さて、04年に2G2台持ちになった事を触れたんだが、次の機種に於いては記録が定かでない。
多分当時とり混んだ債務が影響してるものと思われる。

虚覚えだが、FOMAの『SIMカード』システムに興味が湧いて05年初夏に
「F901iC(写真左)」
と言う機種を新規登録してしまったσ(^◇^;)。
(或いはPHS契約を更新したのがこれかも知れない)
これで回線を契約せずに機種が使い分けられるぞ!
これで3回線持ちだ(-_-;)。
私としてはWカメラにWディスプレイに二つ折り端末にSDカード仕様と、
ぢつは一番買いたくなかった構成だった(-_-;)ムダダラケダシ。
それでも購入したのは二つのトピックだった。
・おサイフケータイ
・指紋認識機能
このうち後者は前の機種から積んでいたんだが、前者と併せてようやく能力価値が出たと踏んだ。
マァけっきょくは電子カードもEdy以外はこちらで使えず、どっちかというと画面のQRコードをかざすコカコーラのCmode自販機を重宝した。
タダ、WMAフォーマットこそ使えたが私の楽曲ライブラリは使えず、何より肝心の指紋認識がタコだった。
あんまり気乗りしないまま05年が暮れると、錯乱の06年となる。
と言うのも05年の暮れに私にとって衝撃的なケータイが登場したからだ。
FM/「AM」ラジオ搭載の「
ラジデン」だ。

当時の私は重度の地元ラジオ番組中毒で、事情が許す限り朝はごぜん様さま、昼はゴゴイチと9時5時をAMラジオを聴いて過ごしてた。
しかしこれで、
「出掛けると電話着信を聞き漏らす」
と言う苦情を家族から賜る。
当時は通勤定期を使って広島市内なんかに繰り出してたからよく家を空けてた。
思い悩んでた最中にこんな私の悶絶を聴いてくれたかのような機種が出たわけだ。
というのはAMラジオはMDなどのデジタルメディア以降はカップリングする機器が途絶えてた。
AMラジオは電子機器の波長をノイズとして受け取る為、製品自体が成り立たなかった。

仕方なくAMステレオを積んだカセットウォークマンを長らく使い込んでた。
そこをソニーの技術陣が渾身の努力でカップリングに漕ぎ着けたのだ。
この機種なかりせば、今のICラジオレコーダーは多分出なかっただろう。
06年が明けるか明けないかの時期に購入に及んだようだ。
但し、無理というのは祟るものだ。
嬉しくて使い出すも束の間、
・ラジオとして使うにはAMアンテナが小さすぎて感度が良くない
(小型化とノイズ忌避で底側にマッチ棒の軸ぐらいしか設けられなかった)
・通信ケータイとしてはFOMAどころかDoPAにも非対応の低速さ
とどっちつかずの性能に躓いた(T_T)。
こうなるともうあかん。
まずは春先にauの端末に手を入れた。
こちらはMSでの楽曲端末に一縷の望みを賭け、まずは
「
W31S」(リンクはauプレス発表)
なるほぼウォークマンなケータイが登場し注目したが、時期が合わず値もこなれず、入手を逸した。
しかも後継相当機が出ない(T_T)。
と臍を噛んでいたら、

W41S(写真右)なる機種が登場した。
一応楽曲再生がウリであったしスマートだったので取り敢えずこれを契約する。
今度の着目はソニーのATRAC3音源に対応した「LISMO」である。
ソレでMSも4GBまでのモノに対応。期待は膨らんだ。
が、バイオの楽曲は移植できないんだって(T_T)。
著作権保護ファイルの再生能力が無かったのだ。
なんだそりゃあ。
追い討ちを掛けたのが後継機
W42S(リンクは以下同文)。
ウォークマンスペックなケータイがこんどはMSオーディオフル対応で登場した。
なんだそりゃあ(▼^▼)。
これについてもけっきょく買い時を逃してしまった。
しかもウォークマンケータイについてはとことん縁がないのか、このあと3代目のW52Sまで買い逃すことになる。
ただコイツについては癖が強かったとこもあるけどね。
そんな酩酊の中、舌の根も乾かないうちというか、初夏にはP902iS(最初の写真右)にまで手を伸ばす。
今度の目当ては無線通信技術であるBluetooth・BTだ。
BTについてはこの機種で初めてじゃなかったが、楽曲再生の規格とその周辺機器にようやく対応した。
ココに及んで初めて音楽ファイルをMP3にごく一部だが書き換えた(それでもまだWMAにはしなかった)。
当時ポケットパソコンがBTに対応していたこともある。これについてはまたそちらのハナシで。
これに飛び乗った。
そして程なくラジデンの回線を解約し、当時、
「デュアルネットワークサービス」
と言うFOMAとMOVAを切り替えるモノがあったのでこれを活用した。
電話回線を使う必要があるがSIM抜き替えと同じ使い方が出来た。
無論指紋認識はなくなったがおサイフケータイも活用したよ。
とマァ、06年度のほぼ1年で電話機を4台も買い換えた惨状(-.-)になる。
当時は今以上に「一円端末」など端末の投げ売りが激しくてガラケーバブルそのものだった。
債務で窮々としてる私が安値投げ売りでこれだけ買い換えを出来たんだから。
タダ、当時は車はおろかバイクも持っていなかったんだよね。ソレは大きい。