
本日、プリン(猫)の火葬に行ってきました。
自分の日記として、ペットを飼っている人の参考として、最後の出来事を書いておきます。
コメントしにくいテーマなので、コメント不要です、前記事で十分にいただいております。
ボクが子供のころ、実家では小鳥(インコ)を飼っていました。
卵をかえして、雛から育てて、最後に死んでしまったら、家の庭にお墓を作って埋葬しました。
小鳥やハムスターくらいの大きさであれば、土に埋める「土葬」でも問題無いかと思いますが、猫や犬くらいの大きさになると、簡単には埋めることもできません。
僕の住んでいる茅ヶ崎市では、飼い猫の遺体の処理は有料で行ってくれますが、処理なので火葬に立ち会ったり、遺骨を返してもらったりすることはできないそうです。
これだと本当に「処理」という感じがします。
7年前に三毛猫の「みかん」を亡くした時には、初めての経験で、火葬を行ってくれるお寺さんを探して、あるお寺さんで火葬してもらいましたが、火葬は専用の車両を呼んで、お寺の敷地内で焼いていました。
焼いている間の待合室には、ラジカセのお経が流れていました。
内容も少し事務的な感じがして、今思えばちょっとがっかりな葬儀だったと思います。
それでも自分たちで骨を拾い、遺骨を持ち帰って自宅に保管することができました。
その数年後、次に「さくら」が亡くなった時は、病院の先生や近所のペット仲間などから教えてもらったお寺さんにお願いしました。
そこは敷地内に火葬場も持っており、火葬から納骨、供養まで全て出来るお寺さんでした。
火葬する際には、合同と個別があり、合同を選ぶと他のご遺体と一緒に焼かれるため、骨を拾う事ができません。
ウチは立会い葬を選んで、遺骨を持ち帰ることにしました。
電話で予約の確認をすると、GWで混んでいたのか、日程は4日後となりました。
4日間は遺体を保管しなくてはなりません。
自宅で保管するか、お寺さんに先に預けて保管してもらうことも出来ます。
プリンとの別れが惜しいので、自宅で保管することにしました。
自宅で保管する場合、遺体が傷んでしまうため、次のようにしました。
亡くなってすぐに、おしっこや体液が出てしまう場合があるので、ペットシーツに寝かせます。
はじめの数時間は、シーツの汚れを見て適宜交換します。
死後硬直が始まりますので、目や口を閉じてあげます。
適当な大きさの段ボール箱にバスタオルを敷いて、ペットシーツごと寝かせます。
4日間の保管なので、保冷剤を入れて、遺体を冷やします。
このとき、保冷剤が汗をかいて遺体が濡れない様に、保冷剤にはタオルを巻いたほうがいいです。
ダンボールはフタをして、冷気が逃げないようにしましたが、ときどき顔をみて、頭をなでてあげました。
知人やペット仲間等に会いに来てもらうならば、早めに見てもらったほうがいいです。
花と遺影(生前の写真)をかざって、お線香をあげます。
朝晩に保冷剤を入れ替えて、低温に保ちます。
火葬の当日、いよいよお別れです。
箱にはプリンの好きだったカリカリ餌と、生前に一緒に写した写真を入れました。
プリンの上から花を飾ってあげました。
火葬場で祭壇に遺影をかざり、お線香をあげて最期のお別れ式です。
お坊さんが来てくれて、お経を読んでくれました、般若心経でした。
火葬の台に乗せて、お花を飾り、カリカリと写真を持たせて、旅立ちです。
手を合わせて、見送りました。
一度、待合室に戻り、約1時間ほど待ちます。
他にも待っている方が居て、少しお話をしました。
柴犬を見送りに来た方は、14年前に中学生の息子が虐待されて捨てられていた子犬を拾ってきたそうです。
耳や尻尾を切られて、怯えきった子犬を育ててあげたそうです。
飼い主さんは「もっとお散歩に連れて行ってあげればよかった」と言っていましたが、14年も育ててもらえたのなら、幸せだったのではないかと思います。
その方は火葬の後、お寺に納骨するとの事で、もう帰ってもいいのですが、焼いてる間だけそばに居たいということで、帰らないでいました。
1時間ほどして、お骨を拾いました。
プリンの骨は白くて小さかったです。
プリンの長かった尻尾の骨まで、二人でぜんぶ拾って骨壷に入れました。
お骨は家に帰ってきて、部屋の片隅に写真と一緒に置いてます。
帰ってきたら、留守番してたナナとこうたが、やたらに付きまとって来ます。
理由は分からないけど、いっぱいナデナデしておこう。
Posted at 2012/05/01 22:44:41 | |
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