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シロ柴のブログ一覧

2025年03月17日 イイね!

Nゲージ 快速「ちどり」製作④

Nゲージ 快速「ちどり」製作④車体の加工を行います。
昭和34年以前のぶどう色1号への塗り替えおよびオハ35にテールライトを設置。


ライトを設置するため基部を設けます。
鉄道模型はいろんなパーツが売られていますね。


尾灯の入る穴を開けました(1.4ミリ)。床板の干渉を考慮しつつギリギリ下を攻めます。
左右が不揃いにならないように。
物が小さいので難易度高いです。


真鍮パーツを裏から差し込んで固定し、テールレンズを入れます。


灯火については、おろち号を作ったときに余った12系客車のLED基板を流用。
後端は置くスペースが無いため、中央寄りに設置し、光ファイバーで導光させることにしました。


座席パーツの成形色がクリーム色で違和感があるため塗装しました。
全体を茶色で塗り、椅子部分をマスキング。


座席を明るい茶色で塗りました。


座面背もたれを青で仕上げて完成。


車体はぶどう色1号に塗り替え。


マーキングは市販の旧客用インレタ。


テールマークのデータを作成(左列)。
白黒写真しかなく、実物も現存していないと思われるので、配色は想像で決めました。
右半分は気動車時代のヘッドマークで、キハ58用です。

完成\(^o^)/

車掌車のオハフ33。


最後尾のオハ35


オハ35にはテールマークと尾灯を追加工作。
テールマークは直径4ミリほどですが「ちどり」の文字も判別可能。この大きさになるとプリンターの解像度では文字が潰れてしまうので、どうやって作ったのか聞かれたりしますが、超アナログな方法で作りました。
質問してくれた人には作り方を包み隠さず教えているのですが、説明してもピンと来ないみたい。


客車が完成したので、あとは機関車ですね。

Posted at 2025/03/17 21:00:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年03月16日 イイね!

Nゲージ 快速「ちどり」製作③

Nゲージ 快速「ちどり」製作③残りの客車を作っていきます。
1/150オハ35とオハフ33を準備しました。




こちらの本にある有名な2点の写真を参考資料として使用しました。


写真の解説を元に車両購入したものの何か違う。
TOMIXの車両も買ってみたけどどうも一致しない。
私のにわか知識ではわからないため識者に委ねました。
写真を見てもらったところ「スハフ42…あれっ?」と言ったきり、写真と解説文を行ったり来たりしながら首を傾げてしまわれました。


結局よくわからないまま終わったので自分なりに調べてみました。
こんな感じかな?


その間、闇雲に車両を求めた結果、余計な車両を購入してしまった。


TOMIXのオハフ33の戦後型(左)と戦前型(右)。
下の写真の解説でオハフ33となっているので、車体形状が一致するものを求めて数タイプ購入→一致するもの無し。


解説ではオハフ33となっていますが、尾灯の位置が違い、屋根形状やらその他諸々からオハフ33ではなさそう。ちなみに312列車と記載されていますが、広島行は311列車が正解。もはや解説文の信ぴょう性自体が怪しい。
そして別の資料からテールマークを付けた尾灯のない車両の写真を発見(右3段目の写真)。その車両には妻面下端にフックが付いており、電源コードらしきものが巻かれています。
結論…。写っている車両はオハ35。灯火装備がないため可搬型のカンテラを取り付けた姿と推測。


これですね。


さらに検証。これらはネットで拾った画像。
左は昭和30年頃の試乗記の一部。C56+オハ35+オロハ30+オハフ33の編成とあります。

右上は松江駅構内での広島行列車と思われ、客車の先頭は妻面の梯子と窓数からオハフ33。続いてオロハ30(2等室が前側)。最後尾はオハ35の模様。

右下は木次駅構内?えびす橋が写っている位置関係から米子行の車両を捉えた写真と推測。こちらの先頭客車はオハ35。続くのはオロハ30+オハフ33か?
機関車は機回しで進行方向が変わるものの、客車は転車しないため、上りと下りで車両の並びがひっくり返るということかな。


