エアコンの、お掃除。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
平成7年に登録されて以来、一度もお掃除されていないであろう、トゥデイのエアコン。最近やたらとダクトからの通気がホコリっぽく、どうにも我慢がならない。
せっかくいい感じに仕上げてきたトゥデイを更にイイ車にするべく、エアコンのお掃除をすることにしました。
2
そうと決まれば、いつものお掃除道具を用意するのみ。エアコン用の灯油ポンプやら、バケツやら。
※画像1のエアコン洗浄スプレーは、ほどほどに使うのがよろしいようです(狭い車内だと、結構キツイ)。
3
他の方の整備手帳を参考に、サクサクとバラしていきました。10センチ以上の延長シャフトに10ミリサイズのソケット、ラチェット、プラスドライバーがあれば充分です。
予想以上にエバポレーターに、外気と一緒に取り込んだであろう落ち葉が積もっていました。大雑把に見積もって、片手に掬えるぐらいはあったでしょうか。
4
外した直後の、ブロアファンアセンブリーです。画像では分かりにくいですが、ブロアファン(円筒状の羽)がかなり汚れてました。
コネクター2つと風量調節の回路で使われているコイル状の抵抗を、ブロアシュラウドから取り外します。シュラウドを組み付けているメタルバンドを、全て取り除いてください(飛びやすく紛失しやすいので、注意しましょう)。
あとは、ブロアをモーターシャフトに組んでいるナットを外し、少づつ浮かせるようにして、ブロアを取ります。モーターも、外しておきます。
5
素手でエバポレーターに纏わり付いているゴミを取ってから、バケツに汲んできた水を灯油ポンプで噴射します。それから、エアコン洗浄スプレーを吹きかけ、更に食器用洗剤入りの水を噴射。後は、水で存分に濯ぎます。
エバポのお掃除中に別のバケツに浸け込んでおいた、先ほどバラしたパーツ類を水でかけ流して、ウエスで拭き上げます。
※画像のブロアファンは、羽の部分を歯ブラシで一枚づつ丁寧に磨きました。
6
ブロアファンをシュラウドにモーターと共に組み付けて、内部のスチールプレートをネジ止めして、残りのシュラウドと合わせてからメタルバンドで締め付けます。
ホコリっぽかったブロアファン周りが、かなりキレイになったのが、分かるかと思います。
7
別角度からです。ブロアファンの手前にある金属製の板が外気と内気を切り替えるレバーに繋がるワイヤーと連動して、車外からの空気を取り入れたり、あるいは遮断します。
実はスポンジで洗ううちに、画像で見えている面にも薄いスポンジが付いていたのが剥がれてしまい、そのまま全部剥がしました。
大型車の後ろにつく時以外は外気を取り込むのでこのような状態が正常です。下手にホコリがスポンジに堆積しては、粉塵やダニの棲家となって健康被害の原因になるよりはと、こうしてみました。
8
外気と内気を切り替えるレバーと連動するワイヤーと、それにリンクするアーム類の取り付け状態です。
白いプラスチックのパーツが付くアームの裏側あたりにグリスが付いております。洗浄の際に多少取れてしまうかと思いますが、根こそぎでなければ追加するまでもないように思います。
ブロアモーターのコネクターを繋いでから、ブロアファンアセンブリーを元通りに組み付けます。風量調節用の抵抗に繋がるコネクターも、忘れずに繋ぎましょう。
※黒いネジは、締め過ぎに注意しましょう。プラスチックが捻じ切れてしまい、ネジ止め出来なくなります。
インパネポケット(下側2箇所のJナットを、貫通部分に合わせること)をネジ止めして、完成です。始めにも書きましたが、エアコン洗浄スプレーは消臭程度にしておくのがベストです。これで、フレッシュエアなトゥデイで思う存分、ドライブを楽しめるようになりました。
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