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2018年02月09日

試乗記特別編 トヨタ GR 86/スバル BRZ STi Sport 試乗比較

試乗記特別編 トヨタ GR 86/スバル BRZ STi Sport 試乗比較 本日は過去の休日出勤の振替休日を使って、みん友さんのこうき@スバル君に試乗車の配車先を教えてもらったトヨタ GR 86に試乗してきました。先月末にスバル BRZ STi Sportにも試乗しているので、この両車を比較しながらの試乗記としたいと思います。

エクステリア

トヨタ GR 86 フロント


スバル BRZ STi Sport フロント


トヨタ GR 86 リヤ


スバル BRZ STi Sport リヤ

エクステリアは前後で異なるサイズながら17インチタイヤを装着し、派手さを抑え機能に徹したエアロパーツを装着しているGR 86のほうが18インチタイヤを装着し純正形状のリヤスポイラーを装着しているBRZ STi Sportよりもスッキリしているように感じます。GR 86のリヤセンター出しのシングルマフラーはなかなか見ないものなので結構目を引きますね。
ボディカラーはGR 86がホワイトパール1色のみで、BRZ STi Sportは7色から選択できます。ホイールカラーがブラックなので、明るいカラーが似合うと私は思います。

インテリア

トヨタ GR 86


スバル BRZ STi Sport

インテリアについてはダッシュボードを横断するように貼付される加飾パネル、メーターパネルそして本革ステアリングを除いてはほぼ共通な仕様となっています。
本革ステアリングの革のクオリティは両車ともに高く、満足できるものが装着されていますね。

シート

トヨタ GR 86


スバル BRZ STi Sport

GR 86は専用シート地を採用しサイドエアバッグを組み込んだレカロシートで、BRZ STi Sportは標準仕様のシートに専用カラーの本革+アルカンターラの生地を採用したシートになります。
GR 86の専用レカロシートはセミバケット形状で硬めながらさすがの掛け心地で、体のあたっていて欲しい部分にちゃんとあたっていて、かつ窮屈でないホールド感も絶妙です。
BRZ STi Sportのシートも生地のクオリティが高く、やや硬めでなかなかの掛け心地なのですが、専用レカロシートと比較するのはやはりナンセンスですね。

エンジン・トランスミッション
2000CC 水平対向4気筒DOHC直噴エンジンと6速マニュアルの組み合わせです。BRZ STi Sportには6速ATも設定されますが、このマニュアルミッション仕様は両車とも共通であり専用のチューニングはありません。
エンジンの加速性能に不満はなく、マニュアルミッションもクラッチが軽めでギアの位置がわかりやすいものであり小気味よく運転できるのですが、GR 86についてはコンピューターのチューニングを変えてもっと加速力があるチューニングにしてもいいのかな、と感じました。

サスペンション・乗り心地

トヨタ GR 86のフロントに装着されるタイヤは215/45R17 ミシュランパイロットスポーツ4


トヨタ GR 86のリヤに装着されるタイヤはフロントよりも幅広の235/45R17 ミシュランパイロットスポーツ4


スバル BRZ STi Sportに装着されるタイヤはフロント・りやとも共通の215/40R18 ミシュランパイロットスポーツ4

ここはこの両車のコンセプトの違いから大きく異なる部分になります。
GR 86は理想の走りを極限まで追求したモデルであり、その走りを達成するため後輪に前輪よりも幅広のタイヤを装着し、その幅広のタイヤをボディに収めるためにフェンダーエクステンションまで装着しています。
その走りについてはまさにオン・ザ・レールの走りで、重めにセッティングされたステアリングを少し操作しただけでもフロントノーズが即座に反応します。乗り心地についてはこのクルマのために特注で製造されたスプリングの硬さを感じます。この硬さは走行中の道路の形がすべてわかってしまうような硬さです。ただ、このスプリングに合わせて専用設計されたザックス製ショックアブソーバーが路面から受ける衝撃をを緩和するというか、何とか押さえつけてくれるおかげで脳天や腰に響く突き上げはありません。この硬さゆえ、ボディに無駄な動きは一切なく、わずかな動きもすぐに収束します。そのフラット感は元々の重心の低さに加え、10mmのローダウンとこの硬めな足回りによりルーフから押さえつけられているようなフラット感ですね。
BRZ STi SportはBRZの最上級モデルとして設定されたグレードであり、あくまで最上級モデルにふさわしい走りの質を追求している、そんな印象を受けます。従来から設定のあるモデルよりも1インチ大きい18インチタイヤを装着するため、こちらも専用設計されたスプリングの硬さを少し感じますが、従来からのモデルよりもほんの少し硬い程度であり、同じく専用設計されたザックス製ショックアブゾーバーがしなやかに路面からの衝撃を緩和し、ステアリングを操作したときの反応もGR 86よりも少し穏やかなことから、思いのままのハンドリングをリラックスして楽しめる印象です。
ブレーキについてはGR 86もBRZ STi Sportも強力なのですが、BRZ STi Sportに装着されるブレンボ製ブレーキでも動力性能に対して良く効くブレーキだなと感じるのですが、GR 86の専用ブレーキはそのブレンボ製ブレーキを上回る効きで、試乗中に道路に急な横断者がいたためグッと踏み込んだのですが、その止まり方に私の動体視力がついてこないほどの効き方でした。

総括
トヨタ/スバルの共同開発スポーツlクーペのそれぞれのメーカーが設定した最高峰モデルに試乗できました。ストイックなまでに走りを追求したGR 86もすごい魅力を感じるモデルなのですが、私自身が選ぶとしたらやはり日常性を考慮してより快適なBRZ STi Sportですかね。BRZ STi Sportは試乗しなくて購入してもそれほど思っていたものと違うといったことはありませんが、GR 86はメディアの試乗記で謳っているほどしなやかな走りではありませんので、購入を検討している方は是非試乗をおすすめしたいと思います。
ブログ一覧 | 試乗 | クルマ
Posted at 2018/02/10 13:46:42

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