VOL.2 ラムフロー・エアクリーナー(70年代当時物)リビルト再生、テスト
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
スポンジの「加水分解」対応リビルトと台座プレートの一部修正はありましたが、すんなり付きました。さすがは専用品ですね。こうして標準のエアクリーナから付け替えてみますとコンパクトなロータリーエンジンが一層小さく見えます。
2
エンジンを始動。ひさしく懐かしい吸気音を聞きました、本当に!アクセルを煽ると遠い昔(18歳の頃)にタイムマシンで戻ったみたいです。本日は25℃気温の為、暖機時間が短かくてすみました。
3
アイドル時の吸気音は思っていた音よりは静かでした。それより吸気効率が良くなった反動でしょうか?アクセル開けたときの排気音が標準よりはるかに大きい。気が付いたときには高速道路に向かって走りだしていました。
4
低速ギヤでひさびさに7000rpmまで引っ張ってみる。3000rpmから
6000rpmまでのレスポンスがそれとなく早い。それ以上に音がでかい。でかいが気持ちがいい。一瞬に法定速度。右足ゆるめました。この手のチューンは数値的にはほとんど変わらないはず。が、感性に訴える変化は大きいですね。私の世代、キャブを大口径に替える前の登竜門ステップとしてこのエアクリーナチューンがプアマンズ用のファーストメニューとしてレシプロ、RE問わず、あったのです。
5
途中、加速ポンプの設定変更、プラグを見たりしてたら2時間も走りまわってしまいました。家で頼まれてた飲料水の買い出しの用事を思い出し、あわてて帰還することにしました。
6
ひさびさにブン回したので、サービスエリアの木陰で休憩です。
7
私が活用しなかったら、このパーツ。どうなっていたのだろうか?
この四角いメッシュとこのプレートが当時物の証。日本マーケットに
思いを込めて推定35年以上前、日本に上陸、春夏秋冬、日本の寒暖と湿気を吸い込み、「加水分解」しながらも無事に4バレルキャブに乗って往年の咆哮を聞かせてくれた。パーツ自身も喜んでくれているに違いない。今回は暫定テストとして装着でしたが、もう少し付けたままにしてあげることにしました。
8
往年の輝きを往年の姿で再生させる、往年の思い出も再生させる、そんなリビルトを楽しんだひと時でした。
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