ヒーテッドウォッシャーユニット取り付け

ウォッシャー液を温めて噴射する事で冬は凍りついたウィンドウを素早く解かし、夏はこべりついた虫などの汚れをより綺麗にする事が出来る

以前取り付けた、ワイパーブレードに移動したウォッシャーノズルからウォッシャー液を直接ウィンドウに噴射する「ダイレクトウォッシャーシステム」との相乗効果も期待出来そう

▼ユニット本体の設置

１．ユニット本体の取り付け場所を探して取り付ける

本体はTOPと記載された方向を上にして取り付ける必要があり、エンジンルーム内にはスペースが無い
運転席側タイヤハウスカバーを外して、フロントバンパー方向にある何かのボックスに結束バンドで固定（赤矢印➡︎）


２．ウォッシャーホースのINとOUTを接続する

ユニット本体の上側（OUT）にワイパーウォッシャーへのホースを接続
ユニット本体の下側（IN）に純正ウォッシャータンクからのホースを接続


３．イグニッションONにして、ウォッシャーを噴射してユニット内にウォッシャー液を充満させる

注意：ユニット内にウォッシャー液が無い状態で電源ONにすると空焚き状態となりユニットが破損する‼️

▼配線

配線はバッテリーのプラス、マイナスに繋ぐだけで自動的にバッテリー電圧を感知してくれるが、消費電力もそれなりにあるので、スイッチとリレーでON／OFF出来る様にしてみる

４．バッテリーのマイナス端子を外す

５．バッテリーのプラス端子へユニットのプラス端子を接続

６．リレーのNO端子にユニットのマイナス端子を接続

７．リレーのCOM端子へ車両アースを接続

８．リレーのコイル駆動端子へ車両アースを接続

９．リレーのコイル駆動端子にスイッチからの線を接続
　　スイッチは車内へ設置、12Vを入力（IGN）

１０．バッテリーのマイナス端子を元に戻す


⬛︎Amazonで購入した リレー（12V 120A）

リレーの設置場所はエンジンルーム内

▼コントローラーを追加

スイッチの切り忘れ防止の為、ON後、指定時間経過すると自動OFFを追加

マルチ遅延リレーを使用して電源ON／OFFをコントロール

エンジンルーム内に設置した大容量リレー（12V 120A）をコントロール

▼動作仕様
・スイッチを押すとユニットON［LED点灯］
　設定した時間を経過すると自動的にOFF［LED消灯］

・ユニットON中にスイッチを押すと、ユニットOFF［LED消灯］

▼接続する配線

・IGN（12V）　→　クラスタースイッチ裏のコネクターより分岐
・車両アース　→　クラスタースイッチ裏のコネクターより分岐
・出力配線、エンジンルームへ（OPEN／12V）


タイマーユニットへの電源（プラス、マイナス）は
クラスタースイッチ裏に取り付けてあるアイドリングストップキャンセラーの配線からIGN電源と車両アースを分岐

エンジンルームへの配線は既に通しておいた線（運転席タイヤハウスからボンネットオープナーワイヤーが通っている所に３本通線済）を利用

スイッチはクラスタースイッチ横に両面テープで貼り付け


作業はこれにて終了です


お粗末さまでした

▼テスト

エンジンON
　↓
ヒーテッドウォッシャーON
　↓
ウォッシャー液噴射
　↓
暖かいウォッシャー液を確認

⬛︎使用したプッシュスイッチ 12mm モーメンタリ 白色LED

イルミはVf2.5Vの白色LEDに1.5kΩ程度の抵抗が内蔵されているらしい

仕様:
●材質: ステンレス + 真鍮 + プラスチック
●サイズ:
ねじ径(取り付け穴): 12mm
ヘッド直径: 14mm
スイッチの長さ: 2.6cm
ワイヤー長: 15cm
●重量: 12g
●カラー:
スイッチ色: 銀 + 青
LED色: 白
●パッケージ内容:
12mm押しボタンスイッチ
ソケットプラグワイヤターミナル
防水ラバーリング

製品パラメータ:
操作タイプ: モーメンタリタイプ （押した時だけON）
スイッチの組み合わせ: 1 NC、1 NO
定格電流: 3A
定格電圧: 12V / 24V
接触抵抗: 50mΩ
絶縁抵抗: 1000mΩ
保護レベル: IP66
端子タイプ: 4ピン、ソケットプラグワイヤ付き
動作温度: -20℃〜55℃

⬛︎使用したマルチ遅延リレー

XY-LJ02 タイマーリレーモジュール

モードが７つある

今回はP3を選択、OPは暫定で600秒（10分）

P3：トリガーON　 →　 リレーON → （OP時間経過）→ リレーOFF（リレーON中のトリガーONで中断してリレーOFF）
スイッチを押すと電源ON、10分後にOFF
電源ON中にスイッチを押すと電源OFF

モーメンタリスイッチ（押してる間だけON、照光付き）で12V をトリガー入力