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対厳山のブログ一覧

2013年09月07日 イイね!

西に行くのだ!4、やり直しの筑紫路

 この節をどう繋ごうか正直迷ったけど、ちょっと場所を下関まで戻し、時計を4年強進める。
 そのぐらい、一回目とリベンジが随分違うのだ。
 3の続きはまた5節に繰り延べ。

 二度目は片親の新聞配達業務を終えてその足で出掛けた。
 経路は殆ど一緒だ。
 しかしもう片親は私のドライブ指向を前向きに見てて先般のように文句を呈する事はなかった。
 と言うより、仕事が終わってくたびれてたのよね(^_^;)。

 早暁暗いうちに山口路を駆け抜けて、朝日は小郡で迎えたように覚えてる。
 いや、あまりに順調すぎてイマイチ覚えてない(^_^;)。
 最初に停まったのも防府の長沢池で手早くトイレ休憩だったような気がする。

 だからもう7時頃には既に下関に達してた。
 この時は山手に退ける国道2号線を伝って関門トンネルを選んだ。
 渋滞も喰らわず順調に来たので経路を選ぶにも気安かった。
 関門トンネルを出たあとは国道199号(写真)~浅香通~国道322号線をたどった。

 これは本州から熊本に向かうに単に地図上で直線上に選んだ経路だ。
 わざわざ渋滞が予測される福岡市など都会を通る必要はない(-.-)b。
 この道は最初通った時の帰路に味をしめたもので、両方の帰路にも使ってる。

 小倉市街では北九州のモノレールを頭に頂いた経路となるが、徳吉で袂を分かつといきなり長閑な郊外風景になり建家も疎らになる。
 今は違うのかな?(^_^;)

 急な田舎風景に戸惑うが、JR日田彦山線に沿った経路は山野とまとまった町街風景が入り乱れる混沌さがある。
 この辺りは炭鉱で明治中期の早くから文明開化を迎えた地域なので、街並みとしては古くからの気立てがあり、しかしもう昭和期にはある意味飽和したとも言えるので所謂東海道の旧街道ぐらいの面持ちの街並みとなる。

 但しこの頃からR322号線はバイパスの整備は進んでいて、当時のいずれもが経路が微妙に違う。
 基本的にはまだ整備しだてなので3本ぐらいしかバイパスが通れていないと思う。

 この経路を伝って伊田田川山田各市(当時)を通る。 
 炭鉱と共に石灰石の産地でそれを知らずとも窺える山野を仰ぎ見る。

 ただ、片親のリクエストが頭をよぎったのでここで舳先を変えてしまった。
 山田市で国道を211/212号線にスイッチ。
「阿蘇が見てみたい」
 なら沿岸に出る必要は無いわな。
 まっすぐ阿蘇を目指しましょうよ。
 これまでのこちらで言う郊外風景からまともな山道を通る事になる。
 大まかでさえ忘れたが、薄ら印象に残ったのが窯業をアピールしていた事。
 のちに通った信楽の、作ってるモノこそ違うが彷彿させる風景が展開する。

 途中日田市の物産館と、昭和中期を知るものには忘れられない下筌ダム湖畔のレストランに立ち寄ったほかはもうひたすら走り続けた。

 その甲斐あって正午過ぎには熊本は中小国に到着できた。
 なんだ、前節とのこの差は!(-_-)

 そして広島ではほぼ見られない牧場風景を眺めつつ阿蘇の外輪を突破、
「やまなみハイウェー」
 と修学旅行で教わったパノラマラインをたどって阿蘇を目指した。

 そしてこの時は普通に阿蘇観光を満喫できた。

 その後は南側の外輪山に達して温泉宿に投宿。

(検証に使ってるGoogleマップに記載がないが畳んだのかな(-_-)
 ただ、この時も前回同様飛び込みだったので、この宿はまともな料金が掛かったのに4畳半にTVと扇風機敷かないというもう団体様向けな部屋があてがわれた(T_T)。

 マァ料理と温泉は満喫したから文句は無いけどね。
Posted at 2013/09/07 19:00:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 長距離ドライブ | クルマ
2013年09月07日 イイね!

