一通り終わったと思ったんだが、「お話」で括ったこのコーナーまだあった(^_^;)。
本来なら前が中篇で今度が下篇と言うんだがしまったな。
今回は動けなくなったり致命的な不具合の場合の持ち出し品のお話。つまり車側のメディケアだ。
途中から脱線してるけど(^^ゞ。まぁこちらは知識の持ち出しと言う事で。
私はドライブではアクシデントがあるが長距離ドライブでは今のところ全くない。
強いて言えば前回の上京ドライブがリアデフ全壊と言った事態だが行程は杜絶していない。
杜絶しそうな場合というと何があるか。
まず考えられるのがガス欠だが、ソレは給油の項でお話しした通り予備を持つ。
次に考えられるものにバッテリー上がりがある。
こちらはドライブではなく日常で一度家族の車に手を焼いた。ダイナモの不調だった。
私の車は販売店の厚意で納車時に高性能ほどではないが高容量のモノに換装してくれたのであとは日頃の点検と充電量さえ感知していればイイ状態だ。
それでもと言う事がある。
一応エンジントラブル対応のブースターケーブルと牽引ロープは備えてある。
今回の悪企みでスッキリとジャッキ収納庫の脇に忍ばせてる。
この端に段ボールが写ってるので触れるが、車のトラブルの確認には伏せったり場合によって仰向けになって車の腹を見ることも考えられる。
上半身をカバーする敷物があればそういう事も躊躇せず事に移せる。
段ボールはクッション性があり安いからだ。積んでる見栄えは最悪だけど(^^ゞ。
ちなみに私が業界に居た頃は大看板に吊す帆布の広告垂幕を一年に一度ぐらい戴いてこれを折り畳んで使ってた(^_^;)。
パンクはもうスペアタイヤの出番だ。一応車載工具でタイヤを交換するスキルは持ってる。
往生はするがね(T_T)。
億劫がる人も多いけど、設備が整備された工場でもないと手慣れた人でも一苦労。得意な人はごく少数。パンクも非常事態なのである程度面倒を掛ける踏ん切りは付けよう。
ただガソリンスタンドやディーラーが至近であれば駆け込む手はある。
どちらかというとパンクをした事に気付かないケースに一度泣いた。チューブレスタイヤは難しい。
異物が刺さっても抜かなければそのまま走れて空気圧が激減して気付くケースがままある。
ハンドルの応答がおかしい時に見るより意外と手段が無い。
(但しスクーターのほうはパンク修理材と割り切ってる)
マァ四半世紀車を運転してるがイマドキの道路事情だと意外とパンクに見舞われる確率は低い。
変なモノは踏まないように気をつけるだけでもけっこう違う。
あとは灯火類か。
コレも長いこと車を持ってるので、繰り合わせでH4のヘッドライト球は持ってるし、ジャンクでT25のオレンジ球、ルームランプ球、換装したフォグランプの元の球も持ち込んでる。
少なくともヘッドライトは切れると運転がキツくなるので忘れたくない。工具がなくても交換が出来るし。
部材としての備えは私はこのぐらい。
あとは、トラブルが昼間の晴天時に舗装路で起こるとは限らない。
ライトや雨具も備えたい。
特にこう言うLEDの登山用ヘッドランプは収納に困らず両手が利き、電池も長持ちし、防水も効く。
また使わなくなった古いゴアテックスのマウンテンパーカーも頼りの綱だ。以前は普通に外套として使ってた。
ただコレは嵩張るのでほんとは「ポンチョ」というテルテル坊主みたいな雨具が簡便でけっこう潰しが利く。巧く使えば天幕のようになるし。
靴もこう言うタフなのがあるので痛んでる今でも大事にして備えてる。コレは初ボーナスで誂えた靴だった(^^ゞ。
ナンカ半分は「使える限りは捨てまいぞ」という話になってきた(^^ゞ。
あと車のトラブル防止で一番効果があるのは、異常のない普段からボンネットを開けてみること。
コレに尽きる。
「イヤ車のこと解らないから」
と言う御仁には以下だけでも気がついて欲しい。ゲージ類の位置は整備手帳を見よう。
今背景にしてるインプレッサのは点検ポイントを黄色い部材であしらってる。
歯車型のキャップはエンジンオイル注入口だが他をチェックすればいい。
・水
冷却水とウォッシャータンク、そしてバッテリーの電解液。特に急な水位の変動がないか。
最後のは見てわからないモノもあるがその場合は色目で判断するインジケーターがある。
・油
と言うかオイルだが、ボロ布を手にこれだけのゲージをみてみる。
エンジン、ブレーキ。油圧ならパワステ、ATならオートマだ。最低でも最初の二者はレベル内に収まってるか頻繁に把握したい。
あとエアコンもリザーバータンクというものが解れば確かめたい。
普通はボトル型タンクの頭に透明窓が着いたもので、スイッチを回してクーラーが効き、その状態でこの窓にアブクが立っていなければいい。
~ここからはエンジンを掛けて。
・ベルト
指突っ込んでたわみを見ろとは言うが、最近はFFでベルト位置も狭くて難しい。
そこまでせずともエンジンが回ってる状態なら異音がなくライトで照らして目立って振れていなければ大丈夫。
・音
日頃見ていればおのず「おかしい音」というのは解る。空気音や金打ち音は異常だ。
~他には、
・タイヤのガタは脚でぐいぐい揺らしてガタつかないか
(第二次上京ドライブでは神経質なほどやりました(^_^;)
・エンジンルームや車の居た所に油ドロやシミが付いていないか
・ハンドルを斬って「カリカリカリ」と噛み込み音がしないか
と言うとこで・・・・・って本題外れてるし!(゜Д゜)ボンネット~からだわ。
マァ最後の三つは深刻な異常なのでこれらが見られたらドライブの前に整備工場に直行だ。
マァ思い切り途中から脱線したが、車が壊れることも頭に入れてた方がイイと言う事ですよ。
ソレでなくても「事故」というモノもありますしね。
ンで、最終的な保険で有る「救援」つまりお手上げの話。
私らの時代にはディーラーにガソリンスタンド、そしてJAFが頼りの綱だった。
最近この辺りは損害保険会社が現代の連絡網を活かしてその手続きを担おうとしてる。
私も今年任意保険を更改したんだが、修理手筈の上に杜絶した旅行のリカバリー(ホテルや切符)まで守備範囲に入ってるという。
コレには驚いた上に、一等級下がる以上の額も上乗せされないのでこの特約を契約してしまった。
自腹の備えが一番だけどこう言う備えも肝要だ。
あ~長くなったわ(^_^;)。翌日加筆もしたし(!)まとまってなかったらゴメンm(_ _)m。