まだ昨年のイベントをすべてアップできておりませんが、今回は今日(すでに日付が変わったので昨日)撮りたてのクルマを取り上げます。
先日みん友さんになったばかりの、
MORIZO@Simca1200S さんの Simca 1200S Coupe 1971 Year Model です。
青天に恵まれた今日、辰巳PAでお会いし、しばし談笑しながら撮影をさせて頂きました。
ご存知ない方のために概略をご紹介すると、Simca (シムカと読みます)はフランスの自動車メーカーでした。 FIAT のノックダウン生産からスタートし、大株主がFIATから米国のクライスラーに代わった後に、マトラと合併してマトラ・シムカとなりました。 マトラ・シムカ時代にはバゲーラという横3人掛けスポーツカーやランチョ(ディスコ1にちょっと似ている)というSUV的なクルマも登場させています。
この Simca 1200S Coupe は、ベルトーネ時代のジウジアーロがデザインしたもので、実に美しいラインで構成されています。
リアには明確なキャンバーが付いています
それもそのはず、このクルマはリアエンジン・リアドライブ車なのです。
乱暴な言い方をすれば、アルピーヌA110と同じレイアウトな訳です。
テールから覗くエグゾーストパイプから、いい音色が出るんです。
シンプルにして十分なダッシュボードです
このリアウインドウ辺りのラインが ASA1000 に似てると思いませんか
実は ASA1000 に使用されているパーツのうち、ドアハンドルやウインドウレギュレーターハンドルなどいくつかは、このシムカから転用されているのだそうです。
ブラックのレザーシートルーフがイキですね
イエローバルブもフランス車らしいアイテムです
エンジンルーム内がきれいなこと。
ラジエターはフロントにあります。
うちの Disco-4 のエンジンフードくらいの全高しかありません。
因みに Disco-4 の車高はノーマル状態で、夏タイヤを履いて仮退院してきたところです。
精悍な顔つきです
軽快に走り去って行きます
フロントフードに付いたエア抜きは、ラジエター用とのことです。
見た目に気負わない、だけど走りはスポーツカーっていいですね。
しかもフランス車です。
MORIZO@Simca1200S さん、ありがとうございました。
Posted at 2018/01/08 01:36:56 | |
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