
かなり前にアウトガレリアルーチェさんへ見に行きました。
鮒子田さんというと60年代のレースやトヨタ関係の書籍を見ると必ずお見かけする方なので、日本のレース黎明期にトヨタワークスでご活躍された方なのかな?という認識はありますが、正直なところ自分にはピンとくるような知識はありませんでした(^_^;)
しかしながら興味惹かれるマシンが展示されるので、知識を深める目的も含めてアウトガレリアルーチェさんへ足を運びました。
一番見たかったトヨタ2000GTの速度トライアル車です。
流麗で地を這うような上質でスポーツを感じるベース車ですが、トライアル用のモディファイが施されたレーシーな姿もカッコいいですね。
ホイールアーチの形状からレプリカだと思いますが、仕上がり良く素敵です!
トヨタ7の前期型という言い方になるのでしょうか?
車幅の割に異様に短い全長ですね。丸みを帯びたカウルで尚の事コンパクトに見えます。
どれもそうですが、新車同然なコンディションに驚きです…
最終型という言い方が正しいか解りませんが、脳内イメージにあるトヨタ7ですね!
NAモデルの様ですが、お化けマシンには変わりがないですよね。
スパルタンで、如何にもジャジャ馬な雰囲気が漂っているのが堪りませんね。
こういうマシンには特有な操り方があると思いますが、一体どんなものなんでしょう…
トムスが市販化を目指したクルマになるのかな?
ブリティッシュライトウェイトスポーツな感じを目指したのでしょうか?
カローラFXの流用と思われるテールランプが懐かしいですね(๑•̀ㅂ•́)و✧
また、そのテールランプがボディデザインに良くマッチしてます♪
会場に展示されたマシンや文章、写真を辿っていくと、鮒子田氏は日本のモータースポーツ創成期からレーサーとしての活躍に始まりレーサー引退後もチーム運営などのレース活動で現在に至る様です。
その内容から日本のモータースポーツの一つの形を作られた方なのだと思いました。
会場内の写真の中で、当時の自分のリアルタイムでの記憶に残る1枚の写真がありました。
それは90年代初頭、トヨタのル・マン挑戦時のお姿を収めた写真で、自分の記憶にあるトヨタの監督さんの顔と一致しまして。
なるほど、鮒子田氏は自分の記憶にあるこの方の事だったのかと改めて思い返してみたり。
歴史を辿って行くと、現役レーサー時代からチーム運営に至るまで、改めてモータースポーツを支えてこられた偉大な方なのだと理解できました。
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クルマ見学 | 日記
Posted at
2017/10/26 21:24:12