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シロ柴のブログ一覧

2023年03月26日 イイね!

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作⑤

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作⑤トロッコ車スハフ13-801の製作も大詰め。
前回はデカール貼りまで進みました。


デカールが乾燥したら、ガイアノーツのクリアをシンナーでシャビシャビに薄めたものをエアブラシで吹いてデカールを馴染ませる。
乾燥したら、スプレー缶のクリアを熱湯で温めて、一気に吹いて、膜厚を稼ぐ。


乾燥するとシンナー分が抜け表面が梨地気味になるので、1000番か1200番の耐水ペーパーで軽くサンディング。


注意して削っていたものの、下地を出してしまった(T_T)


目立つ場所なので、筆でのタッチアップは行わず、面倒ですが、再度エアブラシで補修。


最後に半光沢クリアをひと吹きし、表面の最終仕上げ。


あとは細部の塗装と工作。
画像ではデカく見えるが、実際は幅2cmたらずの小スケール。
指が入らないので、拡大ルーペとピンセットでの作業。


窓枠は筆塗りだとガタガタになるのが目に見えているので吹き付け。


向かって右のHゴムの黒枠は角がR形状で、小さすぎてマスキングでは上手く行く予感がしません。


ハセガワのフィニッシュシリーズ。
これをカッティングプロッタで切り出し貼り付けることに。


切り出したつや消し黒フィニッシュを貼って、


内側に折り込んだら、こんな感じになりました。
うーん、ここは烏口を使って塗る手もあったかな。


窓ガラスは0.2mmの透明プラバンから切り出し。


トラブル発生。
何といつの間にか屋根にシンナーの飛沫が飛んでいて、仕方なく屋根だけ塗り直し。


塗装作業終了。
ここまで長かった。あと少し。


ヘッドライト、デールライトユニット取付け。


室内灯取付け。


ディテールアップパーツのエッチング製のワイパーを購入。
材質が固い上、あまりに小さくて、3個犠牲にしました。


ワイパー、列車無線アンテナ、信号炎管、ヘッドマークを取り付け。
灯火類の点灯チェックを行い完成!!

次回は中間車のスハフ12の製作…。まだ終わらない…。

Posted at 2023/03/26 20:38:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2023年03月12日 イイね!

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作④

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作④本日3月12日でスイフトスポーツ納車から1年経過。
初年度走行距離は6,700㎞程。EP3の頃は年間25,000㎞走っていたのでその差歴然。新車導入なので整備もほとんど必要無くなり、車弄り趣味的には少し寂しい。

さて、おろち号の製作を急ピッチで進めています。トロッコ車のほかに、控え車(客車部分)の塗装もあり、さらに余裕があれば機関車も塗りたい。


まず内側を塗装。プライマー→サーフェイサー。


ひっくり返して同様にプライマー→サーフェイサー。
緑色の箇所はパテ修正箇所。


サフを塗ったところ、前面パネルと屋根の接合面右半分にうっすらと筋が現れました。


パテを盛って表面を整えて再度塗装するが同じ現象が起こる。
この場合、下地に問題があることが多く、どうも接合面にはんだが十分流れていない部分がある様子。その部分の上に盛ったパテや塗料を吸い込み、何度やっても筋となって現れる現象が起こるみたい。


泣く泣く塗装剥離。
金属製なので、洗浄用シンナーで洗い流すだけで簡単に落ちてくれるのでまだ楽です。
スチロール樹脂だとシンナー風呂かIPA漬けしなければなりません。


屋根の接合面のはんだをやり直し、側面もパテで段差修正やり直し。


サフ塗装。今度は大丈夫。


車内および屋根はガイアの鉄道カラー「ねずみ色1号」で塗装。


塗装後、内側をマスキング。


屋根をマスキングして、


1色目。フィニッシャーズ塗料のファンデーションホワイトで塗装。


軽くクリアを吹いて、次の塗装に備えます。
塗り分けが発生する場合、クリアを一層吹いておくと、はみ出し修正の際、下の塗装にダメージを与えてしまうリスクを軽減できます。


塗り分けラインは各種画像から割り出し、STIKAでマスキングシートをカット。
直線部分がないので、フリーハンドで切ると不正確になりがちです。スケールが小さいので0.1ミリ違っても左右が大きく狂ってしまいます。


2色目のマスキング。


フィニッシャーズのソニックブルー。
実物と色合わせした青で塗ったら、濃く感じる仕上がりになったので、各社各種の青色を検証した結果、この色が"模型的"に一番違和感ない感じです。



