ルノー練馬からハガキが来ていたので、試乗してきました。
キャプチャーから移植されたと思われる、6AT 1.2L Turbo で武装された Lutecia です。
French Blue と言われる通りの Bleu de France というブルーカラーに塗られた
INTENS というグレードが試乗車でした。
120馬力のエンジンに6速のデュアルクラッチATの組み合わせですから、走らないハズがないですよね。 1.6L + AL4 4AT のコカングーとは、比較にならないスペックです。
リアのドアノブがウインドウフレームに埋め込まれていて、4ドアであることを
隠そうとしているようです。 まるで Alfa Romeo みたいです。
前方から見ると、リアドアのラインが見えず、2ドアのように見えるから不思議です。
水温計がブルーの警告灯に置き換えられて、アナログメーターはタコと燃料計だけ。 スピードは
デジタル表示のみです。 デザインはまったく違いますが、デジ・アナの使い方としては、シトロエン
のGSがこんな感じではなかったでしょうか。
今や欧州の小型車でも、ナビがちゃんと付くのですね。
コカングーとの比較ですみませんが、試乗して感銘を受けた点は、
・乗り心地が格段によくなって、フランス車にネコ足が戻ってきたように感じたこと。
久々にフランス車らしい、あたりの柔らかい乗り心地を体験しました。
シトロエンのBXやエグザンあたりと、勝負できそうなネコ足ぶりだと思いました。
・クラスが2クラス以上上がったかのような、各部のデキの良さと遮音性
・適度にタイトで、座り心地が秀逸な、いかにもフランス車のシート
・1.2Lとは思えない動力性能 普通に気持ちよく加速します。
不満な点は、ボディーが3ナンバーであること。全幅1750mmは、1990年代の8代目
トヨタ・クラウンより幅広なんです。初代セルシオですら、1800mmですから。
安全のためとは言え、幅広過ぎませんか?
1.2L+Turbo というと、ホンダのシティー・ターボを連想してしまう世代ですが、
時代が違い過ぎますね。
久々に乗り心地(ネコ足サス)で心動かされたフランス車です。
Posted at 2015/01/12 23:12:18 | |
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