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２号車のシェイクダウンも兼ねて去年も参加したプレシーズン練習走行に参加してきました。
結果は「技術に収穫は無くとりあえずトラブル無く無事完走してきました」という感じです。
ストップウォッチを忘れた為、正確なタイムはわかりませんが１分５８秒台～５９秒あたりでラップしました。１１号車の弟は５５秒台、他のチームの方は５３～５４秒台でラップされていました。
つまり、私だけ全然乗れていないということです。

２月１３日(土)の岡国は晴れで路面も悪くない絶好の練習日和でした。
今回は、チーム２台体制で可能となった兄弟初のタッグ練習です！

去年からコツコツ練習している弟から安全点検の順序を学びつつ、二人で作業をを済ませます。
レーシングカーは、安全に走る為に色々な工程が必要です。
タイヤの空気圧、ホイルナットのマシ締め、ボンネットピンの締め忘れ確認から下回りのチェック…
１人で準備するよりもチームで協力するほうが全然効率が良く、何より楽しいです。

そして念入りに安全点検を済ませていよいよ練習開始！
１枠目は２号車(仮)のシェイクダウンなので、音や振動に違和感が無いか慎重に走行します。
他のチームのレースカーも何台か走られていましたが、今の腕では絡めるはずもありません。
１１号車と車種や装備はほぼ同じですが、シートやブレーキ、アライメントが違うだけでも動きが
全く別物になるのがスポーツカーではなくレースカーの面白いところです。
違う性格の車に慣れる為に単独で淡々と周回して１枠目は終了しました。

特に問題なさそうなので２枠目からは全力で練習をスタート。
技術不足もあってか、コーナーリングがやけに遅く感じます。それが影響して直線でも
他のレーサーにバンバン抜かれてしまいます。
今までどうやって走って５６秒～５７秒で走っていたのか？考えながら走ってみましたが
あまり大きく改善はされずに走行は終了しました。

結局走り方が解らないまま残りの枠も過ぎてしまい、もったいない練習になってしまいました…
途中合流した６５号車の天才さんからアドバイスと精神論を頂きましたが、今日は活かせませんでした。

点検とピットの掃除を済ませてＲＳ松元の親分に今日の出来事を報告すると、
「モータースポーツは車を使って競うスポーツだけに、望んだタイムや結果が出なかったときには
車に理由を押し付けてしまいやすい。、このレースではそんな事は一切通用しない。
そんなことを考えていれば技術も精神力もまだまだ未熟なだけだ。」と、駄目出しを頂きました。
この技術不足の悔しさと、頂いたアドバイスは次の練習まで忘れずに温存しておきます！！

結局練習しなければ速くはりませんが、私の場合は他のレーサーより回数に制限があるので
もっともっと考えて、同じ時間で他人よりも集中して練習しなければ…なんて真剣に打ち込める
Ｎ１レースってやっぱり楽しいですね！！

レースに戻れた嬉しさと、奥の深さにを味わった楽しい一日でした。


当日の画像はフォトギャラリーにアップしてみました。現役シングルランカーの天才さんと、弟のランボーさんのＮ２車両のおまけつきです。

画像はエンジンを積み込むトップランカーの天才さんと弟、そしてうちの嫁さんです。
私が洗車を始めると同時に二人も作業を開始、拭き上げが終わる頃にはエンジンが載っていました。
実力者はメカニックの技術もトップクラス…恐るべしＮ１レーサー。
整備しながら色々な事を教えてもらい勉強になりました。

２月７日、レースカー２号機のメンテナンスが完了して、サーキット付近のガレージに納車されました。
これで新たな相棒と共に１１号と揃ってレースに参戦することができます。

「いつか兄弟でレースをしよう」

弟と約束したスタート地点まで意外と時間は掛かりませんでした。
しかしここまでの準備はやる気と資金があれば誰でも揃えることができます(これもまた決断力が必要ですが…)。
ここから先にある技術と精神力は、お金ややる気だけでは絶対に手に入りません。

その先にある本物の技術と人間性を求めて再び練習と実践あるのみ！！

開幕戦は２月２８日の日曜日です。ドライバーとして参加したかったのですが準備不足の為
今回もカメラマンとしてエントリーです(泣)
きっと見てると走りたくなるんだろな…悔しさはシャッターにぶつけます(笑)

風の噂では今年もエントリー台数は衰えることを知らず、個性的なレーサーが集まる
熱いカテゴリーとなるようです。
２月２８日(日)、２０１０年岡山チャレンジカップでＮ１レーサーの意地と意地がぶつかります！