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対厳山のブログ一覧

2015年09月27日 イイね!

三菱だけは人の噂も75倍?

 今回はチョット不謹慎ひがみ系。

 まぁやらかしたよなぁ、ボロクソバーゲン・イヤ違ったヴォルクスヴァーゲン、母国語で言うと市民車輛株式会社。
 え?
 ディーゼル車の排ガス試験をごまかしたって?

 大丈夫大丈夫(´。`)。
 人の噂も75日って言うし、
 元が大きいからどうせ屋台骨が傾くって事にはならんでしょ?
 ロビィストに任せればそーゆーのぁどーにでもなるさぁ。
 ナァ?
 エアバッグで青色吐息のホンダだって、
 フロアマットでさんざんのトヨタだって、
 品質偽証でゴネてたブリジ(ファイア)ストンでもさ。

 みちゅびしぢどうしゃみたいにはならんでしょうに(T_T)。

 いや、他人の不幸を待ち構えてるって訳ぢゃないんだが、
 此処ってセクハラ訴訟の99年からこのかた洒落にならんぐらい屋台骨が傾いでて、正直
「三菱ばかり悪いニュースが流れるのはどう見てもお前ら車ユーザーが悪い」
 って感じさえある。
 ここばかりは「人の噂も75倍(ドコロジャネェ!)」だ。しかも年ごとに強まって三菱の疲弊は半端ない。

 他の不祥事は違うな訳?
 今そっちのほうが不思議でならんのだが。

 まぁ厳しくいうと三菱にもいまだその頃の経営怠慢の体質は残ってはいる。
 そう言う面で私個人はもう重工か日産とスズキに人材を卸して解体しなさいなぐらいは思ってる。

 でも『三菱の金看板』に惑わされてあること無いこと批判する人ばかりでもうイヤになるのよ。

 同じ三菱でも1970年産まれの業界最新参だし資本はわりと小さいのよ。
 なのに財閥直系と言うだけで変な意味で頭でっかちにユーザーがなってしまって三菱は最もその弊害を被ってる。
 批判するなら貫徹しろ。三菱が気に入らないならそれだけを言え。

 だいたいさ、
 街中見ててもNMKVの車を見ると殆どがDAYZだし、ekスペースなんか浜松製のミニキャブよりも見掛けなくなった。
 アレら三菱水島工場製なんだけども街中はしってるのは殆どが日産販路からだよね。
 つぅことは三菱のディーラーが信用できないって事になるけどソレもクレーム問題で忌避してるのならお門違いだろうに。

 三菱クレーム問題で泣いてるのは本丸の経営製造より下請けの販売店なんだよな。
 だから九州なんかそうだけどもはや三菱のディーラーはスズキ販売の傘下になってるトコも多い。

 俺も「坊主憎けりゃ袈裟まで」のケはあるけど本質は曲げたくない。

 だからさ、
 こう言う不祥事があるとさ、
 不謹慎だけど、
「業界地図が塗り替わったりしないかな?」
 ぐらい正直思ってる。
 もう古巣があそこまで拾うモノ無くなるとね。

 あぁ、ディーゼルで復権を成したマツダは大丈夫だよね?一応念を押したからね。

 ちなみにお題目だが、
 やくみつる氏のパロ野球ネタで、
 1990年の巨人ヤクルト開幕戦で巨人の野手のファールを本塁打と誤審、その戦勝の勢いで巨人はリーグ最速の優勝と日本シリーズ4連勝と非の打ち所の無いシーズンを過ごし、この誤審をした審判のネタで使われたもの。
~プロ野球の当時の優勝ラインが75勝だった。ちなみにこの年巨人は88勝/140試合(-_-;)。
Posted at 2015/09/27 19:31:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | 古巣みつびし | クルマ
2015年09月23日 イイね!

iPadMiniとそれからのコミック(画像過多注意)

iPadMiniとそれからのコミック(画像過多注意) ЯVRについての講釈でブログを『一時』再開中なんだが、暫くお休みm(_ _)m。
 実は休日出勤が続いて完全に参ってしまい、先日は額面通りの休暇を頂いたのに実に8割も寝床から出られなかった(T_T)。
 全くウォラスに手が着かない。
 Q&Aもしたように電源引き込みが頓挫したのもあるけどもう業者に依頼しようかというレベル。

 と言う訳で下手したらこのままブログ終わるかもレベルですがネタはまだ残ってるので。

 今日は別の話(^^ゞ。

 ぢつは、au回線が一つ2年更新を迎えた4月、
「ファブレット」
 が欲しいと思うようになってて更新を目論んだが、androidの手頃な機種がどういう訳か飛び込んだお店から払拭。
 androidでブラウザやTV端末として使おうと思ってたのに店から出てきたら大枚掛けてiPadMiniを(-_-;)。

 ほんまナニ考えてるんだ?

