カングージャンボリーでお披露目された、6MT 1.2L Turbo のカングーに試乗してきました。
MTのクルマって、実に久々です。大型・牽引免許を取得したときに、トラックを運転したのが今から8年前。 普通車に至っては、恐らく20年振りのマニュアル車です。
左手、左足が思うように動いてくれるかどうか。
我がコカングーの主治医である、ルノー練馬で試乗開始です。
セールスレディーからキーを渡され、いってらっしゃいと笑顔で送られて。。。。。。
いざ発進でやっぱり左足が思うように動かず、エンスト寸前で発進。恥ずかしかったです。
しかし、通りに出ていざ右足を踏むと。。。。。速度がリニアに上がるではないですか。 ようやくカングーの図体に見合った動力性能を得た、という印象です。
1速は動かすだけで、10mも進まないうちに2速へアップ。そこから右足に力を入れると、面白いくらい速度が上昇して行きます。 特に2000rpmを超えてターボバンドに入ると、ほんとにス~~~っと前へ出てくれます。
エコのための小排気量ターボエンジンですから、動力性能には期待していなかったのですが、これはイケます。 調子に乗って、試乗時間をちょいとオーバーしてしまいました。 この加速感、いいです。
MT車の運転も思ったより腕が落ちてなかったようで、というかメカが進歩しているからか、ガックンともならず、非常にスムーズに運転できました。
唯一気になったのが、サイドブレーキの位置。MT車の坂道発進で多用するはずの装置ですが、グリップ部分が若干遠いんです。 ちょっと左肩を下げるような姿勢を要求されました。 これはドライバーの体格と、シートポジションの関係もあるので、自分だけの印象であって欲しいものです。
エンジンは基本的にキャプチャーと同一とのことです。そうなると6ATは?となるのですが、現状のカングーには無理なようです。
6ATを搭載するスペースが、カングーには残されていないのだそうです。
すべてを新設計するとなると。。。。。。本国では商用車扱いで、MT比率がダントツ高いので(AT比率はビビたるもの)、キャプチャーのような1.2L Turbo+6AT は難しそうです。
MTでも問題ない方であれば、これはお薦めのカングーだと思います。
一度試乗されるべきだと思います。
コカングーとの比較では、シートの座り心地と、サスのショック吸収能力、静粛性が大いに改善されていて、魅力的でした。
うちのガレージのサイズと、嫁さんのAT限定免許が障害にならなければ、次期車両の最有力候補になるのですが。
試乗車はパンダカラーのカングーでした
エンジンキーに付いた、リモコンのデザインがカワイイんです。
おたまじゃくし(音符)風
フロアマットの Kangoo ロゴ
コカングーと比較すると、シートの座り心地がよかったです。
全体的に乗り心地もマイルドでした。 やはり乗用車に近づいているのでしょう。
Turbo の証? タコメーターの2000rpmのところに ECO の表示が。
回転が2000rpmになると、シフトチェンジを促すグリーンのランプが
タコメーター内に点灯します。
こちらはノーマル 1.6Lカングーのメーターです。
荷室はいままで通り、収納力に不足はありません
オーバーヘッドコンソール。 物入れも豊富で、収納力はたっぷりです
ルノー練馬の店頭
つづく
Posted at 2014/05/24 13:53:29 | |
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ルノー・カングー | 日記