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シロ柴のブログ一覧

2025年06月14日 イイね!

ALPS MDプリンタの修理

ALPS MDプリンタの修理未だに最強デカール作成マシーン?として名高いALPS MDプリンタ。
当ブログで訪問件数が一番多いのがこのページ
実は随分前に不注意で壊してしまい、次使う時に直そう、ということでそのままにしておりました。
で、このたび自作デカールを作りたくなり、修理することにしました。

そもそもなぜ壊れた(壊した)かというと、仕事で遠方に出張することがあったのですが、直前に名刺を会社に忘れてきたことに気付きました。
そこで自宅で名刺を印刷することにしたのですが、普段使っているインクジェットプリンタのインクが無くなっていたため、このプリンタでの名刺印刷を思い付いたのが運の尽き。
印刷の際、厚紙設定にするのを失念してしまい、用紙を取り込んだところで「ガッ」という音と共に沈没。
それ以降、立ち上げるとエラーが出るようになり、分解して点検してみたものの原因が特定できず、修理に出すのも結構な費用がかかりそうなのでお蔵入りになったのでした。


今回復活させるにあたり「象のロケット」さんに修理費概算を問い合わせてみたら、最低でも48,000円~、最高63,000円とのことでした。
それなら中古機が2~3台買えてしまうので、(直るかどうかわからないけど)とりあえず自力で挑戦してみることにしました。


分解動画はYoutubeで上がっているので、それを参考に…。
用紙送りの部分は異常なし。清掃しておきました。


紙押さえ部も異常がないように見えます。


経年劣化でスプリングの圧力に耐えきれず、樹脂が割れる症状もあるらしいのですが、異常見られず。

元通りに組んで電源を入れるがエラー表示は消えず。
清掃してはバラしては組みを繰り返してみるものの結果は同じ(T^T)


ふと駆動部のギヤを動かしてみたところ、どうも茶色いギヤの歯が飛んでいるっぽい。


ギヤの摘出。シャフトの逆サイドのポリスライダーカットワッシャーを外して、リリースレバーを押し下げておきます。


黄色の矢印の部分にある小さなカットワッシャーを外し、シャフトをゆっくり移動させてからギヤを取り外しました。


見事に欠けてますね💦
何でもっと早く気付かなったんだろう?


新品のギヤは手に入らないし、3Dプリンタなどで自作するスキルも道具もないので、どうしたものかと思っていたら、個人の方が代替品を製作され、ヤフオクに出品されているのを発見!早速取り寄せました。
材質はわかりませんが、POMっぽいので耐久性もありそうです。


破損したギヤを取り替えました。


残りのギヤを組んで、元通りに戻しました。


電源を入れます。
エラーランプが点かなくなり、正常に立ち上がるようになりました!


テストプリント。
ドット抜けもなく、良好な印字です。
壊してから2年も放置。長いこと惰眠を貪りました。


デカール印刷。
ドライバの関係上、昔のPCでしか動かせません。
デカくて重いXPパソコンは普段押入れの中に仕舞っています。
久しぶりなので印刷設定とか忘れていましたが、何度かトライ&エラーを繰り返すうちにコツを思い出しました。


1/150のNゲージ車両用に作成。文字サイズがかなり小さいため、プリンタの性能の限界はありますが、自作デカールとしては申し分ないクオリティ。1mm以下の文字もきちんと表示されています。

今回、バラしては組みを何回もやったことから構造が把握できたので、今後、大抵のトラブルは自力で対処できそうです。
逆に構造が分かった分、おかしなことをしなくなると思うので、今後トラブルを起こさないと思います、たぶん💦


【追記】
イベント用に製作依頼を受け、MDプリンタで自作したデカールで木次線ラッピング車両を作成しました。



Posted at 2025/06/14 09:00:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 工具 | 趣味
2023年01月15日 イイね!

自作デカールへの道

自作デカールへの道オリジナルのデカールを作成する必要があり機材(?)を購入しました。
かつて自作デカールといえば、アルプス電気のマイクロドライプリンターによるデカール製作が全盛でしたが、メーカーの事業からの撤退、サポート終了、サプライ品の供給終了により、もう10年以上も前にロストテクノロジー化してしまったのでした。

ところが過去の遺物となるのも時間の問題と思われたアルプスMDプリンター、今はサードパーティーからインクカートリッジの供給体制が整っていたり、メーカーにはなかったオリジナルカラーが発売されていたりで、技術的にもう少し続いて行きそうな感じなので、今更ではありますが古~い中古MDプリンターを調達。
インクカートリッジがたくさん付属していて、そこそこ程度の良さそうなものを選びました。


プリンターを動かすに当たって、押入れの中から2006年製のXPパソコンを探し出してきました。
MDプリンターは大変古いので、ドライバーがXP/2000の32bit機までしか対応していないのです。
これ、中にBRZのスーパーチャージャーのECUデータが入っているので、処分せずに残しておいたんですね。


