
たまには脇道にも寄りましょうね(^_^;)。
マァ途絶前の恒例企画であるこの電子書籍での漫画レビュー。
あれから色々変わりましたんで。
ただ金欠なんで、そう買うことは出来なかったなぁ。
まず終わった作品から。
「オリハルコンレイカル」
都合7巻が出てフィギュアの美少女がバトルを繰り広げるって話だったけど、
ノリと演出はなかなか愉しめたが大筋だけは消化不良だった。
流石に雑誌打ち切りになると思う話が描けないという現実か。
「超可動ガール1/6」
同じフィギュアネタが同じぐらいに4巻で終了。
こっちはバトル(もするけど)でなく日常生活系に軸足を置いてた。
こちらは逆に設定にチョットもやっとしたけど話は巧くまとめてくれた。
「千と万」
こっちは普通のJCの日常系で話を括って終わった。
一つ驚いたのは、私より若いキャラばかりで構成されて年配者の出番は無いのかと思ってたら、主人公の親父が年の差婚(親父が若輩、開始前に故人)だったことが判明。
タダそっちの絡みが展開される前に話が終わってしまいコレも消化不良。
あと「相沢さん増殖」も佳境を迎えてもう終わるという。
みんな不満げには書いたけど、ヤッパ設定か展開でチョット消化不良が感じられるところが今のコミックには拭えない。もっと詰めて欲しい話がそれぞれあったんだが・・・・・
でもそれなりにみな愉しめた。
今度は新しく読んだ話(^_^;)。
「黒猫の駅長さん」

九州の秘境駅(モチーフ駅は現在廃線)が舞台。
キャラが化け猫と、メイドまで居るお嬢様との掛け合いなんだが、
そこを期待すると見事に失望してしまう(-_-;)。
話はけっこう超真面目。
日常系にしては過疎の切迫感はないし、再婚がネタとけっこう重い。
むしろ鉄っちゃんのほうが細かい描写に面白がる話になってる。
個人的にこの化け猫のクールでお茶目な駅長さん、メディア化に際しては池田秀一氏にやって頂きたい(^_^;)。
「あねコン」

マァはっきり言って絵が綺麗なんで勢いで購入(^_^;)。
題名から他方の想像される方も居られそうだが、要は狐憑きのお話。
土着伝説や程良い人外のお話しってのはけっこう惹かれるようで(^_^;)。
ただ一巻では展開が全く読めないのは辛い(T_T)。
「千早さん~」

この方は例の清少納言のコミックで個人的なお馴染み(^_^;)。
スレンダーに憧れるグラマーな女子高生がダイエットダイエットと言いつつその行動は真逆という・・・・
もう、
「あ~、太ってる人ってよくこう言う事言うよね!」
の展覧会に周りのキャラがツッコミ入れまくりというある意味ヒドイ漫画。
そのツッコミもなかなかキレがありやっぱりこの人は面白いモノを描く。
ただ、この方今スクウェアのほうでも「兄の嫁と暮らしてます」ってのを描いてて、実は個人的にはこちらの方が好みだったりします(-_-;)。
そして今読んでるのがコレ。
「桐谷さん、ちょっ~」

とある方面で評判らしいが、さすがに展開といいノリといいテンポが凄い。
一見純情可憐な桐谷さんの正体は寄食マニア。
もう町で蠢く生物総て、蛙蝮蠍を手始めに食に注ぎ込んでしまうと言う油断ならない『アホガール』。
例えばお題目写真のようなことを平気で口走ってしまう。
兄の幼なじみで学校の先生になった主人公をあらゆる寄食の世界に誘う。
しかもこの子、あらゆる生物を生から締めるスキルを持っていながら料理は殆ど駄目。
姿煮網焼きや調味料は塩しか使わないなど自衛隊以下!
そこを主人公が補う形になるのだが、
「同士居たって眼で見るな!」
とまぁ夫婦漫才爆発。
寄食の果てに収拾が着かなくなることも。

「先生に元気を付けて貰おう!」と作ったマムシの網焼きで自分がこの有様。
時たま錯乱してこの後なんかでも『脱ぐ!』なんて口走ったり。
この方、飛び抜けて綺麗な絵を描くわけじゃなく(イヤ充分巧いけど)、ホラー風や激情した表情などはかなり荒れるが、ご満悦な表情をかなり巧く描いてくれてそこがこのコミックの見所にもなってる。
タダ、

・・・・・・・・・・・・・(-_-;)
右手に包丁、左手に蛙を持ってそんな事言うアンタも大概だがな。
Posted at 2016/11/17 20:29:29 | |
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