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対厳山のブログ一覧

2013年12月31日 イイね!

リストゲージ

リストゲージ ナンカ今年最後の投稿にしてはちゅーと半端な話の気も(^^ゞ。

 チョット昨日思うところがあって腕時計を更新(何シテル?に記載)。
 仕事で使ってた腕時計だが損傷が激しくて電池寿命も見えてきたので、ソコソコ廉価な相当機を所望した。
 今回のは半ば個人情報披露という形になりそうなのでお披露目できないが、お題目に掲載したのは以前使ってた機種だ。

 チョット最初に話を戻す。
 私らの世代に腕時計は、
「高校に入って親に買って貰えた」
 類のいわばリッチな道具だ。
 ソレもバイトをしたり電車バス通学をするからと誂えて貰ったものだ。

 最初はシンプルな三針式のアナログクオーツだが、アルバではなくセイコークロノスだった。

 ソレを後生大事に使い、社会人になると8万もする同社スピードマスターを所望した。
 当時珍しいチタンケースで3盤の多軸式クロノグラフ、アナログで1/5秒を60分カウントした。
 ありがたかったのがアラームで、カキーンカキーンとスリムなケースに見合わぬ鋭い音を発した。

 ただコイツは程なく盗難に遭う(T_T)。
 当時会社の駐車場は駐車場が狭かったので施錠禁止で、車の取り回しが優先された。
 そこに仕事で痛めてはと置いてたら盗られた。
 1万余したジャンパーと共にだが、はした金しか入ってなかった財布は手つかずだった(-_-;)。

 当分は学生時代ので凌いだが、アラーム機能が惜しくて4万円のスピードマスターを再度購入。

 盗られた奴の廉価版だった。

 00年に多機能リストウォッチに憧れてお題目写真のを購入。
 シチズンプロマスターのサンダーバードバージョンだ。4万7千円也。
 サンダーバード云々より鮮やかな赤いダイヤルに惚れての購入だ。

 しかしコイツはチョット大きくて、チョットしたリストウェイト状態だったんで正直持て余した。
 またアナログ針は回ってるが基本はデジタルメインで、他機能にすると秒が表示されない。
 その上一度職場で引っ掛けてケースがベルトから落ちるというアクシデントがあったんで、もったいないけど以来ガチ遣いしていない。

 07年に東京に行って安クオーツを物色したが余り見栄えを覚えず、けっきょくヨドバシカメラでセイコーの海外ディスカウント仕様のクロノグラフを所望。1万6千円也。
 コイツを以来仕事仕様でガンガンに使ってた。

 コイツも今一度だけの電池交換だが相当外傷が激しくなった。
 そこで買い換えてみた訳だ。

 さて私の所望する腕時計だが、クロノスを除いて基本はアナログの多軸或いは多機能盤である。
 ダイアルがアナログだと一瞥で時刻が解る。コレは大きい。
 時間の経過も量子で解る。
(角度も解りやすいし)
 デジタルは文字盤を読まないと紛らわしい。時間算出も場合によっては計算が必要だ。

 奇しくもセイコーがフルアナログ、今回のを含めたシチズンがデジタルとのハイブリッドだ。
 まぁ、機能を欲張るのは貧乏性と言う事で(^^ゞ。

 基本はセイコーファンだが、10年ほど前にソレを扱ってた父の懇意の店が畳んだことと、セイコーが現在多軸式に情熱を失ったので、今こだわりは薄い。
 ソレと今回プロマスターがたまたま廉価版を売り余してたことに因る。

 もう一つのアイテムが、対数計算尺だ。
 サンダーバードバージョン以来ココは外していない。
 計算苦手なのよ(T_T)。
 また単位換算やカウントの記録にも使えるのでワリと便利に使ってる。

 ただ回転ベセルで賄う機能なんだが使い込むとココが真っ先に傷ついて目盛りが読めなくなる。
 また油ゴミが溜まると回転が引っ掛かるのも難点だった。

 今回所望したのは、
・ソーラチャージで電池交換不要
・回転ベセルがダイアル内臓
 の2点で選んだ。
 電波時計を所望する手もあったが今回は廉価な製品がないので見送った。
(また職場の中に電波的に難しいとこがあってあまり宛てに出来ないという意見も聞いたし)

