
最近、
あるお方からイロイロ教えてもらって、燃料に興味をもっています。
写真のこの商品、お高いので買えません(瀧汗
GRIDの「LM1 ワイドバンド高性能空燃比メーターロガー」です。
そもそも、空燃比計のもっとも肝心な部分はセンサーであり、車両純正のO2センサーに割り込ませるタイプのメーターと、専用の高級O2センサーがセットになってるタイプのメーターがあります。
純正のO2センサーは、理想空燃比14.7付近で電圧がギューンと変わり、測定範囲は非常に狭いです。
一方、空燃比計とセットにされてる高級センサーは、素子が異なっていて、広範囲の空燃比を測定してリニアに出力します。
だから、安く売られてる空燃比計は前者で、表示内容の正確さはやはり劣ると思われます。
それでも、安くてイイから欲しいんですけど(笑)
で、写真のGRIDですが。
お値段は4諭吉とちょっと位でしょうか(涙)
ttp://www.garage502.com/diy/grid-AF.html
ttp://www.ne.jp/asahi/ducati/toolbox/index.html
↑こちらの方々が、非常に詳しくレポートしてくれています。
広範囲の測定ができる高級センサーと、測定した信号レベルを一定時間記憶する機能(これがロガー)を持ってます。
オマケに、外部信号を5チャンネルほど、同時に記録できます。(回転信号とかね)
また、測定結果を表示器(別売りメーター)に出力して色んな表示形式で見れたり、純正O2センサーの出力を作ってECUに供給したり出来ます。
私はそこまで本気の燃調をするわけじゃないので、お安い(オモチャ?)コースから始めようかと思ってます。
んで、純正のECUは何を見てるかというと、純正O2センサーから出る信号
濃いとき(14.7より小)→電圧約0.9V(Hi)
薄いとき(14.7より大)→電圧約0.1V(Lo)
の切替わり具合を見てると思います。
燃調が出来ていても、けして0.5Vが一定に出力されていないらしいので、デューティーで、HiとLoのどっちが多目に出てるかで、今は濃いのか薄いのかを判断している様子。
だから、よく言うO2センサ殺し(コネクタ抜くだけ)では、ECUも異常と判断してしまいます。
正しく殺すには、0.1Vと0.9Vを等間隔でパルス出力するユニットを作ってつなげばいいかも。
(ソレを作るのがタイヘンですね)
Posted at 2007/02/25 11:02:48 | |
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