国道289号線（遺構）

国道289号線、新道が開通しましたが、
この新道には秘密があります。

新道には旧道があったのです。

新道の「きびたきトンネル」が石楠花トンネルを塞ぐように立ちはだかります。

遺構への入口、石楠花（しゃくなげ）トンネル

この先は自己責任で。。。

石楠花トンネルを抜けるとバリケードが。

トンネルの先にもトンネルがあることが分かります。

石楠花トンネルの先に見えていた「片見トンネル」。

なんと橋が抜けています。
なぜでしょう。

きびたきトンネルの反対側から攻めてみます。

トンネル内部がS字にカーブしています。
そしてカマボコ形状になっていて
右側の穴を塞ぐように左側の新道の穴が開いています。

光が通っている右側の穴の先に行ってみました。

光が通っていた右側、旧きびたきトンネルを抜けると
橋、トンネルが連続しています。

でもここは廃道なんです。

さっき見えていた片見トンネル。

片見トンネルの先です。
反対側には石楠花トンネルが見えます。

実はこの道、旧きびたきトンネルが山崩れの影響で使用不能になってしまい、片方の入口はそのままに、あらたに新・きびたきトンネルを掘っていたという訳です。

だからトンネルはS字、もう一方の入口は石楠花トンネルを塞ぐ格好できびたきトンネル入口があったのでした。