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シロ柴のブログ一覧

2025年03月08日 イイね!

Nゲージ 快速「ちどり」製作②

Nゲージ 快速「ちどり」製作②引続きオロハ30の製作です。
屋根パーツの加工と内外装を仕上げて行きます。


天井パーツの加工。
戦前の客車は明かり取りのための小窓が設置されており、形状からダブルルーフと呼ばれています。
戦時中の灯火管制で窓が埋められ、戦後もそのままだったと思われますが、模型的な面白さを優先し窓を設けることにしました。
側面の窓割が変わった関係で半ガラ(半分のガーランドベンチレーターの略)の位置も違っているので、どちらにしても加工が必要。


内側を切除しました。


切削時、プラのたわみでラインがガタガタになったので、真鍮線を接着して基準を作り、パテ盛り整形しました。


何とか修正できました。


屋根を付けてみます。
切り取ってしまった部分をどうやって再現しようか…。


小窓の部分はスケールが小さすぎて、プラ板を切り出すとか不可能なので、カッティングプロッターで窓の形にシートを切り抜きました。


塗装し、2ミリ角にカットしたアクリルに貼り付けます。
これを屋根パーツの内側からはめ込みます。
アクリルでガラス表現をするとともに、室内灯の導光板としての役目も果たします。


屋根塗装。
当時はキャンバス屋根にコールタールと砂を混ぜたものを塗っていたとか聞いたことがあるので、ガイアのプレミアムマットパウダーを混ぜてザラザラ感を出します。


半ガラ。
資料にした写真を見ると屋根と同じく黒っぽく見えるのですが、模型的には灰色の方がアクセントになって良いかなと思いニュートラルグレーで塗装。


屋根が完成しました。
上は加工前。


外板の塗装。
この時代はぶどう色1号に青1号帯の組み合わせのため、ボディ全体をガイアノーツの鉄道カラーぶどう色1号で塗装。


小スケールのため青帯塗装はマスキングだと絶対上手く行かないので、細切りしたクリアデカールに塗装して転写します。
下地にタミヤのメタルプライマーを吹いておくと塗装のひび割れ防止になります。


青帯を貼りました。
半室二等車なので、帯は車体の途中までです。
ちなみに矢印の箇所が接合部分です。ほぼわからないですね。


等級標や車番は市販のインレタを使用しました。
所属や車番は資料がないので、加工せずインレタの文字そのままです。
なので所属が盛モカになっています(^^; 実際は広ヒロだったのか米ヨナだったのか?


半ツヤクリアを吹いて保護。


室内の塗装。


プラ板で仕切りを作りました。
奥側が二等室、手前が三等室です。
真ん中の部分がトイレになるので、窓部分は擦りガラス風のシートをはめておきました。
室内灯ユニットも取り付け。


三等室の背もたれはただの板ですね。当時の長時間移動は大変だったと思います。


アクリルを切り出して導光板を自作しました。


屋根を被せて完成です(^o^)


室内灯点灯。なかなか良い雰囲気です(^o^)
モニター屋根の小窓も光るので、どうやって作ったのかと聞かれたりしますね。


製作途中、探していたコンバージョンキットが手に入ってしまいました。
残ったパーツを組み合わせれば1両作れますが、今のところ増車予定もないので、このままお蔵入りかな。


Posted at 2025/03/09 00:57:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2025年03月08日 イイね!

Nゲージ 快速「ちどり」製作①

Nゲージ 快速「ちどり」製作①鉄道イベントで使用するため、かつて陰陽連絡で活躍した快速「ちどり」をNゲージで再現しようということで着手。1年前に完成させたものです。
「ちどり」については気動車時代の車両(キハ55系、58系)は同形式の完成品が入手できるものの、初期の蒸気時代のものは完成品がないことから、同形式や近い形式の車両を改造して再現しました。

まず資料集めですが、ネット等を検索しても蒸気時代の写真は皆無。
鉄オタでもないので過去からの資料の蓄積もなし(モータースポーツ関連なら山ほどあるのですが)。
可能な範囲で入手したもののうち、役立ったのがこの2冊。

文献や写真から確認できた当時の客車の編成は
 ①オハフ30+オロハ30+オハニ30
 ②オハフ33+オロハ30+オハ35
 ③スハ43+オロハ30+オハフ61←推定・自信なし
①は開始当初の昭和28年頃の編成なのか確認できる写真は入手できず。
②③は写真有り。特に②は前後の写真有り。
②のオハ35系客車、③のスハ43系オハ61系客車は市販品有り(KATO/TOMIX)。
完璧再現を目指すなら②が良さそうです。

編成の中間車=2等3等合造車であるオロハ30は市販品がないためセミスクラッチする必要があることが分かりました。
作成方法は主に2通り
 ①KATO製オロ31に真鍮製コンバージョンキットを組み込む。
 ②KATO製オロ31とオハニ30をニコイチで作成する。
当初①の方法で行こうとコンバージョンキットを根気よく探したのですが、各社生産終了からかなりの時間が経っており入手できず、やむ無く②の方法を取ることにしました。
②については昔から確立された方法があるようで、ネットにある先人の記事を参考にしました。


