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2019年12月07日 イイね!

こべっこ号と大型バス体験運転

こべっこ号と大型バス体験運転先日、古いボンネットバスの見学と大型バスの運転をしてきました。

その前にシビック・タイプRに乗った話。
11月のオフ会で、FK8シビック・タイプRってどうなん?って話をしていて、スウィンドン工場での生産も終了したらしいとのことだったので、今更ながら試乗してみることにしました。



11月某日、ホンダディーラーを訪問。
試乗車を準備していただいている間、展示車両のNSXを眺めて暫し待つ。



FK8型シビック・タイプR。
街中でも良く見かけるので、特に新鮮味はないけど、この無駄にガンダムっぽいデザインはどうしたものか。



迫力?のテール。



最高出力320PS、最大トルク40.8kgf・mを2,500rpmの低速から発生させるK20Cエンジン。
環境規制が厳しくなる中でのこの出力は、技術的にかなり高いレベルなのだと思う。
…で、運転してみましたが、尖った部分はなく、すごく普通な感じで拍子抜け。
高度に電子制御化された現代の車は、ホイルスピンすら許しません。レブマッチングシステムはともかくアイドリングストップまで備わっているのはモード燃費対策のため?



ブレンボの4POD対向。ブレーキはさすがに良く利きます。リアは相変わらずソリッド。
20インチのホイールと30扁平のタイヤは、維持費を考えると金銭的に厳しそう。



タイプR試乗後、神戸市交通局の整備工場を訪問。



こちらで保存されている昭和31年式いすゞ製ボンネットバス、愛称こべっこ号を見学。
現存するボンネットバスの中では、最もオリジナル度が高い車両だと思います。
事業者用ナンバープレートは昭和37年以前は黄色地に黒文字でした(現在はマスコットプレートになっていますが、オリジナルも残されているはず)。



ボディは当時の川崎航空機岐阜製作所製造。
戦前の戦闘機をはじめとする航空機のモノコック構造の技術が、戦後、バスボディなどに転用されたわけですね。



無骨なコックピット。
低出力なエンジン、ガタガタ道、ノンパワステ、ノンシンクロ、快適装備一切無しの中、当時乗務していた運転手や車掌の疲労度は現在の比ではなかったものと推測されます。



丸いおしりの後姿。



方向指示器が点滅タイプになる以前の矢印型のままなのが嬉しい。
後年、旧タイプの方向指示器は、バス協タイプに交換されることが多かったと聞くので、残っているのは貴重。



前側の方向指示器は当然アポロ(腕木式)。

突然の訪問にもかかわらず、職員の方には丁寧に対応していただき感謝。
9:00~17:00の間で事前に連絡をすれば、いつでも見学可能とのことでした。



翌々日、神姫バスさんの「バス運転体験会」に参加しました。
時節柄、各バス会社とも運転士不足に悩んでいるとのことで、バス運転士の仕事に興味を持ってもらうべく、毎月開催されています。
大型免許も持っていない自分が普通に生活していたら、大型バスを運転する機会など一生無い訳で、一度運転してみたいという気持ちから応募しました。
私が参加した回は、営業所見学もセットで、午前は営業所訪問、午後に体験運転というスケジュールでした。



昼食後、関連の自動車学校に移動し体験運転。
当日の参加者は8名で、指名された順に運転して行きました。
最初の人からいきなり車庫入れやS字をさせられており、大型の運転すらしたことない自分がそんなこと出来るとも思えず、同乗しながら焦りまくり。頭の中で必死にコースの暗記とシミュレーションを繰り返していました。
途中の休憩の時わかったのですが、参加者のみなさんは大型免許や大型二種免許を保有されている方が多く、普通免許は私ともう一人若い子の2名。運転経験のない2名は外周をグルグル回るという内容で一安心。
私の運転の順番は最後でした。
運転席に座ったところ、教官に声を掛けられました。
 教官:「シロ柴さん、マニュアル車運転するの久しぶりでしょう?」
 自分:「今乗ってる車はマニュアルなので、大丈夫だと思います。」
 教官:「何乗ってるの?」
 自分:「スバルBRZという車です。」
 教官:「・・・?」
 自分:「トヨタ86のスバル版のヤツです。」
 教官:「ああ、わかった。あれならマニュアルで乗る価値あるね~。」
てな会話。
始動の仕方を一通り説明を受けた後、いよいよ発車!初めてのバス運転!!
自称シフトチェンジャー(爆)を名乗る自分としては、せめて発進とシフトチェンジだけはスムーズにやりたいと思い必死の操作。
ところが発進時のクラッチ合わせやシフトアップは上手くできたものの、シフトダウンがしっくり行かない。教習車はフィンガーシフト車でギアの入替えをロッドやリンケージではなく油圧で行う方式。シフトノブは単なるスイッチみたいなものなので、ギアが入る感覚が手に伝わって来ないため、入ったのか入らなかったのかわからない。メーターのインジケーターを確認する精神的余裕もない、という訳で最後まで感覚を自分のものに出来ず終わってしまいました。
私はシフトチェンジを普通車でやるような感覚で操作してましたが、大型の場合、ゆっくり操作しないといけないようです。




記念にボールペンをいただきました。
ノックすると行き先表示が回転して変わるという楽しい仕掛け。
初めての大型バス運転。あっという間の時間でしたが、良い経験をさせてもらいました(^o^)

尚、本件ブログへの投稿および写真の使用については、事業者様の許可を得ております。
Posted at 2019/12/07 21:53:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | バス・鉄道 | クルマ

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