
あらゆる状況の詰まった仙台ハイランドでエンジンの全性能を検証してきました。
今回は珍しく結論から(^-^)b
その仕上がりは、自分の考える理想そのものでした。
自分の考える理想とは。
それは、コースを選ばずに走れるということ。
GDBの純正仕様は、6000回転くらいまではいいのですが、それより上の回転域になると急激にトルクが落ち込み、だらぁ~っと回るだけになります。
この純正仕様で多くのコースを楽しく走ることは出来ますが、やはり規模の大きい速度域の高いコースに行けば物足りなさが出てきます。
かといって、高回転寄りの仕様にすると今度は低回転が犠牲になって、低速コーナーが多いコースでは純正仕様の方が速かったりと、新しい弱点が出てきます。
新しい弱点を克服するために今度は・・・とかやっていると、もうモグラ叩き状態になってしまいますよね(^-^;
なので、低回転の純正仕様の良さは残しつつ、高回転までそれが持続する仕様というのを望んでいました。
実際の仕上がりは、低回転のトルクの立ち上がりは純正のブーストアップ仕様と全く同じまま、最大トルクもほぼ同じ。
そして、そのトルクが高回転まで持続します。
さらに、自分の意思に素直に反応してくれるビンビンのレスポンス。
アクセルの微調整もやりやすく、踏んだら即応えてくれます。
軽いふけ上がりで、高回転まで一気に回るNAエンジンのようなフィーリングで、9000回転近くまで回せます。
ブーストは純正ブーストアップ時よりも抑え目、燃料も濃い目で安全マージンも十分に確保。
各エンジンパーツはWPCなどの表面加工を施しているので、耐久の面でも向上していると思います。
また、コレクタータンクも装着したので、走行中の燃欠対策もバッチリです。
以前の仕様と比べて、加速感はほぼ同じなので、目新しさや劇的な変化はありません。
ただ、パワーバンドが広いため、弱点がなくなりました。
ピークパワーは340馬力ほどなので、絶対的な数値としては大した事ありませんが、パワーを効率よく使えるので、結果が付いてくるのだと思います。
これは、今後、色々なコースを走るのが楽しみです(^o^)
というわけで、11/1~11/3の日程で仙台ハイランドに行ってきました。
■11/1(金)
1年ぶりのハイランド。
この日はラジアルタイヤで4ASPを走行。
さすがは平日で、クリアラップ取り放題のガラガラ状態でした。
インラップでタイヤを温めていると、いきなりスピン(^o^;
11月とはいえ、仙台は気温もだいぶ低いので、朝一の路面はもっと気を付けるべきでした。
油断してました。
もう1周タイヤを温め、様子見タイムアタック。
加速感は以前と変わらないけど、「どこまで回るよ、このエンジン」なんて思いながらとりあえず無事に1周。
まだタイヤが十分に温まっていなかったため、ところどころラインを外したりとかはありましたが、いきなり55秒台が出ました。
ならばと、1周クーリングを入れてもう一度タイムアタック。
手堅くまとめた感じで、55秒4。
予想以上の結果に戸惑いながらも満足感でお腹いっぱいになってしまいました。
この日、一緒に走った
白いGRB。さんもベストタイムを更新されたようで、お互いにハッピーな一日でした。
夜は、白いGRB。さん、
one-KOROさん、
YOKO@E型白さんの4人で仙台ナイツを楽しみ、ホテルに帰ってきたあと、シャワーを浴びようとしたところまでは覚えてたのですが、明け方に気が付くと、全裸でベッドの上でくたばってました(^-^;
■11/2(土)
この日は、この時期の毎度恒例のイベントとなった仙台ハイランドのグループ占有イベント「インプレッサ世界一決定戦」です。
今回で4回目の開催になります。

