
元日本代表男子サッカー監督ではありませんm(_ _)m。
登山や遠距離行に使うバックパックのことです。
(写真は参考です)
先日野暮用で(広島)市内に出掛けたんだが、以前行き着けて移転後はなおざりにしていたアウトドアショップに入ってみた。
ここのお尻でも少し触れたんだが広島ってのは登山後進地でそもそも「登山用品店」という存在が奇特である。
専門店でもない限りは高齢者の軽登山が対象で、置いてある商品も失礼だがしょぼい。
神田や新宿のアウシングショップに行くだけに上京したことさえあったぐらい。
むかし新潟の石井スポーツに行った時はその大きさもだが品揃えの奇特さに目を剥いたもんだ。
しかも00年代後半の不況で広島市内郊外と元々少なかったお店は激減していった。現在私はメーカーオフィシャルを除いて4店しか知らない。
その数少なく残ったお店だがココはなかなか頑張ってる。
通り一遍の商品がまんべんなく置いてるが、登山はおろか最近は旅さえおぼつかない状態になってるので購入対象は耐候ジャケットやグラブ、食器や、そしてバッグ。
生活に流用できて登山用品ならではの品質が活かせる物だ。
その中でふいとバックパック、解りやすく言うとリュックサックに目が行った。
私がむかし大枚叩いて購入したものだが今やけっこうな品質の物が値頃に売られてる。
現在45l(リットル。軽登山)と70l(本格登山)の物があってソレさえ一回ずつしか使ったことがないんで購入する必要は皆無な訳なんだが、何しろそれらは2000年頃のモデルなもので店頭商品とはさすがに隔世の感がある。
当時と特に変わったのは、
・通気性を左右する背面パネル
・強度に不安のあったファスナーポケットの増加と中身へのアクセス方法
(以前は本体に脇から穴を開けるのはタブーとさえされてた)
・パックを降ろさなくても身辺品が使えるようにベルトポケットの増加
・後述のアジャストストラップのテンションの張り方
・水筒の多様化による給水システムの内包
と言う所か。
バックパックって言うとバッグを肩紐で背負う道具ぐらいに普通の人は思われるだろう。
街中でもディバックはよく使われるが使いこなせている方はほぼ皆無に近くカート同様徘徊する迷惑となってる。
特にストラップ一つ調整せず
私の多用するランバーバッグの位置までダラ~ンとぶら下げてるのを見ると「手提げを使え!」と怒鳴りたくなる。

それが45lぐらいの大所帯になると肩紐・以下ハーネスであるが生半可だと単なる拷問用具になってしまう。この背中が埋まるような、また70lともなればショルダーハーネスには金属フレームが背面に張られ、頭の後ろから飛び出してしまうような満載の荷物でも数日担げるような隔世の設計が成される。
さて持論を語ってしまった。悪いクセだ(^_^;)。
そのザックだが幾つか背負ってみることに。
まずは私らの世代から羨望のブランドとして今に至るグレゴリーの75lモデル。
次にこの業界のポップスを担うザノースフェース(TNF)の
40lカメラザック。
そして私から見ると新進オスプレイのトラベルカート60lザック。
いや、マゾじゃないが空荷だとハーネスを締めるのが快感だわ。
ショルダーハーネス双方に腕を通して分厚いパッドの入ったヒップベルトを留め、このふたつと胸のストラップ、そしてショルダーハーネス上にあるトップアジャスターを引いてザックを身体に引き寄せる。
~降ろすときは当然順繰りに緩めるけど、クイックバックルなので樹脂のバックルを正しく起こせば一瞬で緩む。
この状態で上体を振ったりよじったりするとザックは背中に(通気も配慮してるが)密着して微塵もぶれない。
むしろフレーム付きで背中を支えるので背筋は伸びるわ、大きい物は首元まで来ると枕にもなりそう(^_^;)。
無論荷物を詰めて長時間歩くと苦痛を伴う物だから、空荷状態が快感というのは実は大事。
TNFのは一眼一式をきれいに収めながらキャンプ用品も詰めるのでマジで欲しくなった。
色んなポケットで身辺品がすぐ使えるのも大きい。
ただ今同じクラスのザックは持ってるからコイツにカメラパックを買うという手もあるんだよな(T-T)。
~当該記事を削除したので書き加えると、この手持ちの二つのザックはこの後すぐリサイクルショップに売却しました。
ただもう哀しいほど二束三文でしたが。
オスプレイのは、カート(こちらもがっしり作り込まれてる)というマイナス要因を持ちながら、背面のカバーで完全収容されたハーネス群を展開してしっかり組み付けるとがっしり背中に吸い付く。表面のポケットパネルをファスナーで外すとこれまた背負えるディバックに。多彩な使い方が出来る。
そもそもが今でこそ腰をやってるけどそれ以前に肩を壊してたから、ウェストバッグ、ランバーパック、ソレで駄目なら腰で支えるバックパックと選んできたとこがある。
今のとこランバーパックまでで済む旅しか出来ていないが、こう言うパックが必要な旅がしたいというのが本音だ。
道具は一揃え、イヤふた揃えしてあるのにね(T_T)。
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Posted at
2015/02/15 09:38:39