんざか)》
日本の道100選」にも選定されている坂道。
江戸時代、坂の入口に「大三」という郷宿があったのが、名前の由来と言われています。




《基坂(もといざか)》
かつての函館の中心地。
江戸時代中期以降、番所や奉行所、旧北海道庁函館支庁などが置かれていました。




《函館ハリストス正教会》
1860年(万延元年)、日本初のロシア領事館付属聖堂として発祥した、日本最古のロシア正教会。




《旧函館区公会堂》
国の重要文化財に指定。
外装も華々しいが、内部も大理石の暖炉を備えた応接室やシャンデリアなど、非常に華やか。




《函館市旧イギリス領事館》
1913年(大正2年)築。
1934年(昭和9年)まで領事館として機能していました。




《金森赤レンガ倉庫》
函館を代表する観光地。
昼間は多くの人々で溢れるこの場所も、0時を過ぎると静まり返っている。



レトロな街並みと相まって、表通りはロマンティックな、裏通りは少しアングラな雰囲気を醸し出しています。



こんな時、カワイイ女子が隣にいれば・・・ԅ(¯ิ∀¯ิԅ)グヘヘヘ
おっと誰か来たようだ。






2日目【10月11日(金)】
《松風町駅付近》
4時間ほど睡眠をとり、まだ市電の始発すら動いていない、早朝の函館の街を歩く。


わざわざ早朝に偵察活動をしている理由は・・・



《函館朝市》


こちらで上官殿への献上品(=お土産)、そしてワタクシ二等兵が朝食を摂るためにやって来たのであります!
朝食のお目当てはコチラ。

《いくら亭》
その名の通り、もちろん食すのは


サーモンいくらどーーーん!


どーーーん!!!


感想だって!?
そんなの・・・



美味いとしか言いようがないでしょうがぁぁぁぁぁーーー!



とにかく有無を言わせぬ、圧倒的味わい。
本当に美味かった・・・

夜営地(=宿)に戻り、二度寝を敢行。
9時前に再度出発です。


まだ朝方という事もあり、他部隊の偵察隊員の姿はそれほど見えない。
昨日深夜に偵察を行った場所の、日中の姿を確認して回る。



《八幡坂(はちまんざか)》


《大三坂(だいさんざか)》


《基坂(もといざか)》


個人的には、基坂が一番好きです(*^^*)


《金森赤レンガ倉庫》






さて、そろそろ次の偵察地に向けて出発!


ちなみに↑の「函館駅前交差点」は、国道5号の起点となります。


国道5号を北上。
次の偵察地へと進行して参ります!! (`Д´)ゞ ビシッ!

(つづく)
Posted at 2024/10/19 23:29:34 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2024年10月05日 イイね!

廃道探索訓練

上官殿!

以前より酷道の走破訓練を度々報告させていただいておりますが、今回は「廃道」における探索訓練を行いたいと考えております!

(上官殿)むぅ・・・酷道は二等兵の運転訓練になるのは分かるが、廃道はどのような訓練になるのだ?

はっ!(`Д´)ゞ ビシッ!
我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の様な偵察部隊は、何時如何なる場所でも確実に任務を遂行し、そこで得た情報を大日本帝国へ提供することが使命であります。
廃道に訪れるのは、整備されていない経路でも的確かつ確実に侵入する為の訓練なのであります!!

(上官殿)むむぅ・・・まぁよい、偵察を許可する。ところで何処に行く・・・

(上官殿)・・・・・・・・・・

(上官殿)もういない・・・






《国道411号 羽根戸トンネル》
今回の廃道探索は、山梨県丹波山村にある「国道411号の旧道」です。


以前はトンネル手前に見えるガードレールに沿って道があったのですが、2002年7月にトンネルが開通したことで、廃道となりました。




早速侵入!
かなり土砂が堆積しており、廃道化してかなりの年月が経っていることが分かる。


とは言え、人ひとりが歩けるスペースはある。
この先カーブである事を示す黄色い表示が、そのまま残されています。


また前方には、標識?っぽいのが見えています。


幅員減少


この廃道が使用されていたのは、22年前までのはず。
キレイな状態で残っていますね。

さて再び前進。
初めは人ひとり分の通行スペースがあったが、それも完全に無くなり、これまで以上に足元に注意して進行!


そしてワタクシ二等兵、ある事に気付く。



標識めっちゃ残ってるやん!!!