 あとプロマスターはワールドクロックの装備としてだが24時針が着いてる。
 コレは太陽の向きの合わせるとおおかた北が解る仕様だ。原始的だがコレも音痴な私に助かる。

 現在最初のクロノスと二つあとのプロマスター、そしてこの間まで使ってたのが手許にある。
 二つのスピードマスターは盗られたのと、2代目は06年のバイク事故で無残に分解した。

 かようなように、腕時計って言うのは腕に載るマルチゲージなんである。
 高級ウォッチに想いを寄せる人も多いけど私はそれだけで腕時計の魅力を果たしてると思う。

 確かに私用では腕時計を着けなくなったときもある。
 ケータイがG'zWinだし(そこはカシオなのな(^^ゞ)。
 でも腕時計にそう言う手首の計器を求めるのって、・・・・・・・・・・・・・・・・変?(^_^;) 
Posted at 2013/12/31 22:53:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | ぢぶんギア | 趣味
2013年12月31日 イイね!

みんカラ≑ネット生活の2013

 一応投稿はマダあると思うけど、みんカラでの括りと展望を。

 今年のみんカラ視点での1年はマァ身の上を立てたあたりか。
 一応昨年11月末に始めたんだが、実質は今年からのみんカラ活動だった。

 この時点ではインプ当座の懸念だった改良点に目処は付け終わり、ソレをみんカラに記載するという作業だった。
 そして今年は早々にバックカメラにタイミングベルト交換、夏にレジンスピーカー結線とバッ直に掛かった。
 忌まわしきことに高額治療が祟って秋以降は休眠という失態も。
 昨年二度敢行した長距離ドライブも今年はサッパリ、西は岩国北は浜田、東は神石/笠岡が精一杯。
 高額な修理代の支払いにガソリン代まで追いつかない有様だった。

 クルマ本体よりも周辺環境しか手が入れられなかった1年だった。

 ただ来年は今のところリアデフベアリングしか(しかぢゃネェだろ!(^^ゞ直せ)懸念を残しておらず、支払いもサイバーナビこそあと2回余してるが程なく完済するんで、クルマの支払いについてはナントカ、初回車検以来連綿と続く不具合故障から2年余も悶絶してやっとこさ目処を付けた。

 みんカラではクルマの近況に留めてたブログの記事着手、辞めておこうと思ってたヒロシマとキャラクターナイズこと擬人化ばなしをシッカリやってるσ(^◇^;)。
 自分のいち人格として披露すると退かれるんじゃないかと言う疑念を持ってたんだが、やっぱりクルマの話で終えるには意欲がもう一つ湧かないので。

 基本はそう言う懐疑的な方針で進めたのでコメント/レス重視、「イイね!」は使わないというスタイルとした。
 多用されてコミュニケーションを進めてる方も多いのは解るんだが、このアイコンにはチョット自分の意向を伝えきれない印象が強くて未だ踏み切れない。
 私が言いたいのは善し悪しではなく「ここがイイっ!」なので。
 ただそのコメントも覚束ないという・・・・・・・・(-_-;)
 私生活の将来を含めた停滞感が影響してる。

 2月末にブログでa97562さんに、4月始め神鴉(^_^;)紹介でtto11さんに「イイね!」を戴いて以降レスも受けるようになり、応答の軸としたコメントについてはまだあまり寄せられていないけど、色んな人に観て貰えるところまでは来た。
 5月には「みん友」登録をして戴ける方も出てきて、ファンの人数も尻上がり。
 基本は誘って戴いて宗旨に障ることがなければお受けするスタイルでお付き合い始めていますが、LLIIKKAさんはみんカラ登録日即お誘いでしたm(_ _)m。

 マァ先達がたややり手のかたに比べると数的には微々たるものだけど、自分の立ち居振る舞いから考えると充二分ですな。

 調子に乗ってブログは時々連載記事を載せてみて、取り敢えずは長距離ドライブとクルマに絡んだ自分の身の上、そしてこだわりの自分道具に話を進めてみた。

 来年はたぶんこの傾向が強まると思う。

 まずはデジカメとパソコンの話をしようとしたんだが秋以降の不調で棚上げだし、前のサイトでやってた話題も2つスワップしようと思う。
 一つは年明け早々にやらないと間に合わないのでやる気があれば松明けに。
 もう一つは夏の話題なんで春先に始めようと思う。
 前者は三原の話題、後者はヒロシマネタ。
 ただ原稿はサイト時代のモノを流用するにも前者は写真の数の限度があるので写真を使わずにすむ構成を、後者は前サイトのキャラクターに依る対話形式なのでそこを改めないとイケナイ。

 まぁ、終息では無く展開的に考えていますので(^_^;)。

 こんな感じで趣味の範囲で続けていこうとは思うけど、思惑通りに進まなかったのが2013年だったのよね(+_+)。

 以上、取り敢えずは年末のご挨拶です。
(投稿自体はまだあるとおもうけど)
Posted at 2013/12/31 08:33:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 近況ほか | 日記
2013年12月22日 イイね!

