VOL.5 加速不良・・探究と修理(キャブOH)
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
6時間以内 |
1
OH完成キャブを屋内からガレージの車に戻す直前。冷え込んできて気は焦るが、インマニ周辺作業がまだあるのでふんばります。
2
インマニへのドッキング前に作成したガスケット穴のポートへのツライチをチェック。接続ボルト穴のわずかなズレでガスケットのたわみがでていたのでボルト穴を拡大して直す。
3
キャブを仮置きしてスワリ状態の確認中 。画像1と燃料配管メクラ栓が違うのは本画像が1回目(7日)、画像1がやり直し2回目(10日)の為
4
キャブ最上面のチャンバー部のネジはまだ本締めしていない。このアクセルリンケージと専用のアタッチメントを共締めした後本締めする
5
キャブ組み付け 初期設定する
アイドルスロットルスクリュー:分解前より位置より1回転半(540度)、追加締め
アイドルアジャストスクリュー:全閉より1回転半(540度)戻し
イグニッションスイッチをON。フロート室にガソリンが満たされるまで待つ(燃料ポンプの音色が変わるので判る、だいたい7~8秒後)。その後セルを回しエンジンをかける。初爆した後は1700~2200RPMぐらいでアクセル調整でエンストしないように様子みながら、とにかく機関、キャブを暖める。ご近所への騒音が気になるが、この時ばかりは続行する。
6
アイドルでの混合比調整しようとするが、暖気十分完了にかかわらず、回転を下げようとスロットルスクリューをゆるめるが、1500rpm以下が全くきまらない。いくらやってもスローが完全に死んでいる、効かない。夜になって周囲の静寂感もあり。作業を中止。(OHやり直しか?おかしいな、完璧なはずだが・・・)昼の仕事が多忙で間があきましたが、3日後にスロットル部を分割バラシして、スロー関連エアー/燃料通路(アイドルアジャストスクリュー通じる管)を再洗浄、エア吹きしたら今度はちゃんとスローが落ち着きました。画像はキャブ搭載2回目、アイドル時の混合比調整も終わり、エアクリーナーを装着してフロートレベルほか各部の点検をしているところ。空ぶかしするとフケはいい感じ。
7
フロートレベルも狙ったところ(真ん中少し上)で落ち着いている。夜の10時を過ぎていましたがテスト走行に飛び出しました。住宅地を抜けて2車線道路にでて、目いっぱい引っ張り、蘇った加速を確認し喜んだのもつかの間、アクセルを戻し次の信号で停止した瞬間、タコの針がブルブルッと上下に揺れて、ストンとゼロを指しました。再始動は一発でかかるものの、回転落として停止するとスローが効かない。工具積まないで飛び出したので調整もできない。ガレージに向けてUターン。サイドブレーキのみで減速、停止を行い、アクセルで回転1700以上キープでガレージに戻りました。セカンダリーのバタフライ調整、ミスか?とこの時は思いました。 次の日再始動すると今度は何事もなかったかのように暖気後、スローは安定しています?発進前にあるテストをして原因が判明しました。
8
原因はキャブをOHした際、加速ポンプロッドとアクセルリンクとの連動部に自分で気を利かしてはめた、グラスファイバーワッシャー2枚でした。リンクロッドのジョイントクリアランス(自由度)を固めすぎたためでした。発生当時の状況を再現し、回転をゆっくりと高回転に上げてパッツとスロットルを戻すと、加速ポンプのピストンが元の位置に戻らなく、ひっかかった状態になる時があることを確認できました。リンクの遊びを無くしすぎたようです。大きく弧を描いて動くロッドが直線上下運動に変わるロッドのジョイント部に作用する時に、スムーズさを殺す無理な力がかかり、ピストンが戻らずアイドル回転時の混合比が大幅に濃くなりエンストしていたのだ。元に戻すとケロッと治りました。機関の調子はベストに戻りました。→次回VOL.6に続きます(後日予定)
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