2色目のソニックブルーを塗装。


3色目のマスキング。


3色目シルバーは鉄道カラーのダークステンレスシルバーを使用。
鉄道模型用カラーだけあってメタリックの粒子が細かく、スケール感に合った仕上がりになると思いましたが、


シルバーを塗装。ちょっと濃い目な感じか。


マスキングを剥がしてみると、青色部分に吹きこぼれ発生個所あり。


はみ出し修正。
普段はほとんど使うことがないノズル径0.2ミリのハンドピースが活躍。


マスキングを剥がした時、塗り分けラインがガタガタにならないように注意して塗装。まあまあ満足の仕上がり。


車体に載せてみました。問題なし。


デカール貼り。
通常のスライドマークに比べ、より繊細な取り扱いが必要。メタリックの部分は表面を擦るとインクが消えるので注意。


車体の右半分を貼り終えたところで疲れて終了。
ここからは無理せず慎重に作業し、何とかフィニッシュに持って行こうと思います。

Posted at 2023/03/12 16:08:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2023年03月07日 イイね!

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作③

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作③ボディの塗装前に電飾関係を確定させます。
今回、前面パネルのライト(前進時前照灯、後退時尾灯)、そして室内灯を点灯させます。
ライトの点灯にはイズムワークスというところから発売されているライトユニットが使用できると説明書にあるので購入。
室内灯は説明書では特に触れられていなかったので、KATOの汎用パーツを買ってみました。


開封。
ヘッドライトとテールライトが一体になったライトユニットと導通性アルミテープが入っていました。
スハフ13は片運転台なので、ライトユニットは1つ余ってしまいます。


で、これがボルトオンで装着できるかと思いきや、全く話が違った訳で(^^;


テールライトのレンズも別途必要。米粒よりも遥かに小さくて飛ばして無くしそう(>_<)
画像のカッティングマットの1マスが1cm。
ほとんどのパーツがミリサイズなので、拡大ルーペとピンセットを使っての作業です。


パネルが平面であれば楽なのですが、このように山型(というより谷か)になっているため、まったくフィットしません(>_<)


とりあえず寸法を確認してみましょう。


テールライトが片側0.5mmずつズレますね。
まあ大きな問題ではないですが。


ライトユニットをどうやって車体に固定するかが問題で、素材のストックから外径1.2mm、内径1.0mmの真鍮パイプを見つけたので何となく試してみます。


ベッドライトのプリズムに真鍮パイプを突き刺して、


ヘッドライトの穴に挿してみる。
この方法なら固定できそう。


ついでに飛び出しているテールライトレンズを短縮。
カッターとかでカットすると切り口が斜めになったりしそうなので、リューターで削りました。


続いて光ファイバーを用意。


テールライトはライトプリズムを抜き取ったユニットに、径の合う光ファイバーを挿してツライチでカット。


ヘッドライトは、まず2mmに切った真鍮パイプに光ファイバーを入れたものを作成。


ライトレンズはウェーブのHアイズから1.2mmのパーツを使用。


このようになりました。


なんとか収まりました。
手本となるものがないため、試行錯誤の連続で結構手間を食いました。


続いて室内灯。
KATO製の汎用パーツ。


室内灯ユニット(発光部)と照明板は屋根に両面テープで仮貼り付け。


集電用ターミナルを差し込む。
床板を大改造しているため固定が必要。


シャーシ側の集電は最終的にこのようになりました。
非常に簡潔にまとめることができたので、今後のメンテナンスも容易です。


ヘッドライト点灯。


テールライト点灯。


室内灯点灯。


最後に、元付いていた座席パーツから運転台の部分を切り出して、


干渉する部分をカットして、塗装して付けてみました。
これでシャーシは完成。ようやくボディの塗装に移れます。


Posted at 2023/03/07 17:45:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2023年03月03日 イイね!