冬スポーツの脇役

 冬のスポーツと言えば駅伝!と言う方は多いと思う。

 まぁ私はスポーツ全般、やるに限らず観る方まで筋金入りの音痴なんだが、
『駅伝の華は伴走車』
 と言う認識はある(ちゃんと競技を見ろ!(-_-;)。

 特に三菱に籍を置いてたもんだから、箱根駅伝やエンジン工場のある京都の競技にはよく出てソレは観てた。
 残念ながらクレーム騒動でスポンサーを降りたりとかなり出番が無くなった(T_T)クヤシイ。

 採用車にも土地柄を反映するという趣があればけっこう気にするモノなんだがな。

 ココ10余年前からウチの近所でもそう言う光景がライブで見られるようになった。
 ひろしま男子駅伝だ。
 ハッキリ言って困ったことも多い(T_T)んだが今回そこはスルーしとこう(^_^;)。

 そもそもは1931年から始まった中国駅伝から端を発し、1996年に都道府県対抗競技に昇華した。
(「観光道路」と言われた現在の旧2号線整備を記念してだったらしい)
 中国駅伝も福山から広島までの2号線を締め切ってやるモンだからけっこうな迷惑でもあったが。
 なお現在中国駅伝は徳山~防府~山口~宇部を走破する山口大会に残る。
 先に明かすがココも防府にアテンザ工場があるのでマツダ車の独壇場だ。

 上のもそうだが基本この日は(しかもハンパ無い)仕事なので、かなり古いが05年大会に一度ディマージュ7を中古入手したのを機に数枚撮ってみた。
 場所はコース随一のアップダウンポイント。余談だが広島代表の見せ場にも近い。
 いや、殆どがピンぼけでカメラ馴れ含めて惨敗だったけどね(T_T)。

 まず警察車両。

 CBR白バイとパジェロ。
 マダ三菱の車使ってくれてたんだ(^_^;)。マァ今は違うだろうが。

 次は広島だけにマツダ車。

 市販では居ないRX-8のオープン仕様。コレは地元紙の中国新聞が使用してる。
 他にもメディックに初代MPV(今は居ないか)、広報に2代目MPVが居たが巧くカメラに写ってない(T_T)。
 コレは使用者のモノじゃなく協賛のマツダが用意するモノが多いようだ。

 また放送車にはNHKの技術の粋を傾けた特装車が大挙押し寄せるのだが、こちらはもっと詳しい人が多いだろうので言及できない。

 ただ、ランナーに伴走するカメラを担当するヤマハFJR1300には食指。

 このクラスはFJ1100の時から垂涎のツアラーという感情を持ってたので。
 高速巡航が持ち味だが、このように機材人員満載でも大排気量のトルクにモノを言わせて低速走行をこなす。
 まさに万能選手だ。

 オマケと言うには殺生だが、ラジオを担当する中国放送の実況車も。

 バイク的にはストリームとそそらないが、ラジオ番組でしょっちゅうこぼれ話を聞くのね(^_^;)。
 けっこう大変らしいよ、バイクに乗ってくっちゃべるのも。

 競技者を観ないスポーツ観戦って、無粋ですね(^_^;)。
Posted at 2013/12/22 09:36:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ偏識 | スポーツ
2013年12月21日 イイね!

はだしのゲン云々(-_-;)

はだしのゲン云々(-_-;) 少し前になるのだが、「はだしのゲン」の中沢啓治氏が亡くなられて1年を回った。
 ココでも閲覧騒動の時に一度触れたんだが、また一年忌とは別にちらちらネットで話題として出てきてる。

 そこで挙がった話題としては前回挙げたものと被るが、
・左翼主義にまみれた売国奴醸成作品
・コミックの表現的には世紀の力作
・あまり愉しんで見る作品ではない。
 と言う論評が見て取られる。

 的を射てるのは、真ん中だけだなぁ(^_^;)。
 この件については意外と現代っ子って、観てるモノ見てる気はする。
 タダ、周囲の論評に流された色眼鏡も多々見受けられるのも現代っ子だなぁ。