ふる~い関水金属表記時代の車両。フリマサイトで入手。


種車のオロ31(上)とオハニ30(下)。


昔のNゲージ車両は基本的に分解できない構造になっており、この車両はどうしても分解時にガラスパーツが破損してしまいます。この後、破片を集めて接合しておきました。


2両とも分解。
ボディーと座席部分は一体成型です。


四角で囲った部分を切り出し、オハニ30のボディに移植します。


カットにはタミヤのエッチングソーを使いました。


まあまあ上手く切り出せました。


側板を接合します。
継ぎ目が目立たないように気を配りました。


一旦サフを吹いて様子をみます。
なかなか良い雰囲気です。
このあと接合面にペーパーを掛けたりして、切り継ぎ跡ができるだけわからないように加工しました。


床下の加工です。
室内灯を入れたいので集電ターミナルの組み込み作業を行います。
台車を集電シューのある現代のものに交換します。


このようなジグを作りました。
丸プラ棒を支点にして左右に動きます。


台車取付穴の中心から弧を描くようにエンドミルで穿孔します。


このように加工しました。


ひっくり返して、補強リブの部分の根本に切り込みを入れて隙間を作ります。


切り込みの隙間に集電板を差し込みました。


ボディから室内パーツを切り出します。


必要な部分を切り取ってはめてみました。
左半分が三等室、右半分が二等室になります。


そのままではプラの厚みでシート位置が高くなってしまので、フライスで薄々に削りました。


集電金具を室内側に入れるため、穴を開けました。


床下と合体させると、ターミナルが室内側に出てきます。


ボディ側面にサボ受けのモールドが無いため、エッチングパーツを貼り付けディテールを追加しました。

長くなったので一旦終わります。

Posted at 2025/03/08 20:53:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2025年02月22日 イイね!

ジョーダン191

ジョーダン191中古ホビーショップにてタミヤ1/20ジョーダン191が安く売られていたので買って帰りました。
店頭から消えて以来再販もないため、中古市場では高値で取引されているようです。
安いといっても1,800円もしましたが(^^;


なぜ安かったかというとお手付きキットだから…。
プレミアキットもこれなら気兼ねなく作れます(^^)


デカールはさすがに死んでいますね(^^ゞ


アフターパーツは3千円くらいする様子。
ちょっと躊躇してしまう値段(-_-)


と言いつつ、エッチングパーツを買ってみました。
フロントウイングの翼端板は無いのか…。
で、横に置いてある缶スプレーは…、


1992年当時、限定で発売された専用カラー!
念のために買っておいたものが残っていました。
30年以上経過しているけど使えるよね?


モデルグラフィックス誌の増刊として出ていたクローズアップ&ヒストリーなる資料本も持っていた筈なのですが、どこにしまったのか探しても見つからず。
10年近く前に出た、こちらの本は見つかりました。


実車のジョーダン191ですが、デビュー初年度での望外の活躍、美しいカラーリングとプロポーションで当時人気でしたし、今でもファンの多いマシンです。
翌年の192はヤマハV12を搭載して更なる活躍が期待されたものの、開幕戦で予選落ちを喫するなどまさかの大失速。
タミヤも当初はヤマハエンジンの192のモデル化を視野に準備を進めていたものの、余りの成績の酷さに開発を中止。191の商品化に切り替えたのでした。
なので翌年になって191の発売がアナウンスされた時、「おおっ?」と思った記憶があります。


1/10RCカーやミニFへの商品展開も行われました。
手持ちの未組立ストック。その昔、地元の模型店の在庫処分で定価の半額でGETしたもの!


1/10RCカー。
当時、スペアボディーセットを買って、手持ちのシャーシに搭載。
屋外走行させていないので、キズも無く綺麗な状態。
何を考えていたのかドライバーヘッドがピケになっています。いつかチェザリスに直そう。

Posted at 2025/02/22 11:20:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | タミヤ関連 | 日記
2025年02月15日 イイね!

Nゲージ 奥出雲おろち号 依頼製作

Nゲージ 奥出雲おろち号 依頼製作久しぶりのブログ投稿。
元々というか今も「鉄」ではないのですが、模型好きの流れで最近は鉄道模型のNゲージにはまっています。
作る楽しみ、集める楽しみ、走らせる楽しみ…ということで、趣味の要素が詰まったカテゴリーですね。

以前Blogにあげた「奥出雲おろち号」ですが、鉄道イベントやレンタルレイアウトに持ち込むと「あのネットにあげておられるおろち号ですか?」と声を掛けられたりします。

Nゲージの世界はKATOやTOMIXといったメーカーが完成度の高い製品を多数リリースしており、完成品を購入するのが主流なため、昔のように車両を自作する人やキットを買って作成するという人は少なくなっているようです。
なので、この界隈では、キットを綺麗に塗装し完成まで持ち込める人は少ない感じがしています。
プラモデルの世界では超絶技巧を持つモデラーさんが多数いらっしゃるのですが(^^;