付属のセットアップCDをドライブに挿入、、、反応なし。
何度出し入れしても反応なし。
試しに音楽CDを入れてみたけど反応なし。


今度は映像の入ったDVDを入れてみたら普通に自動再生される→???
設定がおかしくなっているのかと思い、全項目チェックしてみたけど異常なし。
→DVDドライブが壊れているという結論(T_T)


CD-ROMを読まないので、データをUSBメモリにコピー。


USB経由で立ち上げることができました(^^;


で、いざ設定しようとすると、セットアップCDのバージョンが古くてWindows95/98までの対応品の様子。


やっぱりダメか。
XP用のドライバを入手しなければ(泣)


調べてみると、かつてはメーカーのHPからXP用のドライバがダウンロードできたみたいですが、今はそのページは閉鎖済。
しかしながら某サイトにコピーが保存されているとのことで、ダメ元でダウンロード。


さっそくインストールしてみるが、画面上にMDプリンタのアイコンなり何なりが表示されない。プリンタとしては認識されていることは確認。
やはりネットのコピーページからではダメかと思い別の方法を模索することに…。←これが大いなる勘違いであったことが後で判明。


ヤフオクで最終版データの入ったセットアップCDを発見したので購入。
たぶんメーカーの正規品ではなくコピーしたものだと思う。


内蔵DVDドライブは壊れていて反応しないので、前回同様一旦USBメモリに落とし、さらにプラグアンドプレイで立ち上がらないので手動でインストール。
インストール済ドライバのアンインストール指示が出たので確認すると、どうやら前回正常にインストールされていた様子。デスクトップへのアイコン表示も勝手な思い込みであったことに気付く…。


プリンタを動かせるようになったので、適当に画像を印刷してみます。
ただ四半世紀前の製品。正常に印字するかどうかわかりません。


ドット抜けもなく良好な印刷。良かった良かった。


最終目的であるデカール印刷を試してみる。
多色刷りはせず、様子見のため黒単色で印刷。


中々のクオリティ。
よくよく見ると曲線部分に少しガタガタが見られるが、このあたりの調整は今後の課題。


水に浸けても文字が溶けださない。素晴らしい。


普通のデカールと何ら変わることなく扱えました。
ただ印刷表面は弱そうなので、リキッドデカールフィルムを塗るとか何らかの対応は必要かと思います。


これで自作デカール作成のスタートラインには立てたかな。

Posted at 2023/01/15 01:36:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 工具 | 趣味
2022年01月03日 イイね!

簡易トースカンっぽいものの自作とサイクロン集塵機の作成

簡易トースカンっぽいものの自作とサイクロン集塵機の作成卓上旋盤で対象物を削るにあたって、バイト(刃物)の先端を、削る物の中心に来るようセットしなければなりません。
通常、トースカンというケガキ工具を使用するようですが、バイトの高さ出し専用であれば、わざわざ買う程のものでもないので自作しました。

また丸棒などを削ると切り粉が大量に発生するため、切り粉回収専用にサイクロン集塵機を作成しました。



まず簡易トースカンっぽいものから…。
2.5㎜の鋼線をカットして画像のように加工しました。


ボール盤でナットの側面に穴を開けました。


材料はホームセンターで適当に買って来ました。全部で500円くらい。


このように組み合わせました。


ナットを回し、芯押し台のセンターに高さを合わせて…、


芯出しプレート(敷板)でバイト先端がセンターと一致するよう調整するためのゲージとして使用。


続いてサイクロン集塵機。
先日作成したペール缶集塵機は結構手間を食ったので、今回は横着して市販品を調達しました。場所を取るので小さめのを作ります。


ホームセンターで適当なブリキ缶と洗濯機用ホースを買ってきました。


フタの中心に直径80㎜の穴を開けます。


木工用の自由錐を電動ドリルで回転させ、無理やり穴を開ける力業作戦(^^;


意外と上手く出来ました(^^)


回転砥石でバリを処理し、集塵機をビス止めするための穴を開けます。


加工完了。


集塵機にホースを接続。
径が違うのでホース側を加工して無理やり取り付けました。きつく締まっているので抜けることはありません。


フタに集塵機をビス止めして完成。


集塵機1号機と並べてみます。工作室が狭いので2号機は小型にしました。


早速使ってみます。
吸い込み圧力も問題ありません。


缶の方で切り粉をしっかり捕捉できていることを確認。問題なく使えそうです。


Posted at 2022/01/03 00:50:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | 工具 | 趣味
2021年11月27日 イイね!

