
久しぶりにMT車を運転してきました(^_^;)
しかも気になるおクルマなので嬉しかったですね(^_^;)
ゴルフGTEとは対極な試乗ですが…
先ずはポロGTIから。
とにかく乗り易いMTでしたね。
クラッチの繋がる位置が標準的で繋げやすく、勘の鈍い自分でも一度クラッチの繋がる位置を覚えたら、その後のシフト操作時にクラッチミートポイントを意識しなくて済みました。
右ハンドルの仏車や伊車の様な癖はなく、日本車の様に扱い易いです。クラッチペダルの踏力も適切な軽さですし。
シフトの感覚もストロークが長すぎたり引っ掛かる感じもなく、適度な節度感があり良かったですね。
同じクラスで比較すると、CRーZまではカチっとしたフィーリングやストロークの短さは無いけど、スイスポよりシフトした感触は良くストロークも短かく感じますね。
ポロは両車の中間のシフトフィールです。
またシフトの生えてる位置が良く、ステアリングから手を自然に振り下ろした所にあるので、ステアリングから手を移す際にシフトを掴みそこねる心配も無いですね。
因みに、高めのシートポジションの関係から上からシフトノブを握る感じの操作となります。
アップライトなシートポジションのBセグのホットハッチなので、スポーツカーの様に横からシフトを握る感じにはならないのは仕方ないですね(^O^;)
走り出してみると、カタログ通りにエンジンの特性がMT用に変わっているのが確実に体感できます!!
DCT車だと何処までもフラットなトルク感で、演出された音を聞かなければ上品そのものなエンジン特性なのですが、MT仕様では2500回転付近からブーストの上昇を感じて6RポロGTIと同様にヤンチャな感じの面白味があります!
DCTの上質な感じに対して、MTはドラマチックと言えるかもです♪
もう一つMTを運転して思ったのは、クルマとの一体感が増して楽しく思えた事ですね。
普段乗りのDCTでの運転は、知らず知らずのうちにDCTに合せるアクセルの踏み方になり、意図しないシフトチェンジもあったりで思ったようにはクルマを加減速させれないのです。
しかし当たり前の事ですがMTなら発進時のクラッチミート回転や走行時に選択するギアが思い通りなので、ステア操作と連動して通常の市街地走行ですらも楽しめます
。
自分の思い通りにキビキビと動かせる事に喜びを感じます!
MT車なら当たり前の事なんですが、こうしてMT車を運転してみると改めて楽しく思えました(^_^;)
とはいえ、出来が芳しくないMT車だとここまでのクルマとの一体感は無いですけどね(,,>᎑<,,)
程々に駆け抜けたり街中をウロチョロ走る分には、適度なしなやかさを感じさせる足回りのセッティングが良いですね。
懐が深くサスがストロークした所で腰を感じる足回りの為、良い意味で車体やサスやタイヤを動かしやすく、コントロールし易い姿勢制御で小気味良く感じます。
ガチガチなスポーツーカー候な足回りの設定ではなく、姿勢制御しやすくしなやかさを感じるボディコントロール性能と言えそうです。
自分のポロよりもある程度足を動かせるセッティングに変更された足回りは、程良くルーズであり適度に小気味良いシフトフィーリングとのマッチングの相乗効果でゴキゲンに感じます♪
この様なクルマのキャラに合わせ込んだ各操作系のバランスの取り方はVWらしく見事です。
ポロGTIもこの型になり、自分のポロとは比べられない程素晴らしく足回りの完成度が上がっています。
試してないので高速巡航性能は解りませんけど、きっと良い印象を受けるのではないかと予想できます。
その代わりヤル気のドライブで早く難しい操作をする時なんかは、DCTの方が正確にコントロール出来て楽だったり… (笑)
そもそも、自分ではソコまで正確なMTの操作が… (泣)
そんな感じに、ついつい浮かれすぎて可変ダンパーの切替を試すのを忘れてしまいましたね(^_^;)
上質なフィールのエンジンに小気味良く変速する完成度の高まったDCTと靭やかな足回りのDCT車もミニGolf GTI的で良いですが、このクラスの魅力にはヒラリヒラリとミズスマシの如くリズミカルに駆け回れる喜びも1つあるかと思います。
なので、身軽でフットワークの軽やかなポロの魅力を引き出すには、キビキビ走れる違和感の無いMTはアリな選択だと思いました。
が、自分が買う事はないでしょう。
値段の事も有りますが、左足をフットレストとクラッチを行き来する度にクラッチペダルに左足を擦るので…
左足が引っ掛かりそうになるスイスポよりは良いですが、自分のデカ足にも困ったもんてす(^_^;)
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試乗 | 日記
Posted at
2015/09/24 22:18:39