自分なりの結論が出たところで、KATOの車両で進めることにしました。
TOMIXのオハ35戦後型は屋根の絞りが無いタイプをモデル化しているので、写真の車両に近いKATO製を使用。
KATOのオハ35とオハフ33は屋根のガラベンが一体成型で実感に欠けるので修正。


分売されている同社スハ43ベンチレーターを購入。


裏側がベンチレーターの形状に合わせ肉抜きされているので瞬接パテで埋めました。


表側のモールドを切り取り。


表面を整えて、サフを吹いて下地処理。


ガラベン仮付け。
いい感じです。


形状も屋根のRにピッタリ。


黒に近いダークグレー(タミヤラッカーラバーブラック+ガイアつや消しパウダー)で塗装。


こんな感じに出来上がりました。

Posted at 2025/03/16 22:56:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2025年03月08日 イイね!

Nゲージ 快速「ちどり」製作②

Nゲージ 快速「ちどり」製作②引続きオロハ30の製作です。
屋根パーツの加工と内外装を仕上げて行きます。


天井パーツの加工。
戦前の客車は明かり取りのための小窓が設置されており、形状からダブルルーフと呼ばれています。
戦時中の灯火管制で窓が埋められ、戦後もそのままだったと思われますが、模型的な面白さを優先し窓を設けることにしました。
側面の窓割が変わった関係で半ガラ(半分のガーランドベンチレーターの略)の位置も違っているので、どちらにしても加工が必要。


内側を切除しました。


切削時、プラのたわみでラインがガタガタになったので、真鍮線を接着して基準を作り、パテ盛り整形しました。


何とか修正できました。


屋根を付けてみます。
切り取ってしまった部分をどうやって再現しようか…。


小窓の部分はスケールが小さすぎて、プラ板を切り出すとか不可能なので、カッティングプロッターで窓の形にシートを切り抜きました。


塗装し、2ミリ角にカットしたアクリルに貼り付けます。
これを屋根パーツの内側からはめ込みます。
アクリルでガラス表現をするとともに、室内灯の導光板としての役目も果たします。


屋根塗装。
当時はキャンバス屋根にコールタールと砂を混ぜたものを塗っていたとか聞いたことがあるので、ガイアのプレミアムマットパウダーを混ぜてザラザラ感を出します。


半ガラ。
資料にした写真を見ると屋根と同じく黒っぽく見えるのですが、模型的には灰色の方がアクセントになって良いかなと思いニュートラルグレーで塗装。


屋根が完成しました。
上は加工前。


外板の塗装。
この時代はぶどう色1号に青1号帯の組み合わせのため、ボディ全体をガイアノーツの鉄道カラーぶどう色1号で塗装。


小スケールのため青帯塗装はマスキングだと絶対上手く行かないので、細切りしたクリアデカールに塗装して転写します。
下地にタミヤのメタルプライマーを吹いておくと塗装のひび割れ防止になります。


青帯を貼りました。
半室二等車なので、帯は車体の途中までです。
ちなみに矢印の箇所が接合部分です。ほぼわからないですね。


等級標や車番は市販のインレタを使用しました。
所属や車番は資料がないので、加工せずインレタの文字そのままです。
なので所属が盛モカになっています(^^; 実際は広ヒロだったのか米ヨナだったのか?


半ツヤクリアを吹いて保護。


室内の塗装。


プラ板で仕切りを作りました。
奥側が二等室、手前が三等室です。
真ん中の部分がトイレになるので、窓部分は擦りガラス風のシートをはめておきました。
室内灯ユニットも取り付け。


三等室の背もたれはただの板ですね。当時の長時間移動は大変だったと思います。


アクリルを切り出して導光板を自作しました。


屋根を被せて完成です(^o^)


室内灯点灯。なかなか良い雰囲気です(^o^)
モニター屋根の小窓も光るので、どうやって作ったのかと聞かれたりしますね。


製作途中、探していたコンバージョンキットが手に入ってしまいました。
残ったパーツを組み合わせれば1両作れますが、今のところ増車予定もないので、このままお蔵入りかな。


Posted at 2025/03/09 00:57:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2025年03月08日 イイね!