中華製卓上旋盤

中華製卓上旋盤ずっと前から欲しかった卓上旋盤を買いました。
旋盤は趣味用の小型のタイプでも高価なため、敷居が高いイメージがあったのですが、数年前にオートメカニック誌で中国製格安旋盤の記事↓を読んで、安かろう悪かろうの一言では片づけられない、侮りがたい実力があることがわかりました。



卓上旋盤と呼ばれるサイズの小型旋盤は、今は国内では殆ど作られておらず、値段の面からも事実上中華製一択で品質もマチマチとのこと。
輸入した機械を分解調整し自社ブランドで販売している会社(東洋アソシエイツ、寿貿易など)の製品もあり、そちらだと品質は保証されていると思いますが、その分価格に跳ね返ってきます。



差し迫って必要という訳ではなかったのですが、かの国の人件費高騰、世界的なインフレ懸念の中、将来的に今の値段では買えなくなる時代が来るかもしれないという予感もあり、このタイミングで購入(使わずにとっておいた昨年のコロナ特別給付金を充当)。



ネットで販売している芯間350mm、チャック径100mm、モーター出力600W(自称)の製品が良さそうだったので注文。
運送会社の営業所留めで送られてきたので取りに行きました。



開梱したところ、付属オプション品の箱に手書きで番号が書いてあり、なぜか6の番号が見当たりません。



開封して内容物を確認したところ、どうやら欠品はないようです。
この中でよく使うものはドリルチャックくらいか。バイトは別途購入した方がよさそう。
固定センタは1本のはずが何故か2本入っていました。



芯間350mmのものは重量が大体40kg台が主流ですが、今回購入したものはモーターやヘッドの振りが大きかったりするので50kg超。無茶苦茶重かったですが、何とか一人で自宅2階の工作室に運び入れました。



仕様を見てみます。
製造番号、製造日ともありません。メーカーも不明(笑)。



チャックはこのクラスはΦ80が多いところ、Φ100ということで、その分大きなワークが掴めます。



長物は直径20mmまでなら、貫通穴が使えます。



芯押し台の固定はレバー式。これは嬉しい。
ナット固定は煩わしいのでやってられません。



ギアは金属製。一部錆びてます(★゚д゚ノ)ノマジヵョ?!
ギアの組み換えにより、様々なネジ切りができます。果たしてそこまで使いきれるか…。モーターは高出力な自称600W。



往復台、横送り台、縦送り台は手で揺する限りではガタなし。まあ実際使ってみないとわからないけど。
ダイヤルの0の数字の位置の線が抜けているんですけど?



刃物台の角度ゲージに基準線がないんですけど?



主軸のブレを確認。
測定したら0.04mmだったので、調整して0.025mmくらいまで修正。こだわればもう少し追い込めそう。
想像していたよりブレが少なくて驚き。もちろん実用上まったく問題なし。



回転センタの上下方向が合っていなかったので、あとで調整しました。



試運転。大陸製なりのガサツ感はあるものの、回転ムラも見られず安定しているので、ベアリングの打ち換えとか改造は必要なさそう。



何か削ってみようかと思い、付属の8ミリ角バイトを装着したところ、センタより3mm低い。敷板を準備しないと。



そう言えばサービスでクイックチェンジが付いていたな、と思い出し装着しようとするが、標準の固定レバーでは隙間が出来て固定できない。
高ナットを買って来て固定したものの、バイトの方がセンタより低くしか設置できなくてアウト。使えないオプションパーツである。



という訳で、買って1週間経ちますが、未だに何ひとつ削っていません(笑)。
全体的な感想としては、所々中華品質が見え隠れするものの機能は本格的で、使いこなせられるようになれば、色々なことが出来そうです。

以前、マツダのティア1工場を経営されているある社長さんとお話しした時のこと。「いつか旋盤欲しいんですよ」と話すと「回転物は危険なので十分気を付けるように」との有難い言葉を頂戴しました。
下手すると大怪我の危険性がありますので、基本に従って作業を行うべく入門書を買って勉強中。

Posted at 2021/11/27 15:29:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 工具 | 趣味
2021年11月07日 イイね!

エアホースリール修理

エアホースリール修理アストロプロダクツの旧モデルのエアホースリールですが、1年以上前にホースが破れて以来そのままにしていたのでホースを交換しました。


随分前に店頭展示処分品を半額の4千円で購入したのですが、当初からホースが劣化していたようです。
しばらくは上の手動のリールを使っていましたが、やはり自動巻き取りの方が使い勝手がいいので直すことにします。



カバーを開けてみると接続部は特に特殊な形状ではなさそうなので、部品を交換すれば普通に直せそうです。



ジョイントを買ってきました。
ホースはそのへんに転がっていたもので代用。



組み合わせ。



ネジ部にシールテープをしっかり巻いて取り付け。



ホースが赤色になってしまいましたが完成。



車庫に戻します。



エア漏れもなくなり、元通り使えるようになりました。
やはり自動巻きの方が使い勝手がいいですね。



Posted at 2021/11/07 14:28:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 工具 | 日記

プロフィール

「ガソリンの暫定税率廃止が決まりそうですね。数か月ぶりにBRZ給油。満タン法で11.7km/l。過去の車の大雑把な記憶ではDC2インテが11km/l、S2000が10km/l、EP3シビックRが12km/lって感じでした。ZC33Sスイスポは16km/l(^^)」
何シテル?   08/02 11:45
春から秋はクルマいじりとドライブ、冬場はプラモを作って過ごしています。 自己流ですが車両のメンテナンスはできるだけ自分で行うようにしています。 乗用車に限ら...
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