シフトレバー インナーブーツ修繕/交換 VOL.1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
新車時からの物を修繕しながら使ってきたもの
だからどうなったかと・・・・
前回修繕(2013)からかなり経ってるし・・・・
レバーブーツめくったらやっぱり破れてました。
いつ破れたのだろうか?
日頃 目視が効かないところゆえ
正確には判らない。
2
前回修繕は輪切りになったのをくっつけた
のですが今度はそのエリマキ部分が裂けている。
製造時の型の合わせ目にも新たにクラック発生。
幸い弾性はまだ残っている。
3
過去の補修跡 くっつけばいいというレベル。
当時の技量ではこれが精一杯であった。
その裏側
今回シャバラの谷部に沿って新規クラックが発生
ここはジャバラ機能活かしながら修繕するの
難しいところです。
4
変なクセがついたジャバラ山部
中心部は穴が・・・
今回はこれも治す。
(ブーツの色が他の画像と違うのは鮮明に撮ろうと露光を変えたため)
一方さらに内側下部につくダストブーツの方は
基部で輪切り状態
基部が弾性がなくミッションの熱で
硬化してしまっている。
硬化は致命的である。
ジャバラの谷部でもあり、修繕治療を断念する。
54年間よく頑張ってくれた。
コスモスポーツのインナーブーツ構成部品
ダストラバーとダストブーツです。
ダストラバーは修繕して継続使用(これを?)
ダストブーツは交換することに決める。
5
ブーツの修繕は都合3回目。その都度技法を
進化させてきました。今回は2種のある薬剤を
ラバーセメントと科学反応させて
熱溶着させました。
部分部分ちょっとづつ、これに5日程かけました
画像は基礎のラバーセメントを塗っているところ
(化学反応溶着工程が本作業の要ですが安全上の事情により詳細は割愛します)
すでに裂け目、穴はすべて塞がっています。
ツギハギ隠しと肉厚化補強したい部分に
タイヤチューブのパンク修理用パッチゴムを貼る
探せばこのような大判サイズがあります。
これを取付基部リング部 両面に貼り、肉厚化
補強します。接着は自転車パンク修理用のラバーセメントでよいです(これにはなにも混ぜない)。
接着面をヤスリで荒らすのはパンク修理と同じ。
相変わらず事前準備が悪い
三日坊主ダンベル(4㎏×2)も
急遽ひっぱりだされ重しとされる。
6
オリジナルのエリマキ部分は鉄輪のプレートより少しはみ出る。押し込んではめた時にへんなシワやよじれがでるので余計な部分をカット。
接着後 根気よく叩いてなめしているところ
横に半円状のパッチの切り抜きが判る切れ端。
大判サイズといえ、
半円×2でしか切り出せない
元々パンク修理用パッチなのでそこは我慢する。
いい感じ
でくっつきました。他部と弾性差異はない
まだまだいけます。
7
最終表面仕上げはこれ
つきなみです ホルツのブラックシーラー
エリマキ基部 パッチ貼ったところの境目の段差
および基部ジャバラ谷部までを富士山裾野の
ごとくローレット形状に整形する。
(健在ジャバラ部分は塗らない)
皮細工用穴開けポンチで穴あけ
これもミッショントンネルネジ穴にあてがって
慎重に位置決めて開けました。
オリジナル位置より結構修正しました。
オリジナル穴あけ位置 意外とファジー
なんですね。
(ゴムだから多少はイイヤだったのでしょうか)
8
穴あけ後のダストラバー
もう当初の状態からは見違えるように
なっています。
穴の補強と
重ね装着時の老眼対策(ズレが見やすい)
4mmハトメ加工でパッチン。
ダストラバーまではスタンバイ
さらにインナーのダストブーツは交換だから
峠は越えたかな・・・・
→VOL.2へ続きます
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