 ただソレで以て書籍がずいぶんとこさ読みやすくなってきた。
 iPhone6+で充分と考えたかったがコイツは書籍書類と画面アスペクト・つまり縦横比が外れてる。
 書物に至っては折角の大画面が活きないのだ。
 そこでiPadMiniを所望したわけだがお題目写真の通りである。
(表示のコミックについては突っ込みナシね(^^ゞ)
 画面インチ数では極わずかの差のはずなのに書籍表示については倍も違う。

 そこでコイツを寝床ブラウザとして活用することにしたが、まぁ契約額がバカにならんので今度のボーナスで無理矢理だが回線契約を解除しようと思う。
 まぁ違約金という形のiPadの丸買いになりそうだがウォラスの払いもあるし無茶は禁物だ(T_T)。

 今回はそれ以降に新刊を購入したあれからのコミックという形で(^^ゞ。
 検索しやすいように今まで略してた題名も書いておこう。

「相沢さん増殖」


 特定人格が個人として分裂したわけだが、もうその経緯は放置して展開されてる。
 そこは潔いし、人格がピン芸人(本人談(^^ゞ)・いや個人として独り歩きをしてコメディーを展開する。
 チョット色欲のケが暴走気味っぽいんだが、もうその場のノリで話を仕込んでるところがいいんだろうな。

「ヤマノススメ」


 こちらはどんどんキャラ同士の絡みが進んでいて好感が持てる。
 ポッと出のそれが無くそう思われたキャラもちゃんと登場してるので話の展開もちゃんと期待できる。
 ただ、破算が一段落してコノ手の道具を旅行道具として買い始めた私にすれば、こいつらの物品購入はやっぱりオカシイ(-_-;)。
 基本親の助けもあるとは言え中高生なんだし、こんな金の掛かる趣味なんか俺自分・・・・

「くーねるまるた」


 これも堅調に発刊が進んでる。これもキャラを大事にしてるとこがいい。
 6巻続いてスタンスが乱れないのは先に書いたことが効いてるんだろう。
 一回ポルトガルから姉が来て話を収束させる雰囲気も見えたがあっさり帰り、下町長屋?暮らしが展開され続けてる。
 ただつまらないツッコみをすれば、この子貧乏で食の工夫を絶えず強いられてるはずなのに光熱費と調味料だけは潤沢にあるんだよね。
(電気代が惜しいのでTVエアコンはなく、母国で多用してたアイロンも使い控えてるとは描写されてるが)

「銀のニーナ」


 外人繋がりで(^_^;)。
 こっちはもう北軽井沢の風土に抱かれてまったりかな?
(くどいようだが北軽井沢って一つも田舎ぢゃねぇ!(-_-;)
 最新刊でモノローグ登場しかしなかった母も登場、それぞれのキャラ立てを絶やさない。
 進展やトラブルは皆無でもちゃんと話を組み立てられるというのがカルチャーギャップ作品の強みか?(^_^;)

「実は私は」


 こっちは人気も上がって今夏からU局でもアニメが始まったんだが、
 実はコレが7巻以降一番つまらなくなってしまった(T_T)。
 キャラクターの意外な素顔を展開し続けるところが魅力だったのに最近こちらはキャラの濫発と「キャラの押し込め」が鼻に衝くようになった。
 同じキャラが同じ話ばかり展開するようになってしまった。
 しかもこの巻の扉絵のキャラも経緯が酷い(実はこの二人夫婦(-_-;)し、「悪魔」のワイルドカード振りが際倫なくなってナンでもアリの話になってきた。
 もう全体的に秘密とか何とかは皆バレて看過してるだけなんじゃないかって暴走振りだ。

