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シロ柴のブログ一覧

2023年03月03日 イイね!

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作②

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作②12系客車のトロッコ車。ボディの製作に移ります。
オール金属製のため、パーツの接合は接着剤を併用しつつ、強度の必要な部分ははんだを使用します。
慣れない作業のため、慎重を期して行います。


まず妻面。エッチングパーツを折り曲げ。


はんだ作業。はんだとフラックスは金属接合用の専用のものを使用。出来るだけ少なく盛りました。
油断すると毛細管現象で隙間に盛大にはんだが流れ、繊細なモールドが埋まって死にます。


ドア、フロントフェイスを接合。
特にドア周りは、はんだが表面に流れないように接着剤を併用しつつ、はんだの使用は最小限にしました。
フロントのロストワックスパーツは、はんだの量が少ないと強度が出ず、パリッと剥がれてしまうので難しいです。


屋根の部分も左右の雨どいのモールドを殺さないように慎重に盛りました。


車体側の床板パーツにステーを取り付け。そのままだと長すぎるので、少しずつ削ってを繰り返し、ボディの高さが適正な位置になるよう調整。


屋根のフタのパーツの接着。センターを外すと目立つので注意。
位置決めは目盛り付きマスキングテープが便利。


ボディを被せてみて、隣の連結車両との繋がりが不自然でないか等確認。


続いて内装の製作。
エッチングパーツてんこ盛り。


切り出して、ゲート処理し、パーツごとに仕分け。


1枚のエッチングパーツを折り曲げていくと立体的な椅子が出来上がる。


長椅子は2パーツで構成。


折り曲げ加工が終わった椅子パーツ。


実車の内装。
木製の椅子と床で構成されています。塗装で雰囲気が出ると良いのですが。


プライマー→サフ→タミヤラッカーLP-16木甲板色でベース色塗装。


木の感じを出すため、試しに木部用油性ニス塗料で塗ってみることに…。
仮に失敗してもシンナーで落とせるので。


スプレーの中身を瓶に移して、エアブラシで塗りました。
はじいたり剥がれたりとか特に不具合は起こりませんでした。


台車との接合。
集電板が剥き出しのため、真鍮製の床と接触するとショートする可能性あり。


絶縁のため、床板の裏にプラスチックテープを貼っておきました。


床板に椅子パーツを取り付け。
エッチングパーツならではの精密感♪


ボディを嵌めて、全体の雰囲気を確認。
特に問題なさそうです。

Posted at 2023/03/04 00:53:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2023年02月26日 イイね!

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作①

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作①鉄道模型で主流のNゲージ(1/150スケール)。最近これにハマっており、今年がラストランとなる「奥出雲おろち号」を製作します。
初めての金属製キット。4月1日~2日のイベントで走らせることになりそうですが、果たして完成させられるだろうか?


こちらが実車の奥出雲おろち号(スハフ13-801)。
12系客車を魔改造してトロッコ車に仕立てたもので、老朽化のため今年が最後の走行となることが決まっており、とても残念です。


キットの内容。音羽工房さんというところから販売されています。
真鍮製エッチングパーツ、ロストワックスによる前面パネル、真鍮製折り曲げ済み車体、デカールから成り、非常に精密に出来ています。
いわゆるガレージキットのジャンルになるので、製作の難易度は高いです。


フルキットではないので、車両や細かいパーツは別途調達しなければなりません。


種車のKATO製スハフ12。


ヘッドライト、テールライト、室内灯を点灯させたいので、電飾関係も購入。


ライトレンズ類。


エッチングパーツが多く、細かくて作業が大変そうです。

この際なので、工具類を一式揃えました。

エッチングバサミ、ベンダー、ダイヤモンドヤスリ。


金属用のはんだとフラックス。


それでは製作開始。
スハフ12を分解し床板パーツを加工。
赤色の線から上に出ているリブ類を除去。


精度を出すためフライスにて加工。
ここで平面をしっかり出しておかないと、後々ボディを被せた時、歪みが発生します。


加工が終わった床板パーツ。


電飾関係をどうするか悩む。
このあたりは説明書には軽く触れられているだけで、「各自で工夫してやってね」というスタンス(^^;


とりあえず、付いている集電板を平らに延ばして装着。


その上からキットの床板を被せる。
タップを立てて、ビスで固定。


横から見た時、オリジナルの床板とキットの床板がピッタリ密着していたらOK。
結構神経を使います。
先は長いな…。

Posted at 2023/02/26 20:43:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2023年01月29日 イイね!

