Belkin CarAudio Connect FM-Bluetooth  

ＢＥＬＫＩＮ製のＢｌｕｅｔｏｏｔｈ接続によるＦＭトランスミッタです。

カーオーディオ一体型カーナビや新しいカーオーディオでは、携帯音楽プレイヤー対応のためのＵＳＢ端子が付属しているコトが多いのですが、私の愛車に搭載されている旧式のカーオーディオにはそのような端子が無いため、ＦＭトランスミッタでｉＰｏｄＴｏｕｃｈの音楽をオーディオに送る必要があります。

第５世代のｉＰｏｄでは、外部出力端子がＬｉｇｈｔｎｉｎｇという小型のものに変更されており、第４世代までの端子に対応したＦＭトランスミッタは使えませんし、かと言ってヘッドホン端子での接続や、ＵＳＢでの接続は線が邪魔になると思い、Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ接続の本品を購入しました。

さて、インプレッションです。

ＦＭ周波数の選択に関しては「クリアスキャン」ボタンを使用することで、周囲のＦＭ局の周波数と干渉しない周波数を自動で選択してくれます。

もちろん、本体側面にある「＋」「－」のボタンを使って任意の周波数に設定することも可能です。

クリアスキャン等により決定した周波数は２つ用意されている「メモリボタン」で記憶させておくコトができます。

Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈのペアリングは背面にあるボタンを押して、ｉＰｏｄのＢｌｕｅｔｏｏｔｈ設定で機器選択を行うだけで容易に行うコトができます。

また、本体正面に大きな円形のボタンがあり、このボタンをタップすることで「ハンズフリー通話」も行うコトができるようです。

Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈでペアリングされた機器と接続されているときは、周波数の数字とボタンの周囲の照明が青色に発光し、接続されていない場合はアンバーの発光となります。

音質ですが、設置場所によって高音が聞こえ辛くなる場合があります。

また、選択する周波数も低いものよりも高いものの方が音質もよく感度も安定するようで、音質が悪い場合は側面の「＋」「－」ボタンを使って周波数を高めに設定するとよいでしょう。（周波数の可変範囲：７６．０MHｚ～９０．０MHｚ）

取扱説明書には、ハンズフリー通話も考慮した取り付けに適する位置が図解されていますので、その設置場所に従うコトが原則かと思いますが、ナビの近くなどの「機器ノイズを発生しやすいものの付近」に設置すると音が濁りやすくなるようで、実際に多少それらの機器から本体を離すと高音がクリアになりました。

また、上記の「周波数を高めに設定する」対策も効果があります。

取り付けは磁石内蔵のベースを車内に両面テープで貼り付けて、本体はそのベースに磁力で張り付くようになっているので、ハンズフリー時に本体を口元に持っていくことも楽にできますし、戻すことも楽です。

また、シガー電源で動作しますが、その電源コネクタ部分には充電用のＵＳＢ端子が備え付けられており、ユーティリティ性を上げています。

ケーブルレスで接続でき、ケーブルを接続する手間もありませんし、ポケットにｉＰｏｄを入れたままでも音楽を流すこともできて車内もすっきりするのも利点でしょう。

今回は音質の面とお値段の面も考慮して「おすすめ」と言うコトにしたいと思います。

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