減速せよ


対向車注意


この先 急カーブ




ただ、この辺りになると足元がかなり悪くなっており、非常に注意しながら前進する必要があった。


足元の悪い道のすぐ右側は、多摩川の清流。
画像では伝わりにくいが意外と高度感があり、転落すれば、まず大怪我は避けられないだろう。


ここでワタクシ二等兵、この廃道に入ってから、ずっと不思議だった事を思い出す。
それは、



土砂の堆積の仕方が不自然なこと



土砂崩れが発生した場合、ガードレールどころか道自体が崩落し、通行そのものが出来ないパターンがほとんど。
【参考画像】
「静岡県道60号 南アルプス公園線 旧道」 2021年11月偵察


だがここは、土砂が道路内にキレイに収まっている。


その証拠に、高く積もる土砂の上を見ると、法面は全く崩落していない。


つまりここは、”残土置場” として活用されているという事だろう。
またガードレール際を通るよりも、高く積まれた土砂の上の方が歩きやすそうなので、上ってみる。



うん、上って良かった!ε=( ̄。 ̄;)フゥ


下を流れる多摩川の清流に土砂が流出しないよう、上から圧をかけて固めており、大変歩きやすい!


眼下には、またも ”幅員減少” の看板が。
国道411号としての現役時代、この道は結構狭かったのでしょう。


しばらく歩くと、前方に重機が見えて来ます。
ここで残土置場ゾーンは終わり、アスファルトも見えて来ました。



廃道ではあるものの、残土置場として絶賛稼働中。


人や車両の出入りがあるため、非常に歩きやすい道となります。





それにしても、とにかくこの廃道は ”標識だらけ







更に、こんなモノまで!!!



道路情報案内板




更に更に、こんなモノまで!!!



県境標識(山梨県丹波山村)


特に県境標識が廃道に残置されているのは、初めて見ました!



そして国道411号の廃道は、右に大きくカーブ。


現道への合流地点へと向かう。


廃道を、明るい陽が照らしている。
それがかえって現道との盛衰の輪郭をくっきり映し出し、より廃道を引き立たせているように感じました。






しかしこの場所は、残土置場として絶賛稼働中。
どのくらいの年月かは分からないが、きっと廃道全体が徐々に土砂で埋まっていくのだろう。

もう二度と同じ景色は見られないであろう ”国道411号 廃道” の記録と記憶をしっかり残し、ワタクシ二等兵は偵察地を後にした。




上官殿!
ただいま廃道探索を終え、帰還致しました!!(`Д´)ゞ ビシッ!

(上官殿)・・・・・・・・・・

(??????)

(上官殿)・・・どこに行くか聞いていないぞ

(あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!)

(上官殿)さぁ・・・ゆっくり報告を聞こうじゃないか・・・

ヘ(゜曲、゜;)ノ~ ヒィイイイイイ!! 逃げろー!!

(おわり)
Posted at 2024/10/05 21:49:02 | コメント(8) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2024年09月21日 イイね!

離島偵察活動 石垣島編

上官殿!

過去4回に亘り行って来ました、沖縄・離島での偵察活動。
ついに最終報告となります!!! (`Д´)ゞ ビシッ!

■報告まとめ
国境の島 前編 羽田空港~与那国空港~海中偵察活動~日本最西端の地
国境の島 後編 外周道路~Dr.コトー診療所~東崎~与那国空港
竹富島編    のんのんびより聖地巡礼
波照間島編   日本最南端の地~ニシ浜
石垣島編    ←今回






6日目
《730交差点》
朝9時前に夜営地(=宿)を出発し、最初に向かったのこちらの交差点。
石垣島の中心地にあり、島内の主要各地にアクセスする出発地点です。


ところで、何で「730」という変わった名称なのか?

終戦後、沖縄はアメリカ軍によって右側通行に変更されますが、1972年に沖縄がアメリカから返還。
それにより ”1978年7月30日午前6時”、石垣島を含む沖縄県内の道路交通ルールが一斉に、左側通行へと戻りました。
これを記念し建てられた「730記念碑」は、今も730交差点の一角で、石垣島の人々を見守っています。




《A&W 石垣店》
日本では沖縄県にのみ出店している、アメリカのファストフードチェーン。
730交差点」から直ぐの場所にあります。


こちらで朝食、” The A&Wバーガー” をオーダー。
コーラがジョッキで出て来るのがアメリカン (*゚Д゚*)オォォ...


