CHAMPION イリジウムプラグ 9803  

CHAMPION製のイリジウムプラグになります。

中心電極は0.7mmのイリジウム、接地電極にプラチナチップが配され、接地電極の先端はテーパー加工されています。

NGKで言えばIRIDIUM-MAXプラグ相当ですが、先端のテーパー形状はIRIDIUM-IXプラグと同様ですので、丁度「足して２で割った」構造のプラグとも言えます。

プラグに記載されている性能記号「RC8WMPB4」です。

R：抵抗入り
C：ISO形状（16mmレンチ使用等）
8：熱価（NGK7番 DENSO22番相当）
WMPB：イリジウム・プラチナ電極、突き出し型
4：火花ギャップ1.0mm

よって、上記のような基本スペックを持つことになります。

これまで使用してきたNGKの突き出し型イリジウムプラグと異なる点は

火花ギャップ：NGKは1.1mm
熱値：NGKは6番
外部絶縁体のコルゲーション：NGKは有
頭部端子の色：NGKぱポンチカシメの真鍮製
中心電極径：NGKは0.6mm

になります。

但し、CHAMPIONは現在パッケージにあるような形状のプラグに順次切り替わっている最中なので、新型に切り替われば違いは「熱価」「火花ギャップ」「中心電極径」だけということになります。

さて、実際のインプレッションですが

・エンジン音が軽くなった
・アイドリング時の振動が減った
・回転の上昇がスムースになった
・熱ダレしづらくなった

上記の４つの点で向上が見られました。

トルク感、パワー感は変わりないものの燃焼効率が良くなってエンジンが快調になったことは間違いなさそうです。

また「熱ダレ」についての向上はこれまでのプラグ交換では感じられなかっただけにかなりありがたく感じました。

給排気系のライトチューン仕様の現在の車には丁度良い熱価ということかと考えられます。

また、驚くべきは購入価格です。

4本セットで3,440円（税込）です。
１本あたり860円（税込）というお値段はNGKであればグリーンプラグ＋αということになるため、イリジウム・プラチナ使用のプラグということを考えればかなりコスパが良いことになります。

また、このプラグは通常走行で10万km以内で電極が完全に消耗しきった場合製品を交換するという保証が付いています。

10万kmもの電極磨耗保証は相当に耐久力が高く、品質もよくなければ出来ないはずですので、従来のような「安くても…」という頃とは品質の管理も変わってきていると言うことなのでしょう。

性能も申し分なく、お値段もきわめて優秀ですので★５つの評価とします。

関連情報URL：https://www.championautoparts.com/