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作②

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作②12系客車のトロッコ車。ボディの製作に移ります。
オール金属製のため、パーツの接合は接着剤を併用しつつ、強度の必要な部分ははんだを使用します。
慣れない作業のため、慎重を期して行います。


まず妻面。エッチングパーツを折り曲げ。


はんだ作業。はんだとフラックスは金属接合用の専用のものを使用。出来るだけ少なく盛りました。
油断すると毛細管現象で隙間に盛大にはんだが流れ、繊細なモールドが埋まって死にます。


ドア、フロントフェイスを接合。
特にドア周りは、はんだが表面に流れないように接着剤を併用しつつ、はんだの使用は最小限にしました。
フロントのロストワックスパーツは、はんだの量が少ないと強度が出ず、パリッと剥がれてしまうので難しいです。


屋根の部分も左右の雨どいのモールドを殺さないように慎重に盛りました。


車体側の床板パーツにステーを取り付け。そのままだと長すぎるので、少しずつ削ってを繰り返し、ボディの高さが適正な位置になるよう調整。


屋根のフタのパーツの接着。センターを外すと目立つので注意。
位置決めは目盛り付きマスキングテープが便利。


ボディを被せてみて、隣の連結車両との繋がりが不自然でないか等確認。


続いて内装の製作。
エッチングパーツてんこ盛り。


切り出して、ゲート処理し、パーツごとに仕分け。


1枚のエッチングパーツを折り曲げていくと立体的な椅子が出来上がる。


長椅子は2パーツで構成。


折り曲げ加工が終わった椅子パーツ。


実車の内装。
木製の椅子と床で構成されています。塗装で雰囲気が出ると良いのですが。


プライマー→サフ→タミヤラッカーLP-16木甲板色でベース色塗装。


木の感じを出すため、試しに木部用油性ニス塗料で塗ってみることに…。
仮に失敗してもシンナーで落とせるので。


スプレーの中身を瓶に移して、エアブラシで塗りました。
はじいたり剥がれたりとか特に不具合は起こりませんでした。


台車との接合。
集電板が剥き出しのため、真鍮製の床と接触するとショートする可能性あり。


絶縁のため、床板の裏にプラスチックテープを貼っておきました。


床板に椅子パーツを取り付け。
エッチングパーツならではの精密感♪


ボディを嵌めて、全体の雰囲気を確認。
特に問題なさそうです。

Posted at 2023/03/04 00:53:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味
2023年02月26日 イイね!

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作①

Nゲージ 奥出雲おろち号 製作①鉄道模型で主流のNゲージ(1/150スケール)。最近これにハマっており、今年がラストランとなる「奥出雲おろち号」を製作します。
初めての金属製キット。4月1日~2日のイベントで走らせることになりそうですが、果たして完成させられるだろうか?


こちらが実車の奥出雲おろち号(スハフ13-801)。
12系客車を魔改造してトロッコ車に仕立てたもので、老朽化のため今年が最後の走行となることが決まっており、とても残念です。


キットの内容。音羽工房さんというところから販売されています。
真鍮製エッチングパーツ、ロストワックスによる前面パネル、真鍮製折り曲げ済み車体、デカールから成り、非常に精密に出来ています。
いわゆるガレージキットのジャンルになるので、製作の難易度は高いです。


フルキットではないので、車両や細かいパーツは別途調達しなければなりません。


種車のKATO製スハフ12。


ヘッドライト、テールライト、室内灯を点灯させたいので、電飾関係も購入。


ライトレンズ類。


エッチングパーツが多く、細かくて作業が大変そうです。

この際なので、工具類を一式揃えました。

エッチングバサミ、ベンダー、ダイヤモンドヤスリ。


金属用のはんだとフラックス。


それでは製作開始。
スハフ12を分解し床板パーツを加工。
赤色の線から上に出ているリブ類を除去。


精度を出すためフライスにて加工。
ここで平面をしっかり出しておかないと、後々ボディを被せた時、歪みが発生します。


加工が終わった床板パーツ。


電飾関係をどうするか悩む。
このあたりは説明書には軽く触れられているだけで、「各自で工夫してやってね」というスタンス(^^;


とりあえず、付いている集電板を平らに延ばして装着。


その上からキットの床板を被せる。
タップを立てて、ビスで固定。


横から見た時、オリジナルの床板とキットの床板がピッタリ密着していたらOK。
結構神経を使います。
先は長いな…。

Posted at 2023/02/26 20:43:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | Nゲージ | 趣味

プロフィール

「リハーサル時を含め全くトラブルなく走ってくれました!
走行中の突然停止とか脱線とか発生させてしまうと放送事故になってしまうので相当神経を使いました。
https://www.web.nhk/tv/pl/series-tep-YMVGG5WWZX/ep/8816K695Y1
何シテル?   12/12 21:41
春から秋はクルマいじりとドライブ、冬場はプラモを作って過ごしています。 自己流ですが車両のメンテナンスはできるだけ自分で行うようにしています。 乗用車に限ら...
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