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ROTARY OF FAMEの愛車 [マツダ コスモ]

整備手帳

作業日:2022年10月5日

シフトレバー インナーブーツ 修繕/交換 VOL.2

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
完成したダストラバーをプレートに
あてがってみる。
孔の重なり、納まりぐあいがシャッキと
なりました。前後はないはずと思っていましたが、この後ミッショントンネルのネジ孔位置に重ねてみると微妙に差異あり。
月産20台の手作り生産車の証か・・・
2
その裏側を見る
ジャバラ谷部の修繕跡 
パッチを山折りで貼り付けるとジャバラが伸縮時に変な変形おこすのでそれは出来ず、
先の科学変化熱溶着法となりました。
三日月状に貼られたパッチは歪みの補正と
補強用。



ミッショントンネルに単体だけを仮組みしてみる。
取付孔の重なり具合、しなり、よじれはない







あえて一番ストレスがかかった状態で確認
シフトレバーが大きく倒れるリバース位置
以前はエリマキ部全体がよじれシワがでたが
今度は右下ネジ穴部だけにわずかになった。
左上ネジ穴部が弱点と思っていましたが
もともとこの右下ネジ部が機構上弱点らしい。
(通常クラックはここから始まる傾向があることは過去から施工対応で確認済み)。シフト操作
リバースのあとは対じする反対側の1速に入れる連動動作も結構あるからギシギシと前後に
引っ張られるのでしょうか。
3
さてダストラバーが一段落決着したところで
その内側下部 シフトレバー基部のダストブーツに作業を移行する。幸いなことに
某車の部品がそのまま流用できます。
形状、仕様が変わるので今まで躊躇しオリジナルを修繕し使ってきましたが今回から替えます。
コスモスポーツミッション側のカバープレートを
温存する方法とカバープレートを撤去する方法がありますが、今回は温存方法でいきます。

某車のダストカバー カバープレートに
ピタリと重なります。
新品部品は当然ですが匂いもいい(笑)







コスモスポーツのシフトレバー取付基部
ついでにスプリングシートを点検
4
樹脂製リング状ブッシュの点検
再度組み込み時は9時方向に円形切り欠きを
セットして押し込む。
アジャストシム2枚重ねは今回修正なし






ダストブーツ装着にあたりシフトレバーにシリコングリスを薄く塗る。これ塗らないと太いところ通過できない。







根元の細いところまでダストブーツを押し込み
押さえつけながら3か所のボルトを締める。
この時リングブッシュの切り欠きの向き、
アジャストシムのズレに注意する。
5
スムーズに各ギアにチェンジできること
を確認する。画像はリバース時。元々ここのブーツは消耗品。部品供給がある有難味を感じます。







あともう少しで作業完了
最表層部のシフトレバーブーツを清掃
ここに本革用クリーム塗るの久しぶり
頻繁にやると夏にカビが生えやすくなるので数年おきがいいみたいです。たまにでも入梅前 直前の施工はNG カビ呼びます。



気になっていた傷んだネジ穴ピッチを修正
ここは裏側にボルトが溶接されている仕様。
最初の3~5山が傷んだ貫通ネジ穴の修正は
本来は傷んでいない反対側からタップ入れるのがセオリーですが、この環境では無理なので慎重に立てていれる。(失敗すると最初から斜めに
入って傷んでいないネジ山もカジッてしまう)
このネジ穴 もともと湾曲部に斜めについてるし
第三者に適当なネジをねじ込まれる事が多く傷みやすい。内径4mm径 ピッチ0.7mmが正式。
6
あと5分で全て終了のはずが
また良かれと思った現状変更のツケがでる。
ダストラバーのエリマキ部 肉厚補強したから
純正のスクリュー(全長15mm)では届かない。
もともと先端部が反対側にとび出る仕様はネジ長ギリギリにメーカーがします。とび出た先はミッショントンネル内だし、防錆上の都合もあると思います。
鉄黒染め M4 なべ頭 ピッチ0.7mm とがり先
全長15mmが純正スクリューの仕様。
ため息の後 ホームセンター急襲、2件目で
20mm長の物(ネジ頭も区別できない程一致)を見つける。普段ボルトやナットは自動車専用使いますがこういう装飾系ネジは例外です。
ただし先端がとがり先仕様ではない
グラインダーで先端加工 火花が曳光弾。
とがり先仕様のネジ使われているところにフラットネジ使うと最初の1山をネジ込むのに難儀する。
ガイドも兼ねて先端が尖っているのですね。
現にテク次第とトライしましたが、すぐに諦めグラインダーのスイッチいれました。((+_+))



先端部 ネジ山イントロ部を修正しているところ
7
完成 せっかちの4面削りなので
釘先みたいですが
これでも穴先ガイドとして機能しそうです。







先端にリチウムグリスをつけてから
ねじ込みます。
素材はあえて鉄製スクリューを選んでいるから
延長によってトンネル内にはみ出た先部の防錆を考慮。




ラバー類にはゴム保護剤を
かるく処置しておきました
8
スクリューの先端加工したらウソのように
サクサクッと4点締められました。 



終わってしまえば見えない部分ですけど・・・
けれどスッキリした気分になりました。



気分は雑多の中にも
一輪の花と触れあったようなひととき







             この項終わり

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「かつてマツダのスポーティカラーバリエーションにはこのイエロー色が必ずはいっていましたね。RX8の前期まであった。マツダスピードノーズのFDもいま見ると非常に新鮮ですね。ノーズ部品自体もプレミアがついてしまっているようで・・・」
何シテル?   06/02 12:38
ROTARY OF FAMEです。よろしくお願いします。1968モデル(後期型 初期生産モデル)を愛用しています。ロータリーエンジンのフィールを満喫、感謝してい...
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