西に行くのだ!3、宗旨に反して

 まじぃ(+_+)。
 下関で昼下がりになって、熊本目指してて、
 う~ん、
 見込みがとられなくなった(T_T)。
 しかも昼飯はマダだしこの先急いでまた悶着着けられたら困る。

 何より、九州に足を踏み入れるなんて小学校の別府太宰府修学旅行より16年ぶり二度目だ。
(せめて3回戦を目指すというわけではない(^^ゞ)
 こんな状態じゃ良く見積もって博多の街で渋滞にもつれて夜を迎えるのがオチだ。

 関門海峡だけにしようとした高速道路を降りずに先を急ぐ事にした。
 実は高速道をドライブに使ったのは開通して間が無かった浜田道を伝って行った以来二度目の事だった。
(別に初戦突破を目指してるわけでもない(^^ゞ)

 高速道路という奴は印象の薄い施設なので15年以上経った今では全くと言っていいほど記憶がない。
 メモを見てみると、シッカリしたSAを狙って古賀に寄り、先を急いで発車したら親が薬を飲み忘れてたのでまた須恵で立ち止まってる。
 この薬が厄介で、500ml程のプラボトルにお湯を入れて1l用ポカリ粉末ぐらいの薬剤を溶かして呑むもの。これも用便と一緒で停まらなければ出来ない。

 しかしメモも走り書きで、それ以上の事が書かれていない。
 単調な運転と平安高校の川口君の力投という文しか具体的に書かれていない。
(コイツ結局どうなったっけ?(^^ゞ)
 ただマァそこはツアラー要素が高いランサーMRで、機械的なストレスはなかったようだ。

 マァ高速道路ならかっ飛ばしても文句は言われないのでペースは上げられた。
 しかし今度は高速道路が走り着けない私がダウン、小20分ほど山川PAで仮眠した。

 こんな状態で、それでも高速道を使った事で熊本ICには16時前に辿り着いた。
 実に家から9時間余。
 ソレまで大阪にはナントカ6時間で行かれる目処を付けてたのでけっこうなロスと言っていい。

 しかし国道57号線は交通量が増えて足取りがもたつく。
 しかも親が新しくプレッシャーを掛ける。

「何処に泊まるん?」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 あのぉ、
 私の予定では、
 小用はスグ終わるからソレを済ませて、
 踵を返す予定だったんですけど(-_-)。
 泊まる?
 だいたいそんなお金は用意してないし、さっき高速で払ったよ!

 っていうか、ATM閉まるじゃん(゜Д゜)!
 夕方だし夜間営業なんて土地柄時制柄期待できないし、だとしたら17時まででしょ!

「どこに泊まるんならァ!」
「知るかいッ!全くの予定外じゃ!」
「お前欺しやがったな?」
「だますって勝手について来てソレは無いだろう!」
 ドライブの疲れからこんな意味不明な口鉄砲が飛び交いもう片親が諫めるのに往生した。

 とりあえずは親を黙らせるため半ばポーズで見掛けた旅行代理店委飛び込み、
「やっぱ空いてるとこはないって」
 と言い捨てて熊本市街に先を急ぐ。

 しかし第二地銀を探しそびれてとうとう熊本城の袂に辿り着いた。
 ある意味進退窮まったので、けっきょく市役所に飛び込んだ。

 役場って戸籍謄本などの込み入った書類を出すとかしか用のない人が大勢だろうが、私のように要介護障害者を看てるとけっこう用事が見繕える,頼れるものなのだ。
 諸書類や介助手続きなどでけっこう通うので、
・身障介護トイレ
・広報
・そして一部だが廉売な食堂
・身障者介護情報
 とわりと旅行に活用できるものなのだ。
 しかも熊本市役所では観光案内窓口と第二地銀ATMがあったので、車椅子で入れるホテルをリストアップしてもらい宿代も片親がおろしてきた。