Nゲージで車載映像

Nゲージで車載映像元ビックコミックスピリッツ編集者の江上さんが製作された巨大なスイッチバックジオラマ。
車両や保線で少しお手伝いさせていただいたのですが、細部に至るまでよく出来ているので、車載カメラ車両を製作して走らせてみました。


「Nゲージ・車載映像」で検索してみると、みなさん超小型ウェアラブルカメラを使用されている様です。
使用機種はSONY HDR-AZ1とPanasonic HX-A1Hの2機種が主流の様ですが、どちらも販売終了しており、また後継機も発売されなかったことから、中古市場では高値で取引されている状況です。
そんな中、フリマサイトで中古のHX-A1Hを入手しました。


カメラカーの製作は至って簡単で、コキ200の貨車の上にカメラを載せるだけ。
あっさり完成(^^)


本体の内蔵電池はUSBで充電。


操作や映像の確認はスマホのアプリで行い、データはMicroSDカードに保存。


実車同様、推進運転でジオラマ内を走行させてみました。


撮影した映像の静止画。リアルな映像が撮れました。
今後、走行展示会を開催することがあれば、車載映像をモニターに映して、実況とかすると面白いかもしれません。


その撮影ですが、入念に整備したにもかかわらず、車両のDE10がかなり調子が悪く何度も停まってしまい、都度撮影が中断する事態が発生しました。
その後調べたところ、内蔵のモーターの設計不良による内部ショートが原因であるらしいことがわかり、モーターを分解してみることにしました。


TOMIX製車両でトラブル頻発すると言われているM-9モーター。最近の製品はM-13という型式にモデルチェンジしています。


エンドベルを外してみると、内部に堆積したカーボンの粉が出て来ました。
このカーボンがコミュテーターに付着し、接触不良やショートを起こす原因となっているとのこと。


掃除して組もうとしたら、反対側のフライホイールを抜かないと組めませんでした。


分解に使用したプーラーと清掃に使った無水エタノール。


組み立て。シャフトを曲げないように、真っすぐ慎重に圧入します。


組み直してテスト走行。
低電圧から調子よく走るようになりました。


今後、東京展の構想もあるため、予備としてもう1両準備しました。
こちらは最新のM-13モーター仕様なので、トラブルは起こらないでしょう。
近いうちに「おろち号」に塗り替えます。

ちなみに車載映像ですが、私はYouTubeやTwitter等アカウント登録しておらずアップできないので、こちらこちら(続き)にアップいただいています。

追記、YouTube動画。

Posted at 2023/01/29 01:30:02 | コメント(1) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2022年11月15日 イイね!

Nゲージで木次線②

Nゲージで木次線②鉄道マンガ展@奥出雲の巨大スイッチバックジオラマで使用する奥出雲おろち号の機関車(DE10)を製作しました。

先日作った「キハ52・ヤマタノオロチ号」ですっかりNゲージにハマってしまい、「奥出雲おろち号」も作ろうと車両なども準備していたのですが、客車とトロッコ車を作って持って来られた方がお二方現れたため、ペンディングにしていたのでした。
ところが機関車(DE15)の調子が悪くなり走らなくなったとの連絡が主催者さんからあり、急遽、(頼まれてもないのに)機関車部分を製作し納品することとなった訳です。



先立って行なった実機の取材。
たくさん写真を撮影したものの、結局、車両上部の様子がわからない。



再度出かけて、ボンネット部分の塗り分けや屋根のアンテナの配置等確認。
脳内イメージで混色したテストピースを持ち込み、許可をもらって実車と色合わせ。
自分:ちょっと明るかったですねー。
車掌さん:大体いい線いってるんじゃないですかね?



種車はTOMIXのDE10。



分解。



全体を白で塗装。



マスキングして青を塗装。



うーん、青が暗めになってしまった(写真だと明るく写っていますが)。
実車と色合わせした時より少し濃くしたのがいけなかった…。



泣く泣くシンナー風呂に投入。



気を取り直して、最初からやり直し。
塗り分け精度向上のため、2回目はSTIKAでカットデータを作成しました。



懸案の青色ですが、その後調色を繰り返して何度もテスト吹きしたものの、思った色にならず(どうしても赤味が消えない)自家調色は断念。
赤味の少ないブルーを探したところ、フィニッシャーズのソニックブルーに辿り着きました。
これ、カルソニックブルー用の色で、現在生産されていないのか入手難な感じ。側面に音速青の表記(笑)。



超速で作っているので途中経過の写真なし。いきなり塗り分け完了。
イメージ通りのブルー。


デカール貼り付けと細部の塗装。
工程的には、グレー→ホワイト→軽くクリアー→マスキング→ブルー→デカール→薄くセミグロスクリアー→手摺り白塗装→セミグロスクリアー→細部塗装…。結構工数がかかってます。



ヘッドマークが間に合わなかったけど一応完成。



急いで作った割にはそこそこ出来たかな。



鉄道マンガ展@奥出雲に納品。
尚、客車とトロッコ車は別の方が製作されたもの。



DE15(左の車両)もメンテしたら走るようになりました。
ただTOMIXの旧製品でご老体なので、今後はDE10がメインで稼働。



調子良く走ってくれています。



おろち号取材時、鉄道開業150周年のイベントでの一コマ。



Posted at 2022/11/15 23:43:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2022年10月15日 イイね!