ビーフ、トマト、レタス、オニオンフライ。
そして濃厚なクリームチーズに黒糖ペッパーポークで、朝からボリュームたっぷり!
お肉を食べている感が満足 ŧ‹"ŧ‹"(*´ч`*)ŧ‹"ŧ‹"


さて、島内の偵察を開始しますか!
与那国島・・・軽トラ(レンタカー)
竹富島 ・・・自転車
波照間島・・・原チャリ

と、それぞれの離島の道路事情に合わせた偵察機材でしたが、今回は普通に軽自動車を選択。


石垣島の外周を走る「沖縄県道79号 石垣港伊原間線」を、時計回りに進行して行きます。


途中で県道を一時離脱。
屋良部半島沿いに左折、海沿いに西に進みます。


目指しているのは・・・



《電信屋跡》


正式には「海底電線陸揚室」と呼ばれ、1897年に陸軍によって軍事目的で作られた台湾(日清戦争終結後、清から台湾を割譲)と日本とを海底電線でつなぐもので、第二次世界大戦の戦後まで、約半世紀にわたり重要な役割を果たしてきたものです。


太平洋戦争中に連合軍の砲撃を受け、現在もその当時の様子を語るように、壁や天井に無数の弾痕が残っています。


あくまでも戦跡として保存されており、建造物だけが奥地にポツンとある状態。
観光気分での見学スポットとは程遠いので、ワタクシ二等兵のように戦跡に興味のある方でないと楽しめないかもです。


なおここへの道のりですが、ナビでは「電信屋跡」が出てこない方が多く、入口も非常に分かりずらいです。(左側の未舗装路が入口)


一応、看板はある(見えない)


加えて道も悪く、轍(わだち)が酷いので、車高の低いクルマはNGですね。




《御神崎(うがんざき)》
石垣島最西端に位置する岬です。


シンボルの白い灯台の背後は、切り立った断崖絶壁。


岬の北側にあるこの奇岩。
岩山の上に石が乗っているのが見えます。


ブナリツブルイシ(姉の頭石)」といって、この土地の民話に登場する岩です。
大酒飲みの弟を諌めようとした信仰深い姉が逆に切りつけられ、その頭が動かぬ岩と化したと言われています。
台風や地震があっても、不思議とびくともしないらしい。

岬の西側を見ると、これまた不思議な形の岩が見える。


近くまで行ってみると、本当に不思議な形。
とてつもなく長い時間を掛けて、風雨によりこうなったのだろう。


ここは穏やかな八重山の海のイメージとはおよそかけ離れた、大海原の力強さを感じさせてくれます。
非常に満足度の高い偵察地でした!

次なる偵察地へと向かう、ワタクシ二等兵。
今度は一転、いかにも八重山の海っぽい場所になります。




《川平湾(かびらわん)》


ブルーの絵の具を流したような海は、


光の加減や潮の干潮などによって色合いを変え、神秘的な美しさが見れます。


国の名勝にも指定されており、石垣島で一番人気の偵察スポットです。




《ALOALO CAFE》
こちらでお昼。
川平湾から、少し離れた場所にあります。


お目当てのメニューは、”Wカレー”


スパイシーな石垣牛カレーと、少し酸味のあるバターチキンカレーのあいがけ。
美味しくて、あっという間に完食してしまった・・・(カレー大好き)



さて次はこの石垣島、そして今回の離島偵察活動最後の偵察地となります。
ずっと走って来た県道79号に別れを告げ、「平久保」方面に左折します。


ちなみにこの交差点は、八重山諸島で唯一の国道である「国道390号」の、石垣島内での終点があります。


この国道390号
日本の ”最西端+最南端” 国道」で、始点は冒頭紹介した「730交差点」です。




《平久保崎》
離島偵察活動の最終偵察地。
のどかな牧草地を抜けた先にある、石垣島の最北端。


ここにはコバルトブルーの海を背景に、白亜の「平久保埼灯台」が建っています。
何故ここを最終偵察地としたかと言うと・・・










アニメの聖地巡礼であります!!(`Д´)ゞ ビシッ!  ※2回目










今回の離島偵察活動 ”竹富島編” にて登場した「のんのんびより
ここ石垣島にも、聖地があるのであります!!
※ 離島偵察活動 竹富島編 → 

《平久保埼灯台》














これにて与那国島・竹富島・波照間島・石垣島での離島偵察活動は、全て任務完了!
後は空港へと向かうのみ。


今回の離島偵察活動、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」にとって、大変有意義なものとなった。

日本の最西端・最南端を踏破したのはもちろん、久しぶりの海中偵察活動(=スキューバダイビング)、そして行きたくても行けなかった(地理的・物理的に)聖地巡礼など、もの凄く中身の濃い偵察活動であった。

そして今回の偵察活動での最大収穫として・・・



同行した上官殿のご機嫌取りが、大変上手くいったこと!(๑•̀ㅁ•́๑)✧



偵察地や食べ物はもちろん、とある手作り工房にご案内し、オリジナルの型染めでTシャツをプレゼントするなど、抜かりはねえぜ!!




という訳で、今年は一度も行っていない北海道偵察も、年内実施が現実味を帯びてきた。

上官殿はヨイショに弱いし、持ち上げれば楽勝!イージーモードですわーーー!!


(上官殿)・・・・


(おわり)
Posted at 2024/09/21 22:54:49 | コメント(6) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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