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2017年11月13日 イイね!

撮り鉄JR三江線②・幻の駅

撮り鉄JR三江線②・幻の駅企画展で野井仮乗降場の存在を知ったので、さっそく調べてみました。
昭和47年7月に発生した水害で、粕淵駅手前、江の川に架かる5連ガーダー橋が流出。明塚駅―浜原駅(当時の北線終点)が不通となったため設けられた仮駅とのこと。現在の第一江川橋梁が完成するまで2年近くの歳月を要したため、その間、粕渕までは渡船が運行されたそうです。YOMIURI ONLINEの記事



これは、今年6月にアップした三江線35駅の駅名標を、始発の江津から並べ直したもの(車内から撮影したので向きがバラバラですが)。6×6で並べたので1マス空白が出来ていました。今回、この空白を埋める作業をします。


仮乗降場のあった場所はネットで調べたら、すぐに判明しました。
位置関係はこのようになります。

↑国土地理院1:25000地形図より
①JR粕淵駅
②第一江川橋梁
③野井仮乗降場跡地
④渡船が運行されていた場所
第一江川橋梁は、全国でも数少ない(というか現在では唯一?)人が渡ることのできる鉄道橋とのことで、これは行ってみなければなりません(^^)



①早朝7時前の粕淵駅。予定よりも30分以上早く到着してしまいました(^^;
地名は美郷町粕渕ですが、駅名は粕淵とのことです。



②駅からすぐのところに第一江川橋梁がありました。
右側に歩道が見えます。



路板は縞鋼板が真っ直ぐ敷き詰められていました。
長い間塗り直しされていないため、表面は錆びていますが、鋼板が薄くなったり、穴が開いているような箇所はありませんでした。



5:53江津発、7:38粕淵着の2両編成を待って撮影。



列車が通る際は、鉄橋全体から出るゴーンという鈍い音響に包まれ、なかなか迫力がありました(^^)



約10分後、上りの単行がやってきました。



橋梁を後にし、第一の目的である野井仮乗降場跡に向かいます。
第4種踏切とのコラボが郷愁を誘います(^^;



集落の間を通ってしばらく進むと、不自然な感じでコンクリートが敷かれた細い道がありました。線路で分断されているものの、反対側の道まで続いています。



③線路に降りられるようスロープがあり、勝手踏切になっています。
ここが野井仮乗降場跡地らしいです。



正面の電柱のあたりまで木製の仮設ホームが設置されていたようです。



上記リンク先の記事に掲載されている当時のカラー写真とほぼ同じ角度から撮影。
山の稜線や建物から、この場所で間違いないようです。



再び第一橋梁に戻ってみました。



橋梁の歩道から川面に目を移すと、45年前の水害で倒壊した橋脚の一部が無惨に残されていました。



④普段は鏡のように静かに流れている江の川。画像のあたりで渡船が運行されていたようです。



という訳で残りのピースを埋め、35駅+幻の駅=36駅コンプリートできましたo(^o^)o


Posted at 2017/11/13 20:00:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | └ JR三江線 | 旅行/地域

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