 これをみてやっと親は不承不承黙ったのだが、
 さてどうしよう(゜_゜)。
 リストの量が半端じゃない。空きの有る無しは自分で見るのでこりゃ大変だぞと。
 当時PHSは持ってたので電話確認は出来るが、持ってる地図は国土地理院5万分の1地図一枚こきり。
 熊本市内の区画街路は解るヨシもない。
 熊本ドライブにその用意はナンだと言われそうだが、本当に野暮用を済ます以外頭になかったんだもん!
 そもそもドライブで疲れとるのに・・・・・

「交通センター/ホテル」

 マァ九州産交も大きな会社だったな。リストにもあるしとりあえずココに飛び込むか。
 ロータリーに両親を残して確認を取ると空きが見繕えた。

 はぁ。
 疲れた。
 親を連れてくのがこうまで手足をとられるとは。
 マダ俺の用事が全く手つかずなんだが(-_-)。

 マァ夏の日中で日暮れ前なので、野暮用に掛かれないでなかったが、暗くなって土地勘の無いとこをうろつくのは自殺行為だし、マァもう泊まるんだし、

 ・・・・・・・・・・・・・・・・?
 え?
 駐車場は裏なんですか(゜_゜)?
 えぇ~、両親は身の回りの荷物だけ引き揚げてサッサ中に入ってるし。
 えぇ~っと、着替えに身辺品に貴重品に、
 介護用品。
 改札口のゲートみたいな四肢歩行器までありやがるよ(-_-)。
 しょうがない、これを抱えてホテル本丸まで・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ぬぅあにぃい?
 途中専門店街の中ぢゃん!
 バッグにフレーム機器を満載で抱えて歩く儂ッってそうとう恥ずかしくないか?(゚Д゚)
 食事屋や飲み屋の前を戦災避難民のような大荷物携えて歩く私。

 何より疲れたしorz。
 まぁそれでも日本屈指のバスターミナルや売店の見聞は控えたけどね。
Posted at 2013/09/07 09:34:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 長距離ドライブ | クルマ
2013年09月01日 イイね!

西に行くのだ!2、滞流

 せっかくメモが見付かったんで続けてみる。

 防府市内に入ると今度は山陽道に沿ったバイパスを迎える。
 徳山のソレとは違って自動車専用道として整備されておりペースが上がる。
 このペースが上がった事に親が不快感を示した。
 なぜなら、

「もういい加減にトイレに寄れ!黙っとったらズ~ッと走りっ放しか!」

 そう、自分の見込みとかなり出発が遅れたんで、ココまで玖珂町のコンビニに朝食を買いに寄った以外停まっていなかった。
 とはいえ、ココで時間と燃費を稼いでおきたい。
 しかし今は知らないが当時の防府バイパスは沿道に施設はおろか駐車エリアさえ見当たらない。

 じゃあ少し辛抱してトラックステーションがあったなぁと・・・・・・・
 あ?過ぎた?
 悶着着けてる間に前方の大型トラックに視界を奪われて誘導路を失念したのだ(T_T)。
「いつ停まるン!?」
 親の剣幕が凄いモノになった。しまいにがガキじゃあるまいし「出る!出る!」の連発だった。

 前にも触れたがこう言うトイレの望めない状況に備えて一応シビンは持ち出してる。
 が、使うにもまず停まれというのだ。走りながらよぉやらんと。
 先を急ぎ、せめて防府郊外の長沢池まで粘りたかったが、そんな状況じゃない。
 次の側道を見繕ってナントカ道路脇にクルマを停めた。

 じゃあ用便が終わったらと思ったが出発を渋られる。
 散々ガマンしてすぐ走られたら今度は口から出ると(-_-;)。
 あ~はいはい解りましたよ待ちゃあエェンじゃろうがいと。
 すっかり朝日のそれじゃなくなった太陽の高さが恨めしい。

 けっきょく20分の足止めの上に長沢池ドライブインでも休憩を余儀なくされた。
 このドライブイン、まだやってるだろうか?