11/3開催の東北No.1決定戦に参戦される方も多いようでした。
この日は、一日イベントなので、十分な量のガソリンが必要です。
携行缶の準備はよし。
そして、色々考え事しながらガソリン入れていると不覚にも満タンにしてしまいました(^o^;
この日はSタイヤで結果を残したいと意気込んでいたものの、ぽかぽか陽気で路面温度が高い事と、ガソリン満タンが影響しているのか、Sタイヤのベストタイムは若干更新したものの、こんなものじゃないはずという、ちょっと納得いかない結果。
この日は16時まで走行枠があったので、
「日が傾いてきて気温や路面温度が落ちてきたときにパリッと1発行きたいですね~」
と白いGRBさん。に何気な~く話したところ、参加者の皆さんと相談してくれて、15:30~私1人でスーパーラップをやらせていただける事になりましたヾ(〃^∇^)ノ
私はそれまでの間にガソリンを減らすための走行をし、準備万端。
いったんチェッカーを振ってコースクリアにしてもらい、いざコースイン。
A050のG/Sコンパウンドなので、熱を入れすぎないように、でも、手応えが出てくるようになるために入念なタイヤ作り。
タイヤの手応えは上々。
山を下ってきて、ヘアピンを回ったところでハイビーム点灯。
最終を立ち上がってスーパーラップ開始!
さっきまでと比べて全然良いタイヤの反応。
各コーナーはしっかりと粘ってくれて、フルブレーキにもしっかりと応えてくれる。
渾身の走りで1周を完遂。
電光掲示板には、自分の計測器番号だけが表示された。。。
「うっそ~ん。でも、実はこれはタイムは戻ってきてからのお楽しみよ、的なものなんでしょ??」
とか思いながら、戻ってくるも、本当に計測されていないのでしたΣ( ̄ロ ̄lll)
自分的には納得のいく走りが出来てめちゃくちゃ気持ち良かったし、やり遂げた感があったので大満足だったのですが、幻のラップになってしまいました。
チェッカー後、コースインするタイミングが早過ぎたのが原因でした。
参加者の皆さんのご厚意で、もう一度行かせていただける事になりました。
4000mのコースを全開で走った直後のG/Sコンが、果たしてもう一度のタイムアタックに耐えられるか。
タイヤを冷やす周回をし、戻ってきてからは気休めだけどタイヤに水を掛けて出来るだけ温度を下げてみる。
全員がピットロードで見守る中、再度コースイン。
インラップではなるべくタイヤが冷えるように加速減速は最小限に。
コーナーもなるべくGが掛からないように心掛ける。
果たして、先程のあの渾身の一発を再現できるのか。
緊張の一瞬。
ストレートが長い箇所では何かを考えることができるだけの時間がある。
「今のところは失敗していない。」
「ちょっとあそこはイマイチだったけどそれほどロスはしていないかも」
「この先はシフトミスしやすいんだよな」
「失敗したらどうしよう」
「みなさんの期待に応えたい」
色々な気持ちが入り乱れる中、表示されたタイムは・・・
1:53.918
ラストチャンスの1発に出来すぎた結果。
ちょっと感動しました。
【動画】
夜は、秋保温泉「
緑水亭」にて宿泊&宴会。
一度やりたかったThe宴会というような宴会でめちゃ嬉しかったですO(≧▽≦)O

The宴会!( ^_^)/▼☆▼\(^_^ )

楽天応援バージョンのスーパードライ
■11/3(日)
お友達の皆さんが東北No.1決定戦に参加されるという事で観戦に行ってきました。
昨日のほのぼのした雰囲気とは全く違う、緊張感の高い空気が流れていました。

抜きつ抜かれつの展開もあり、見どころ満載でした。
結果は1~3位をお友達の皆さんが独占するという素晴らしい結果で、見に来た甲斐ありました(^o^)




レース終了後はそそくさと退散し、日が変わる前に愛知の自宅まで帰りつけました。
来年はどんなドラマが待っているかな?
次回の仙台への遠征が早くも楽しみです。
仙台に滞在中にご一緒した皆さん、大変お世話になりました<(_ _)>
【結果】
1'55.419(255/40R17 V700)
1'53.918(255/40R17 A050G/S)