娘が成長するにつれ、広義の博物館・美術館巡りが増加しています。
昨今は大学の専攻科目の関係で、火山・岩石系が多いのですが、今回は宇宙科学がテーマです。 埼玉県さいたま市にある、さいたま市青少年宇宙科学館です。
さいたま市は、若田光一宇宙飛行士の出身地なので、てっきりその記念として建てられたのだと思っていましたが、HPを見ると昭和63年開館とあります。意外に(失礼)古くからあるのですね。しかも国立とか県立ではなく、市立ですから大したものです。
中の展示には、このようなものがありました。
ソ連のソユーズロケットの1/25スケールモデル
同ソユーズ宇宙船の1/25スケールモデル
ISS(国際宇宙ステーション)内の、プライベート空間兼ベッド。
立ったままの姿勢で、壁に固定された寝袋に入って寝るのですね。
重力がないから出来ることなのでしょうね。
目の前のノートPCを使って、ご家族や友人たちと通信できるそうです。
ISS内のトイレ。 すべてバキュームで吸い込まれるそうです。
用を足すにも、コツが要るようですね。 液体は浄化して、飲料水として再生するそうです。その再生水を最初に飲んだのが若田さんだそうです。勇気がありますねえ。
こちらはNASAの宇宙服です。 これ自体が宇宙人のようです。
こういう展示施設の夜間警備は、自分には無理ですね;;;(爆)
学生時代に経験した夜間警備員のアルバイトで、デパートのマネキンが怖かったこと。
ロケットのスイングバイを説明する、説明パネルと実験模型。
画面左上の発射台からボールを転がすと、ボールが8の字を描いて転がります。
初速を変えたりコースを変えると、コースアウト(宇宙ゴミと化す)するか、アリ地獄に吸い込まれます(惑星に衝突!!)
これは電磁石を使って、鉄球を加速する実験装置。
タイミングが合わないと失速します。
世界最大の20インチ径光電子増倍管
カミオカンデに設置され、素粒子ニュートリノ発見に貢献した、ノーベル賞受賞を影で支えた管です。 ニッポンのテクノロジーとモノ造りが詰まっている一品です。

これは、音の周波数を可視化した実験器具です。
周波数の高低によって、発砲スチロール製粒子の振幅の仕方が変化する様子がわかるようになっています。
結構キレイな模様が出来るのですよね。
音圧が低いと、遠くまで波が届きません(=音が聞こえません)




写真による星雲・銀河の解説
この施設は、入館料が何と無料なんです。プラネタリウムが併設されていて、そちらだけ有料となっています。
見学が終わって、駐車場に戻ってきてビックリ。
VWゴルフ・ヴァリアントって、こんなに全長が長かったでしょうか?????
ぶつからなければいいってもんじゃないでしょうに。
因みに、この日は娘のドライビングレッスンも兼ねていて、娘はちゃんと枠内のど真ん中に止めたのですけどね。
娘には、反面教師となりました(笑)
Posted at 2016/10/05 23:36:45 | |
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