Twingo で一番知りたかったのは、ハンドリングと乗り心地です。
先ずはお断りを。自分は某走族でも、峠の小走り屋でもなく、運転に関しては技量も度胸も無く、お尻を振るなど滅多になく、グリップ走行に徹する軟弱者です。
それを踏まえた上で書くと、ハンドリングは一口で言うと軽快そのもの。ノーズが短く軽いため、実に素直に鼻先が向きを変えます。ここでも電動ステアリングの具合が良く、しっとりとしたステアフィールでした。RR故のノーズの軽さと、リアドライブから来る後ろから押される感が新鮮でした。思えばリア駆動のクルマは、ユーノス・ロードスター以来なのですから。(エルグランドはFRですが、ワンボックスですから除外します)。 予想外だったのは、コーナーリング中にアクセルをオン・オフしても姿勢が変わらない(インに向かったり、アウトに膨らんだりしない)ことと、ステアフィールも軽くなったりしなかったことです。
電子制御が積極的に介入して、安定方向に躾けられているのだと感じました。
RRだからといって、フロントが浮くような感覚はまったくありませんでした。
ボディーサイズが手頃なこともあり、運転していて久々に楽しいと感じました。
そしてひとつ思い出したことが。うちのショコラでまだ峠を走っていなかったということ。これは早急に実現しなければなりませんね。
オープンルーフはこんな時最高に気持ちいいです
サイドビューは、尻り上がりのラインです
鼻が軽くて短いって武器ですね
乗り心地は、硬いというよりしっかりしているという感じです。今時のクルマですからフランス車といっても、そんなにソフトな猫足とはいきません。
しっかりと4輪で路面を捉えていて、コーナーリングでも不安はありませんでした。
唯一頼りないと思ったのはエンジンブレーキです。シフトダウンしても思ったように減速してくれないのです。エンジンのマスが小さいから、きっと廻されてしまうのでしょうね。4-3-2とダウンして行くと、後方からエンジンの唸り声が聞こえてきました。この時ばかりはRRなんだなあと意識させられます。
自分はコカングーで慣れているので気になりませんが、サイドミラーは電動角度調整式ですが、手動格納式です。
4ドア故に1枚のドアの長さが抑えられています。これなら我が家の狭いガレージでも開閉がラクです。これでWB 2490mm あります。
フロントウインドウは寝ているように見えますが、室内での圧迫感は皆無です。
このクルマのカラーバリエーションを並べて撮影してみたいですね。
やっぱり鉄分も入れないと
線路がないのが寂しいです
めがね橋にて
Twingo を探せ!
大変有意義な平日休暇となりました。 またやりたいな。
紅葉もなかなか見応えがあり、こちらも満足。
夜ルノー練馬に返却する頃には、すっかり手足に馴染んでいました。
おもしろい、楽しい、カワイイ、運転がラク、小回りが利く、気持ちいいと言った単語が、運転中頭の中をよぎりました。特にいろいろな意味で気持ちいいが多かったと思います。
エアコンもオートだし、オーディオの音質の格段に良くなったし、室内はフルトリムになってカラフルでオシャレだし、クルコンも付いているし、キャンバストップも付いているし、ドライバーズシートには高さ調整もあるし、エンジンストップ機能も付いてエコだし、コカングーと比べたら随分と立派になりました。しかも排気量が小さいから税金も安いし、恐らくエコ減税の対象にもなるのでしょう。
真剣に欲しくなりましたが、コカングーを7年振りにリフレッシュしたばかりなので、しばらくは夢物語になるでしょう。
おしまい
Posted at 2016/11/17 23:06:31 | |
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ルノー | 日記