「モンスター娘のいる日常」


 コイツもアニメ化が以下同文。
 ただこちらは先にも言ったカルチャーギャップの強みか、あれだけわんさかキャラが出てるのに出番が減る以外の萎みようがない。
 主題に生殖が絡んでるので事々スケベやエロに話が向くんだが、それがヘシ折れるほどのズッコケが続くんで多分読んでいけるんだろうと思う。
 もうキャラの出方が「うる星やつら」並みになって来てるんだがこちらは期待が出来そうだ。

「高杉さん家のおべんとう」


 コレは10巻で終了。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(-_-;)
 けっきょくこの話ナンだったんだか。
 まぁキャラの絡みが少女漫画並みに粘っこくてそれなりに面白い話ではあったんだけど、
 それまでダラダラ5年間も繰り返されてた日常系が8巻末でヒロインの親が見つかったことで急展開。
 まぁ急展開はイインだがその展開を最終話までスッ飛ばしっぱなし端折りっぱなし。
 主人公も最後に出世名声というFinalLuckを立て続けに得てるし、内容濃い4年間を半話で済ませるのはひどい。
 ソコを描くのがマンガだろうに。
 日常系っぽさでは読めたがあらすじ的には酷いモノだった。
 あとこの話、名古屋を拠点に岐阜長野三重東京(複話登場分のみ)が舞台なんだが、度々広島が名前を出すのに行ったのはヒロインの宮島修学旅行だけ。コレもチョット悲しかったわ。

 もう少しあったけど長くなったんでこの辺りにしておこうか。
 こんな感じでコミックは半分ほどiPadMiniに仕舞い込んでみた(^^ゞ。
Posted at 2015/09/23 11:25:16 | コメント(2) | トラックバック(0) | メディア | 音楽/映画/テレビ
2015年09月22日 イイね!

唯我独尊11、そして今私は・・・・・・・

唯我独尊11、そして今私は・・・・・・・ あ、微妙にタイトル間違えた。羽田健太郎氏なんか聴いてたから。
 と言う訳でЯVRに替わりうる、しかし似て非なる車の講釈の最後。

 なんだかんだでとうとうラインアップ自体が細ってしまった2列座ワゴン。
 あまりにもレガシィの圧勝が響いて市場自体が萎えたという皮肉な状態に。

 と言うか何とかならんのか?日本人のその右に倣え性質は(-_-;)。
 まぁメーカーが1~2モデルで引っ込めたというのもいかんが。

 そんな中で2列座ワゴンはとうとうこの形態に行き着いた。
 ポルテとスパイクだ。
(兄弟車も居るけどチョットコレで括らせて(^^ゞ)

 片やフリーアクセスドア、片やミニマム3列座ワゴンのドロップカットが生い立ちだ。
 ポルテが非対称ドアで助手席側を一枚スライドドアにしたものの車内は助手席シートバックを倒して出来るテーブル以外はほぼ初代に退化した。
 スパイクは単にベースのモビリオ/フリードの3列座を外すのみならず2列座の格納を徹底してフラットカーゴルームを組成、サイズから想像もつかない空間を工面している。

 個人的にはこのスパイクにしてこの手のコンパクトワゴンの匙加減を解ってくれたものかとやっと溜飲を飲む思い。やはりこの手の処理はホンダは巧い。

 しかし走行面ではけっきょく排気量はエコ重視と維持費の兼ね合いで非力な1500ccが残ることとなり、スパイクにはツアラー要素が若干まだ残ってるが基本はタウンコミュータとしての用途を訴求しているに留まる。
 つまりポルテはエンジンが細くて車体が、スパイクは車体が肥えすぎて動力的にきつきつなのだ。
 メーカー的にはバランスを取ってるつもりなのだがその次元が低い。
 まぁスパイクはハイブリッドを選択すれば動力的ストレスは減るのだが別のストレスが(-_-;)。