 防府で思わぬ足止めを喰らって通過に一時間ほど掛かり、更に気分は先を急ぐ事に。
 今思うとけっこう危ない精神状態だったかも知れない。

 当時は防府の隣町だった小郡の駅前出こそ「街並み」という物を嗅ぎ取られたが、またぞろ自動車道だ。
 山間道と自動車道とバイパス、これが山口県の国道2号線の印象だ。
 そのバイパスも岡山と違って完全には一般道と隔離されていないし、距離の長さもありけっこうな行程だ。
 道路標識も宇部山口道では緑のになって有料道に紛れたのかと惑う場面もあった。
 この後、今地図で調べたら県道225号線となってる当時の2号線を走ったようだ。

 先を急ぐと言うが、厚狭付近でクルマの流れが滞り、小野田市内を抜くのに時間が掛かった。
 国道190号線との合流のあとも現在の県道33/国道491号線を走ったようだ。
 今なおバイパスの整備が終わってるわけだが当時にして広島よりかなり整備が進んでた印象がある。
 ココ長府に入ってようやく海が間近に拝められる。道路も車線が増えて走りやすくなる。
 下関郊外の街路をくぐるがまっすぐ行くと国道9号線になってる。
 国道2号線は山手に退けて中国道や関門国道トンネルの誘導路に向かう。

 ココで関門間はどれを使おうかと思ったんだが、関門橋にしようと思った。
 どのみち有料なのは免れないし、暗いトンネルは両親には余りいい心証は与えないだろう。
 防府以降、早起きの煽りで両親寝入ってたんだがお昼になれば腹も減る目が覚める。

 壇ノ浦パーキングで午前の一段落を着ける事にした。

 これが、失敗の元だった(-_-;)。
 ココは3階建てのビル上階にレストランがありバリアフリーじゃ無い。
 しかも片親がナンデって買ってきたのがアイスクリーム。
 これで親が腹を下したから始末が悪い(-_-;)。
 ココは中途半端に広くて、しかも人出もけっこうあったんで身障トイレの反対に停めたため手間が倍増。

 文字通り往生しに立ち寄った事になった。どうしてもというかやっぱりというか、長逗留(T_T)。
 ココを出発したのは13時半だった。しかも昼飯マダだし。

 ちなみに01年に片親だけ連れた行程では3時半発で夜道を駆け抜け、7時前にはココに辿り着けていた(-_-;)。
Posted at 2013/09/01 19:08:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 長距離ドライブ | クルマ
2013年09月01日 イイね!

西に行くのだ!1、出遅れた入周

西に行くのだ!1、出遅れた入周 なんか前回の連載はダメージが濃かったようで、色んな所で毒気が漂ってたらしいm(_ _)m。
 と言うのもライブな今もあまりネガティブさは変わらない状態だからだと思う。申し訳ない。
 マァその辺りは書いたし。

 で、ナンカ続けた方がいいかと思い9月シリーズ。
 いいネタが無い(T_T)。
 で、長距離リポートが東京往きだけで終わってたなと。
 西も触れなきゃイケナイでしょ。


 と言う訳で97年と01年に敢行した熊本行について触れようと思う。
 とはいえ、10~15年前と大昔のハナシな上にデジカメなどの記録がない。01年が少しあるぐらい。
 しかも長距離ドライブ自体が先般の上京ドライブ以外ほとんどご無沙汰なので記憶も曖昧。
 すみません。まただらだらテキストだ。
 しかも今回は走行情報ではなく行程記録に近いと思う。

~追加謝罪、携帯HDDを見たら当時のワープロで打ったリポートが見付かったのでそれに沿い細部訂正

----------------------------------------------------------------------------------

 当時の愛車はまだランサー(扉絵)。

 97年のきっかけは、休暇を見込んで夜行列車をとったら休暇が取られずキャンセルした事に始まる。
 確かこの時初めて有給休暇が取られなかったと記憶してる。
 仕方ないので日にちの掛かる列車旅は断念、近場で出戻られる旅を目論んだ。
 チョット熊本に「やり残した」事があったので今回ソレをこなす事とした。
 列車も当時はマダ関西九州夜行などがあってアクセスが多かったのだが、金子に無理があるので車を手段に選んだ。