そんな中、ガレージキットの奥出雲おろち号製作依頼があり、熱意に押され、引き受けることにしました。


製作開始!
接合はハンダにて行います。
慣れが必要ですが、接着剤による結合とは強度が全然違います。








順調に進んでいたものの…。


9割方完成したところで悲劇発生!!
作業中、不注意で落下させてしまい、左前部が潰れてしまいました(*o*)
ロストワックス製のフロントパネルも変形したため修正は厳しい(T^T)
詰んだ…。


ダメ元で製造販売元の音羽工房さんに問い合わせしてみたら、パーツを分売していただけました!
精神的ダメージは大きいですが、依頼を受けている以上やり通さなくてはなりません(>_<)


パーツ移植のためハンダごてを当てて接合を解きます。
入念に塗装したボディがドロドロに(泣)
でも歪みのない新品パーツで再生できて良かった(^^;


何とか気持ちを立て直し、前回以上の完成度を目指します。


あともう少し…。


電飾も組み込みましたよ。


出来た!!
でも、まだ終わりません…。


機関車の塗装が残っています……。


そんなこんなでDE10 1161号機完成(^o^)


長かった………。










自分の車両(奥)と並べてみました。
ぱっと見瓜二つ。見分けがつかない(^^;

依頼者さんに納品。
長らくお待たせしてしまい申し訳なかったですが、喜んでいただけました(^o^)



出雲坂根駅スイッチバックジオラマで奥出雲おろち号2編成で遊んでみました(^^)
実車は残念ながら昨年末解体されてしまいましたが、模型の方で末永く楽しんでもらえればと思います。

Posted at 2025/02/15 20:00:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2024年05月26日 イイね!

JR木次線・芸備線 駅印&ジオラマ③

JR木次線・芸備線 駅印&ジオラマ③ジオラマ探訪のドライブは続きます。
県境を越え、庄原市西城町にある備後西城駅へ。
事前に道の駅の駅長さんに訪問する旨連絡を入れてもらっておきました。


対向側ホームにまわってみます。2面2線の管内では比較的大きな駅。
模型(模景)的目線で見ると、グリーンマックスのローカル駅舎のような佇まいで好感です。
曜日限定で手打そばやカフェを開店されているみたいで、当日も地元の方々やバイクツーリングで立ち寄った方たちで賑わっていました。


本日3つ目のジオラマ。
5月に完成、お披露目会をしたばかりとのこと。


木次線-芸備線を走っていた快速ちどり号を持ち込み走行させてもらいました。
SLは小さくて可愛く、ロッドの動きが面白いので、どこで走らせても好評ですね(^^)


お隣の比婆山駅も再現されています。


遅れて友人②氏も合流。


カメラカーも走行させました。


せっかく駅を訪れたので、備後西城駅の乗車人数カウントに1ppmでも貢献したい!とのことで備後落合駅との往復切符を購入。
備後落合駅の駅守の永橋さんに会いに行きます。


14時発、備後落合行がやってきました。


美人駅長さんと友人①氏が見送ってくれました(^^)


中間の比婆山駅。乗降客の姿無し。


必殺徐行区間を経て…、


備後落合駅到着。
まずはボランティアガイドの永橋さんにご挨拶。見知った仲なので、先日の観光列車あめつちの空転事件やスイッチバック区間の立木伐採などの話をされ、ガイド始めなくていいの?って感じになっちゃいました(^^;


新見方面からの便も到着。


そして木次線車両も到着。
備後落合が1日で唯一賑わう時間帯となり、この日もかなりの乗降客がいました。
皆さん乗れるうちに乗っておこうということでしょうか。
永橋さんのガイドにも熱が入ります。


永橋さんが大切にしておられる、1969年の備後落合駅を再現したジオラマ。
この時代にあった建物群は、駅舎以外ほとんどが取り壊されて現存していません。
一方、転車台と給炭設備の一部が今も残っているのは奇跡かも。


往時の活気を思い起こさせる車両群。

ということで本日4つ目のジオラマをもって「駅印&ジオラマ」プチ紀行終了。


そして今週、突如として不穏な動きが…。
木次線もいよいよ時計の針が動き出すのでしょうか。

Posted at 2024/05/26 09:33:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | └ JR木次線 | 趣味

プロフィール

「ガソリンの暫定税率廃止が決まりそうですね。数か月ぶりにBRZ給油。満タン法で11.7km/l。過去の車の大雑把な記憶ではDC2インテが11km/l、S2000が10km/l、EP3シビックRが12km/lって感じでした。ZC33Sスイスポは16km/l(^^)」
何シテル?   08/02 11:45
春から秋はクルマいじりとドライブ、冬場はプラモを作って過ごしています。 自己流ですが車両のメンテナンスはできるだけ自分で行うようにしています。 乗用車に限ら...
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