 スパイクに1800ccの、敢えて言うならハイカム仕様のVTECが積んであれば多分飛びついたのに悔やまれる。
 私がホンダの車を買おうってなかなか言わんぞ。

 ん?
 買うンならいつも三菱から話を始めるのに忘れてる(^_^;)?
 2列座ハイトがちゃんと揃ってンじゃん?
 デリカD:2/D:3が。

 うん、忘れてたけどちゃんと見てた。
 でも即却下だった(-_-;)。
 別に日産やスズキの車だから眼中になかったって事じゃない。
 やっぱ中途半端なのよ。

 まずD:3の5シーター。
 軽量でコンパクトな割に空間処理が広くとられてる。商用車ベースで造りが簡潔なとこも気にならない。
 ただリアシートがコレも座ってダメ寝られない畳んで邪魔の三重殺。
 いっそ2シーターを登録してくれたらもう少し考えたがそうなったら4ナンバーしか出来ないんだよな(T_T)。

 じゃあD:2はどうよ。
 コレは車内に入って驚いた。
 幅以外はЯVRより大きいんでやンの。
 普通乗るぶんには独り二人だから幅が狭いことは問題にしない。
 こっちはエンジンがねぇ(T_T)。
 1200ccDOHCはスイフトRSに積んでいる分には魅力なんだがD:2ぐらいごちゃごちゃ積み込んだらねぇ。どのみち車体がデカイ。
 まぁ新型ソリオはそこもかなり改善したようなんで三菱販売分も期待したいんだが、燃料タンクも軽並みの30lって?

 とまぁ、色々書いてみたんだが、どうあがいてみてもЯVR以上に
「500km以上飛び出して街の小径でも取り回せてゆったり休めるツーリングワゴン」
 と言うモノがホント無いのんな。
 今は圧倒的に動態性能が街乗り限定だ。
 長距離をこなせる車体がもう殻の大きなSUVか3列座ワゴンしか無くなってる。

 もし私がそう言う車を設計しろと言ったら多分こうなるだろう。
 ワンモーション1.5ボックスでスリーサイズは3.8x1.6x1.5m(立駐やフェリー航走を想定して少し小さめ※)
 運転席ヒンジドアと助手席大型スライドドアで左右2枚、テールはグラスハッチとの上下開き
 センターウォークスルーとドライバーフルバケットシート+助手席テーブル席+フルダイブダウンリアシート
(助手席もダイブダウンで目一杯前方に押しやれ、リアの荷室時フラットとあいまちスペース確保)
 サスはリアマルチリンクが理想だがトーションビームでもいい。旋回性は考慮して欲しい
 エンジンは1.8lDOHCハイカムレギュラー仕様、上記サイズで170psは欲しい。
 重量は1.2tほどまで

 このぐらいだと日本全国どこにでも行けそうなんだがなぁ。

※~よく調べたらコレ、コルトでЯVR+αを作るようなモンじゃん(^_^;)あと微修正

 まぁこんな車出る訳ゃねぇ(T_T)。俺以外の誰が欲しがるの?
~たぶんこの話、そのままもうひと加筆すると思うσ(^◇^;)
Posted at 2015/09/22 10:15:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ЯVR | クルマ
2015年09月21日 イイね!

唯我独尊10、らうむ

唯我独尊10、らうむ いよいよ本命登場かと言う話。
 実はこの車こそがЯVR系のハイトワゴンの生き残りである。

 ロクイチの登場した年、トヨタから実は一番コレに似通った車が登場している。
「ラウム」
 だ。

 ターセル系のシャシに普遍的な5シーター、前後ウォークスルー、そしてリアの両側にスライドドアを奢っている。
 この車の特筆すべきは、
「各座席のアクセス性」
 にのみ特徴を求め、他はごく普通の車として設計された。

 う~ん、
 魅力はあるんだが意欲を殺ぐところも多かった(T_T)。
 まずはベース車がターセルである事。今冷静に考えるとソコまで忌避要素じゃないのだが、当時はまだカローラのフォーマットがしっかりしていたことで余裕の無いシャシに思えた。
 またコラムシフトはニョッキッと間延びしたクラシカルなモノだったしタコメーターも無い。
 エンジンは税制上優位な1500だがハイメカツインカム。

 秀逸なのは専らパッケージだけで走れて休めるツアラー仕様とは懸け離れた車だった。

 また各席のアクセス性についてもウォークスルーが珍しくなくなった。
 もう普通のミラージュやシビックでさえ(一代限りだが)前後ウォークスルーが可能になってしまう。
 動力に比重を置けばそちらを選んでしまう。