 これを(当時は両方居た)親が聞きつけた。
「たまには連れてけ」と。ソレも前々夜になってから(T_T)。
 さて、夜に出て徹夜で九州に辿り着いて用を済ませ、徹夜で帰ろうとしたのをココでまず狂わされる。

 出発は朝。それも要介護の親を連れてく事になったんで6時半という徹夜とはかけ離れた出発となった。
 マァ7時過ぎには広島県内を抜けられたので、渋滞はココでは引っ掛からなかった。
 今回は山口県内をひたすら国道2号線で下る行程とした。寄り道してるヒマなんぞない。高速に入る金もない。

 岩国市内を抜け欽明路別れを更に進むと長閑な山道を走る事になる。
 多少アップダウンのキツいとこはあるがおしなべて緩い山道が続くのは山陽路特有のようだ。
(ちなみにこの途上に広島ケンミンスポットである“山賊”があるのだが私は行った事がない)
 本当に外様で飛び込むと徳山に入るまではひたすら長閑な田舎道を走る感覚になる。
 このエリアで自分のスポットを探し出せられるとツボに填まるのだろうが。

 徳山市近郊で海が近づくはずだが確かこの2号線はナカナカ海が拝めない。
 一部の眺望スポットから仰ぎ見る程度だ。
 徳山のバイパスはこれも山陽路特有の山麓に押しやられた山麓道だからだ。
 しかも自動車専用道という趣も薄くて信号は無遠慮にある。
 ココは下手すれば渋滞も引っ掛かるというけっこう曲者な地域だ。
 ソレを抜けるとまた田舎の山間道。
 イヤ山口が田舎だからと言う訳じゃない。どっちかというとあえて山野を引き回されてる印象が濃いのだ。
 国道2号線を走る限りでは沿道の集落とかを余り嗅ぎ取られない。集落の間隔も長い。

 それでももう自分の見込みを8時間以上遅らせて出発してるのでたったかたったか先を急ぐ。
 順調に9時頃には防府市に入るのだが、ココもバイパスの町である。

 この辺りで親がブチ切れる事になるが、ソレは次の講釈。
Posted at 2013/09/01 13:54:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 長距離ドライブ | クルマ
2013年06月06日 イイね!

Recoveriess、無理の代償

 取り敢えず前項までで上京ドライブの全行程をひっくるめてお伝えしたんだが、話はこれだけでは無論ない。
 ソレについてはドライブ全般でまた機会を改めるとして、今回のドライブではもう一つ触れないといけない観点がある。

 ぢつは、この二度の上京ドライブで、インプ壊しました(>_<)。後に詳しく。

 もう一つ、二つとも荒天に煽られっぱなしだった。
 最初は豪雨で本文にも触れたように箱根で引き返し、二度目は台風の接近を迎えつつあった。
 それでも二度目は往路は好天にも恵まれナントカ最終的に東京まで辿り着けた。

 台風も逸れてナントカ交通規制は喰らわないだろうと安堵して西に戻ってはいたが、雨雲は甘くはなかった(>_<)。

 帰途名古屋を過ぎた辺りで猛烈に雲行きが怪しくなって、三重県下に入ると雨が篠突いてきた。
 それでも石榑トンネルというシェルターに4キロ余覆われてたことで難を逃れたかに思われたが、その後の永源寺の峠で凄まじい土砂降りに出会う。

 このキャプチャ画像はまだ生やさしいが、仕舞いには雨滴で道路が泡だって路面状況が殆ど読み取られないようになってしまった。

 それでも私は自分のペースで運転し通せたが、困ったことに助手席の親が顔面蒼白になってた。道路も見えずとても怖くて生きた心地がしなかったとか。
 運良く、雨が収まったR421とR307の交点の先で午前零時を回ってるのに開いていたスーパーがあったのでそこでひと心地着いてもらった(-_-;)。