 そこで、先入観なく連載世代の広島市民としてちょっとこの作品を紐解いてみよう。お題目は私の独断。
 意外と全部を見てる人はそこまで居ないようなので。
(タダ私が読んだのは汐文社の刊行後で、ジャンプの連載自体は見てない(^^ゞ)

 まず構成はこんな。多分意外に思われると。
・1巻
 戦中編~父の反戦言動から町内会ぐるみのイジメに遭う中岡家、原爆投下時まで
・2巻
 被爆編~被爆当日から、ゲン母子が「焼け跡を整理」し知人宅に身を寄せる
・3巻
 焼跡編~居候ながらも自立めざし、しかし難題が続く。終盤にやっと終戦。
・4巻
 挫折編~兄達が戻ったことで知人宅を追われ、別の家族の離別が。ジャンプ版では完結編。
・5巻
 混迷編~失跡してた隆太と再会、子供なりの粗っぽい自立へ。母の病状も重くなる。
・6巻
 苦闘編~トラブルが昂じて更なる混迷。隆太達に保護者も着くが・・・・。
・7巻
 訣別編~少年誌ならざる展開が極致。混乱収束も終盤母原爆病死。ココが第二節完。
・8巻
 自律編~ココから単行本よりの発行。1950年、中学生になってもガンボさ相変わらず(^^ゞ。兄弟が自立へ離散。
・9巻
 成長編~家族から隆太達へとの共同生活も離別は突々に。成り行きから看板屋の仕事へ。
・10巻
 旅立編~ゲン中卒。イキナリの恋愛展開も最後はゲン節が。ゲン上京を最後に幕引き。

 被爆当日がほぼ1巻分掛けて描写されてる。
 終戦になったのは3巻も中盤を過ぎてからだ。
 一方で被爆の気持ち悪さをやり玉に挙げられはするが、その凄惨さは実は全体の2割に満たない。
 それ以上に人間同士のかびすましさのほうがよほど多く描かれてる。

 この中で際立つのが苦闘編で、別の意味、つまり連載でも悶絶してたものかと思われる。
 話の展開がスッ飛び気味になり、突飛な商売や(現代社会でなら立派な)悪企み、殺人未遂や占領軍への連行と展開がある種エスカレートしていく。
 4巻ですでに泥棒や殺人まで及んでしまったが、そこまで苛烈だったのだ、終戦は。
 ソレはあの「喝ぁ~つ!」でおなじみの大沢親分まで「泥棒でもやらないと死んでた」と言わしめたほど。
 ただ漫画だけに死者の頭蓋骨を売ったり賭場荒らしをやったり造船所に資材盗みとエスカレートのケは満々。
 主人公の騒動からキャノン機関(加地亘事件)まで言及しだすし(^_^;)。
 まともな(少なくとも少年誌の)漫画の展開ではないよな。
 一方でどういう訳かゲンも(まっとうな手段でだが)大金を手にしてしまうエピソードまで。

 聞けばジャンプが終わったあとマイナーな教育機関誌での連載となり、世間的には消えた作品と一時なってた。

 単行本も一度他所で出しておいてあとで迎合させてるのだ。
 マァ『ゲン批判評』は多分にこの混迷期に端を発してるような気もするが、いや、批判するような読者はココまで読み進めていないのかも知れない。

 あとキモい漫画としての評価。
 コレは正解ではない。
 キモい漫画ならもっと容赦なく描いたろう。楳図某も真っ青なモノが描けたはずだ。
 ソレをヤルと漫画ではない。それでは描いた意義の半分はない。
 読んで貰って幾ばくかなのだから、原爆書籍は。

 その一方で(古風ではあるが)ちゃんとしたエンタメ作品なんだ。
 チョット赤塚不二夫氏や当時のエース川崎のぼる氏が綯い交ぜになっているが、笑わせるキャラもちゃんと描く。
 だって、被爆直後の画家に描かせた肖像画が『しぇー!(厳密にはチョット違うが)』だぞ(^^ゞ。

 テーマが重いなりに軽妙な脚色は充分盛り込んでると言っていい。

 全体の展開を見ると確かに天皇と軍政部(つまり国粋)批判に鼻に衝く人は居るだろうが、
「やられっぱなしの者」
 の意見としてはやはり諸悪の根源と正しておきたいところである。
 確かにノリでの描写は見受けられるが、政治結社の代弁者ではない。ゲンはやはり中沢氏の分身ありきなのだ。
 そして手放しでそこを責むのではなく、
「世間の無関心」
 にも常に言及してる。教育誌の意向は汲んだものの偏重だけはけっこう避けてる。