 しかしラウムはファミリー需要からユニバーサルデザインに活路を見いだし03年にモデルチェンジ。
 普遍的だったシートは助手席ローリングタンブル、その脇のドアはピラーをスライドドアに内蔵して
「パノラマオープンドア」
 としてよりアクセス性を拡大させた。左側のドア開口部は前後1.5mにも及ぶ。
 助手席を畳んでいれば広大な空間が開けている。
 しかもスライドドアだから狭隘地でも難儀しないのは一緒。

 運転席周りもタコメーターが備わりシフトはインパネにゲート式のモノが奢られた。

 う~ん、(またかよ(-_-;)
 まだエンジンがねぇ。
 悪くは無いけどまだ必要充分の域を出ない。
 それに装備の充実で異様に軽かったボディーも100kg近く重くなったし。

 次にシート。
 畳むことについては工夫を重ねたが、リクラインフラットが出来ない。
 横になれないのだ。

 実はこの件でトヨタのミニバンにはすべてダメ出しが出る。
 座るに不安定、横になるには身体が痛く、実は畳みきれない三重殺。
 すべてに於いて中途半端なのだ。
 畳めないなら運転に集中したいところだが、そこも柔らかく500km越が辛い造りだ。

 あとこの時期このクラスのポルテ/シエンタにも言えたんだが、
 インパネデザインは萎える。
 あんまりにもぽわ~んとしてて、完全に主婦の家電に成り下がってる。

 この車、税制や燃費、使い勝手ではЯVRに格段に差を付けてたんだよ。
 だから売れてたんだし。

 だけど、・・・・るるるぅ~る~、るぅるる~る~るるる~(ぉぃ(-_-;)
 明日(次モデル)はきっと、何かヤル!

 イイトコまで来てもうチョット雰囲気にやる気の出るスタイルになるかと思いきや、
 なったけどさ、
 ポルテとラインアップ統合だとさ(`ε´)!

 あぁ~ああああああ~あぁぁああ~、
 もぉイヤ!
Posted at 2015/09/21 13:42:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | ЯVR | クルマ
2015年09月20日 イイね!

唯我独尊9、四(^_^;)花絢爛、2列座シートワゴンの迷走

 時事ネタで退かれたところで前回の続き。
 またまたЯVRとは違ったアプローチ。
 今度は世紀末にロクイチと同じくして登場した2列座ワゴンの世界を。

 バブルは崩壊し、RVもクロカンテイストが敬遠された転換期、
「2列座ワゴンの最後の抵抗」
 がささやかながら繰り広げられた。
 とはいえ、その実情は通常の2列座ワゴンであるステーションワゴンがもはやスバル勢の圧勝になり、他社は模倣までして追い掛けるモノの撤収を繰り返すようになる。
 その逃げ道を模索していたようにも見える。

 まず97年に日産からフルスパン2列座ハイトワゴンである「ルネッサ」が登場する。
 基本はアメリカ産まれのフォーマットだったがこれを5座にする事でとてつもない車内空間を稼ぎ出す。
 2m以上もの室内長を2列座でフルに使うのだから居住性は半端なく、フロントシートを回転対座させることまでやってしまう。
 但し出自がバッテリーを積む電気自動車だった事で上げ底が凄まじく、ЯVRのようなモノフロアを作るも室内高が普通の乗用車であった。
 言ってしまえばЯVRと室内の使い方が逆であった。
 またアメリカンサイズが祟って2lターボと2.4lはすこぶる重く、幅もスキンから3ナンバー越えだった。

 これにはトヨタもツッコみを入れた(-_-;)。
 翌年にルネッサの筐体をイプサムのパーツで真似た「ナディア」が登場する。
 3列座ワゴンを切り詰めて2列座にした生い立ちはЯVRと同じだが車内は大きくいじらず車体もルネッサと違ってスキンは5ナンバーに収めてる。
 コレも3列座の寸法を2列座に割り振ってるので寸法の余裕にとってあるのだが、レイアウトはルネッサに近かった。コイツも前席回転対座に対応してたように記憶してたが確認は出来ない。
 まぁ冒頭で「真似た」と人聞きの悪いことを言ったが、どう見てもルネッサとЯVRのイイトコ取りを狙った車にしか見えなかった。
 しかもЯVRスポーツギアの対抗馬かTypeSUなるワイドホイールアーチにハイトサスの仕様も登場する。
~もっともそう言う車を翌年に出せるわけも無いというのは考えたら解る事だが
 なお,当時トヨタのラインアップは余程余裕があったのか、半身サイクル後に「Opa」なる前後ウォークスルー2列座ワゴンも登場している。

