久しぶりの更新ですが、1回目の車検も終わり、
3年2ヶ月で、6万kmオーバーと、順調に走っております。
本日は、porsche days という、PCのイベントに参加してきました。
一部を除いてスポーツ系現行車のエンジンがターボエンジンになったため、
ターボとはなんぞや、から始まり
そのターボ化にあたり、どのような開発目標で、
どんな工夫をしているのか、などを説明をしてくれるイベントです。
また、実車をリフトアップして説明してもらえるので、
部品レイアウトなどよくわかり、面白いイベントでした。
718は、4気筒化で場所が空いたところにターボを押し込んでいるのがよくわかります。
991のエキマニは等長で、片バンクに1個タービンがありますが、
718は、タービンは1個で、等長とは対極な超不等長。
しかも、片バンク2気筒はそれぞれ100mmもないくらいで集合しており、
それを、オイルパンを囲むように左前のタービンまで配管されています。
スペースがなく、ぎりぎりのレイアウトになっています。
718のインタークーラーは水冷式で、エンジン冷却水とは別系統になっていて、
通常は、40℃くらいで安定するそうです。
また、718 S とか、991ターボ、に使われている、VTG付のタービンは、
部品単体で取り寄せると、\70万オーバーだとか。
超高温に曝される場所に可動機構を設けているのが、高コストの要因とのこと。
そこまでして、NAに劣らないレスポンスにこだわったというのが、
porscheの考え方らしいです。
で、もうひとつ、面白かったのが、下の写真です。
空冷エンジンのカットモデル。(これは930のエンジンらしいです)
聞いた話や、パソコンの画面では見たことがありましたが、
初めて目の前で見ました。
本当に、シリンダーブロックが、各気筒でばらばらなんですね~。
メカニックの方から、組む時の調整する箇所が多く、
その苦労や、お客さんの好みに合わせた微調整、
また、すべてピシャリと調整できて、気持ちよく回るエンジンに組み上げたときの
気持ちよさ、などの話が聞けました。
それにしても、718、性能だけ考えれば、等長にレイアウトできたほうがよいのでしょうが、
不等長からくる、ドスの利いた排気音、いいですね~。
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Posted at
2016/11/13 19:50:02