Discovery の2014モデルに試乗してきました。
自分の Disco-4 との最大の違いは、既報の通りエンジンとATの組み合わせです。
またネーミングも Discovery-4 から、単に Discovery に変わりました。
V6-3000cc DOHC Super Charged で出力 340ps/6500rpm トルク 45.9kgm/3500rpm
となりました。
Disco-4 の V8-5000 のスペックが 375ps/6500rpm 52.0kgm/3500rpm ですから
パワー、トルクともに確かに下回っています。
面白いことに絶対値の発生回転数が、パワー、トルクともに両者同一回転です。
しかし、ATが6速から8速に進化して、各ギアの繋がりがスムーズなため、今回都内でウロウロした程度では、動力性能にはっきりとした違いはわかりませんでした。
トレーラーを牽いて、関越道・赤城高原あたりの登り勾配でも走れば、トルクの違いが体感できるのかも知れませんが、こればかりは購入してみないとわかりません。
運転した感じはひとことで言うと、静かでソフトな乗り心地で、ラグジュアリーな快適移動空間だと言うことです。 踏み込むと微かにタービン音と思しきヒューンという音が聞こえますが、オーディオでも付けていれば恐らくわからない程度です。
車重は30キロしか違いがありませんでした。これには少々驚きです。というのは、エンジンで2気筒分少ないし、副変速機も省略されているからです。それでこの程度の差なの?というのが率直な感想です。 でも乗り心地は、新型 Discovery の方が明らかにソフトでした。 これはタイヤの銘柄の違い+うちのがミシュランのスタッドレスタイヤ装着だからなのかもしれません。 タイヤの銘柄をチェックするのを失念してしまいました。
エンジンフード前端のエンブレムが、DISCOVERY になりました。
比較のために、Disco-4 (奈良銅色)の写真も掲載しました。
撮影が室内と屋外の違いがあるので、色の違いには目をつぶってください。
こちらは従来の Disco-4 です。 ラジエターグリルの縁取りとか、ライト廻りのデザインにも違いがありますが、やはり LAND ROVER と DISCOVERY のロゴの違いが大きいですね。
これが自分にはショッキングな映像です。 副変速機の切り替えレバーがありません。 テレインレスポンスの表示も、岩場モードがありません。
テレインレスポンスの切り替えも、ダイアルからボタンに変わりました。
オプションで副変速機を装着すれば付いてきます。これについては、後ほどのブログで。
次にシフトレバー(正しくはダイアル)です。 エンジンを始動すると、このように盛り上がってきます。
エンジン停止状態
エンジン始動直後で、ダイアルが盛り上がってくるところ
エアコンの操作パネルは変更なしです
ナビ、オーディオの操作パネル
USB/AUX の端子が、フロントグローブボックス内に移りました
ミラーの形状も変わりました。
ミラーの鏡面内側に新設された、LEDライト(たぶん)です。
これはオプションのブラインドスポットモニターで、斜め後方に障害物があると、
オレンジのランプが点灯します。 走行中斜め後方からクルマが接近してきた時に、ランプが点灯していたのを確認しましたが、撮影はできませんでした。
写真で見るとシミのように見えますが、運転していると気になりません。
サイドミラーに新たに装着された、ターンシグナルです
次のブログでは新型 Disco の Black Edition をご紹介します。
つづく
Posted at 2014/03/08 21:53:56 | |
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Disco-4 | 日記