伊勢本街道（国道369号線～酷道368号線）《前編》

奈良県～三重県に跨って紀伊半島山中を東西に走る
国道369号線と368号線を走ってきました。
この辺をよく走った10～15年前と比べると
369号線は「国道」に昇格しましたが、一方で368号線は、
いわゆる「酷道」と呼んでも差し支えのない道です。
変貌振りを確かめに久しぶりにこの道を辿ってきました。

369号線への入口は、起点の奈良市ではなく、随分南の方の宇陀市から。
166号線の「道の駅　宇陀路大宇陀」です。
ブルーベリーソフトが美味でした。

暫く国道166号線、県道218号線を走って
宇陀市榛原区内牧という集落で国道369号線に合流します。
以前は榛原町でしたが、町村合併で名前が変わりました。

この日は晴れているのに雨が降っていたり、
突然とんでもない土砂降りになったりで
酷道めぐりにはお誂え向きというか、大変な日でした。

奈良県内の国道369号線は、立派なトンネル続きの片側１車線道路に見事に変貌を遂げています。

トンネルの壁面にあるとおり、伊勢本街道という
大阪から伊勢に向う道だったようです。

国道369号線と368号線の分岐点です。
ここで松阪方面に曲がります。

表示上は368号線となっているようですが、
どうやら松阪市まで368号線と369号線は
重複国道になっているようです。

道の駅御杖（みつえ）は温泉施設が併設されていましたが、先を急ぐのでスルー（泣）

368号線を松阪方面に入って暫く走ると三重県に入っていきます。
昔は美杉村と言っていました。

拡幅工事の真っ最中で、砂利道です。

砂利道の果てを左に。
嫌な予感。

人のウチの庭先のようなところに出ます。

さらに人のウチの軒先をかすめるように走って。。

《後編》に続く