 そしていつも大事に描かれてるのが、キャラクターの死別だ。
 ココだけは歪まず戦争と原爆の罪として告発してる。
 兵士で死んだだけが、空襲で死んだだけが戦争の犠牲者じゃない。
 そして生き残ったが故に苦悶し見え適わぬ希望を果てに見て息絶える。そこに原爆の罪を描く。
 この幾多の死別は最近の創作の軽薄さと一線を画す。是非じっくり読んで欲しい。

 私はこの作品は『常識と良識の戦い』を描いた漫画だと思ってる。
(無論、上にも書いたがほぼ犯罪な事まで描写されてる(^^ゞ)
 人として活きることがなんなのかを描いた作品としては平成的にはともかく昭和の遺産だと思う。
 広島市民としては大河ドラマは無理だけど1~2年はじっくり掛けたドラマにして欲しいよね。
(何しろ1945~53年までのスパンの濃密な物語だもの)

 テーマは重くシッカリとは読んで欲しいけど、漫画だから読むのは気楽に読んで欲しい。
 ソレがはだしのゲンなんだと大人になってからは思うんだ。
Posted at 2013/12/21 22:47:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 広島ヒロシマ | その他
2013年12月20日 イイね!

クルマが奪っていったもの

 今回は明日の仕事もあるのでぼんやりとつぶやく。

 車が好きです。
 いつものように愛用してます。
 クルマでいっぱい愉しいことしたいです。

 しかし、ソレで無くなってしまったモノを時折思い出す。

 子供の時、土地柄もあってグローブとゴムボール(軟球)を持ってやってたのは近所の広場で野球をし、近くの公道でボールの壁ぶつけ。
 お隣さんのガラス窓を割ってしまったことも幾度か。
(ちなみに私はコレでもインドアのオタク側で、アクティブな者はもっと凄かったけどな)
 後半はおいおいと自分でも思うことだが、当時はクルマなんて自分の近所の人しか運転してこなかった。

 更に遡ると幼少時の家の隣は工場の資材置き場で、使われなくなったアロー(T40系)コロナが放置されてて中に乗り込んでは動かないハンドルをぐいぐい握ってはご満悦だった記憶が鮮明にある。
 ドアのバーハンドルの脇のボタンを押し込みドアを開け、これまた横バータイプのメーターが居座る運転席。
 未だ記憶があるのだ。
~ちなみに我が家はきょうだいが初めてクルマの免許を取ったほど自家用車には疎遠だった。

 このあいだ、相次いでその昔の街並みに訪れた。

 マァ30年以上は経ってるから変わるのは当然だが、
「何処で遊ぶんだ?」
 ってなぐらい空き地というモノが無くなり、道路には頻々に(ぢぶんを含めて(^^ゞ)クルマが走る。
 ソレも空き地が無くなったのは殆どが駐車場か、今は驚くべき事に高建坪率で戸建ての家が建つ。
 コレじゃあ、「外で遊ぶ」と言う事自体が夢想だにできないほど全く解らなくなるのも道理だと思った。

 道路も、クルマが走るには差し支えないような普請になっては居るが、昔はそれこそ360ccの軽が走るのが精一杯の道だったはずだ。
 脇のどぶ川が埋め立てられて暗渠になって車が通られるようになったのだ。
 このどぶ川だってあまりキレイでは無かったが、ザリガニを捕ってた強者も居たところだ。

 みんながクルマを持つのが常識以前になって、消えた風景の大きさ多さに気付かされる。
 ソレを考えるまでもなく解るはずなんではあるが見てみないふりをする日々。

 心が、枯れる訳だ。
Posted at 2013/12/20 22:39:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 私的概念 | クルマ

プロフィール

「今回カーナビ外したので、後記用のトラッキングは悩んだ。
最初ここの[何シテル』投稿やスマホカメラで休憩に撮ったが行程が残らず。
最後に使ったのはスマホ地図のスクショでこっちが効果高かった。

また大きな声で言わないが位置ゲーもトラッキングに使った。」
何シテル?   07/09 10:48
 広島・備後御調種佐伯産宮島対岸棲息の対厳山。 長らく勤めてた仕事を現在辞職、2025年初めはフリーターで始まりました。  新社会人時代(つぅても四...
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