4月10日(日)
朝は6時前にホテルをチェックアウトしてからスタンドでガソリンを30リットル給油
本当であればもう少しガソリンを少なくして予選時に軽くしたかったのですが・・・・
サーキットに着いてからは走行の準備を・・・・・
前日に購入した物を車に装着をして決勝に備えます。
今回使用するタイヤは前後ディレッツァZ2☆ 205/55-16です
前日のスポーツ走行の時にエアーはセットしておいたままです。使用タイヤは予選・レースを通して4本だけしか使えません。
予選
1′56″760
1′54″506
2′25″041
2′02″884
1′53″938 ※
2′15″440
1′58″563
2′30″914
予選は完全に失敗しました。結局1度もクリアとれず・・・・
予選は1′53″938のタイムで予選は5番手に・・・・
マツダファン・エンデュランス(マツ耐)は全部で21台の参加です
2時間30分(150分)の無給油の耐久レースです
レース中は給油が出来ないのでもちろん全開での走行は出来ません。
それにSUGOはアップダウンも激しいので最後のどの段階でガス欠症状がでるのか???
全てにおいてデーターがないので前日のスポーツ走行で試していた4000~5000rpmでの走行で走る事に。それで60分間走行して残りの燃料で後を考える事に・・・・
当初はタイヤのエアーを前後5.0キロにして転がりを良くして燃費を稼ぐ事を考えていましたが・・・今回は後半に勝負をかけれるようにエアーを設定しました
耐久レースまでには時間があるのでサーキット内のスタンドでガソリンを満タンにした後に車をジャッキで傾けて携行缶で持っていったガソリンを何度かに分けて約10リットル詰め込みました。
この作業の為にジョッキを持っていっていました
やっぱり少しでも多く燃料を入れる事が無給油の耐久には必用です
ほとんどのチームは車を揺らしたり傾けたりして燃料を少しでも多く入れています。
今回のマツ耐の目標は・・・・・
参加するクラス 「オープンレシプロNORMAL」でのレコードラップの69周を超える事です
その為には平均ラップで2′00で走らないといけません。もし、SCが入ったり赤旗中断でもあれば目標は絶望的です
スタートはローリングスタートです
いい位置からスタート出来たのでスタート直後に他の車輌とダンゴになると自分のペースで走れなくなって燃料を無駄に消費するのを避けてスタート直後にプッシュして前に出て単独位置をキープ出来ました。
ほぼ単独の位置で回転を抑えながら2分前後をキープしながら周回を重ねました。
最初のピットインは1時間後です。
ピットストップはエンジン停止後に1分間が義務です
ドライバーチェンジは無く、ドリンクをホルダーに入れてもらいホースをヘルメットのチューブに差してもらいました。
これでドリンクが飲めます
予定通りの周回数をこなせている事を確認、燃料もこの段階ではメーターのFの位置なのでほぼ満タンです。
2スティント目に入りました
残りは1時間30分弱です。燃料にも余裕がありそうなので回転数の上限を5000rpmから5500rpmへと引き上げました
コースにも慣れてきたのと回転数を上げたのでタイムも上がり1′55~56″ぐらいでラップを重ねる事ができました
スタートから1時間30分過ぎに2度目のピットイン
これも予定通りです
今回もドライバーチェンジはありません。1分間の停止とドリンクの交換です
予定の周回数よりも多い周回数をこなせています
3スティント目も淡々とこなしていきます
しかし、回転数を500rpm上げたので燃料の消費は多くなっています。メーターでも分かるぐらい確実に燃費が悪いです。
スタートから2時間過ぎに最後のピットインです
今回もドリンクの交換と1分間の停止だけです。
予定の周回数も余裕で超えています。後は確実にチェッカーを受けるだけです。
燃料も結構ヤバイ状態かも・・・・
残りは30分弱です
これからの時間は燃料を気にしてスロー走行の車輌が増えてきます
4スティント目は下りは5000rpmでシフトチェンジで登りは5500rpmの走行に切り替えました
走行している車輌のラップタイムが全体的に落ちてきています
残り20分を切ったあたりからトップの車輌を意識して走行しました。
残り10分ぐらいからトップの♯86の後で走行になりました。作戦通りです
もし、ガス欠状態がひどくなった場合でも少しでも早くチェッカーを受けれるし、燃料に余裕があれば前にでればラップを1周稼げるので・・・
トップの♯86もラップタイムは落ちているので楽に付いて行けます
そして残り3分ぐらいでトップ車輌を抜いて前に出ました。なんとか燃料も持ちそうです。
コース上の車輌はスロー走行している車輌が多いので抜きながらの走行です
そして2時間30分後にトップからチェッカーです
結果は75周 2時間32分59秒459で総合7位でチェッカーを受けました
従来のコースレコードを6周上回り記録達成出来ました
リザルトはコチラ
今回もSUGOの走行のチャンスを与えて頂いたガクさんには本当に感謝しています
車を壊す事無く結果も残せて本当に良かったです。
この後は自走で愛知まで耐久レースの第2ステージです
約800キロの耐久レースでした