 しかしいずれも5座ワゴンの市場開拓には至らず、ЯVR共々4~5年のきら星に終わることになる。

 もう一つのアプローチがあった。
「2列6座ワゴン」
 だ。

 ルネッサと同じくして日産は「ティーノ」を登場させる。
 車体はもうサニーから目一杯膨らませたようなまん丸ファットボディーに幅一杯の3人掛けシートを2列擁した。
 その一方で全長はЯVRより短く更にホイールベースが詰められて旋回性がいい。

 2列並んだ3人掛けシートだが前後のその構造が大きく違う。
 フロントはベンチシートの中央を倒せば超大型アームレストに出来、パッセンジャー感を持たせられた。
 一方リアはナンと欧州ワゴン張りの全席着脱式で、しかも組み替えによって一個シートを取り払って2座に組み直すと左右のみならず前後方向にも異常な余裕が出来る。しかもオプションで一つはビルトインチャイルドシートが仕込まれている優れものだ。
 全部取り払うと前席だけで3人乗ってもその後ろのラゲッジはファットボディーも相まって相当な空間になる。
 こんなに創意工夫に富み空間性も高いワゴンだったが、やはりと言うかどうしてもと言うか、3ナンバーに張り詰めたファットボディーに当時は相当な抵抗があり、リアシートも使わない時どこ置くのって家庭事情では持て余した。
 やはり先の2車の後を追うように5年の命だった。

 こっちにツッコみを入れたのはホンダだった(-_-;)。
 トヨタのようなガチ勝負を避け、ティーノの販売が終わった翌年、「エディックス」を登場させる。
 デザイン的にはフィットをそのまま膨らませたようなスタイルでこちらもショート3ナンバーだった。

 こちらの「お勉強」は複雑なパーツ式リアシートは辞めて単純にスライドシートのみとした。
 ソレでは横3人掛けは幾ら3ナンバーボディーでも窮屈だ。
 ホンダの回答は明快だった。
 前後とも中央座を後ろに半身退がらせて肩の干渉を避けたのだ。コレは車のエンブレムにまでアイコンに描かれている。
 この割り切りは支持されたのか、時代を逸した感があってなお売れ行きを残し、しかしけっきょく5年でその販売を終了する。

 こうやって振り返ると2列座ファットワゴンはエディックスを別として世紀過渡期の5年でしか販売されていない。
 おおむねユーザーからは受け容れられなかったのだ。

 特に日産は分野進出もさることながらその設計も意欲的で、なんでモデルチェンジさえされなかったが悔やまれる。
 これらの車には3列座ワゴンには無い「空間創世」と言う考え方が息付く。
 しかし市場が選んだのはセパレートシートあるいはより多くの座席、その座席の折り畳みに偏重していった。
 その使い方の根底を考えるとけっきょくは「無駄遣いの効率化」であり、かの車のような豊かさよりはむしろ発想の貧困さがついて回る。
 その意味で私は3列座ワゴンが正直嫌いなのだ。

 日本車って、取捨選択の誤りの連続じゃないのかなと思ってしまう。
Posted at 2015/09/20 22:12:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ЯVR | クルマ

プロフィール

「今回カーナビ外したので、後記用のトラッキングは悩んだ。
最初ここの[何シテル』投稿やスマホカメラで休憩に撮ったが行程が残らず。
最後に使ったのはスマホ地図のスクショでこっちが効果高かった。

また大きな声で言わないが位置ゲーもトラッキングに使った。」
何シテル?   07/09 10:48
 広島・備後御調種佐伯産宮島対岸棲息の対厳山。 長らく勤めてた仕事を現在辞職、2025年初めはフリーターで始まりました。  新社会人時代(つぅても四...
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