Nゲージ 快速「ちどり」製作①

Nゲージ 快速「ちどり」製作①鉄道イベントで使用するため、かつて陰陽連絡で活躍した快速「ちどり」をNゲージで再現しようということで着手。1年前に完成させたものです。
「ちどり」については気動車時代の車両(キハ55系、58系)は同形式の完成品が入手できるものの、初期の蒸気時代のものは完成品がないことから、同形式や近い形式の車両を改造して再現しました。

まず資料集めですが、ネット等を検索しても蒸気時代の写真は皆無。
鉄オタでもないので過去からの資料の蓄積もなし(モータースポーツ関連なら山ほどあるのですが)。
可能な範囲で入手したもののうち、役立ったのがこの2冊。

文献や写真から確認できた当時の客車の編成は
 ①オハフ30+オロハ30+オハニ30
 ②オハフ33+オロハ30+オハ35
 ③スハ43+オロハ30+オハフ61←推定・自信なし
①は開始当初の昭和28年頃の編成なのか確認できる写真は入手できず。
②③は写真有り。特に②は前後の写真有り。
②のオハ35系客車、③のスハ43系オハ61系客車は市販品有り(KATO/TOMIX)。
完璧再現を目指すなら②が良さそうです。

編成の中間車=2等3等合造車であるオロハ30は市販品がないためセミスクラッチする必要があることが分かりました。
作成方法は主に2通り
 ①KATO製オロ31に真鍮製コンバージョンキットを組み込む。
 ②KATO製オロ31とオハニ30をニコイチで作成する。
当初①の方法で行こうとコンバージョンキットを根気よく探したのですが、各社生産終了からかなりの時間が経っており入手できず、やむ無く②の方法を取ることにしました。
②については昔から確立された方法があるようで、ネットにある先人の記事を参考にしました。


ふる~い関水金属表記時代の車両。フリマサイトで入手。


種車のオロ31(上)とオハニ30(下)。


昔のNゲージ車両は基本的に分解できない構造になっており、この車両はどうしても分解時にガラスパーツが破損してしまいます。この後、破片を集めて接合しておきました。


2両とも分解。
ボディーと座席部分は一体成型です。


四角で囲った部分を切り出し、オハニ30のボディに移植します。


カットにはタミヤのエッチングソーを使いました。


まあまあ上手く切り出せました。


側板を接合します。
継ぎ目が目立たないように気を配りました。


一旦サフを吹いて様子をみます。
なかなか良い雰囲気です。
このあと接合面にペーパーを掛けたりして、切り継ぎ跡ができるだけわからないように加工しました。


床下の加工です。
室内灯を入れたいので集電ターミナルの組み込み作業を行います。
台車を集電シューのある現代のものに交換します。


このようなジグを作りました。
丸プラ棒を支点にして左右に動きます。


台車取付穴の中心から弧を描くようにエンドミルで穿孔します。


このように加工しました。


ひっくり返して、補強リブの部分の根本に切り込みを入れて隙間を作ります。


切り込みの隙間に集電板を差し込みました。


ボディから室内パーツを切り出します。


必要な部分を切り取ってはめてみました。
左半分が三等室、右半分が二等室になります。


そのままではプラの厚みでシート位置が高くなってしまので、フライスで薄々に削りました。


集電金具を室内側に入れるため、穴を開けました。


床下と合体させると、ターミナルが室内側に出てきます。


ボディ側面にサボ受けのモールドが無いため、エッチングパーツを貼り付けディテールを追加しました。

長くなったので一旦終わります。

Posted at 2025/03/08 20:53:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味

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「モトチャンプも休刊か…。モトコンポの改造にはまってた頃よく買ってたな…。」
何シテル?   10/22 20:20
春から秋はクルマいじりとドライブ、冬場はプラモを作って過ごしています。 自己流ですが車両のメンテナンスはできるだけ自分で行うようにしています。 乗用車に限ら...
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