ゐしのブログ一覧

夕方になり、夕食のお誘いを受けました。お誘いを受けないと路頭に迷いそうなので当然ついていきます。
メンバーは日本人７人＋現地社員２人(女性)です。日本語のできる現地の社員がついていないと何もできない連中です。(苦笑)

行き先は北京ダックの店。前回とは違う店です。

まずは済南の地ビールで乾杯。この店は最初から冷えたビールが出ました。
そして料理。北京ダックはもちろんのこと、他の料理もおいしいです。

そしてビール以外の酒を注文しようという話になりました。

ここでちょっと不快なできごとが.... (--;

なんか、酒を「高価＝うまい」と勘違いしている感じで、とにかく値段が高いものを出せと要求している人がいます。
さらに「アルコール度数高い＝いい」という勘違いもあるようで、度数が高いのを出せと要求しています。

そこで最初に、200cc程度の小ビンで６元(90円)・56度の酒が出てきました。
安いながらも一応要求通りアルコール度数の高い酒です。

全員に行き渡り、下戸の私もほんの一口、舐めてみました。
...舌に痺れた感覚が走り、むせそうになりました。

でもそれだけです。

味も香りもあったもんじゃありません。(--;

こりゃ、「エチルでもメチルでもいい、酔えれば」な人向けですね....
周囲もおおむね不評でした。

そしてやはり「こんな安物ダメだ、もっと高い酒持って来い」の要求が。

立派な箱とビンに入った酒が出てきました。

160元(2,400円)だそうです。

要求者はこれは高くてダメだと申しております。(--#

100元未満のもの、と再要求をして出てきた酒が、80元(1,200円)で34度、内容量不明なれど高さ25cmくらい直径10cmくらいのツボに入ったものでした。

今度はその値段でオッケーが出ました。(なんだかなぁ)

そして皆で呑みます。私も舐めてみます。
ほんのり甘口、独特の風味、嫌味のない残り香。

これはうまい酒だ！
...呑めなくても風味を味わうくらいはできます (^^;

周囲にも好評です。要求者も満足の様子。

この酒、「黄河龍」という名前でした。

ちなみに、前回来た時、３日目の晩に頼んだ酒がほぼ同じ風味でした。(^^;
銘柄こそ覚えていないものの、ツボのデザインは違っていたので似たような感じの別銘柄品だと思いますが....

っと、なんとかいい酒に出会えたのはいいのですが、やっぱり値段でしかモノの良し悪しを見れない人ってのは見ていてイヤな気分になりますね。
海外でこういう態度を取る日本人ってのが、日本人として一番の恥晒しだと思います。

私の周りの酒呑みは、味と値段が無関係と知っている人ばかりで、ちゃんと味わうことを知っています。このように値段だけで酒の価値を測る人なんていません。
そうでない人も世の中には存在していることは理解していますが、やはり目の前でやられると不快ですね。それが一緒に店に入った(一応)仲間だってこともあり、店員と現地社員の女性２人に対して日本人として恥ずかしい気持ちになりました。

...こんな日本人ばかりじゃないんだよぉ... (T_T)

でもって、なんか56度の酒の１舐めが効いたのか、店内で微妙に赤くなった後、弱い頭痛がしてきました.... orz
うまい酒も２舐めくらいしているので、摂取したアルコール分はもしかしたらビールをグラス１杯飲んだよりも多いかもしれません...
それくらい弱いんですっ。人呼んで「アルコール検知器」ってくらいですから。(苦笑)

そして会計。日本人お約束の「割り勘」ってことで１人60元となりました。
どこぞのコーヒー２杯よりも....(以下略)
同行の人の分も合わせて120元を払います。どうせ旅費清算で
会社から金が出るからレシートさえあれば無問題。(笑)

その後、またタクシーに分乗してホテルに戻りました。

この移動で見かけたMAZDA6は１台。薄暗いので色はよくわかりませんでしたが、おそらくグレーな感じ。

というわけで、いまだに続く弱い頭痛を抱えて寝るです。

って、今日は同行の人からLANケーブルを借りたんだった。寝る前にチェックしておかないと。ごそごそごそ....





「ネットワーク・ケーブルが接続されていません」

あーそうですかそうですかっ。ふんっ。

朝、携帯のアラームで目が覚めます。6:30です。
...っが、携帯の横に置いた腕時計は5:30を指しています。

やっちまいました。

携帯電話は日本時間で設定されていたってことを。orz

おかげで予定より１時間早く起きるハメに。orz

仕方ないのでアラームを再セットしてニ度寝しましたが、大して寝られないうちに時間になってしまいました。う゛～～～。

朝食は例によって7:00から。バイキング形式で好きに選べます。
ここでまたドッキリ。入り口でスタッフが日本語で話し掛けてくるでは。

たった２週間で日本語のできる人材を集めたとは考えにくいです。

だとすると....前回は日本人に見られなかった？ (^^;;;

確か前回も２日目の晩に、素敵な笑顔の店員から「韓国人」と言われたことがありました。私と上司の組み合わせは日本人には見えないってことなのでしょうか？ (苦笑)

そして今回は違う人が同行しています。この人が典型的日本人に見えたんですかね～。(^^;;
...するってぇと上司がとても日本人には見えなかったって結論が。(ぉ

食後は準備をして迎えが来る予定の時間に１階ロビーまで行きました。

すると、なんか日本人が10人くらいいます。

見ると、前回会った人が混じっています。
挨拶しながら近寄ると、その周囲の日本人全員が日本国内のグループ会社の社員で、行き先は全員同じだと言うでは。

なんか、千客万来満員御礼状態ではないですか。＞訪問先の会社。
ま、訪問先もグループ会社の一つなんですが。(笑)
....結局人件費の安い所に製造させるのが目的なんです。

で、迎えの車１台＋タクシー２台に分乗して、朝のスリリングなドライブ。
初めて来た同行の人も驚いています。そう、私も前回驚いたんですよ。

ちなみに見かけたMAZDA6はグレーが２台、シルコンが１台、ブルーが１台。(笑)
30分弱の行程で４台、やはり長野あたりよりよく走っています。

会社に着いたら当然仕事。夕方まで現地の人の質疑応答や成果物のチェックです。

LANにも接続できたので、ホテルで接続できんかったのはLANカード側の
問題ではなさそうです。ケーブルか、その先の壁以降に問題があるようで。
その話をしたら、同行の人が持っていたLANケーブルを貸してくれました。
これで今夜再チェックして、ダメだったら壁より先ってことであきらめます。

そして仕事中。前回同行した上司から電話が来ました。

「来週、水～金と韓国に行ってもらえないかなぁ？」

な、なんですとおっ？

同じ仕事の関係でソウルにある会社にも用事ができてしまいました。
今度はこの上司＋共同作業中の他社の人の合計４～５人で行くことになるようです。

初めての海外渡航から１ヶ月で３回も出入国を繰り返すことになるなんてのは全く想像していませんでした。(T_T)
えー、行きますよっ、行けばいいんでしょっ。