 そこそこ落ち着き、R307で第二京阪を目指したのだが、程なく日野川を渡った辺りで違和感に襲われる。
 降り峠なのにブレーキを踏んでいない自分に気がつく。
 は?
 これだけ下り坂が続けば速度抑制に忙しいはずなのにアクセルを踏んでいる。
 ナニやってんだ?おれ。

 そこで周囲に車が居ないことを確かめた上でギアをニュートラルに落として坂道を惰性降下。

 速度落ちてるよ!
 60km/hから35まで堕ちてきた。

 めげた!
 一応、往路から最近は永源寺の峠道でも車軸の様子は頻々に目視確認を行ってガタや加熱がないかは看ていた。
 ナントカ持ち堪えてくれればと言うのが本音だったが甘くはなかった(T_T)。

 さっきの豪雨でさんざ怯えさせた親にはさすがに言えない。
 何しろ、時刻は1時半。
 丑三つ時だぞ!
 しかもこんな道路こそ整備されてはいるが山中で車壊れましたなんて言えるかっつ~の!

 やむをえん(-_-;)
 取り敢えず信楽市内の路側帯にて小休止をして悶絶。
 その結果、
 必殺!「更に欺しだまし走行」(ぉぃ
 自己50km/h規制を敷いて取り敢えずは大阪まで下るのだ。
 そのあとど~する?(^_^;)

 ところが結果的に大阪まで転がり込むもそれでも4時前だった(T_T)。
 幸いそれ以上の悪化は認められず(と思う)、ココまで帰っておいてと言う気も起こってしまった。
 そこでボーダーを最悪のケースまで引っ張った。

「車軸にブレが生じたらそこで断念、ソレまで労りながら帰ろう」

 と言うちょっと無責任な処方だった。
 無論普通に帰られる訳ではないので以下の自己規制を敷きつつだ。
・50km/h制限
・自動車道は忌避
・20km毎にバックミラー(目一杯下内側に向けると後ろ車輪は見える)でタイヤの回転具合を目視
・後続に車が認められたら路側待機、余裕があれば目視でガタや加熱を点検
 そして本人の疲れもピークだったから車を含めてのひと度の休憩が時間単位になってしまった(T_T)。

 なんかとんでもないドライブになってしまったが、倉敷のバイパスに間違って入ってしまった以外はこの自己規制を守れたこともアリ、結果的には自宅に帰着できた。
 代償は大きくて大阪から自宅まで13時間と、ソレまで積んだ経験からの行程の倍以上時間が掛かってしまった(T_T)。

 人馬ともぼろぼろの状態での帰宅になってしまった。
 こんなドライブに付き合ってくれた親もたいしたもんだなぁ(^_^;)

 その後インプは二日封印、帰着直後にディーラーに修理依願をしてスクーター生活でしのいだあと部品と工場の予定が工面でき次第に即修理に持ち込んだ。
 診断結果は「リアハブ全損」。軸までやってしまいベアリング不具合では済まなくなってしまった。
 修理代もドライブシャフトなどの修理代が嵩んでいる中で13万円余追徴は大きなツケ払いだった。

 しかも追々タイミングベルトの修理も見込まれたため痛手は大きかった。
 現在、この支払いを夏ボに残して秋の車検に臨むのである(T_T)。
 あ~高い代償だった。
Posted at 2013/06/06 22:43:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 長距離ドライブ | クルマ

プロフィール

「今回カーナビ外したので、後記用のトラッキングは悩んだ。
最初ここの[何シテル』投稿やスマホカメラで休憩に撮ったが行程が残らず。
最後に使ったのはスマホ地図のスクショでこっちが効果高かった。

また大きな声で言わないが位置ゲーもトラッキングに使った。」
何シテル?   07/09 10:48
 広島・備後御調種佐伯産宮島対岸棲息の対厳山。 長らく勤めてた仕事を現在辞職、2025年初めはフリーターで始まりました。  新社会人時代(つぅても四...
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