
みん友さんのブログを見てから気になってまして。
スイスポに試乗した帰りに近くのディーラーさんを覗いてみると、ハッチバックとセダン両方とも試乗出来ると言う事で試乗させて頂きました。
営業の方が愛車ポロGTIを見てハッチバックの方を薦めてくれ、ハッチバックを試乗です。
スポーティなHB、ドレッシーなセダン、そんな性格分けのようですね。
デザインは、エッジで切り刻まれた形が好きな方には好まれるのかな? キャラクターラインが大味過ぎる嫌いがあるので、も少し全体に破綻のない綺麗なラインで描かれていたら知的でCoolな佇まいを得られたのかも…
そうするとセダンはアウディA5ソックリになってしまうので、如何ともし難い所かも。
車体は大きく、特に長さを意識しますね(^O^;)
目指した市場の要望でしょうし仕方ないでしょう。要はソレを上回る魅力を持ち合わせていれば良い訳でして。
室内は広いです。
着座位置もフロアも低く、リアのヘッドスペースもお尻を落として確保されています。車体の長さを活かしての居住空間とラゲッジといった感じです。
好きだった頃のホンダ風といえば、そんな感じですかね。
ただ、セダンの方は更にルーフが低く、後方へ行くにしたがって屋根が落とし込まれているのでリアの頭周りの空間は最小限ですね。ファミリーカーとしては物足りないです(^_^;)
内装デザインは好みです。スッキリとしたラインで纏められているのがCoolで良いですね。
質感は、目につくパネルやメーターフードがプラスチッキー過ぎて興醒めです(^_^;) そこを高品質に感じるものへ変えるだけで質感の印象はグっと良くなるかと(^O^;)
シートに座ると昔のホンダ車の様なスポーティな感覚を受けます。低い座面とフロア、インパネ上部は開放的で腰回りは適度に包まれ感… その辺りでパーソナル感やスポーティさを上手く表現しているからでしょうね。
ドラポジは決めやすく、ホンダのクルマ作りが変わったかな?と思える様にシートの出来ばえも良さ気です。
試乗に出ます。
走り出すと出来の良さに驚きます。最近のホンダ車を見て正直なところ期待してなかったので…(^O^;)
先ずはステアリングの感触が良いですね。妙なパワステの感覚も操舵フィールもなく、スッキリとした手応えが心地良いです。タイヤの荷重変化も的確な手応えで解りやすそうな気がしますし。
足回りも固められた印象は無いのにロールやピッチングが少なく、剛性感溢れるスポーティではなくCoolなスポーティさといったニュアンスを感じます。
そしてコーナーで荷重かけなくても意外にスイスイとロール感少なく気持良く曲がっていきます。
この感覚に近いのは昔のホンダ車や、現行アウディTTでしょうか?
シャシ剛性の高さは勿論、重心の低さやロールセンター位置、電子デバイスなどでこんな印象になるのかな? コレには驚かされました。
VW流のセッティングが多い中で、他社には無い類のスポーティさで個性を表現してるのは嬉しいですね。
少し荷重をかけてみたら想像通りな動きで、振り回すとどうなるのか気になるような期待感を持ちました。
ま、そんなキャラのクルマでは無いですが…(笑)
乗り心地も良いです。
クルマがフラットな姿勢を保つの事を第一にしている、心地良い乗り心地の類です。
18インチを装着しているのにも関わらす、路面の凸凹を当たりの固さを感じる事なくショックを吸収し、突上げ感もありません。
クルマの姿勢変化から柔らかくはない足回りと思うのですけど… 造り込みが上手いのでしょうね。
従って、大径ホイール&タイヤに有りがちな足回りのバタつき感は皆無で上質さを感じますね。
最近のホンダ車には無い、操縦性と乗り心地の良好なフィーリングに驚きです。
パワートレインですが、CVTなので細かくは解りません。
ですが、フツーに乗って違和感ない制御ですし、軽快に気持良く走らせるだけの動力性能とスムースさや音質を秘めています。
後でスペックを見てみると、大きめな車体のわりに軽量ですし排気量やクルマのキャラの割にハイパワーでした。
なるほど、あの加速感も納得できます。
これがCVTではなくATやDCTだとエンジンのパワー特性が良さそうなので、より爽快な気分を味わえそうですね。
今時珍しいMT仕様の設定があるのも頷けます。
思いのほか楽しい試乗となりました。
走りの上質感で言うと、最近その辺りの向上が著しい国産Cセグにあっても選ぶ価値があると思います。
ネックなのは独特なスタイルと車体の大きさでしょうかね(^_^;) 中身のキャラに見合った、視覚に訴えかけるデザインだと良いのですが…
それと、ベース車の出来が良いので今回のTypeRには期待出来そうですね♪
Posted at 2017/10/24 21:01:24 | |
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