Nゲージで木次線①

Nゲージで木次線①先日訪問した「出雲坂根スイッチバックをなんとかするプロジェクト」による「鉄道マンガ展@奥出雲」
出雲坂根駅&スイッチバックを再現した巨大ジオラマに心をゆさぶられ、僭越ながら車両の方でお手伝いさせていただいております。



フリマサイトで入手した木次色のキハ120、0番台と200番台のセット。
10年以上前に販売されていたもので現在は入手難らしい。



主催者の江上部長に託して、会場で使ってもらうことに。



20m級のキハ58+28急行ちどりとキハ120の大きさの違いがよくわかるショット。



3両編成も試してみた。三江線の最後の時みたいですね。←縁起悪いとの突っ込み。
会場で毎日動かして活用してもらっているみたい(^^)



方向幕を「備後落合」にしたいと思いこんなステッカーを買ってあるのですが、車両が手元にないためまだ貼れてません。



会場でいろいろ話しているうち、自分が子供の頃走っていた「おろち号」と呼んでいた車両の存在を思い出しました。
朱色のキハ52とキハ53を黄色に塗装したもので、各1両ずつ存在してました。現行のキハ120への更新に伴い、平成の初頭に姿を消したのでした。



さっそく種車(中古)を入手。
本当はTOMIXのが欲しかったけど、出物が少ないうえ高いのでKATO製。
10月10日より作業開始。10月15日開催のシンポジウムに間に合わせるのが目標。



分解しました。



塗装の剥離を試みる。
クレオスシンナー→✕
タミヤラッカーシンナー→✕
タミヤペイントリムーバー→✕
調べてみると、KATOは塗装の剥離が難しいらしい。
無理に剥がす必要もないので、そのまま上から塗ることに。



下地はフィニッシャーズのファンデーションクリーム。



さて問題のメインの塗色である。
おそらく国鉄/JR制定色のイエローだろうということで鉄道カラーの黄5号を買ってみたものの脳内記憶より濃い感じ。もっと淡い感じだった気がする。
模型店の塗料コーナーで何となく手に取ったガンダムカラーのイエロー。これに白を加えて彩度を落としてみました。
普通の白の混色だと鮮やかなままで実感に欠けるので、インテリアカラーを使用。この濁った白は何かと重宝します。



デジカメの関係で濃い黄色に見えますが、実物はもっと淡いです。



ネットでデカールを入手。結構なお値段しました。
市販のクリアデカールにインクジェットプリンタで印刷した感じ?
ちなみにキャラクターの絵が実車と全然違います。クシナダヒメがこけしみたいに描かれていたりしますが、時間も資料もデカール作成技術もないため、このまま行きます。雰囲気重視ということで(^^;



そしてこのデカールが難物で…。
ある程度貼ったところでクリアーをパラ吹きしてデカールを抑える。



雨どいの部分をマスキングして青で塗装。
ここがピシッと真っすぐな線でないと全体の印象が悪くなる。



吹きこぼれもなく、境目もガタガタにならず、上手くできた(^^)
セミグロスクリアーを吹いて塗膜とデカールの保護。



あとはライト部分など細部を塗り分け。
1/150と小スケールのため、塗装はすべてエアブラシで行い、塗膜が厚くならないよう細心の注意を払います。



無線アンテナと信号炎管取付け。
グリーンマックスのディテールアップパーツ。



完成(^o^)



反対側から。
この画像の色が実物に一番近い感じ。



ジオラマ出雲坂根駅に入線。
製作期間4日。10/15開催のシンポジウムに間に合わせるための突貫作業(^^;



シンポジウム後のお披露目会にて。Myキハ120との共演。



茨城から来られた方が持ち込んだ木次線と三江線のキハ120セット。



会場で奥出雲おろち号、誰か作ってくれないかな、との声が上がる。
機関車と控え車はともかくトロッコ車はガレージキットしかなく、しかも現在入手不能。近々再販されるみたいだけど価格が…。
一方、種車とデカールは入手済みだったりして。
うーん、完成させられるかわからんけど、とりあえず手を動かし始めてみるか。


Posted at 2022/10/16 00:40:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味

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