
去る 4月27日AM4:30頃に、ウチの白猫プリンが永眠しました。
18歳と11ヶ月、人間にしたら90とか100歳というレベルなので、大往生です。
プリンは、奥さんが独身の時に飼い始めた猫で、その当時3匹の猫を飼っていました。
ボクと知り合い、結婚するときには、その3匹を引き連れて嫁に来ました。
その3匹も、結婚して何年か経つうちに、病気になって死んでいってしまいました。
プリンは結婚時に連れてきた猫の中では、最後まで頑張ってくれた猫です。
晩年は腎不全になり、歯槽膿漏もあってか自分でご飯を食べなくなり、流動食を強制的に与えていました。
水分も自分で採る量では足りなくなってきて、点滴を注射器で入れて、補っていました。
それでも自分で行動し、トイレにも行けるし、普通の年寄り猫として生活していました。
あともう少しで19歳になれるかというところで、ある日の健康診断に行ったときに、腫瘍が見つかってしまいました。
おそらく、内臓の癌だったのでしょう。
腫瘍が見つかってからは、体重の低下が顕著で、少しは自分で食べていたカリカリも、一切自分からは採らなくなりました。
病院では、腫瘍を切るという選択肢も有りましたが、高齢な上に他の病気もあるため、手術によって体に掛かる負担も大きい事から、手術はやめようと決めました。
その後も体重は減ってゆき、高いところにも登れなくなりました。
最後は息が速くなり、どうやら貧血によって息が苦しくなってるとのこと。
スポーツ用品店で酸素ボンベを買ってきましたが、それも一時しのぎです。
最後の数時間には、何もしてあげられる事もなく、見送るのがつらかったです。
腫瘍が見つかってから、約1ヶ月でした。
ボクが自宅に居る時間だったので、最期を看取ることができました。
今は、棺の代わりの箱に入って丸くなっています。
まるで寝ているように安らかな顔で、生きていたときと同じようにツヤツヤの毛並みです。
明々後日に火葬の予約が取れていますので、お別れです。
嫁は、毎日2~3回の強制給餌、点滴注射が無くなり、ポッカリと穴が空いたようだと言います。
今でも、コタツをめくればプリンが寝ているんじゃないかとか。
それでも、結婚後に我が家にやって来た、ナナ(7歳♀)とこうた(2歳♂)が居ますので、寂しくはありません。
二匹には、ずっと元気で居て欲しいです。
別れるのがつらいから、ペットは飼わないという人も居ますが、そんな事はありません。
プリンと一緒に居れた時間は消えません。
プリン、いままで一緒に居てくれてありがとう。
※画像は大好きなブラッシングでご満悦の時のプリンです。
Posted at 2012/04/28 22:15:20 | |
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